- あなたの物件の価値を査定できます。
-
複数の不動産会社に一括で査定依頼ができる「不動産一括査定サイト」は、その利便性の高さから年々利用者が増えており、それに応じてさまざまなサービスが展開されています。
非常に多くの会社が一括査定サービスを提供しているため、初めて不動産を売却する方などはどのサイトを利用したら良いのか迷ってしまいますよね。
そこでこの記事では、厳選したおすすめの不動産一括査定サイト23社を徹底比較します。
タイプ別のおすすめサイトも紹介しますので、どのサイトを利用するか迷っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
⇒マンション売却で失敗しないために知っておくべき全知識!成功のコツ、注意点を徹底解説
一戸建ての売却をお考えの方はこちらも併せてご確認ください。
⇒【2023年最新版】一戸建て売却完全ガイド!流れやコツを徹底解説
- 1 1.おすすめ不動産一括査定サイト23選
- 1.1 おすすめ1 HOME4U:安心安全・実績十分の老舗サービス
- 1.2 おすすめ2 すまいValue:業界をけん引する大手6社が運営
- 1.3 おすすめ3 SUUMO:知名度ナンバーワンで安心感も抜群
- 1.4 おすすめ4 LIFULL HOME’S:参加不動産会社数最多クラス
- 1.5 おすすめ5 イエウール:地方の物件を売りたい方におすすめ
- 1.6 おすすめ6 おうちクラベル:高精度なAI査定が魅力
- 1.7 おすすめ7 マンションナビ:マンション査定ならお任せ
- 1.8 おすすめ8 RE-Guide:投資物件の査定に強い
- 1.9 おすすめ9 リビンマッチ:売却査定以外のサービスも充実
- 1.10 おすすめ10 いえカツLIFE:訳あり不動産の売却に強い
- 1.11 おすすめ11 イエイ:サポート体制も万全で安心
- 1.12 おすすめ12 アットホーム:CMでもおなじみの大手企業が運営
- 1.13 おすすめ13 タウンライフ不動産売買:電話で査定依頼も可能
- 1.14 おすすめ14 イエカレ:買取の査定依頼も可能
- 1.15 おすすめ15 すまいステップ:ベテラン担当者が見つかるかも
- 1.16 おすすめ16 IESHiL:専任アドバイザーに相談が可能
- 1.17 おすすめ17 HowMa:査定から売り出しまでネットで完結
- 1.18 おすすめ18 スマイティ:老舗一括査定サイトと同じプラットフォームを使用
- 1.19 おすすめ19 いえうり:新しくできたばかりだが急成長の期待値が高い
- 1.20 おすすめ20 ズバット不動産売却:運営会社は比較サイトのスペシャリスト
- 1.21 おすすめ21 オウチーノ:全国対応で査定対象が豊富
- 1.22 おすすめ22 不動産査定エージェント:初心者に優しいサイト
- 1.23 おすすめ23 不動産売却の窓口:個人情報をしっかり保護
- 2 2.タイプ別のおすすめ不動産一括査定サイト
- 3 3.不動産一括査定サイトとは
- 4 4.一括査定の申し込みから査定結果が届くまでの流れ
- 5 5.不動産売却を成功させるコツ
- 6 6.不動産一括査定サイトのよくある質問
- 7 7.まとめ
1.おすすめ不動産一括査定サイト23選
不動産一括査定サイトにはそれぞれ特徴があります。
この章ではおすすめの不動産一括査定サイト23社を比較しつつ、詳しく紹介していきます。
以下は本記事で紹介する、不動産一括査定サイトの特徴を簡単にまとめた表です。
サイト名 | こんな人におすすめ |
---|---|
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・安心感のあるサービスを利用したい方 ・信頼できる不動産会社を探したい方 >>>詳細はこちら |
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・業界トップの不動産会社に査定を依頼したい方 ・名前を知っている安心感のある会社に査定を依頼したい方 >>>詳細はこちら |
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・都市部の不動産を売却したい方 ・まずは大手サービスを利用したい方 >>>詳細はこちら |
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・地方の物件をお持ちの方 ・安心感のあるサービスを利用したい方 >>>詳細はこちら |
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・地方の不動産を売却したい方 >>>詳細はこちら |
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・相場をしっかり把握して依頼する不動産会社を選びたい方 ・大企業が運営するサービスを利用したい方 >>>詳細はこちら |
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・マンションの売却や賃貸を検討している方 >>>詳細はこちら |
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・投資物件の売却や賃貸を検討している方 >>>詳細はこちら |
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・投資物件の売却や賃貸を検討している方 >>>詳細はこちら |
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・売却の方法に悩んでいる方 ・売却までの期間を知りたい方 >>>詳細はこちら |
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・不動産売却に伴うトラブルを避けたい方 >>>詳細はこちら |
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・地方にお住まいで信頼できる不動産一括査定サイトを探している方 ・査定を依頼する前にどのくらいで売却できるか確認したい方 >>>詳細はこちら |
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・PCやスマートフォンの操作が不安だったり面倒だったりする方 >>>詳細はこちら |
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・買取での売却を検討している方 >>>詳細はこちら |
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・経験豊富な担当者に物件を任せたい方 >>>詳細はこちら |
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・都内近郊にあるマンションを売却したい方 >>>詳細はこちら |
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・不動産会社からの営業電話を避けたい方 >>>詳細はこちら |
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・住み替えを検討している方 >>>詳細はこちら |
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・しつこい営業電話に悩まされたくない方 >>>詳細はこちら |
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・優良企業に査定を申し込みたい方 >>>詳細はこちら |
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・住み替えを検討している方 ・資金計画をしっかりと立てたい方 >>>詳細はこちら |
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・初めて不動産を売却する方 >>>詳細はこちら |
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・個人情報をしっかり保護してくれるサイトを利用したい方 >>>詳細はこちら |
※提携不動産会社数は公式サイトに明記されているものもしくは公式サイトに掲載された提携不動産会社を当社が数えたものです。
⇒【2023年】不動産売却完全ガイド!初めてでも分かる売却の流れやポイントを解説
おすすめ1 HOME4U:安心安全・実績十分の老舗サービス
参加不動産 会社数 |
2,100社 |
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同時査定依頼可能数 | 最大6社 |
査定可能不動産 | マンション一室、一戸建て、土地、ビル一室、店舗・事務所・倉庫、マンション一棟、アパート一棟、ビル一棟、その他 |
代表的な参加不動産会社 | 三井住友トラスト不動産、三菱UFJ不動産販売、みずほ不動産販売、京王不動産、CENTURY21など |
HOME4Uは2001年にサービスが開始された日本で最も歴史の古い不動産一括査定サイトです。
大手から中小規模の不動産会社が2,100社も参加しており、都市部から地方まで幅広い地域をカバーしています。
またさまざまな種類の不動産を査定に出すことも可能です。
官公庁などとも取引があるNTTデータグループの「NTTデータ スマートソーシング」が運営しているため、個人情報を悪用される心配もありません。
また悪質な不動産会社を排除するための独自の取り組みを行っている点も大きな魅力です。
同時に最大6社まで査定依頼が可能なので、きっと信頼できる不動産会社を見つけることができるでしょう。
おすすめ2 すまいValue:業界をけん引する大手6社が運営
参加不動産 会社数 |
6社(全国対応875店舗) ※2023年4月10日時点(賃貸専門店舗を含む) |
---|---|
同時査定依頼可能数 | 最大6社 |
査定可能不動産 | マンション、一戸建て、土地、マンション一棟、ビル一棟、アパート一棟、その他 |
運営不動産会社 | 東急リバブル、住友不動産販売、三菱地所ハウスネット、三井のリハウス、小田急不動産、野村不動産ソリューションズ(野村の仲介+) |
すまいValueは、不動産仲介を行う不動産会社のなかでも特に大手といえる6社(東急リバブル、住友不動産販売、三菱地所ハウスネット、三井のリハウス、小田急不動産、野村不動産ソリューションズ)が共同で運営を行う不動産一括査定サイトです。
参加不動産会社数は少ないものの、複数の大手不動産会社に同時に査定を依頼できる点はすまいValueならではのメリットでしょう。
なかにはすまいValueにしか参加していない大手不動産会社もあり、利用価値が高いサイトだといえます。
参加不動産会社数の多い他の不動産一括査定サイトと併せてぜひ利用してみてくださいね。
おすすめ3 SUUMO:知名度ナンバーワンで安心感も抜群
参加不動産 会社数 |
非公開(店舗数は約2万件) |
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同時査定依頼可能数 | 非公開 ※査定可能会社数は物件所在地によって異なります |
査定可能不動産 | マンション一室、一戸建て、土地 |
代表的な参加不動産会社 | 野村不動産ソリューションズ、大京穴吹不動産、CENTURY21、京王不動産、東宝ハウスグループなど |
賃貸探しのポータルサイトというイメージが強いSUUMOですが、実は不動産一括査定サービスも運営しています。
耳なじみのあるサービスなので安心感がありますよね。
SUUMOには大手から地域に密着した中小まで、非常に幅広い不動産会社が参加しているのできっと信頼の置ける不動産会社が見つかるでしょう。
またSUUMOの不動産一括査定サイトは使い勝手が良く、路線や駅などのエリアを設定したり、経験豊富な不動産会社だけを絞り込んだりと、自分の求める条件で不動産会社を探すことができます。
さらに不動産がある地区での売却実績や営業スタッフの人数など、不動産会社に関する詳細な情報がチェックできるのもうれしいポイントです。
一部地域が取扱対象外となっているのが唯一のデメリットといえますが、まずは気軽にお持ちの不動産が利用できるか確認してみましょう。
おすすめ4 LIFULL HOME’S:参加不動産会社数最多クラス
参加不動産 会社数 |
3,700社以上 |
---|---|
同時査定依頼可能数 | 最大6社 |
査定可能不動産 | 一戸建て、土地、マンション、投資用区分マンション、投資用一棟アパート・マンション、倉庫・工場 |
代表的な参加不動産会社 | 三井住友トラスト不動産、三菱UFJ不動産販売、みずほ不動産販売、京王不動産、大成有楽不動産販売など |
LIFULL HOME’Sには3,700社以上もの不動産会社数が参加しており、国内の不動産一括査定サイトのなかでも群を抜いて参加不動産会社数が多いサイトです。
参加不動産会社数が多いと、他の不動産一括査定サイトには参加していないような企業にも査定の依頼ができるので魅力的ですよね。
またLIFULL HOME’Sに掲載されている不動産会社はHOME’Sが独自に設けた基準を満たしているため、安心して利用できます。
さらにLIFULL HOME’Sでは「匿名査定」が利用可能です。
LIFULL HOME’Sの匿名査定を利用するにはYahoo!、Google、楽天、LINEのどれかのアカウントが必要ですが、48時間以内に最大13社から概算価格が届くので早く結果が知りたい場合に重宝しますね。
売却はまだ検討中という方は、まずは匿名査定を利用していくらぐらいで売れるのかチェックしてみるのもおすすめですよ。
おすすめ5 イエウール:地方の物件を売りたい方におすすめ
参加不動産 会社数 |
2,000社以上 |
---|---|
同時査定依頼可能数 | 最大6社 |
査定可能不動産 | 分譲マンション、一戸建て、土地、一棟アパート・一棟マンション、区分マンション(収益)、一棟ビル、区分所有ビル(一室)、店舗・工場・倉庫、農地、その他 |
代表的な参加不動産会社 | 三井住友トラスト不動産、みずほ不動産販売、住友林業ホームサービス、近鉄不動産、CENTURY21など |
イエウールは全国2,000社を超える不動産会社が参加する不動産一括査定サイトです。
一番の強みは日本全国の幅広い不動産会社が参加していることでしょう。
他の一括査定サイトでは不動産会社を見つけられなかったという地方の物件でも、イエウールならぴったりの不動産会社が見つけられるかもしれません。
また誰もが知っているような大手の不動産会社だけではなく、地域に密着した中小規模の不動産会社も多数参加している点も魅力といえるしょう。
このように思う方もいらっしゃるかもしれませんが、地域を熟知している中小規模の不動産会社は独自の販路を構築している可能性があるため高額で売却できる場合もあります。
つまり不動産をできるだけ高額で売却したい場合は、相性の良い不動産会社を見つけることが重要なのです。
⇒大手が良いか地域密着型か。不動産売却に適した不動産会社を見極めるポイントとは?
⇒不動産の売却はやっぱり大手の不動産会社が安心? 大手不動産会社のメリットとは?
イエウールは特に地方の物件の売却を考えていらっしゃる方におすすめですよ。
おすすめ6 おうちクラベル:高精度なAI査定が魅力
参加不動産 会社数 |
非公開 |
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同時査定依頼可能数 | 非公開 |
査定可能不動産 | マンション、土地、一戸建て、一棟マンション・アパート、その他建物 |
参加不動産会社 | 大京穴吹不動産、大成有楽不動産販売、CENTURY21、ロイヤルハウジング、POLUS、三菱UFJ不動産売却、オークラヤ住宅、京急不動産、三井住友トラスト不動産、KEN、SRE不動産(旧ソニー不動産) |
おうちクラベル(旧おうちダイレクト)はソニーグループで東証プライム上場企業であるSREホールディングスが運営する不動産一括査定サイト。
おうちクラベルの最大の魅力は複数の不動産会社に査定を依頼できるだけではなく、AIによる高精度な査定が無料で行えることでしょう。
査定額は個々の不動産会社によってばらつきが出ることが一般的です。
AI査定でおおよその相場を事前に把握しておけば、適正価格を提示している不動産会社が分かるので、会社選びの際に役立ちますよ。
またおうちクラベルは、売り主のみの仲介を行う「片手仲介」専門のSRE不動産に一括査定が依頼できる点も大きなメリットだといえるでしょう。
SRE不動産の現在のサービスエリアは東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、兵庫県、京都府、奈良県に限られていますが、SRE不動産
に査定依頼をしたい方は要チェックですよ。
おすすめ7 マンションナビ:マンション査定ならお任せ
参加不動産 会社数 |
2,500店舗超 |
---|---|
同時査定依頼可能数 | 最大9社 (売却査定6社+賃貸査定3社) |
査定可能不動産 | マンション |
代表的な参加不動産会社 | 三菱UFJ不動産販売、ピタットハウス、CENTURY21、日本住宅流通、みずほ不動産販売など |
マンションナビはマンションリサーチ株式会社が運営するマンション専門の一括査定サイトです。
マンションナビには全国のマンションを取り扱える不動産会社が2,500店舗以上も参加しているため、マンションの売却を検討している方は利用して損はありませんよ。
またマンションナビは会員登録をすることで以下のサービスが利用できるようになります。
- ・通常より正確な相場が確認できる
- ・「お気に入り」に登録した物件の情報が毎月送られてくる
- ・好きなタイミングで査定書がメールで受け取れる
- ・「売り時シミュレーション」が利用できる
- ・近隣物件の販売事例が確認できる
- ・不動産の知識が学べるメルマガが受け取れる など
会員登録をすることで、マンション名の他に専有面積・階数・方位・角部屋といった部屋の条件を選択することができ、より正確な相場が確認できるようになりますよ。
⇒失敗しないマンション査定のコツ!売却額を引き上げる頼み方とは?
⇒東京のマンション売却は2020年がラストチャンス?相場と成功の秘訣
⇒マンションの買取にメリットはある?仲介との違いを全6項目で比較
⇒マンションを査定に出すには?プロが解説する査定額が決まるポイント
さらに、マンションナビでは売却査定だけではなく賃料査定も可能です。
賃料査定は物件を賃貸にした場合の賃料の相場を確認することができるので、売却か賃貸かで迷っている方にもぴったりのサービスだといえますね。
おすすめ8 RE-Guide:投資物件の査定に強い
参加不動産 会社数 |
900社以上 |
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同時査定依頼可能数 | 最大10社 |
査定可能不動産 | マンション、一戸建て、土地、アパート一棟、マンション一棟、事務所・店舗ビル一棟、事務所・店舗ビル一室、その他 |
代表的な参加不動産会社 | みずほ不動産販売、近鉄不動産、三井住友トラスト不動産、スターツピタットハウス、三菱UFJ不動産販売など |
RE-Guideは株式会社ウェイブダッシュが運営する運用17年目の老舗不動産一括査定サイトです。
長年続いているということは、それだけ利用者から支持を集めているサービスだと考えられますよね。
またRE-Guideには「収益物件」の売却査定を得意とする不動産会社が多数参加しており、居住用物件だけでなく投資用マンションなどの査定も可能です。
⇒不動産売却の価格査定で使われる3つの査定方法を徹底解説!
こちらでは投資用マンションを高額で売却するコツを解説しています。
⇒投資用マンションを高額売却するコツは?税金対策もこれで完璧!
売却査定だけでなく賃料査定にも対応しているため、お持ちの不動産の使い道に困っている方にもおすすめの不動産一括査定サイトですよ。
おすすめ9 リビンマッチ:売却査定以外のサービスも充実
参加不動産 会社数 |
1,700社以上 |
---|---|
同時査定依頼可能数 | 最大6社 |
査定可能不動産 | 分譲マンション、一戸建て、土地、一棟アパート・一棟マンション、投資マンション(1R・1K)、一棟ビル、区分所有ビル(ビル一室)、店舗・工場・倉庫、農地、その他 |
代表的な参加不動産会社 | 大成有楽不動産販売、オークラヤ住宅、大京穴吹不動産、住友林業ホームサービス、近鉄不動産など |
リビンマッチは東証グロースに上場しているリビン・テクノロジーズ株式会社が運営する不動産一括査定サイトです。
上場企業が運営しているため信頼性が高いといえます。
また、リビンマッチには中堅規模の不動産会社を中心に1,700社以上も参加しています。
参加している不動産会社が多い分、他の一括査定サイトより高い査定価格が出る可能性がありますよ。
ただし業界最大手クラスの企業には査定を依頼できない点には注意が必要です。
大手の不動産会社に査定を依頼したい場合は、他の不動産一括査定サイトと併せて利用するのがおすすめです。
またリビンマッチでは売却査定だけでなく賃貸経営や土地活用に関するサービスも提供しています。
⇒不動産を税金対策として活用するメリット・デメリット
⇒不動産を有効活用|不動産を活用した相続対策とは
⇒老後資金はいくら必要?不動産投資で貯蓄する方法とは
所有している不動産の使い道に悩んでいる方は、賃料査定などのサービスも一緒に利用してみてくださいね。
おすすめ10 いえカツLIFE:訳あり不動産の売却に強い
参加不動産 会社数 |
500社 |
---|---|
同時査定依頼可能数 | 最大6社 (売却査定2社、買取査定2社、リースバック2社) |
査定可能不動産 | 分譲マンション、一戸建て、土地、一棟アパート・一棟マンション、投資マンション(1R・1K)、再建築不可物件、借地権、底地、その他 |
代表的な参加不動産会社 | 京急不動産、京王不動産、大成有楽不動産販売、大京穴吹不動産、CENTURY21など |
いえカツLIFEは株式会社サムライ・アドウェイズが運営する不動産一括査定サイトです。
相続や離婚、金銭問題、空き家といった事情があって手放さなければならなくなってしまった不動産の売却を得意としており、売却査定だけでなく「買取」や「リースバック」の査定も依頼できます。
⇒相続した土地・建物(不動産)を売却するならいつのタイミング??
離婚したら家は売るべきかどうかについて、こちらで解説しています。
⇒離婚したら家は売るべき?ケース別の売却方法やよくある疑問を解決!
空き家の売却をお考えの方はこちらの記事も参考になります。
⇒所得税が最大3000万円控除?!空き家を売却するなら知っておくべきこと
⇒相続で取得した空き家は早めに売却を! 空き家の売却で譲渡所得が3000万円控除される?!
⇒【不動産会社が教える】空き家を売却する方法!かかる費用や税金は?
さらに、いえカツLIFEでは「再建築不可物件」「借地権」「底地」といった他のサイトでは扱っていないような不動産も査定可能です。
- ・再建築不可物:現在建っている物件を解体して更地にすると、新しく建物が建てられなくなる土地のこと
- ・借地権:土地の持ち主から土地を借りる権利のこと。建物を建てる際にさまざまな制約がある
- ・底地:借地権が付いている土地のこと
⇒借地権を売るには?売却で失敗しないためのコツと注意点を徹底解説!
⇒底地は売却した方が良い?底地の売却方法と相続税評価額
⇒再建築不可物件は売却できるのか?解消方法や注意点、概算売却価格は?
また、いえカツLIFEは不動産会社ごとに売却までの目安期間も知ることができます。
何らかの事情があり、限られた時間のなかでなるべく高額で売却したいという方の心強い味方ですね。
おすすめ11 イエイ:サポート体制も万全で安心
参加不動産 会社数 |
1,700社以上 |
---|---|
同時査定依頼可能数 | 最大6社 |
査定可能不動産 | 分譲マンション、一戸建て、土地、ビル一室、マンション一棟、アパート一棟、ビル一棟、工場・倉庫、その他、店舗・事務所、農地・畑・田んぼ、山林 |
代表的な参加不動産会社 | HOUSE DO、CENTURY21、ピタットハウス、大京穴吹不動産、西鉄の仲介など |
イエイはセカイエ株式会社が運営する大手不動産会社から地元密着の中小規模の不動産会社まで、1,700社以上の不動産会社と提携している不動産一括査定サイトです。
イエイはユーザーが安心して利用できるよう、以下のサポートサービスを無料で提供しています。
- ・なんでも相談室:対面やメールなどで不動産売却に関する疑問や悩みが相談できる
- ・お断り代行サービス:査定を依頼した不動産会社に対する断りの連絡を代行してくれる
- ・査定後のフォロー:利用者の不利益が生じないようにさまざまなアドバイスをしてくれる
「なんでも相談室」は専門的な知識を持ったスタッフが対応してくれますよ。
また不動産会社からしつこい勧誘があった場合には、イエイに登録していない不動産会社であっても代わりに断ってくれます。
さらにイエイでは査定依頼時だけでなく、査定後にもフォローしてくれるので不動産会社の対応に不安を覚えた際などにも安心ですよね。
おすすめ12 アットホーム:CMでもおなじみの大手企業が運営
参加不動産 会社数 |
2,300社以上 |
---|---|
同時査定依頼可能数 | 無制限(おすすめは5社) |
査定可能不動産 | マンション、一戸建て、土地、一棟マンション・アパート |
代表的な参加不動産会社 | 大成有楽不動産販売、オークラヤ住宅、CENTURY21、朝日住宅、三菱UFJ不動産販売など |
不動産ポータルサイト「アットホーム」のことをご存じの方は多いのではないでしょうか。
「賃貸探しのサイト」というイメージが強いかもしれませんが、アットホームでは不動産一括査定サービスも提供しています。
知名度が高い企業ですから安心して利用できるのもうれしいポイントです。
またアットホームの不動産一括査定サービスには全国の2,000社を超える不動産会社が参加しているため、地方にある不動産でも信頼できる不動産会社がきっと見つかりますよ。
なおアットホームではマンションに限り匿名で「簡易査定」が利用できます。
簡易査定では「近隣の売買事例」「路線価」「需要」などを参考に査定額を算出するため、住所や氏名などの個人情報を提出する必要がありません。
「売却はまだ検討中だが、どのくらいで売れるのかだけチェックしたい」という方に向いていますね。
⇒土地価格・土地相場を簡単に知る方法
⇒路線価から査定金額を計算する簡単な方法
⇒路線価から売却相場を掴む方法
⇒固定資産税評価額から売却相場を掴む方法
おすすめ13 タウンライフ不動産売買:電話で査定依頼も可能
参加不動産 会社数 |
180社以上 |
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同時査定依頼可能数 | 最大6社 |
査定可能不動産 | 分譲マンション、一戸建て、土地、一棟アパート・一棟マンション、投資マンション(1K・1R)、一棟ビル、区分所有ビル(ビル一室)、店舗・工場・倉庫、農地、その他 |
代表的な参加不動産会社 | HOUSE DO、ポラスグループなど |
タウンライフ不動産売買はタウンライフ株式会社が運営する不動産一括査定サイトです。
「プライバシーマーク」に認定されているサイトなので、安心して利用できますよ。
またタウンライフ不動産売買では電話で査定を依頼することが可能です。
ネットから申し込むことに抵抗がある方や、パソコン操作が不慣れな方などは、電話からも査定依頼ができるのはうれしいポイントですよね。
査定結果の受け取り方法はメール・郵送・FAXから選べるので、画面よりも紙面で確認したいという方にもおすすめですよ。
さらにタウンライフ不動産売買で一括査定を申し込むと、不動産売却の基礎知識や売却を成功させるコツなどが学べる「不動産売却パーフェクトガイド」を無料でゲットできます。
参加不動産会社数は少ないものの実際に利用した方の満足度は高いので、気になる方は利用してみてくださいね。
おすすめ14 イエカレ:買取の査定依頼も可能

参加不動産 会社数 |
379店舗以上 |
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同時査定依頼可能数 | 最大8社 |
査定可能不動産 | 分譲マンション、一戸建て、土地、アパート(一棟)、マンション(一棟)、ビル(一棟)、店舗・工場・倉庫、区分所有ビル(一室)、その他 |
代表的な参加不動産会社 | ピタットハウス、HOUSE DO、オークラヤ住宅、京王不動産、エイブルなど |
イエカレはイクス株式会社が運営している不動産一括査定サイトです。
イエカレの特徴は仲介だけではなく、買取や賃料の査定も一括で依頼できる点でしょう。
参加不動産会社は大手のサイトと比べると少なめですが、売却を急いでいるなどの理由から買取での売却を検討しているという方はイエカレを利用してみるのがおすすめです。
仲介、買取、賃料の査定依頼が可能なので、売却方法を迷っているという方にもぴったりです。
またイエカレは不動産売却に役立つコラムが充実しています。
不動産の売却に関する基礎知識や、税金に関することなど、さまざまな知識を身に付けることができるので不動産の売却をしたことがない方でも安心ですよね。
おすすめ15 すまいステップ:ベテラン担当者が見つかるかも
参加不動産 会社数 |
1,000社以上 |
---|---|
同時査定依頼可能数 | 最大4社 |
査定可能不動産 | マンション、一戸建て、土地、ビル一室、店舗・事務所・倉庫、アパート一棟、マンション一棟、ビル一棟、その他 |
代表的な参加不動産会社 | 住友林業ホームサービス、積水ハウス不動産関西、日本住宅流通、京王不動産、東武住販など |
すまいステップはイエウール同時と同じ株式会社Speeeが運営する不動産一括査定サイトです。
少しでも高値で早期での売却を実現できるよう、すまいステップでは宅地建物取引士の資格保有者、仲介での売買営業経験が5年以上、累計100件以上の売買実績を持つなど、不動産会社のなかでもエース級の営業担当者が対応することになっています。
経験豊富で知識を持った担当者に対応してもらえたら安心ですよね。
また、すまいステップでは匿名による簡易査定が利用可能です。
住宅情報の入力だけでおおよその相場を確認することができるので、どのくらいで売却できるのか知りたいという場合に便利ですよ。
おすすめ16 IESHiL:専任アドバイザーに相談が可能
参加不動産 会社数 |
非公開 |
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同時査定依頼可能数 | 最大3社 |
査定可能不動産 | マンション |
代表的な参加不動産会社 | 非公開 |
IESHiLは東証プライム上場企業である株式会社リブセンスが運営している不動産一括査定サイトです。
査定を申し込むとIESHiLに在籍している「不動産アドバイザー」が専任となり、不動産の売却が成功できるようにアシストしてくれます。
またIESHILではIESHiLに在籍している不動産アドバイザーが査定を行います。
一般的な不動産一括査定サイトの場合、査定を依頼した不動産会社がそれぞれで査定を行います。
不動産会社は仲介手数料によって利益を得る企業なので、媒介契約を結びたいがために本来の査定額よりも高めに提示することがあります。
しかしIESHILは仲介手数料を受け取らない中立な立場のため、不動産会社よりも正確な査定額を算出してくれる可能性が高いのです。
IESHiLの査定対象は東京・神奈川・埼玉・千葉にあるマンションのみですが、該当する不動産をお持ちの方は利用してみて損はないでしょう。
おすすめ17 HowMa:査定から売り出しまでネットで完結
参加不動産 会社数 |
非公開 |
---|---|
同時査定依頼可能数 | 最大6社 |
査定可能不動産 | 一戸建て、マンション |
代表的な参加不動産会社 | 大成有楽不動産販売、京王不動産、HOUSE DO、CENTURY21など |
HowMaは株式会社コラビットが運営する不動産一括査定サイトです。
一番の魅力は査定から売り出しまでがネットで完結できる点ではないでしょうか。
HowMaでは「オンライン売却」というサービスを提供しており、こちらを利用すると査定結果の確認から媒介契約の締結、売り出しまでもオンライン上で行えます。
さらにHowMaが間に入って不動産会社とやり取りをしてくれるので、途中で契約を解除したくなった場合でも気軽に申し出られますよ。
ただし、購入希望者が見つかった後の内見対応や売買契約の締結、引渡しなどの際には不動産会社や買い主との対面が必要です。
またHowMaではサービスの構造上、営業電話がかかってきません。

一般的な不動産一括査定サイトの場合、一括査定を申し込むと自動で不動産会社に電話番号や氏名などの個人情報が渡ります。
しかしHowMの場合、HowMaの担当者(コンシェルジュ)が物件に合った不動産会社をいくつか見繕ってから査定を依頼します。
つまり不動産会社に査定の依頼を行うのはあくまでHowMaなので、電話番号が不動産会社に渡ることがないのです。
ただし、オンライン売却が利用できるのは東京都と神奈川県一部地域のみなので注意しましょう。
おすすめ18 スマイティ:老舗一括査定サイトと同じプラットフォームを使用
参加不動産 会社数 |
約1,800社 |
---|---|
同時査定依頼可能数 | 最大6社 |
査定可能不動産 | マンション一室、一戸建て、土地、ビル一室、店舗・事務所・倉庫、マンション一棟、アパート一棟、ビル一棟、その他 |
代表的な参加不動産会社 | 三井住友トラスト不動産、三菱UFJ不動産販売、みずほ不動産販売、京王不動産、CENTURY21など |
スマイティは株式会社カカクコムが運営している不動産一括査定サイトです。
運営会社の株式会社カカクコムは「価格.com」や「食べログ」などを運営する知名度の高い企業なので、安心して利用できるでしょう。
またスマイティはサイトの運営自体は株式会社カカクコムが運営しているものの、一括査定サービスに関してはHOME4Uのプラットフォームを利用しています。
HOME4Uは日本で最も歴史の古い不動産一括査定サイトなので、長年の運用によって培われたノウハウがプラットフォームにも反映されています。
そんな質の高いプラットフォームがスマイティでも利用できるのはうれしいポイントですよね。
なお買取査定に関してはリビンマッチのプラットフォームが利用されています。
さらにスマイティでは不動産の売却だけではなく、購入も並行して行うことができます。
自宅を売却して新しい住まいを購入したい方にもおすすめですよ。
おすすめ19 いえうり:新しくできたばかりだが急成長の期待値が高い
参加不動産 会社数 |
約1,400社 |
---|---|
同時査定依頼可能数 | 最大10社 |
査定可能不動産 | マンション、一戸建て(土地) |
代表的な参加不動産会社 | HOUSE DO、CENTURY21、LIXIL不動産ショップ、パナソニックホームズ不動産株式会社、大成有楽不動産販売など |
いえうりはNon Brokers株式会社が運営する不動産一括査定サイトです。
いえうり自体は2021年にサービスが開始されましたが、その前身は2019に開設された「インスペ買取」というサイトです。
インスペ買取は一戸建ての買取に特化したサービスでしたが、徐々に対象の不動産の種類やサービス内容を増やしていき、現在の一括査定サイトへと成長していきました。
つまり、いえうりはインスぺ買取が急成長したことによって生まれたサイトなのです。
まだできたばかりのサービスなので利用を不安視する方もいらっしゃるかもしれませんが、日々成長を続けている期待値の高いサービスだといえます。
また、いえうりには「カスタマーサクセス」と呼ばれる宅建士資格などを保有する不動産売却のプロが在籍しています。
不安な点や疑問点があった場合には、無料でカスタマーサクセスに相談できますよ。
さらに査定を依頼する段階では不動産会社に個人情報が渡ることがない点もいえうりのメリットとして挙げられるでしょう。
そのため一括査定サイトのデメリットとしてよく挙げられている「しつこい営業電話」に悩まされる心配がないのです。
おすすめ20 ズバット不動産売却:運営会社は比較サイトのスペシャリスト
参加不動産 会社数 |
450社 |
---|---|
同時査定依頼可能数 | 最大6社 |
査定可能不動産 | マンション、一戸建て、土地、マンション一棟、ビル一棟、その他 |
代表的な参加不動産会社 | 大成有楽不動産販売、住友林業ホームサービス、長谷工の仲介、大京穴吹不動産、CENTURY21など |
ズバット不動産売却は株式会社ウェブクルーが運営する不動産一括査定サイトです。
ズバット不動産売却は2020年にサービスが開始された比較的新しいサイトなのですが、運営会社の株式会社ウェブクルーは1999年に設立された比較サイトの運営を専門とする企業です。
生命保険や中古車買取査定など、数々の比較サイトを手掛けてきているため、比較サイトとしての質の高さは申し分ないでしょう。
またズバット不動産売却では掲載を申し込んだ不動産会社に対して経験や実績、人柄などの独自の審査基準を設けています。
経験や実績だけではなく人柄もチェックすることで、接客態度が良くなかったり、しつこい営業電話をしたりするような悪質な不動産会社を排除しています。
参加不動産会社数は他社のサイトと比べると少ないものの、優良企業が厳選されているため安心して利用できますよね。
なお、ズバット不動産売却ではなりすましを防ぐために、携帯電話のSMS(ショートメッセージサービス)を利用して本人確認を行います。
携帯電話の番号をお持ちでない方は利用できないので注意が必要です。
おすすめ21 オウチーノ:全国対応で査定対象が豊富
参加不動産 会社数 |
1,500社 |
---|---|
同時査定依頼可能数 | 地域によって異なる (サイトでは3~4社を推奨) |
査定可能不動産 | 分譲マンション、一戸建て、土地、一棟マンション・アパート、区分マンション(収益物件)、倉庫・工場・店舗・事務所、一棟ビル、ビル一室、その他 |
代表的な参加不動産会社 | 大京穴吹不動産、長谷工 リアルエステート、イオンハウジング、CENTURY21、ピタットハウスなど |
オウチーノは株式会社くふう住まいが運営する、不動産売買の総合サイトです。
オウチーノでは不動産の購入や賃貸探し、リフォーム費用の見積もりなど、不動産に関するあらゆるサービスが提供されており、そのサービスの一つに一括査定サービスも含まれています。
住み替えを検討している方に向いているといえますね。
⇒家購入にかかわるあらゆる費用とその節約法を徹底解説
さらに査定対象が豊富なので、他のサイトでは取り扱っていないような不動産でも安心して査定が申し込めますよ。
またオウチーノでは「不動産売却シミュレーター」という、不動産を売却するとどのくらい手元に残るのかシミュレーションができるサービスも利用が可能です。
希望売却価格・住宅ローン残債・購入時物件価格・購入年月・物件種別の五つの情報を記入するだけで簡単に手取り金額がチェックできますよ。
不動産の売却金を住宅ローンの返済に充てる予定の方などは資金繰りがしやすくなるのでおすすめです。
⇒住宅ローンが残っている家は売れない?売却が難しいたった1つの理由
おすすめ22 不動産査定エージェント:初心者に優しいサイト
参加不動産 会社数 |
439社 |
---|---|
同時査定依頼可能数 | 地域によって異なる |
査定可能不動産 | 分譲マンション、一戸建て、土地、店舗・事務所、一棟マンション・アパート、工場・倉庫、ビル一室 |
代表的な参加不動産会社 | 大成有楽不動産販売、HOUSE DO、イエステーション、ピタットハウス、CENTURY21など |
不動産査定エージェントはセカイエ株式会社が運営している売却査定専門の不動産一括査定サイトです。
ちなみに運営会社のセカイエ株式会社は、大手の不動産一括査定サイトであるイエイも手がけている企業なので、不動産一括査定サイトのノウハウが不動産査定エージェントにもしっかり引き継がれているので質の高いサービスが提供されていますよ。
また不動産査定エージェントには不動産に関するコラムが豊富に掲載されています。
不動産売却に必要な基礎知識から売却を成功させるためのコツなど、不動産売却に役立つコラムが満載です。
「不動産用語集」も用意されているので、知らない用語が出てきても安心ですね。
ただし不動産査定エージェントは売却査定専門の不動産一括査定サイトなので、買取や賃料の査定は申し込めない点には注意が必要です。
一見すると複数の査定サービスが利用できるサイトの方が便利そうですが、「気づいたら別のサービスを提供するページにいた」など、かえって使いこなせない場合があります。
一方で不動産査定エージェントは売却査定しか扱っていないため、どのページから査定を依頼しても構いません。
この不動産査定エージェントのシンプルさは不動産売却の初心者やパソコン操作になれていない方などに向いているといえるでしょう。
おすすめ23 不動産売却の窓口:個人情報をしっかり保護
参加不動産 会社数 |
非公開 |
---|---|
同時査定依頼可能数 | 非公開 |
査定可能不動産 | 分譲マンション、一戸建て、土地、一棟アパート・一棟マンション、投資マンション(1R・1K)、一棟ビル、区分所有ビル(ビル一室)、店舗・工場・倉庫、農地、その他 |
代表的な参加不動産会社 | 非公開 |
不動産売却の窓口は売却査定専門の不動産一括査定サイトです。
運営会社であるリビン・テクノロジーズ株式会社は、上場企業かつプライバシーマークにも認定されている信頼性の高い企業です。
不動産売却の窓口は匿名査定ができないため、査定を依頼する際には個人情報の記入が必須です。
しかし運営会社がプライバシーマークに認定されている企業であれば、個人情報の管理が徹底されているので安心ですよね。
また不動産売却の窓口ではサイト経由で契約を結ぶと祝い金がもらえる売り主特典が用意されています。
祝い金をもらうためには別途申請が必要になりますが、3,000円分の商品券がもらえるので気になる方は要チェックですよ。
2.タイプ別のおすすめ不動産一括査定サイト
それぞれにメリットや特徴があるので、ますます悩んでしまいますよね。
そこで、この章では九つのタイプに分けておすすめの不動産一括査定サイトを紹介します。
以下の一覧からご自身の状況に合ったタイプを選んでご参照くださいね。

- タイプ1 大手の不動産会社に査定を依頼したい方
- タイプ2 地方にある不動産を売却したい方
- タイプ3 できるだけ多くの不動産会社に査定を申し込みたい方
- タイプ4 不動産売却の基礎知識を身に付けたい方
- タイプ5 不動産売却のプロに相談したい方
- タイプ6 匿名で相場を確認したい方
- タイプ7 個人情報をきちんと保護してくれるサイトを利用したい方
- タイプ8 不動産会社からの営業電話を避けたい方
- タイプ9 店舗や事務所などの特殊な不動産を売却したい方
タイプ1 大手の不動産会社に査定を依頼したい方
大手の不動産会社に査定を依頼したい方におすすめなのは以下の3サイトです。

不動産業界には「公益財団法人不動産流通推進センター」という不動産業の近代化を推進するための組織があり、不動産業に関するあらゆる統計や調査を行っています。
その統計内容の一つに「流通大手各社の取扱高等の推移」という取扱高をランキング化した項目があり、このランキングに掲載された不動産会社を大手と称しています。
以下が2022年に発表された取扱高のランキングです。
順位 | 取扱高 | 仲介件数 | ||
---|---|---|---|---|
不動産会社 | 取扱高 (百万円) |
不動産会社 | 件数 | |
1位 | 三井不動産リアルティグループ | 1,892,665 | 三井不動産リアルティグループ | 41,183 |
2位 | 東急リバブル | 1,577,995 | 住友不動産販売 | 38,144 |
3位 | 住友不動産販売 | 1,453,387 | 東急リバブル | 28,750 |
4位 | 野村不動産ソリューションズ | 964,882 | CENTURY21 | 26,629 |
5位 | CENTURY21 | 639,991 | 野村不動産ソリューションズ | 10,081 |
6位 | 三井住友トラスト不動産 | 550,366 | オープンハウス | 8,268 |
7位 | 三菱UFJ不動産販売 | 450,168 | 三井住友トラスト不動産 | 8,226 |
8位 | みずほ不動産販売 | 428,610 | 積水ハウス不動産グループ | 7,973 |
9位 | オープンハウス | 362,430 | 福屋ホールディングス | 7,951 |
10位 | 積水ハウス不動産グループ | 287,876 | イエステーション | 7,472 |
11位 | 三菱地所リアルエステート サービス |
273,926 | 東宝ハウスグループ | 6,217 |
12位 | 東宝ハウスグループ | 226,996 | 大京穴吹不動産 | 5,313 |
13位 | イエステーション | 202,011 | 住友林業ホームサービス | 4,733 |
14位 | 住友林業ホームサービス | 181,409 | 三菱UFJ不動産販売 | 4,652 |
15位 | 東京建物不動産販売 | 173,591 | 近鉄不動産 | 4,446 |
16位 | 大成有楽不動産販売グループ | 169,425 | 大和ハウスグループ | 4,290 |
17位 | 大京穴吹不動産 | 167,550 | 大成有楽不動産販売グループ | 4,094 |
18位 | 大和ハウスグループ | 165,979 | みずほ不動産販売 | 3,978 |
19位 | 福屋ホールディングス | 140,212 | ポラスグループ | 2,845 |
20位 | 中央日土地ソリューションズ | 131,157 | スターツグループ | 2,204 |
21位 | 近鉄不動産 | 4,446 | 長谷工リアルエステート | 2,111 |
22位 | スターツグループ | 2,204 | 三菱地所ハウスネット | 1,948 |
23位 | 三菱地所ハウスネット | 1,948 | 伊藤忠ハウジング | 1,905 |
24位 | 伊藤忠ハウジング | 1,905 | リスト サザビーズ インターナショナル リアルティ |
1,404 |
25位 | リスト サザビーズ インターナショナル リアルティ |
1,404 | 小田急不動産 | 1,337 |
上記の表に記載されている不動産会社を大手とし、先ほどおすすめした不動産一括査定サイトの参加不動産会社と照らし合わせてまとめたのが以下の表です。
すまいValueに関しては6社しか参加していないので、全ての参加不動産会社が大手ということになります。
なかにはすまいValueにしか参加していない企業もあるので、大手不動産会社への査定依頼を重視している方はすまいValueの利用が特におすすめですよ。
タイプ2 地方にある不動産を売却したい方
売却したい不動産が地方にある方におすすめの不動産一括査定サイトは以下の5サイトです。
こちらは1章で紹介した不動産一括査定サイトのうち、参加不動産会社数が多い上位5サイトをピックアップしたものです。
一般的に、不動産一括査定サイトは都心部を対象とする不動産会社が多く参加している傾向があるため、参加不動産会社数が少ないと地方の不動産は十分に査定が依頼できないことがあります。
これは、逆にいえば参加不動産会社数が多ければ地方の不動産でも十分に査定が申し込める可能性が高いということになります。
先ほど紹介した5サイトのなかで、特におすすめなのがLIFULL HOME’Sです。
LIFULL HOME’Sは参加不動産会社数が驚異の3,700社以上で、二番目に多いアットホームの2,388社にかなりの大差をつけています。
またLIFULL HOME’Sの良いところは、参加不動産会社数が日に日に増えているという点です。
昨日は3社しかヒットしなかったけど、今日検索してみたら5社もヒットしたなんてことがあるかもしれませんよ。
もちろんアットホーム、HOME4U、イエウール、スマイティの参加不動産会社数も十分多く、他サイトには参加していないような不動産会社も参加している可能性があります。
いくつかのサイトを利用してみて、お持ちの不動産が十分に査定依頼できるサイトを探しましょう。
タイプ3 できるだけ多くの不動産会社に査定を申し込みたい方
一つのサイトでできるだけ多くの不動産会社に査定を申し込みたい方におすすめなのは以下の4サイトです。
サイト名 | ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
---|---|---|---|---|
同時査定依頼 可能数(最大) |
10社 | 10社 | 9社 | 無制限 |
一般的な不動産一括査定サイトでは同時に査定が依頼できるのは大体5社前後なのですが、上の表で挙げたサイトは10社近くも査定依頼が可能ですし、アットホームに限っては上限がありません。
不動産売却を成功させるためには、売却する不動産の特徴と不動産会社が得意とする不動産の特徴が一致していることが重要です。
しかし不動産業界に精通している方でないと、自力で売却したい不動産に合った不動産会社を見つけることは難しいでしょう。
そこで役に立つのが不動産一括査定サイトです。
不動産一括査定サイトを通して複数の不動産会社に査定を依頼すれば、査定額やその内訳などを比較して、どの不動産会社が適しているのか手軽に判断しやすくなりますよ。
つまり同時に一括査定が申し込める不動産の数が多ければ、その分適切な不動産会社が見つかる可能性も高くなるのです。
ただし多数の不動産会社に査定を申し込むと営業電話の対応に追われてしまうので、時間の余裕がない方などは5社程度に留めておくと良いかもしれません。
タイプ4 不動産売却の基礎知識を身に付けたい方
不動産売却の基礎知識を身に付けたい方におすすめなのが以下の5サイトです。

- ・アットホーム
- ・イエカレ
- ・すまいステップ
- ・スマイティ
- ・不動産査定エージェント
不動産の売却を検討している方のなかには、初めて不動産売却をする場合など、不動産売却の基本的な流れが把握できていない方もいらっしゃいますよね。
先の表で紹介した5サイトは、不動産売却に関する知識が学べるコラムが豊富に掲載されているサイトなので、初心者の方でも安心ですよ。
税金や相続に関するコラムを掲載しているサイトもあるので、一括査定を申し込む前に一度目を通しておくのをおすすめします。
タイプ5 不動産売却のプロに相談したい方
不動産売却のプロに相談したい方におすすめなのは以下の5サイトです。

- ・イエイ
- ・タウンライフ不動産売買
- ・IESHiL
- ・HowMa
- ・いえうり
不動産一括査定サイトは複数の不動産会社に一括で査定が依頼できる便利なサービスですが、査定結果が似たり寄ったりになる場合が多く、不動産の売却に慣れていない方はどの不動産会社が良いのか選べない可能性があります。
また査定を申し込む以前に売却方法で迷っていたり、不動産会社と契約を結んだあとに担当者に対して不審な点が見つかったりする場合もあるでしょう。
このような場合に先ほど紹介した5サイトを利用していれば、サイトに在籍している不動産のプロに相談することができます。
不動産仲介業の経験者や、資格を持っている方などが相談窓口を担当していることが多く、また不動産会社の関係者ではないので、的確かつ中立な立場でアドバイスをしてくれますよ。
タイプ6 匿名で相場を確認したい方
一括査定サイトを利用したい方のなかには、個人情報を記入するのにためらっている方もいらっしゃいますよね。
そのような方におすすめなのが以下の5サイトです。

上記の5サイトは氏名や電話番号を入力しなくても相場が確認できるサイトです。
サイトごとの特徴を詳しく比較してみましょう。
LIFULL HOME’Sは実際に不動産会社が査定を行うため精度はかなり高いのですが、結果が確認できるまで数日かかる場合があります。
HowMaはAIが査定を行うため結果は早く確認できますし、精度もまずまずといったところです。
ただしLIFULL HOME’SとHowMaは実際の査定と同じくらい詳細に住宅情報を入力しなければなりませんし、会員登録もしないと相場が確認できないので、利用には多少の手間がかかります。
アットホーム、すまいステップ、IESHiLの三つは利用に必要な情報が少なく、また会員登録をする必要もないため手軽に確認できますが、過去の取引データを元に算出されるため経年劣化や需要の変化などが反映されていない可能性があります。
価格は参考程度に留めておくのが無難でしょう。
タイプ7 個人情報をきちんと保護してくれるサイトを利用したい方
一括査定を利用するためには、住所や氏名、電話番号などの個人情報の入力が必須です。
特に不動産一括査定サイトはネット上のやり取りが基本のため、会ったこともない人に個人情報を教えることに抵抗がある方もいらっしゃいますよね。
しかし以下の7サイトは個人情報を保護する体制が整っているので、情報の漏洩が不安な方でも安心して利用できますよ。

サイト名 | 認定されている資格 |
---|---|
![]() |
ISO |
![]() |
プライバシーマーク |
![]() |
プライバシーマーク |
![]() |
プライバシーマーク |
![]() |
プライバシーマーク |
![]() |
ISO |
![]() |
プライバシーマーク |
タイプ8 不動産会社からの営業電話を避けたい方
不動産一括査定サイトで査定を申し込むと、申し込んだ不動産会社から一斉に営業電話がかかってくるようになります。
多忙により電話に出られない方や、そもそも電話自体が苦手な方もいらっしゃいますよね。
このように、どうしても不動産会社からの営業電話は避けたいという方におすすめなのが以下の3サイトです。

サイト名 | 概要 |
---|---|
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電話番号の入力が必要ない「匿名査定」を利用すれば営業電話はかかってこない |
![]() |
HowMaのコンシェルジュが間に入ってやり取りを行うため、不動産会社から直接電話がかかってくることはない |
![]() |
査定を申し込んだだけでは不動産会社に電話番号が知られることはなく、査定結果を確認後、希望した不動産会社にだけ電話番号を教えることができる |
上記の3サイトであれば営業電話の対応に追われてしまう心配がないので、安心して利用できますよ。
タイプ9 店舗や事務所などの特殊な不動産を売却したい方
売却したい不動産がマンションや一戸建てなどの居住用物件であるとは限りませんよね。
店舗や事務所といった特殊な不動産を売却したい方におすすめなのが以下のサイトです。
上記のサイトであれば投資用マンションやビルといった他サイトでは取り扱っていないような物件も査定が申し込めますよ。
またいえカツLIFEに限っては「再建築不可物件」や「借地権」がある物件も査定の対象なので、不動産を相続したものの処分に困っているという場合にもおすすめです。
⇒借地権を売るには?売却で失敗しないためのコツと注意点を徹底解説!
⇒底地は売却した方が良い?底地の売却方法と相続税評価額
⇒再建築不可物件は売却できるのか?解消方法や注意点、概算売却価格は?
・共有名義の不動産の売却、共有持分のみを売却することもできる?
・認知症になった親の代わりに不動産の売却を行うには?
・市街化調整区域の不動産は売却が難しい?市街化調整区域の不動産の売却について
・事例③ 地元の不動産会社には断られた再建築不可の借地の売却
・未登記の不動産は売却が困難! 相続した場合の対処方法を詳しく解説
・小規模宅地等の特例の適用を受けている不動産はスグに売却しても問題ない?
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・不動産売却が難しい「旗竿地」ってどんな土地? 売却する方法や注意点とは?
・自殺のあった不動産を売却する方法は? 専門業者に買い取ってもらうことがベスト?
・山林をスムーズに売る方法は?売却の流れや費用、よくある疑問も解決
・農地を売却する2つの方法と、農地売買の税金について
・無道路地は売却できない?無道路地の評価方法と売却方法について
・囲繞地の売却は可能?囲繞地と囲繞地通行権、囲繞地売却について
・私道に接する不動産の売却トラブルやデメリットを回避する方法
・事故物件の基準と価格相場
・【保存版】家賃滞納者のいる物件の売り方!入居者へのアプローチ方法
3.不動産一括査定サイトとは
この記事をお読みの方のなかには、不動産一括査定サイトそのものの仕組みについて把握できていない方もいらっしゃるかもしれませんね。
不動産一括査定サイトとは、複数の不動産会社に一括で査定が依頼できるサービスのことで、お持ちの不動産の価値を確認したり、信頼できる不動産会社を探したりするのに役立ちます。
この章では不動産一括査定サイトを利用するメリットとデメリットを紹介しますので、利用を迷っている方はぜひ参考にしてくださいね。
⇒不動産を高く売却するために、売主が知っておくべき査定のポイントとは?
⇒相続した土地を査定に出す前に知っておくべき3つの基礎知識
⇒実家の価値を正確に把握して、相続物件を有利に売却する方法とは?
3-1.不動産一括査定サイトのメリット
不動産一括査定サイトのメリットとして、以下の三つが挙げられるでしょう。

確かにわざわざ複数の不動産会社に査定を依頼しなくても、評判の高い不動産会社に頼めば手間もかからないので良さそうですよね。
しかし、不動産会社によって得意な不動産やエリアなどが異なります。
例えば「都内を拠点としているマンション売却が得意な不動産会社」があったとします。
このような会社の場合、都内ではどのようなマンションが人気で、直近の相場はいくらなのかを熟知していても、その他の不動産に関しては十分な情報収集ができていない可能性があります。
このような不動産会社に「地方にある一戸建ての不動産」の査定を依頼した場合、いくら評判が高くてもその査定額は適正ではないかもしれないのです。
しかし査定額が適正かどうかは需要や相場をきちんと把握していないと正しく判断することは難しいでしょう。
そこで便利なのが不動産一括査定サイトです。
不動産一括査定サイトで複数の不動産会社に査定を依頼し、査定結果を比較することで手軽におおよその相場が把握できます。
そして、その相場からかけ離れた査定額を提示する不動産会社を候補から除外することで、信頼できる不動産会社を探すことができるのです。
また不動産一括査定サイトには独自の審査基準があり、悪質な不動産会社を極力排除しています。
悪質な不動産会社の特徴として、以下の五つが挙げられるでしょう。

このような悪質な不動産会社ばかりを掲載していては不動産一括査定サイトの評判も下がってしまうのでサイト側も厳しくチェックしているのですね。
⇒不動産売却に必須!不動産一括査定の基本とおすすめサイト5選
3-2.不動産一括査定サイトのデメリット
不動産一括査定サイトのデメリットは以下の三点です。

不動産会社にとって査定を依頼してきた方は顧客候補であるため、査定結果を知らせるのと同時に営業もかけてくるのが一般的です。
営業電話は不動産一括査定サイトを利用する上では避けられないことなのです。
どうしても営業電話が嫌な場合は匿名査定などの電話番号が必要ない、もしくは不動産会社に電話番号が知られないようなサイトを利用すると良いでしょう。
また不動産一括査定サイトは日本国内にある全ての不動産会社に査定が申し込めるわけではありません。
不動産流通推進センターが平成28年6月に行った統計によると、不動産業のうち代理業・仲介業を行っている法人数はで4万5,000ヶ所を超えています。
今回紹介した不動産一括査定サイトのうち、参加不動産会社数が一番多いLIFULL HOME’Sでも4,000社には満たしておらず、いかに不動産会社が網羅できていないかがうかがえますよね。
不動産一括査定サイトが設けている審査基準を不動産会社が満たしていなかったり、そもそもオンラインでの査定依頼を受付けていなかったりなど、理由はさまざまです。
また、先述した「不動産一括査定サイトのメリット」で「サイト独自の審査基準により悪質な不動産会社ができる限り排除されている」点を挙げましたが、悪質な不動産会社が完全に排除できているわけではありません。
少なからず悪質な不動産会社に出会ってしまうリスクはあるので、事前に不動産の相場を把握しておき、査定額と照らし合わせると良いでしょう。
⇒土地価格・土地相場を簡単に知る方法
⇒路線価から査定金額を計算する簡単な方法
⇒路線価から売却相場を掴む方法
⇒固定資産税評価額から売却相場を掴む方法
4.一括査定の申し込みから査定結果が届くまでの流れ
不動産一括査定サイトはネットからの申し込みが主流のため、PC操作に慣れていない方などはちゃんと利用できるのか不安になってしまいますよね。
この章ではHOME4Uを例に一般的な不動産一括査定サイトの申し込みから査定結果が届くまでの流れを四つのSTEPに分けて詳しく解説していきますよ。

- STEP1 サイトから一括査定の申し込みフォームを入力する
- STEP2 ピックアップされた不動産会社から気になる会社を選ぶ
- STEP3 申し込みフォームに入力した内容が不動産会社に送られる
- STEP4 不動産会社から査定結果が届く
⇒不動産査定のやり方とは?初めてでも迷わないコツを不動産会社が解説
不動産売却の全体的な流れはこちらをご参照ください。
⇒不動産仲介とは?契約の種類や売却までの流れ、成功のコツを徹底解説
⇒時系列で解説!不動産売却の流れとスケジュール
⇒不動産売買|不動産売却・不動産購入で押さえておくべきポイントまとめ
STEP1 サイトから一括査定の申し込みフォームを入力する
利用したい不動産一括査定サイトが見つかったら、さっそく一括査定の申し込みフォームを入力しましょう。
申し込みフォームの場所はサイトによってさまざまですが、HOME4Uではページのトップに目立つように配置されています。

申し込みフォームには以下の内容を入力します。
不動産の種類 | 査定依頼に必要な情報 |
---|---|
共通 | ・不動産の所在地 ・住所 ・間取り ・築年数 ・入居状況 ・所有者 ・査定の方法(訪問査定・机上査定) ・メールアドレス |
マンション | ・マンション名 ・専有面積 |
一戸建て | ・延床面積 ・土地面積 |
築年数や面積などはきちんと把握していないという方もいらっしゃいますよね。
サイトによっては「おおよそでも可」としている場合もありますが正しい数値を入力した方が正確な査定額が確認できるので、事前に調べておくと良いでしょう。
以下はHOME4Uの申し込みフォームの入力画面です。

STEP2 ピックアップされた不動産会社から気になる会社を選ぶ
申し込みフォームに必要情報を入力すると、査定が申し込める不動産会社が自動でピックアップされます。

気になる不動産会社を複数選んだら査定依頼は完了です。
できるだけ多くの不動産会社に査定を依頼した方が比較検討はしやすいので、上限いっぱいまで選ぶようにしましょう。
HOME4Uでは「個人情報の取り扱いについて」に同意した後、「査定を依頼する」ボタンをクリックすると以下の画面に切り替わり、査定依頼が完了されます。

ちなみに査定方法は「訪問査定」と「机上査定」が選べるサイトが多いのですが、まずは6〜10社程度の不動産会社に机上査定を依頼し、査定結果を比較して2〜3社に絞り込んでから訪問査定を依頼するのがおすすめです。
STEP3 申し込みフォームに入力した内容が不動産会社に送られる
査定依頼を完了させると、申し込みフォームに入力した内容が査定を申し込んだ不動産会社に自動で送られます。
査定方法で机上査定を選択した場合はこのまま査定が行われますが、訪問査定を選択した場合は日程調整のための電話がかかってきます。
訪問査定を選んだ方は電話に出られるようにしておきましょう。
STEP4 不動産会社から査定結果が届く
あとは不動産会社から査定結果が届くのを待つだけです。
以下は査定方法別の査定結果が確認できるまでの日数の目安です。
査定方法 | 査定結果が確認できるまで(目安) |
---|---|
訪問査定 | 不動産会社の担当者が訪問してから1週間ほど |
机上査定 | 査定を依頼してから数時間~数日 |
ちなみに訪問査定の場合は、査定の担当者が訪問してから1週間ほどなので、訪問の日程調整に手こずった場合はその分、査定結果が確認できるまでの日数も伸びてしまうので要注意です。
また査定結果はメールで受け取るのが一般的ですが、不動産会社によっては電話で金額を伝えた後に詳しい査定内容が書かれた資料が郵送されることもありますよ。
査定結果や担当者の対応などを比較し、信頼できる不動産会社を探しましょう。
5.不動産売却を成功させるコツ
不動産を初めて売却する方や、売却したい不動産が需要の低い地域にあったり、古い家だったりする場合などは、ちゃんと買い主が見つかるのか心配になりますよね。
また、せっかく不動産を売却するのならできるだけ高い価格で売却したいものです。
ここでは、不動産売却を成功させるためのコツを6点紹介します。
- コツ1 複数の不動産一括査定サイトを利用する
- コツ2 売却するタイミングを見極める
- コツ3 需要が高い不動産は一般媒介契約
- コツ4 需要が低い不動産は専属専任媒介契約か専任媒介契約
- コツ5 早期売却を重視している場合は買取も検討する
- コツ6 自宅を売却する場合は新居へ引っ越すための準備も進める
- コツ7 売却にかかる費用を事前に確認する
⇒1円でも高く家を売却したい人向け完全ガイド
⇒土地を高く売却するために知っておきたいこと完全ガイド
⇒不動産売却の基礎知識~不動産売却で必要な手続きと注意点~
⇒不動産売却の基礎知識~不動産売却の流れを把握しよう~
⇒相続した土地を高く売却する3つのコツ
⇒築年数が経過した中古不動産は売却前に修理や修繕をした方が売りやすい?
⇒老後は今のマンションに住むべき?それとも売却するべき?
コツ1 複数の不動産一括査定サイトを利用する
時間の余裕がある方は複数の不動産一括査定サイトを併用するのがおすすめです。
サイトによって提携する不動産会社は異なるため、1サイトだけの利用だと優良な不動産会社を見逃してしまう恐れがあります。
同じ不動産であっても不動産会社によって査定額は異なるものです。
不動産の適正価格を知るためにも複数のサイトを併用して、できるだけ多くの不動産会社に査定を依頼しましょう。
ただし、営業電話の対応に追われてしまう可能性が高い点には注意が必要です。
コツ2 売却するタイミングを見極める
今すぐに売却できなくても良いという方は、高額で売却できそうなタイミングを狙うのも一つの手です。
確かに不動産にとって築年数は売却価格を大きく左右する重要なポイントではあります。
一般的に日本の不動産は築10年までは価値の下落スピードが速く、築11年~19年は比較的なだらかに下落、築20年を超えると資産価値はほぼゼロになると言われています。
このような話を知ってしまうと「できるだけ早く売った方が良いのでは」と焦ってしまいますよね。
しかし不動産の価値は築年数だけではなく、周辺地域の開発状況や売り出す時期などさまざまな要素が影響します。
たとえば不動産がある地域で都市開発が進められている場合、開発途中の段階で売るよりも都市開発が完了したタイミングで売った方が需要が高まり、資産価値も高くなる可能性があります。
また不動産市場の動向も加味すると、さらなる高値が期待できるでしょう。
その他に2月~3月の引っ越しシーズンなども狙い目です。
⇒不動産の売却に適した時期はいつ?
⇒【最新版】今が売り時?マンション売却の相場とコツを徹底解説
売却のタイミングを考えるのに2025年問題も影響してきます。詳しくはこちらをご覧ください。
⇒超高齢社会に伴う2025年問題。不動産価格への影響はどうなる?
コツ3 需要が高い不動産は一般媒介契約
需要が高く、高値で売却できそうな不動産をお持ちの方には「一般媒介契約」をおすすめします。
一般媒介契約とは仲介を依頼する不動産会社と結ぶ契約の一種で、複数の不動産会社と同時に契約が結べることと、「自己発見取引」が可能な点が大きな特徴です。
売却活動に関する報告の義務 | なし |
---|---|
他社との同時契約 | 可 |
レインズへの登録義務 | なし |
自己発見取引 | 可 |
契約期間 | 規定なし(一般的には3カ月) |
うまく活用できれば、短期間で買い主候補を見つけたり、複数の不動産会社が見つけた候補の中からより高値で買ってくれる買い主を選べたりできますよ。
ただし売却活動の状況が知りたい場合には、それぞれの不動産会社の担当者に連絡を取らなければなりません。
また不動産会社からしてみれば複数の不動産会社と契約が結べる一般媒介契約は、他社で売買契約を締結されるリスクがありますよね。
そのため需要が低い不動産などは熱心に売却活動をしてくれない可能性があるので注意しましょう。
逆に需要が高い不動産であれば、「なんとしてでも自社で買い主を見つけたい」と売却活動に力を入れてくれるかもしれません。
コツ4 需要が低い不動産は専属専任媒介契約か専任媒介契約
需要が低そうな不動産を売却したい場合は、「専属専任媒介契約」か「専任媒介契約」がおすすめです。
専属専任媒介契約と専任媒介契約も仲介を依頼する不動産会社と結ぶ契約の一種で、特徴は以下のとおりです。
【専属専任媒介契約と専任媒介契約の特徴】
専属専任媒介契約 | 専任媒介契約 | |
---|---|---|
売却活動に関する 報告の義務 |
1週間に1回以上 | 2週間に1回以上 |
他社との同時契約 | 不可 | 不可 |
レインズへの 登録義務 |
契約から5日以内 | 契約から7日以内 |
自己発見取引 | 不可 | 可 |
契約期間 | 最長3カ月 | 最長3カ月 |
どちらも売却活動に関する報告の義務があり、かつ他社との同時契約が不可なので、不動産会社は売却活動に力を入れてくれる可能性が高いでしょう。
また専属専任媒介契約と専任媒介契約は売却に対する本気度が高い契約なので、売却価格の高さよりも売ることを重視している方におすすめです。
⇒古い家の売却方法を徹底解説!売却手順から売却後に使える控除も紹介
⇒土地が売れない原因と解決策を徹底解説!成功する売却のために知っておくべきこと
コツ5 早期売却を重視している場合は買取も検討する
「とにかく早く売却したい」という方におすすめなのが「買取」です。
買取とは不動産会社に直接不動産を買い取ってもらう方法のことで、数日~1週間程度で不動産を売却することができます。
ただし買取の売却価格は実際の相場よりも安くなる傾向がある点には注意が必要です。
具体的には仲介の6~7割程度になると言われています。
仲介の場合、不動産会社は仲介手数料から利益を得るのですが、仲介手数料は売却価格に応じて変動します。
つまり、できるだけ高く売却した方が不動産会社の得られる利益も大きくなるのです。
その結果、不動産会社は高く購入してくれる買い主を見つけようと一生懸命に売却活動を行うため、仲介は高額で売れる可能性が高くなるのです。
しかし買取の場合、不動産会社は買い取った物件を再度売却することで利益を得ます。
相場と同じ価格で買い取ってしまっては不動産会社の利益はなくなってしまいますよね。
また古い家などは、リフォームやリノベーションなどで付加価値を与えないと買い手が付かないかもしれません。
そうなった場合、リフォームやリノベーションにかかった費用分、不動産会社は損をすることになります。
そのため、不動産会社は相場よりも安い価格で不動産を買い取るのです。
買取は急な転勤などで売却を急いでいる方に向いているでしょう。
コツ6 自宅を売却する場合は新居へ引っ越すための準備も進める
不動産を売却しようと思っている方のなかには、自宅の売却を検討している方も多くいらっしゃいますよね。
そのような場合は、事前に新居へ引っ越すための準備を進めておくと良いでしょう。
ちなみに住まいの買い替えには、売却を先に行う「売り先行」と購入を先に行う「買い先行」の二つの方法があります。
それぞれ以下のようなメリットとデメリットがあるので、ご自身に合った方法を選んでくださいね。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
売り先行 | ・焦らずに売却できる ・資金計画が立てやすい |
・新居が見つかるまで仮住まいが必要になる可能性がある |
買い先行 | ・新居をじっくり探せる ・仮住まいが不要 ・購入希望者の内覧までにハウスクリーニングを済ませられる |
・売却するマンションにローンが残っている場合、ダブルローンになってしまう可能性がある |
コツ7 売却にかかる費用を事前に確認する
売却前には必ず売却にかかる費用を確認しておきましょう。
⇒マンション売却の手数料の相場は?売却に必要な費用一覧と賢い節約術
⇒土地売却の流れが全て分かる!高く売るコツから注意点や費用まで解説
⇒不動産売却における手数料一覧
不動産を売却するのですから、お金はプラスになるばかりと思いがちですよね。
しかし、実際には不動産を売却する際には以下のような費用が発生します。
- ・仲介手数料
- ・印紙税
- ・譲渡所得税
- ・抵当権抹消費用
- ・ローンの繰り上げ返済手数料
・不動産売却時に課税される3つの税金|譲渡所得の計算方法
・不動産売却で課税される税金を節税したい。|不動産売却で適用できる特例
・マンションを売却した際の税金の計算方法
・土地を売却した時に受けられる税金の控除一覧
・譲渡所得税(不動産譲渡税)の税率
・不動産売却に関わる税金の計算方法
・不動産売却時における確定申告の要否判定
・相続不動産を売却した際の税金の計算方法
・相続した不動産を売却した際にかかる税金のすべて
・不動産売却時にかかる税金の計算方法と節税ノウハウ
・自宅の売却|売却の流れと覚えておきたい5つの特例
・不動産を売却したら確定申告は必須。赤字でも確定申告した方が良い理由とは?
・【税理士監修】土地売却の税金はいつ・いくらかかる?使える控除一覧
住宅ローンの有無などで多少上下しますが、不動産売却にかかる費用は一般的に売却価格の5~7%程度といわれています。
売却金を使って新しい住まいを購入する予定の方や、住宅ローンの残債を売却金で賄う予定の方などは、事前に把握しておかないといざというときに資金が足りなくなってしまう恐れがあります。
そのため、どのくらいの出費が予想されるのか売却前に把握しておくことが重要なのです。
6.不動産一括査定サイトのよくある質問
不動産一括査定サイトの仕組みやメリット・デメリットについては解説してきましたが、サイトの信用度や査定後の対応についてもっとよく知りたい方もいらっしゃいますよね。
また実際に不動産一括査定サイトを利用しようとした際に、さまざまな疑問が浮かんでくることもあるでしょう。
そこでこの章では、不動産一括査定を依頼する際に出てくる以下の疑問について回答と解説をまとめました。

ぜひ参考にしてくださいね。
Q1.どうして無料で利用できるの?
不動産一括査定サイトが無料で利用できる理由は、サイトの運営会社が参加不動産会社から紹介料を受け取っているためです。
つまり参加不動産会社からの紹介料によってサイトの運営が回っているため、サイト利用者は利用料を払わなくて良いのですね。
不動産会社に仲介を依頼した場合は売却後に仲介手数料を支払うのですが、この手数料に不動産一括査定サイトの紹介料を上乗せされてしまうのではと不安視する方がいらっしゃいます。
しかし、売却価格はあくまでも売主の判断で決まるものであり、また仲介手数料は法律により「上限」が設けられているため、サイトへ支払う紹介料を上乗せすることができません。
Q2.今すぐ売却するつもりはないんだけど査定を依頼しても良いの?
今すぐに売却をするつもりがないという方も一括査定を依頼してOKです。
査定額を確認した後に売却しないという選択肢を選ぶこともできます。
例えば「売却するつもりはないけれど所有する不動産が現在どれほどの価値があるのかだけ知りたい」という理由で不動産査定を利用することも可能なのです。
ただし一括査定サイトに参加している不動産会社は、早期かつ高額売却を希望している方をターゲットにしている場合が多く、熱心な営業を受けてしまう可能性があるため注意が必要です。
そのため不動産の相場だけを知りたい場合には、匿名査定やAI査定、相場が照合できるサイトを利用しましょう。
Q3.査定依頼後は必ず媒介契約を結ばなくてはならないの?
査定を依頼したからといって必ず媒介契約を結ばなければならないわけではありません。
しかし、そうはいっても「せっかく査定をしてくれたのに断るのが申し訳ない……。」と負い目を感じてしまう方もいらっしゃるかもしれませんね。
また不動産会社側も仲介手数料という利益を求めて、強引な営業をかけてくる場合もあるでしょう。
しかし不動産売買において不動産会社選びはとても重要なポイントです。
不動産会社が違うだけで売却価格が数万~数百万円もの差が出ることも珍しくはありません。
Q4.どうして査定を依頼すると営業電話がかかってくるの?
不動産会社数にとって、媒介契約を結ぶことが利益を得るための手段だからです。

Q1で解説した通り、査定依頼を受けた不動産会社は売り主との媒介契約の有無に限らず、サイト側へ紹介料を支払います。
その後、不動産会社が売り主と媒介契約を結び、不動産会社が紹介した買い主候補と売り主が売買契約を結べば、不動産会社は仲介手数料という利益が得られます。
つまり、査定から媒介契約につながらなければ紹介料の分、不動産会社は損をしてしまうことになるのです。
Q5.営業電話を避ける方法はないの?
どうしても不動産会社からの営業電話を避けたければ、匿名で査定依頼ができるサイトを利用するか、不動産会社に電話番号が渡らないサイトを利用する必要があります
1章で紹介したおすすめの不動産一括査定サイトのうち、匿名で査定依頼ができるのはLIFULL HOME’S、不動産会社に電話番号が渡らないのはHowMaといえうりです。
また営業電話が完全に避けられなくても、ある程度軽減できれば良いという場合には、査定依頼する不動産会社の数を減らすのも一つの手ですよ。
Q6.ネット査定のセキュリティ面は信用しても大丈夫なの?
残念ながら一括査定サイトのセキュリティ面は完璧に安全とは言い切れません。
一括査定サイトを利用して査定申し込む際には、個人情報や住宅情報などを入力しなくてはなりません。
そのため、よく知りもしない多数の不動産会社にそれらの情報が渡ってしまうことに不安を抱いてしまう方は多いでしょう。
しかし近年ではこうした利用者の不安を取り除くために、個人情報の管理体制を徹底してプライバシーマークやISOを取得したり、独自の審査基準を設けて提携する不動産会社を厳選したりして、安心してサービスが利用できるようにしているサイトが増えています。
今回紹介したおすすめの不動産一括査定サイトはどれも優良なサイトですが、どうしても不安な場合は、各サイトのセキュリティ体制や、どのように参加不動産会社を選別しているかなどをチェックしておくと良いでしょう。
Q7.査定額はどのくらい信用して良いの?
精度の高さは査定方法によって異なりますが、査定額は参考程度に留めておくのが無難でしょう。
不動産の査定では、近隣で売り出されている類似物件の情報などを参考にしながら算出することが一般的です。
そのため査定額を鵜呑みにすると不動産の劣化具合によっては損をしたり売れ残ってしまったりする場合があるのです。
以下は一般的な不動産査定方法とその精度を5段階で評価した表です。
査定方法 | 特徴 | 精度 (5段階評価) |
---|---|---|
訪問査定 | ・不動産に実際に訪問して査定を行うため精度が高い ・日程調整が必要 ・査定額が確認できるまで1週間ほどかかる |
5 |
机上査定 | ・住宅情報だけで査定を行うため訪問査定より精度は落ちる ・数時間~数日で査定額が確認できる |
3~4 |
匿名査定 | ・住宅情報だけで査定を行う ・即日〜3日程度で査定額が確認できる ・不動産会社から連絡が来ることはない |
3 |
AI査定 | ・入力した情報を元にAIが査定を行う ・リアルタイムで相場が確認できる ・不動産会社から連絡が来ることはない |
2 |
訪問査定が一番信用できますが、日程調整の手間や、査定結果が確認できるまでの日数がかかります。
そのため、おすすめは匿名査定やAI査定を利用して相場を確認後、6~10社に机上査定を依頼し、そのなかから納得がいく査定額を提示した不動産会社を2〜3社選んで訪問査定を依頼する方法です。

Q8.悪質な不動産会社かどうか見極める方法はある?
悪質な不動産会社じゃないか見極めるためには、査定額以外に査定結果の根拠もチェックすると良いでしょう。
不動産一括査定サイトを利用して査定を申し込むと、複数の不動産会社から一気に査定額が提示されます。
査定額が手軽に比較できるのは不動産一括査定サイトの最大のメリットではありますが、なかには媒介契約を結びたいがために、わざと相場より高い査定額を提示するような不動産会社もあります。
また不動産会社にはそれぞれ特徴があり、得意とする物件の種類が違ったり、特定の地域に特化した情報を持っていたりします。
つまり不動産会社にとって不得意な種類の不動産だったり、精通していない地域にある不動産だったりした場合は正確に査定できない可能性があるのです。
査定額の高さや、会社の規模だけで判断はしない方が良いでしょう。
このように感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
査定額の正当に算出されたかどうか見極めるためには、「査定結果の根拠」を聞くことが一番手軽でおすすめな方法です。
Q9.住宅ローンが残っていても不動産は売却できるの?
住宅ローンが残っていても不動産の売却は可能です。
ただし不動産の引き渡し日までに住宅ローンを完済し、「抵当権」を抹消する必要があります。
もちろん不動産を売却して得た金額で住宅ローンを売却することもできますよ。
ただし、「オーバーローン」の場合は要注意です。
住宅ローンが残っている不動産を売却する際には、必ず事前にオーバーローンにならないか調べましょう。
どうしてもオーバーローンになってしまう場合は、残金を自己資金で補うか「住み替えローン(買い替えローン)」を利用して返済のめどを立てる必要があります。
7.まとめ
不動産がいくらで売れるのか、また売却までにどのくらいの期間がかかるのかは担当者の力量によって大きく左右されます。
つまり不動産売却において、不動産会社選びは最も重要な過程であるといっても過言ではないのです。
しかし信頼のおける不動産会社を選ぶために複数の不動産会社を探してそれぞれに査定を依頼するのは手間や時間がかかってしまいますよね。
そこで便利なのが不動産一括査定サイトです。
不動産一括査定サイトは手軽に複数の不動産会社に査定が申し込めるだけではなく、悪質な不動産会社に出会うリスクも軽減できるといわれています。
サイトによって参加している不動産会社は異なるので複数の不動産一括査定サイトを利用し、さまざまな特色を持つ不動産会社に査定を依頼してみましょう。
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