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「目黒区の不動産の相場はどれくらいなんだろう?」
「売り出しの時期は今で良いのかな?」
目黒区にお持ちの不動産を売りたいと考えている方なら、相場や売り時などが気なるのではないでしょうか。
渋谷区・品川区などに隣接する目黒区は、不動産仲介会社が実施する「住みたい街ランキング」でも毎年上位に選出される都内屈指の人気エリアです。
トレンドのスポットやお店、ミシュランの星を獲得したレストランも多く、ファッション雑誌やテレビなどでも「おしゃれな街」としてたびたび話題になりますよね。
目黒区の不動産は特に女性やファミリー世帯を中心に人気があり、中古でも需要が高いのが特徴です。
しかし、買い手が付きやすいからこそ、損をしないためには信頼のおける不動産会社を選ぶことが必要不可欠です。
そこでこの記事では、目黒区の不動産を高値で売るための基礎知識やコツを解説します。
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福留 正明
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1.目黒区の不動産、今売って大丈夫?
このような不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。
特に2020年から続く新型コロナウイルス流行の影響による不動産価値の下落を危惧している方も多いのではないでしょうか。
実際に不動産の価格は経済や社会に影響を受けるといわれており、不動産をより高値で売るにはタイミングの見極めが肝心です。
「売り時」の見極めは難しく、専門家であっても完璧に予測することはできないといわれています。
しかし、専門機関のデータを読み解き不動産市場のおおよその動きや相場を把握して現在の傾向を知ることはできます。
ここでは現在の不動産市場の動きと目黒区の中古不動産の相場を見ていきましょう。
1-1.現在の不動産市場は上昇傾向
以下の表は全国の不動産価格指数の推移を示したものです。
このデータから現在の不動産市場は全国的にほぼ上昇傾向であることが読み取れます。
特にマンションの価格は2013年から現在まで高騰を続けています。
また緊急事態宣言が発令された2020年に一時的な下落は見られますが、現在は回復しており新型コロナウイルスの流行によるダメージは少ないといえます。
不動産価格の相場が比較的安定していることから、現在は物件が売れにくい時期ではないといえるでしょう。
1-2.目黒区の中古不動産の相場
目黒区の中古不動産のデータから現在のおおまかな相場を見てみましょう。
以下の表は中古住宅HOME4Uが発表した目黒区の中古マンションの面積別物件価格です。
地区 | ~40㎡ | ~50㎡ | ~60㎡ | ~70㎡ | ~80㎡ | ~90㎡ | ~100㎡ | 100㎡~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
目黒区 | 2,929万円 | 4,892万円 | 6,055万円 | 7,295万円 | 12,025万円 | 14,606万円 | 12,580万円 | 14,535万円 |
このデータを見ると目黒区の中古マンションは、小さな物件から大きな物件まで非常に高い価格で売却されていることが分かります。
目黒区と隣接する渋谷区・品川区・大田区・世田谷区のデータも見てみましょう。
地区 | ~40㎡ | ~50㎡ | ~60㎡ | ~70㎡ | ~80㎡ | ~90㎡ | ~100㎡ | 100㎡~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
渋谷区 | 3,923万円 | 5,061万円 | 7,024万円 | 9,616万円 | 11,512万円 | 10,515万円 | 12,256万円 | 17,330万円 |
品川区 | 2,833万円 | 3,787万円 | 5,485万円 | 6,613万円 | 7,947万円 | 9,825万円 | 8,192万円 | 11,500万円 |
大田区 | 2,131万円 | 2,879万円 | 3,710万円 | 4,164万円 | 4,954万円 | 5,462万円 | 6,206万円 | 10,194万円 |
世田谷区 | 2,578万円 | 3,369万円 | 4,598万円 | 5,036万円 | 6,348万円 | 8,328万円 | 11,910万円 | 9,234万円 |
これらのデータを比較すると、目黒区の不動産の価格は渋谷区には及ばないものの品川区・大田区・世田谷区よりも高額で取引されていることが分かります。
高値で売れるということはそれだけ需要が高いということですが、なぜ目黒区の不動産にはこれほど人気があるのでしょうか。
次章でその理由を詳しく解説します。
2.目黒区の不動産が人気の理由は?
目黒区は「SUUMO」や「いい部屋ネット」などの不動産ポータルサイトが実施する「住みたい街ランキング」で毎年上位にランクインする人気の街です。
芸能人も訪れるような隠れ家的なお店が多く、グルメやファッションを取り扱うメディアでもたびたび話題になりますよね。
また、目黒区には商業地域だけでなく桜の名所や緑豊かなスポットもあり、住環境の良さも注目されています。
ここからは目黒区の不動産が人気の理由を解説します。
2-1.グルメ店や流行のスポットが豊富
目黒区には本格的なグルメを楽しみたい方から気軽にスイーツを楽しみたい方まで、ニーズに合った「食」を楽しめるお店が多くあります。
老舗レストランや有名スイーツ店などのセレブ御用達のお店はもちろん、若者向けのおしゃれなカフェなども多数存在します。
特に自由が丘や中目黒はカフェ巡りやスイーツ巡りのスポットとしても有名です。
また、目黒通りには都内屈指のラーメン激戦区もあり、お手頃な価格でこだわりのラーメンが楽しめます。
商業地域にはセレクトショップや専門店など小さなお店が点在しており、デートや散策を楽しむエリアとしても人気があります。
2-2.緑が多く落ち着いた街並み
桜の名所として知られる目黒川をはじめ、目黒区には緑が多く四季の移り変わりを感じられるスポットが多くあります。
バーベキューなどのデイキャンプができる駒場野公園や小動物と触れ合える碑文谷公園など、小さなお子様がいるファミリー世帯にも過ごしやすい環境が整っています。
都会の中にありながらも豊かな自然環境を楽しめるのは目黒区ならではの魅力でしょう。
2-2.交通アクセスが良い
渋谷区や品川区などと隣接していることから、目黒区は都心の主要エリアへアクセスしやすい地域です。
目黒区には8つの駅があり、東急電鉄(東横線・目黒線・大井町線)・京王井の頭線・東京メトロ日比谷線が利用できます。
23区内で比較すると駅の数自体は少ないものの、渋谷駅をはじめとするオフィス街・商業地域に出やすく乗り継ぎにも便利です。
東急東横線を利用すれば横浜方面へもアクセスしやすいため、ビジネスパーソンだけでなくお出かけを楽しみたい方にも人気があります。
また、目黒区は住宅地と駅を結ぶバスの路線が発達しており本数も多いことが特徴です。
特に目黒通りをはじめとする大きな通りではバス専用レーンも確保されており、混雑しやすい朝の時間帯でも比較的利用しやすいといわれています。
2-3.治安が良い
23区のなかでも目黒区の治安の良さはトップクラスだといわれています。
そもそもの犯罪発生率が低く、目黒区の取り組みとしても犯罪防止策が積極的に行われていることが理由です。
特に子供の安全対策に力を入れており、セーフティー教室の開催や防犯ブザーの配布などが行われています。
また、区内全域を巡回する生活安全パトロールも24時間365日実施されています。
小さなお子様のいるファミリー世帯はもちろん一人暮らしの女性にも安心して暮らせる地域だといえるでしょう。
2-4.子育てしやすい環境
目黒区では通常の子育て支援制度だけでなく独自の取り組みを実施しています。
私立幼稚園や認可外保育施設を利用する場合、条件を満たせば入園料・保育料などの援助を受けることができます。
また、助産師や看護師の相談員がいる「ゆりかご・めぐろ」や目黒総合庁舎内にある「ほ・ねっと ひろば」など、妊娠・出産や育児の悩みを相談できる窓口も無料で利用できます。
「目黒ファミリー・サポート・センター」では子育て支援を受けたい方と援助を希望する方のマッチングが行われています。
このように目黒区では地域で積極的に子育てを支える制度が設けられており、子育て世代にとって環境の良い街だといえるでしょう。
3.目黒区のエリアと特徴を解説
目黒区は大きく以下の5つのエリアに分けられます。
閑静な高級住宅街からおしゃれな商業地域まで、エリアごとにその雰囲気や特色はさまざまです。
つまり、不動産の需要もエリアごとに異なるといえます。
ここではそれぞれのエリアの特徴から、不動産のニーズを見ていきましょう。
3-1.北部エリア(駒場・青葉台周辺)
北部エリアは渋谷区に隣接する駒場・青葉台周辺の地域です。
駒場東大駅の北側には東京大学の駒場地区キャンパスがあり、昔からある大きな商店街や大衆向けの食堂が軒を連ねる学生街になっています。
都内屈指の文教地区であり有名な進学校も多いため、教育熱心なファミリー層からも人気があります。
また、青葉台は閑静な高級住宅街であり、大きな邸宅や高級感のある低層マンションが立ち並びます。
中目黒や渋谷区の代官山の間に位置するため、ハイクラスな生活を楽しみたい方からのニーズも見込めるでしょう。
3-2.東部エリア(三田・中目黒周辺)
東部エリアは渋谷区・品川区に隣接している中目黒周辺の地域です。
中目黒駅から渋谷駅までは電車で4分、恵比寿駅までは2分であり自転車や徒歩でも通える距離にあります。
電車だけでなくバスの路線も充実しているため、非常に利便性の高い立地だといえます。
また、中目黒から池尻大橋までの目黒川沿いは桜の名所として知られており、四季の移り変わりを楽しめます。
東部エリアには洗練されたカフェやセレクトショップなども多く、都会的なおしゃれと自然が調和した街並みが魅力です。
住宅街は芸能人が住むセレブタウンとしても知られており、ファミリー世帯だけでなく高級志向の単身者からの需要も見込めるでしょう。
3-3.中央部エリア(学芸大学・祐天寺周辺)
中央部エリアは東急東横線の学芸大学駅・祐天寺駅などがある地域です。
渋谷駅などの都心部へアクセスはもちろん「みなとみらい」や「横浜中華街」などの観光スポットにも乗り換えなしで行けるため、休日のお出かけにも便利です。
中央部エリアは住宅地だけでなく商店街や庶民的なスーパーも充実しているのが特徴です。
学芸大学駅には「学芸大学西口商店街」「学芸大学東口商店街」など6つの商店街が合わさった「学芸大学商店街」と呼ばれる大型の商店街があり買い物に便利です。
祐天寺駅周辺にも庶民的なスーパーや飲食店などが多くあり比較的生活に便利な環境だといえます。
ブランド力のある中目黒や渋谷区の代官山町などにも徒歩圏内であり、ファミリー世帯用だけでなく単身者用の物件のニーズも見込めるでしょう。
3-4.南部エリア(洗足・目黒本町周辺)
南部エリアは洗足・目黒本町など大田区や品川区との境界にある地域を指します。
東急目黒線の洗足駅や武蔵小山駅の利用ができ、目黒駅や品川駅といった都心部へのアクセスに便利です。
このエリアには大きな商業ビルはなく、下町のような温かな雰囲気がある閑静な住宅街が広がっています。
目黒本町には通称「ほっこり商店街」と呼ばれる「平和通り商店街」があり、洗足駅周辺にも「いちょう通り商店街」と呼ばれる日用品の買い物スポットがあります。
都会的な華やかさはないものの、主要駅への出やすさと静かで落ち着いた住環境を両立させるのには良い地域だといえるでしょう。
3-5.西部エリア(柿の木坂・自由が丘周辺)
西部エリアは東急東横線の都立大学駅や自由が丘駅周辺の地域です。
柿の木坂や自由が丘をはじめとする都内有数の高級住宅街を有し、洗練された街並みと落ち着いた住環境が保たれています。
自由が丘駅はさまざまコンセプトのカフェや専門店、セレクトショップなどが立ち並ぶおしゃれな街として知られています。
最新のスイーツを楽しめる「自由が丘スイーツフォレスト」や自由が丘のベニスとも呼ばれる「ラ・ヴィータ」などは、若い女性やカップルを中心に人気があるスポットです。
住宅街には一戸建て住宅も多く、隠れ家的なレストランやセレブ御用達のサロンなども点在します。
西部エリアの物件は自由が丘に憧れる女性や高級住宅街ならではの落ち着きを求めるファミリー世帯からのニーズが高いでしょう。
売りたい不動産とエリアのニーズが合っていれば、よりスムーズに高値で売却しやすくなるでしょう。
4.目黒区の不動産を高く売るコツ
不動産を売却するなら、できるだけ手間をかけずに高値で売りたいですよね。
そこでここからは、目黒区の不動産を高く売るためのコツをご紹介します。
4-1.高く売るなら「仲介」を選ぶ
不動産の売却方法には大きく分けて「仲介」と「買取」の2種類があります。
「仲介」は不動産会社に依頼して買い主を探してもらい売買契約を成立させる方法です。
「買取」は不動産会社に直接物件を売却する方法です。
「仲介」と「買取」の売却までの流れは、以下の図のように異なります。
確かに買取の場合は売却までの工程が少なくシンプルですよね。
実際に売却まで通常3~6ヵ月かかる仲介と比べると、不動産会社と売り主だけで売買契約が成立する買取は短期間での売却が可能です。
しかし、買取の場合は相場と比べて6~7割程度の価格になってしまうケースがほとんどです。
買取は不動産会社にとっていわば「仕入れ」であり、利益を見越した金額で買い取るため売却時の価格は安くなる傾向があるからです。
一方で、仲介の場合は相場に見合った価格が付きやすい傾向があります。
目黒区の不動産を高値で売りたいのなら「買取」ではなく「仲介」を選びましょう。
⇒「仲介」「買取」どちらが高く売れる?|不動産売却ノウハウ
⇒不動産仲介とは?契約の種類や売却までの流れ、成功のコツを徹底解説
⇒不動産買取とは?メリットや実際の流れ、仲介との違いを徹底解説!
4ー2.複数の不動産会社を比較する
目黒区の不動産を高値で売りたいなら、必ず複数の不動産会社の査定を受けてから契約する業者を決めましょう。
不動産を売却するときには相場を知るために不動産会社の査定を受けるのが一般的です。
相場より安い価格で売り出してしまえば損をしますし、高すぎる価格を付ければ買い手が見つからず売却がスムーズに進まないこともあるからです。
しかし、査定額は不動産会社によって異なるケースが多いため、一社のみの査定では基準がなく正確な相場を把握することは困難だといえます。
そのため、不動産の売却で損をしないためには複数の不動産会社の査定を受けることが重要です。
また、不動産売却が成功するかどうかは不動産会社選びにかかっているといっても過言ではありません。
⇒厳選23サイト!不動産一括査定サイト比較ランキングとおすすめポイント
5.目黒区の不動産を売るときにおすすめの一括査定サイト
複数の不動産会社の比較が必要といわれても、このように悩んでしまいますよね。
そんなときに心強い味方となってくれるのが、「不動産一括査定サイト」です。
不動産一括査定サイトとは、名前の通り不動産の査定を一括して複数の不動産会社に依頼できるサイトのことです。
利用方法は簡単で、売却したい家の売却簡単な情報(立地や築年数など)と売り主の個人情報をフォームに入力するだけです。
情報を入力すると物件のある地域に対応した不動産会社をピックアップしてくれるので、そのなかから気になった数社を選んで査定を依頼しましょう。
不動産一括査定サイトには以下の図のようにそれぞれ特色や強みが存在します。
ご自身のお持ちの不動産や目的に応じて使い分けると良いでしょう。
ここからは目黒区の不動産売却におすすめの一括査定サイトとその特徴をご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
⇒大手が良いか地域密着型か。不動産売却に適した不動産会社を見極めるポイントとは?
おすすめ1 HOME4U:一括査定の王道!安心・安全・実績十分の老舗サービス
運営会社 | NTTデータ スマートソーシング |
---|---|
参加不動産 会社数 |
1,800社以上 |
同時査定依頼可能数 | 最大6社 |
「HOME4U」は日本で最も歴史のある不動産一括査定サイトで、実績では他社の追随を許しません。
運営もNTTデータグループの「NTTデータ スマートソーシング」という官公庁などとも取引がある企業が行っているため、個人情報の入力も安全に行うことができます。
また悪質な不動産業者を排除するための独自の取り組みを行っており、登録されているのは全て厳しい審査を通った不動産会社のみとなっています。
参加する不動産会社は全国の1,800社で、都市部から地方まで幅広い地域をカバーしているため、不動産売却を考えている人ならほとんど全ての方におすすめといえます。
おすすめ2 すまいValue:業界を牽引する大手6社が運営!
運営会社 | 東急リバブル、住友不動産販売、三菱地所ハウスネット、三井不動産リアルティ、小田急不動産、野村不動産ソリューションズ |
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参加不動産 会社数 |
6社(全国対応875店舗) ※2023年4月10日時点(賃貸専門店舗を含む) |
同時査定依頼可能数 | 最大6社 |
すまいValueは、不動産仲介を行う不動産会社のなかでも特に大手といえる6社が共同で運営する不動産一括査定サイトです。
東急リバブル、住友不動産販売、三菱地所ハウスネット、三井不動産リアルティ、小田急不動産、野村不動産ソリューションズが運営を行っています。
参加不動産会社数は少ないものの、複数の大手不動産会社に同時に査定を依頼できるという唯一無二の特徴があるため、利用しておく価値が高いサイトだといえるでしょう。
なかにはすまいValueにしか参加していない大手不動産会社もあります。
誰もが知っている大手の不動産会社に査定を依頼したいという方はすまいValueがおすすめですよ。
おすすめ3 SUUMO:知名度ナンバーワン!全国の不動産会社2,000店舗以上が参加
運営会社 | リクルート |
---|---|
参加不動産 会社数 |
非公開(店舗数としては全国2,000以上) |
同時査定依頼可能数 | 非公開 ※査定可能会社数は物件所在地によって異なります |
賃貸探しのポータルサイト「SUUMO」をご存じの方は多いと思いますが、実は不動産一括査定サービスも行っています。
CMなどでもなじみのあるサイトだからこそ、安心感は抜群ですね。
独自の絞り込み機能が大変便利で、不動産会社を売却実績や店舗数、サービス内容などの希望条件で絞り込めるようになっています。
また、売却実績や営業スタッフの人数など査定を依頼できる不動産会社に関する詳細な情報が確認できるのもうれしいポイントです。
しかし、一部地域が取扱対象外となっているため、まずはご自分の売りたい不動産で利用ができるか確かめてみるのが良いでしょう。
おすすめ4 おうちクラベル:高精度なAI査定が魅力
参加不動産 会社数 |
非公表 |
---|---|
同時査定依頼可能数 | 非公表 |
査定可能不動産 | マンション、土地、一戸建て、一棟マンション・アパート、その他建物 |
参加不動産会社 | 大京穴吹不動産、大成有楽不動産販売、CENTURY21、ロイヤルハウジング、POLUS、三菱UFJ不動産売却、オークラヤ住宅、京急不動産、三井住友トラスト不動産、KEN、SRE不動産(旧ソニー不動産) |
おうちクラベル(旧おうちダイレクト)はソニーグループで東証プライム上場企業のSREホールディングスが運営する不動産一括査定サイトです。
大手から地域密着型まで優良かつ実績豊富な不動産会社が多数参加しているため、ご自身の物件の売却に適した会社がきっと見つかりますよ。
おうちクラベルの最大の特徴は従来の不動産一括査定サイトのように提携する不動産会社に査定を依頼できるだけでなく、AIによる高精度な査定を無料で行えることだといえます。
査定額は個々の不動産会社によってばらつきが出ることも多いため、AI査定価格でおおよその相場をあらかじめ把握しておけるのは安心ですね。
またおうちクラベルは、売り主のみの仲介を行う「片手仲介」専門で他社よりも高い査定額を出してくれるといわれているSRE不動産に一括査定が依頼できる点も大きなメリットだといえるでしょう。
現在のサービスエリアは東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、兵庫県、京都府、奈良県に限られていますが、SRE不動産に査定依頼をしたいという方も要チェックですよ。
おすすめ5 LIFULL HOME’S:参加不動産会社数最多クラス!知名度も抜群で安心
運営会社 | LIFULL |
---|---|
参加不動産 会社数 |
3,175社 |
同時査定依頼可能数 | 最大10社 |
総掲載物件数ナンバーワンの不動産サイト「LIFULL HOME’S」が提供する不動産査定一括サービスで、なんと3,175社の不動産会社が参加しています。(2021年7月21日時点)
他サイトより圧倒的に多い提携会社数は、他では不動産会社を見つけられなかったという方でもLIFULL HOME’Sの一括査定ならご自身にぴったりの不動産業者を見つけられる可能性が高いといえます。
またユーザーが安心して利用できるよう工夫が凝らされており、不動産会社からの連絡手段としてメールか電話かを選択できます。
これなら営業の電話がかかってきて困る、ということもありませんよね。
さらに不動産会社の説明が充実していて、担当者の顔まで見られるのはLIFULL HOME’Sだけの特徴です。
査定価格に加えて実績や特色から不動産会社を選ぶことができますよ。
6.目黒区の不動産を売る手順
実際に不動産を売る前に、売却完了までにすべきことをしっかり把握しておかないと不安が残りますよね。
ここでは、売却完了までの一連の流れを解説していきます。
まず、以下の図は不動産売却の流れを示したものです。
STEP1 複数の不動産会社に査定を依頼する
まずは複数の不動産会社に「査定」を依頼しましょう。
不動産の査定とは「売却できそうな価格」を不動産会社に割り出してもらうことです。
査定価格は主に以下の2つの観点から算出されます。
- ・物件の特徴……物件の築年数や向き、間取りなど
- ・不動産市況……競合物件数や人気のあるエリア・物件タイプかなど
STEP2 仲介を依頼する不動産会社を選ぶ
目黒区の不動産の売却を成功させるためには、信頼できる不動産会社を選ぶことが重要です。
査定の結果や不動産会社の対応などを比較しながら、仲介を依頼する業者を選びましょう。
不動産の査定方法には「机上査定」と「訪問査定」の2種類があり、机上査定を受けてから訪問査定を依頼するのが一般的です。
訪問査定はその名のとおり、不動産会社の担当者が物件に訪問して査定する方法です。実際の不動産の状態を勘案し、より明確な見積もりを出します。
まずは6~10社の机上査定を受け、結果を見て2~3社に絞り込んで訪問査定を依頼するといいでしょう。
STEP3 不動産会社と仲介契約を結ぶ
仲介を依頼する不動産会社を選んだら、不動産会社と売り主でいわゆる仲介契約を交わします。
不動産業界では「仲介」のことを「媒介」と呼ぶため、契約のことも本来は「媒介契約」と呼びます。
それぞれの媒介契約の特徴を以下の表にまとめました。
契約種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
専任媒介契約 | ・窓口が一元化できる。 ・2週間に1回、不動産会社から売り主に対して売却活動に関する報告を行うことが義務付けられている。 ・売り主が知人など、自分で買い主を見つけた「自己発見取引」の場合には仲介手数料は発生しない。 |
・悪質な不動産会社に依頼してしまうと、両手仲介をもくろんで他社に情報を提供せず、買い主がなかなか決まらないことがある。 |
専属専任媒介契約 | ・窓口が一元化できる。 ・1週間に1回、不動産会社から売り主に対して売却活動に関する報告を行うことが義務付けられている。 |
・売り主が知人など、自分で買い主を見つけた「自己発見取引」の場合にも仲介手数料などが発生する。 ・悪質な不動産会社に依頼してしまうと、両手仲介をもくろんで他社に情報を提供せず、買い主がなかなか決まらないことがある。 |
一般媒介契約 | ・複数の不動産会社に同時に売却を依頼することができる。 ・売り主が知人など、自分で買い主を見つけた「自己発見取引」の場合には仲介手数料は発生しない。 |
・売り主に対する報告義務がなく、売却活動が不透明。 |
「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」と「一般媒介契約」で大きく異なるのは、報告の義務と同時に依頼できる不動産会社の数です。
一般媒介契約は、複数の不動産に対し同時に売却を依頼することができます。
しかし、売り主に対する報告義務がないため活動が不透明になりやすいというデメリットがあります。
一方で、専任媒介契約・専属専任媒介契約の場合は、契約した1社にしか売却依頼ができませんが、売却活動の報告義務があるため進行状況を定期的に確認できます。
⇒不動産売却時の媒介契約とは?専属専任・専任・一般媒介契約の違い
STEP4 不動産会社が買い主を探す
媒介契約を交わしたら、不動産会社が売却活動を開始します。
担当者は買い主を見付けるために、不動産のデータを情報サイトに登録・掲載したり、チラシを作成して物件の周辺地域にポスティングを行ったりします。
不動産会社が利用する物件情報サイトには、SUUMOやLIFULL HOME‘Sなど誰でも閲覧できるサイトだけでなく、不動産会社専用の情報サイトも存在します。
売却活動を行うのは不動産会社ですが、売り主も積極的に活動状況をチェックしておくと安心です。
STEP5 買い主と売買契約を結ぶ
買い主が見つかったら、書類を用意し売買契約を結びます。
売買契約のときにも不動産会社が間に入るので、特別な専門知識は必要ありません。
売買契約を結ぶときには、サインをする前に契約書にしっかり目を通し、どんな小さなことでも疑問点があれば必ず不動産会社の担当者に確認しましょう。
また、売買契約を交わすタイミングで不動産会社への仲介手数料が発生します。
仲介手数料は、売買契約が成立したタイミングで半額、物件の引き渡しが完了したときに残りの半額を支払うのが一般的です。
⇒不動産売買にかかる仲介手数料とは?算出方法や上限額などを解説
STEP6 引き渡し
不動産の引き渡しは、売り主から買い主へ不動産の所有権を移す日に行われるケースがほとんどです。
引き渡しの当日までには、以下の手続きが行われます。
- ・代金の決済
- ・その他の費用の清算
- ・必要書類の引き渡し
- ・登記の変更
- ・部屋の状態の確認
- ・鍵の引き渡し など
引き渡しを行う前には、不動産の代金の決済や仲介手数料をはじめとする費用の清算を完了させます。
清算が済んだら、所有権の転移を行うための投機登録の変更や売買に関する必要書類の提出が行われ、すべての手続きが完了したら不動産を引き渡します。
また、引き渡し当日に物件の状態確認や鍵の引き渡しが行われることもあります。
⇒不動産売却で必要となる書類
7.目黒区の不動産を売却する際の注意点
ここまでは目黒区の不動産をより高値で売却するための知識や方法について解説してきました。
最後に、目黒区の不動産を売却するときの注意点を3つ解説していきます。
7ー1.リフォームはしない
「物件はリフォームした方が買い手は付きやすいのかな?」
このようにお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、個人で不動産を売却するときには極力リフォームしない方が無難です。
というのも、自分好みにリフォームすることを前提に中古物件を購入する買い主も少なくないからです。
不動産会社は買い取った物件をリフォームして売ることがありますが、買い主のニーズに合わせた間取りやデザインを計算して利益が出る範囲でリフォームしています。
リフォームした金額を相場に上乗せして売ることは厳しく、個人の場合は不動産会社のように利益が出るわけではないのでリフォームするのは基本的にはおすすめできません。
確かに内見のときのイメージは大切です。
床や水回りの掃除をきちんとして清潔に保ち、破れた障子や壁紙を貼り換えるなど、ご自身の手の届く範囲で物件を綺麗にしておくと良いでしょう。
⇒古い家の売却方法を徹底解説!売却手順から売却後に使える控除も紹介
7-2.買い主の与信を確かめる
与信とは商取引の相手に対し信用を提供することです。
不動産売却においては、買い主が契約通り支払いできる能力があるか、住宅ローンの審査に通るかなどが焦点になります。
与信を確かめるためには、不動産会社を通して買い主の年収や勤務先などの確認をしておきましょう。
そうすることで、契約後に起こるトラブルを未然に防ぐことができます。
売買契約が締結されると売り主は買い主に手付金を払い、期限までに資金を調達して支払いをします。
しかし、売買契約が成立してもローンの審査に落ちてしまったり、支払うはずの現金が用意できなかったりして契約後に破談となるケースも少なくありません。
契約を締結する前には不動産会社を通して買い主の「与信」を確認しリスクを減らしましょう。
特に買い主が住宅ローンの審査に落ちると、ローン特約による売買契約の解除が適用されるため無条件で契約が白紙になるので注意しましょう。
ローン特約によって契約が解除された場合、通常の破談と違って違約金もなく仲介手数料も半額しか返金請求できないなど、売り主は余分な出費や時間を費やすことになります。
このようなトラブルの可能性があるため、与信の確認は慎重に行いましょう。
7-3.節税に関する知識を持つ
売却で利益が出た場合に備え、節税の知識を持つことも必要です。
不動産の価格は築年数や経年劣化によって低くなるのが一般的であり、売却価格が購入価格よりも低くなるため、売却によって利益が出るケースは少ないといえます。
しかし物件の条件によっては売却した際に大きな利益が生じるケースがあります。
不動産の売却で利益が出た場合には「譲渡所得」となり、税金が課されます。
マイホーム(住居用財産)を売却する場合に限りますが、譲渡所得から最高3,000万円の控除ができる特例があります。
この特例を適用できる不動産には条件が定められていますが、ご自身の物件が対象であれば大きな節税効果があるので、事前に確認しておきましょう。
詳細については国税庁のぺージをご覧ください。
また、この特例を受けるには確定申告が必要になります。
ちなみに売却益が出なかった際にも確定申告は必要なため、忘れずに行いましょう。
⇒不動産売却時に課税される3つの税金|譲渡所得の計算方法
8.まとめ
目黒区の不動産は人気が高い傾向にあります。
また現在の不動産市場は安定しており、売却に悪い時期ではありません。
このように好条件で売却できる要素がそろっているため、相場より安価で売却して損をしないよう、不動産売却の基礎知識を身に着けて売却しましょう。
⇒不動産売却の注意点が全て分かる!タイミング別、状況別に徹底解説
⇒マンション売却の心配を解消!売却前・中・契約時・後の注意点を完全ガイド
⇒完全版:戸建て売却の各ステージにおける注意点とその対策