HowMaは査定から売り出しまでネットで完結！気になる注意点とは

「HowMaってどんなサービスが提供されているのかな？」

「AI査定が得意らしいけど精度はどうなんだろう？」

HowMaで一括査定を申し込もうとしている方のなかには、このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

HowMaのAI査定は特許取得済みの高性能なサービスなので、査定結果の信ぴょう性が高く不動産を売却する際の参考になりますよ。

また匿名による査定も可能なので相場だけ確認したいという場合でも便利です。

さらにHowMaでは不動産の売り出しまでもオンライン上で行うことが可能です。

「不動産を売却したいけれど不動産会社の担当者や買い主とやり取りするのが面倒」という方に嬉しいサービスですよね。

ただしオンライン売却は東京都と神奈川県の一部の地域でしか利用できないので注意が必要です。

１．HowMaとは？

HowMaはAIによる不動産査定を得意とする不動産一括査定サイトです。

基本情報は以下のとおりです。

一般的な不動産一括査定サイトでは、売却したい不動産と売り主の情報を入力すると、取り扱える可能性のある不動産会社が自動でピックアップされ、そのなかから査定を依頼したい会社を選んで情報を送ります。

しかしHowMaはこのような一般的な不動産一括査定サイトとは異なる形で一括査定サービスを提供しています。

HowMaには「オンライン売却」というオンライン上で不動産が売却できるサービスがあり、これを申し込むとHowMaのコンシェルジュがビデオ通話を通して物件を確認します。

その後、コンシェルジュが最大6社の不動産会社に査定を依頼するという仕組みになっています。

不動産会社と直接やり取りをしないので、しつこい営業電話や、断りの電話といった面倒ごとに悩まされることがありません。

ただしオンライン売却は不動産の売却が前提になっているので、相場だけを知りたい場合はAI査定を利用しましょう。

２．HowMaを利用するメリット

不動産会社への査定依頼をサイト側が行うというのは、他の不動産一括査定サイトではあまり見かけませんよね。

他のサイトとは違う形でサービスを提供するので、利用しても良いのか不安に感じている方もいらっしゃるでしょう。

この章ではHowMaを利用するメリットを四つ紹介するのでぜひ参考にしてくださいね。

メリット１　高性能なAI査定で相場がすぐにわかる

HowMaではAIによる不動産査定が可能です。

不動産会社に査定を依頼した場合、不動産会社の担当者が「机上査定」か「訪問査定」を行うことで査定結果が提示されます。

査定結果が確認できるまでには机上査定は当日～3日ほど、訪問査定は1週間ほどの期間を要します。

一方でAI査定は住所、築年、面積など住宅情報を入力すると、HowMaが所有する膨大な量の過去の不動産取引データと照合して相場を算出します。

そのため、必要情報を入力したらその場ですぐに相場が確認できるのです。

また不動産会社に査定を依頼した際には、査定結果の提出とともに不動産会社の担当者から営業をかけられることが一般的です。

AI査定であれば不動産会社から営業をかけられる心配がないので気軽に申し込めますよね。

なおAI査定に必要な情報は以下のとおりです。

メリット２　スマホだけで不動産の売り出しができる

HowMaではスマホだけで不動産の売り出しができる「オンライン売却」が利用可能です。

オンライン売却は一般的な不動産売却方法とはいえないため、ちゃんと買い主が見つかるのか不安に感じている方もいらっしゃるでしょう。

しかしHowMaのオンライン売却は、さまざまな強みを持った複数の会社が不動産の売却を後押ししてくれるため幅広く買い主を探すことができ、売れる確率も高くなっています。

また不動産会社との連絡やHowMaとのやり取りはチャットでスムーズに行えます。

売却活動の報告もチャットで定期的に送られてきますよ。

送られてきたチャットはいつでも遡れるので、どのようなやり取りをしてきたか再確認したい場合にも便利ですよね。

ただし購入希望者のための内見や売買契約締結、引渡しなどの際には不動産会社や買い主との対面が必要になるため注意が必要です。

メリット３　営業電話に悩まされない

三つ目のメリットは不動産会社からの営業電話に悩まされることがないという点です。

HowMaではAI査定とオンライン売却の二つの方法で不動産の査定額が確認できます。

AI査定は不動産会社に査定を依頼しないので営業電話は来ませんし、オンライン売却もHowMaと不動産会社がやり取りをするため、売り主側に直接電話がかかって来ることはありません。

断っても何度も電話してくるようなしつこい営業電話に悩まされるリスクがないのは魅力的ですよね。

ちなみにHowMaで売却を進めると、最初は複数の不動産会社と一般媒介契約を結ぶことになっています。

途中で専任媒介契約に切り替える場合や、一般媒介契約のまま売却が決まった場合などには他の不動産会社に契約解除の旨を伝えなくてはなりませんが、契約解除の手配もHowMaが代行してくれるので安心ですよ。

メリット４　囲い込みのリスクが減らせる

「囲い込み」のリスクが軽減できるのもHowMaの魅力の一つでしょう。

囲い込みがされると買い主候補が見つかりにくくなったり、不当な値下げを提案されたりといった不利益を被る恐れがあります。

このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね。

囲い込みを行った不動産会社は売り主と買い主の両方から仲介手数料を受け取ることが可能です。

仲介手数料は売却価格によって変動しますが、売り主と買い主の両方から手数料を徴収することができるので、多少割安になっても囲い込みをした方が不動産会社の利益は大きくなるのです。

こういった理由から囲い込みを行うような悪質な不動産会社が存在するのですが、HowMaでは一般媒介契約を基本としているため囲い込みのリスクがのです。

一般媒介契約は複数の不動産会社が売り主と契約を結ぶため、自社で買主を見つけようと時間をかけていては他の不動産会社に先を越されてしまうからです。

３．HowMaを利用する上で気を付けるべきポイント

デメリットがあるのなら利用前に知っておきたいところですよね。

HowMaにはこれといったデメリットはないものの、利用前に知っておいた方が良い注意点があります。

この章で詳しく解説しますのでぜひ最後まで読んでくださいね。

注意点１　オンライン売却は一部の地域のみ利用可能

HowMaの魅力的なサービスの一つであるオンライン売却ですが、利用できるのは東京都と神奈川県一部地域のみです。

詳細は以下をご確認ください。

その他の地域にある不動産は売却できないので注意しましょう。

なお対象としているのは売却する不動産の所在地なので、「住まいは地方だけど売却したい不動産は東京にある」という場合は利用できます。

注意点２　アカウントを作成しないとAI査定は利用できない

手軽に不動産の相場が確認できるHowMaのAI査定ですが、利用には会員登録が必須です。

HowMa以外でも住宅情報を入力するだけで相場が確認できるサイトはあり、なかには会員登録の必要がない場合もあります。

そのようなサイトと比べるとHowMaのAI査定は会員登録の手間がある分、手軽さがやや劣っているといえるでしょう。

注意点３　査定を依頼する不動産会社は選べない

三つ目の注意点は査定依頼をする不動産会社が選べないという点です。

一般的な不動産一括査定サイトの場合、住宅情報を入力すると該当する不動産会社が自動でピックアップされ、そこから自分の好きな不動産会社を選んで査定を依頼します。

一方でHowMaの場合は、HowMaのコンシェルジュが物件に合った不動産会社を選んで査定依頼をします。

不動産業界に精通したコンシェルジュが、中立な立場で適切に不動産会社を選んでくれるのでその点は安心して良いでしょう。

しかし査定をして欲しい不動産会社があったとしても、希望通りになるとは限らないので注意が必要です。

４．まとめ

HowMaはAIによる不動産査定を得意とする不動産一括査定サイトです。

HowMaのAI査定は住宅情報だけで査定を行うため日程調整などの手間はかかりませんし、過去の不動産取引データと照合して査定結果を算出するため通常の机上査定よりも精度が高いという特徴があります。

手軽に相場を確認したい場合にHowMaのAI査定が役立つでしょう。

なおAI査定は氏名や電話番号などが必要ないため、家族に売却を検討していることを知られたくない方や、不動産会社から電話がかかって来るのが嫌な方でも気軽に査定を申し込めますよ。

さらにHowMaでは不動産の売り出しまでもオンライン上で行うことが可能です。

スマホだけで不動産の売り出しができるなんてとても魅力的ですよね。