【2024年12月最新】フリーランスにおすすめのファクタリング業者12選

フリーランスが利用できるファクタリングサービスはどれだろう?
フリーランスは、何に気をつけてファクタリング業者を選べば良いの?

このようにファクタリングの利用を検討しているフリーランスの方もいらっしゃるでしょう。

ファクタリングは「売掛債権」を業者に売却することで、未入金の売掛金をすぐに現金化できる資金調達の方法です。

銀行融資やローンなどよりも審査に通りやすく手続きが簡単なので、フリーランスでも資金を調達しやすいといえるでしょう。

しかしファクタリングサービスによっては「法人向け」というように利用対象を絞っているため、フリーランスの方は個人の利用に対応しているサービスを選ぶ必要がありますよ。

お金のプロ
そこで本記事ではフリーランスの方におすすめのファクタリングサービス12選をご紹介します。

フリーランスの方がサービスを選ぶときに確認すべきポイントや利用する際の注意点、審査落ちを防ぐコツなども解説します。

【フリーランスにおすすめのファクタリングサービス5選】

※横にスクロールできます
サービス名 入金スピード 手数料 取引できる売掛債権の金額
ペイトナーファクタリング 最短10分 10% 1万~100万円(初回利用時は25万円まで)
QuQuMo 最短2時間 1%〜 下限記載なし・上限なし
ベストファクター 最短即日 2%〜 30万~1億円
ビートレーディング 最短2時間 2〜12%程度 無制限(買い取り実績:1万~7億円)
日本中小企業サポート機構 最短3時間 1.5%〜 無制限
「税理士が教えるお金の知識」(以降、本メディア)では一部、メーカーやサービス提供事業者から広告出稿をいただいておりますが、コンテンツの内容については本メディア独自に制作しており、情報の掲載有無やコンテンツ内容の最終意思決定に事業者は関与しません。
目次

1.フリーランスにおすすめのファクタリングサービス12選

フリーランスでも利用できるファクタリングサービスはどこだろう?
請求書が少額なんだけど、買い取ってくれるファクタリング業者はいるのかな?

このようにフリーランスが利用可能なファクタリングサービスを探している方もいらっしゃるでしょう。

本章ではフリーランスにおすすめのファクタリングサービスを12社厳選してご紹介します。

なおファクタリングサービスによって買い取っている「売掛債権」の金額が異なるため、フリーランスの方は少額の資金調達に対応するサービスを選ぶことが大切です。

売掛債権とは
商品やサービスを提供した代金の支払いを受ける権利のことです。将来的に手元に入る金銭であるため会計上では資産であり、借り入れする際の担保にすることも可能です。

また即日に資金を調達したい方は、業者と利用者のみで取引する「二者間ファクタリング」の契約方式を選びましょう

二者間ファクタリングは売掛先の許可を得る必要がないので、スピーディーな手続きが可能です。

メモ
ファクタリングの契約方式には二者間ファクタリングの他に、売掛先を交えて行う「三者間ファクタリング」という方式があります。二者間ファクタリングよりも時間がかかりますが、手数料が割安な傾向にあります。ファクタリングの契約について詳しくは知りたい方はこちらをご覧ください。
お金のプロ
まずはフリーランスの方におすすめのファクタリング業者12社の特徴を以下にまとめました。

【フリーランスにおすすめのファクタリングサービス12選】

※横にスクロールできます
サービス名 入金スピード 手数料 取引可能な金額 取引形態
ペイトナーファクタリング(旧yup先払い) 最短10分 二者間:10% 1万~100万円(初回利用時は25万円まで) オンライン
QuQuMo(ククモ) 最短2時間 二者間:1%~ 下限記載なし・上限なし オンライン
ベストファクター 最短即日 二者間:5%〜
三者間:2%〜
30万~1億円 ・オンライン
・対面
ビートレーディング 最短2時間 二者間:4~12%程度
三者間:2~9%程度
無制限(買い取り実績:1万~7億円) ・オンライン
・対面
日本中小企業金融サポート機構 最短3時間 二者間・三者間:1.5%~ 無制限 ・オンライン
・対面
トップ・マネジメント 最短即日 二者間:3.5~12.5%程度
三者間:0.5~3.5%程度
30万~3億円 ・オンライン
・対面
PAYTODAY(ペイトゥデイ) 最短30分 二者間:1~9.5% 10万円~上限なし オンライン
TRY(トライ) 最短30分 二者間・三者間:3%~ 10万~5,000万円 ・オンライン
・対面
アクセルファクター 最短2時間 二者間・三者間:2%~ 30万円~上限なし ・オンライン
・対面
・郵送
FREENANCE(フリーナンス) 最短即日 二者間:3〜10% 1万円~上限なし オンライン
ジャパンマネジメント 最短即日 二者間:10~20%
三者間:3~10%
※売掛金の種類、売掛先の規模、財務状況などに応じて算出される
20万~5,000万円 対面
labol(ラボル) 最短30分 二者間:10% 1万円〜 オンライン
お金のプロ
ここからは12のサービスの特徴についてより詳しくご紹介します。

おすすめ1 ペイトナーファクタリング(旧yup先払い)

ペイトナーファクタリング
メリット
1万円の少額債権から買い取ってもらえる
最短10分で資金調達が可能
デメリット
初回利用時は取引可能な金額が25万円まで
こんな人におすすめ!
オンラインで簡単に手続きを済ませたい方
売掛先がフリーランスや個人事業主の売掛債権を売却したい方
入金までのスピード 最短10分
手数料 二者間:10%
取引できる売掛債権の金額 1万~100万円(初回利用時は25万円まで)
対象の事業形態 法人、個人事業主、フリーランス など
取引形態 オンライン
契約方式 二者間ファクタリング
必要書類 ・請求書
・本人確認書類
・入出金明細(直近3カ月程度)
運営会社 ペイトナー株式会社(旧yup株式会社)

ペイトナーファクタリングは累計申請件数が20万件を突破しており、最短10分で入金が可能なファクタリングサービスです。

フリーランス・個人事業主向けのファクタリングをうたっており、1万円からの少額債権を現金化できます。

必要書類が少なく、取引がオンラインで完結するので気軽に申し込みやすいといえます。

面談が不要で、メールや電話でのやりとりも一切必要ないので手続きが非常に簡単です。

また買い取ってくれるサービスが少ない「売掛先が個人の売掛債権」も、ペイトナーファクタリングなら現金化することができますよ。

なお手数料率が10%に固定されており、申し込む前から調達できる金額が分かるので安心して利用できます。

おすすめ2 QuQuMo(ククモ)

QuQuMo
メリット
手続きをオンラインで完結できる
売却可能な売掛債権の金額の幅が広い
デメリット
手数料の上限が記載されていない
こんな人におすすめ!
オンラインで簡単に手続きを済ませたい方
小口・大口の売掛債権を現金化したい方
入金までのスピード 最短2時間
手数料 二者間:1%~
取引できる売掛債権の金額 下限記載なし・上限なし
対象の事業形態 法人、個人事業主、フリーランス など
取引形態 オンライン
契約方式 二者間ファクタリング
必要書類 ・本人確認書類(運転免許証またはパスポートなど)
・保有する全銀行口座の直近3カ月分の入出金明細
・請求書(個人事業主の場合、開業届または青色、白色の確定申告書一式と健康保険証を提出する)
運営会社 株式会社アクティブサポート

QuQuMo手数料が1%〜と低めから設定されているオンライン完結型のファクタリングサービスです。

買い取り可能な売掛債権の金額について下限の記載がなく、上限額がないため、幅広い額の売掛債権を現金化できますよ。

請求書の金額が低いフリーランスの方はぜひ利用してみましょう。

フリーランスの資金調達を応援していると公式サイトでも明言しています。

またQuQuMoは申し込みから契約締結までの全ての手続きをオンラインで行えるので、全国どこからでも利用できます。

面談が不要ですが、場合によって電話によるヒアリングが行われる可能性があるので、書類を不備なく準備しておくと安心ですよ。

おすすめ3 ベストファクター

メリット
柔軟な審査を行っている
電話なら5分で利用の可否が分かる
デメリット
売掛債権の下限額が30万円と他のサービスよりやや高め
こんな人におすすめ!
三者間ファクタリングを利用したい方
担当者と対面で契約したい方
入金までのスピード 最短即日
手数料 二者間:5%~
三者間:2%~
取引できる売掛債権の金額 30万~1億円
対象の事業形態 法人、個人事業主 など
取引形態 対面
契約方式 二者間ファクタリング、三者間ファクタリング
必要書類 ・本人確認書類
・入出金の通帳(Web通帳を含む)
・請求書や見積書、基本契約書などの取引先との契約関連書類
運営会社 株式会社アレシア

ベストファクターは柔軟な審査が特徴で、審査通過率が92.25%と多くの人の利用を受け付けているファクタリングサービスです。

「複数の借り入れがある」「開業したばかり」「税金の滞納がある」「業績が赤字」といった方でも利用できると明言しているので、フリーランスの方も受け付けてくれる可能性がありますよ。

また業者と利用者の間で行う二者間ファクタリングだけでなく三者間ファクタリングを取り扱っているのが特徴の一つです。

三者間ファクタリングは売掛先を交えて行う契約方式で、二者間ファクタリングより低めの手数料が設定される傾向にありますよ。

なお対面での契約が必須であるため、ベストファクターのオフィスがある東京大阪・福岡近郊の方は、より迅速に資金を調達できるでしょう。

担当者に出張してもらうことも可能です。

メモ
審査だけであればオンラインで受けることが可能です。電話もしくはメールフォームでの問い合わせも受け付けています。

おすすめ4 ビートレーディング

ビートレーディング
メリット
取引可能な売掛債権の金額が無制限
必要書類が少ない
デメリット
手数料の目安は記載されているが、詳細の明記はない
こんな人におすすめ!
実績の豊富なサービスを利用したい方
三者間ファクタリングで契約したい方
入金までのスピード 最短2時間
手数料 二者間:4~12%程度
三者間:2~9%程度
取引できる売掛債権の金額 無制限(買い取り実績:1万~7億円)
対象の事業形態 法人、個人事業主 など
取引形態 オンライン、対面
契約方式 二者間ファクタリング、三者間ファクタリング
必要書類 ・売掛先からの入金が確認できる通帳のコピー(2カ月分)
・売掛債権に関する資料(請求書や注文書など)
運営会社 株式会社ビートレーディング

ビートレーディングはこれまで5万8,000社と取引し、累計買い取り額が1,300億円を達成(2024年3月時点)している実績が豊富なファクタリングサービスです。

オンライン、対面といった方法のなかから取引形態を選ぶが可能です。

オンラインでの契約の場合は審査の必要書類が2点のみなので、手軽に利用したい方におすすめです。

また売却できる売掛債権の額に制限がないため、少額の売掛債権を現金化したいフリーランスの方にぴったりですよ。

またビートレーディングはオペレーターや営業担当者の顔写真と苗字を公式サイトで確認できるので、安心して申し込みやすいといえるでしょう。

売掛先が個人事業主の債権でも売却できる可能性があるので、個人間の取引が多い方は相談してみましょう。

おすすめ5 日本中小企業金融サポート機構

日本中小企業金融サポート機構
メリット
一般社団法人による非営利での運営
必要書類が少ない
デメリット
手数料の上限が明記されていない
こんな人におすすめ!
手数料を抑えつつ迅速に資金を調達したい方
スマートフォンで手続きを完結したい方
入金までのスピード 最短3時間
手数料 二者間・三者間:1.5%〜
取引できる売掛債権の金額 無制限
対象の事業形態 法人、個人事業主 など
取引形態 オンライン、対面
契約方式 二者間ファクタリング、三者間ファクタリング
必要書類 ・売掛先の入金が分かる通帳のコピー(3カ月分)
・売掛金の発生が分かる請求書や契約書
運営会社 一般社団法人 日本中小企業金融サポート機構

日本中小企業金融サポート機構業界最低水準の手数料1.5%〜のファクタリングサービスを提供する一般社団法人です。

非営利の運営であり、2020年に「経営革新等支援機関」に認定された信頼性の高い機関ですよ。

経営革新等支援機関とは
中小企業への支援に関する専門知識や実務経験が一定レベル以上であると国に認められた金融機関や税理士、税理士法人、公認会計士、商工会、商工会議所、中小企業診断士などの機関です。

関東財務局長及び関東経済産業局長が認定した機関なので、安心感が抜群ですね。

対面とオンラインでの手続きに対応していますが、オンラインの取引では資料の提出や契約といったやりとりが全てメールで完結するため、スピーディーに手続きができますよ。

なお日本中小企業金融サポート機構では売掛先が個人の売掛債権でも現金化できる可能性があるので、個人間の請求書をお持ちの方にもおすすめです。

おすすめ6 トップ・マネジメント

トップマネジメント
メリット
銀行の営業時間外や夜間でも現金の受け取りができる
手続きをオンラインで完結できる
デメリット
売掛債権の下限額が30万円と他のサービスよりやや高め
こんな人におすすめ!
銀行の営業時間外や夜間に資金を調達したい方
広告・IT業界で働く個人事業主・フリーランスの方
入金までのスピード 最短即日
手数料 二者間:3.5~12.5%程度
三者間:0.5~3.5%程度
取引できる売掛債権の金額 30万~3億円
対象の事業形態 法人、個人事業主 など
取引形態 オンライン、対面
契約方式 二者間ファクタリング、三者間ファクタリング
必要書類 ・本人確認書類
・売却を希望する請求書
・前年度の決算書
・直近7カ月の入出金明細
運営会社 株式会社トップ・マネジメント

トップ・マネジメント買い取り件数が5万5,000件を超える実績を持つファクタリングサービスです。

オンライン・対面での取引を行っていますが、オンラインの手続きであれば数時間で資金の調達が可能ですよ。

またトップ・マネジメントは契約が済めば銀行の営業時間外でも資金を調達できると明言しています。

そのため日中忙しくて、夕方以降に資金を受け取りたい方にもおすすめですよ。

さらに二者間ファクタリングや三者間ファクタリンングの他にも、多様なファクタリングサービスを扱っていることが特徴の一つです。

広告・IT事業に特化したファクタリングの「ペイブリッジ」やコストが最大限に抑えられた「2.5者間ファクタリング」、助成金申請を一緒にできるファクタリング「ゼロファク」などのサービスがあります。

またトップ・マネジメント利用者が安心して取引できるように営業スタッフの顔写真を公式サイトで公開している点も良心的ですよ。

チャット形式の無料相談も行っているので、気軽に問い合わせてみましょう。

おすすめ7 PAYTODAY(ペイトゥデイ)

PAYTODAY
メリット
手数料が1〜9.5%と低め
最短30分で資金を調達できる
デメリット
会員登録が必要
こんな人におすすめ!
手数料を抑えて迅速に資金を調達したい方
オンラインで手続きを済ませたい方
入金までのスピード 最短30分
手数料 二者間:1〜9.5%
取引できる売掛債権の金額 10万円〜上限なし
対象の事業形態 法人、個人事業主、フリーランス など
取引形態 オンライン
契約方式 二者間ファクタリング
必要書類 ・直近の確定申告書B一式(必須ではない)
・全ての事業用個人名義口座の直近6カ月分以上の入出金明細(必須ではない)
・買い取りを希望する請求書
・利用者の本人確認書類(運転免許証、パスポートなど顔写真付きのもの)
運営会社 Dual Life Partners株式会社

PAYTODAYはAI(人工知能)による審査を行っており、業種や事業歴に関係なくフレキシブルに利用を受け付けているファクタリングサービスです。

利用者の32%がフリーランスや個人事業主(2021年7月末時点)であるため、個人の方も利用しやすいといえます。

申し込みから契約までを全てオンラインで手続きすることが可能で、最短30分で入金をしてもらえるのもうれしいポイントですよ。

またPAYTODAY二者間ファクタリングでありながら手数料が1~9.5%という一桁台に明言されている点も魅力です。

審査結果は最短15分で知ることも可能なので、気軽に問い合わせてみましょう。

おすすめ8 TRY(トライ)

TRY(トライ)
メリット
24時間365日電話相談を受け付けている
手続きをオンラインで完結できる
デメリット
対面での契約は必要書類がやや多い
こんな人におすすめ!
対応が丁寧な業者に依頼したい方
オンラインで手続きを済ませたい方
入金までのスピード 最短30分
手数料 二者間・三者間:3%~
取引できる売掛債権の金額 10万~5,000万円
対象の事業形態 法人、個人事業主 など
取引形態 オンライン、対面
契約方式 二者間ファクタリング、三者間ファクタリング
必要書類 オンライン契約の場合 ・請求書
・通帳(売掛先である法人企業からの入金履歴があるもの)
対面契約の場合 ・請求書、発注が確認できる発注書か契約書
・売掛先の住所、連絡先
・銀行通帳(3カ月分)
※契約に必要な書類は別途案内される
運営会社 株式会社SKO

TRYは経験豊富なスタッフによる真摯(しんし)な対応を強みとしているファクタリングサービスです。

オンライン、または対面で取引することができますが、オンラインによる取引であれば必要書類が2点のみであり、最短30分で売掛債権を現金化できます。

またTRYはファクタリングを利用した方に対してコンサルティングサービスやBtoBのマッチングサービスといったアフターフォローも行っています

24時間365日電話とメールで相談を受け付けているので、日中に時間を取りにくい方でも問い合わせやすいといえますよ。

おすすめ9 アクセルファクター

アクセルファクター
メリット
手続きがオンラインで完結する
三者間ファクタリングの取り扱いがある
デメリット
売掛債権の下限額が30万円と他のサービスよりやや高め
こんな人におすすめ!
実績豊富なサービスを利用したい方
オンラインで手続きを完結させたい方
入金までのスピード 最短2時間
手数料 二者間・三者間:2%~
取引できる売掛債権の金額 30万円~上限なし
対象の事業形態 法人、個人事業主 など
取引形態 オンライン、対面、郵送
契約方式 二者間ファクタリング、三者間ファクタリング
必要書類 ・売掛金を確認できる書類(請求書)
・預金通帳
・直近の確定申告書
・代表者の本人確認書類
運営会社 株式会社アクセルファクター

アクセルファクターは原則即日入金をモットーとし、対応のスピーディーさと柔軟性が特徴のファクタリングサービスです。

審査通過率が93%と高いので、審査に通るか不安を感じている方におすすめですよ。

オンラインと対面での手続きを行っており、最短2時間で資金を調達できます。

また経営革新等支援機関の認定を受けているので、安心感のある会社だといえます。

またサービスによっては、売掛金が支払われる日までの期間が長い売掛債権は買い取りを断られるケースもありますが、アクセルファクターでは支払い期日まで180日ある債権でも買い取ってくれますよ。

おすすめ10 FREENANCE(フリーナンス)

FREENANCE(フリーナンス)
メリット
1万円という少額から取引可能
個人事業主・フリーランス向けの保険がある
デメリット
会員登録が必須
こんな人におすすめ!
業務上の事故に対応する補償を受けたい方
ランサーズを利用している方
入金までのスピード 最短即日
手数料 二者間:3~10%
取引できる売掛債権の金額 1万円~上限なし
対象の事業形態 法人、個人事業主、フリーランス など
取引形態 オンライン
契約方式 二者間ファクタリング
必要書類 ・住所が記載された写真付きの公的身分証(運転免許証・マイナンバーカードなど)
・請求書
運営会社 GMOクリエイターズネットワーク株式会社

FREENANCEは「フリーナンス即日払い」というファクタリングや、個人事業主・フリーランス向けの補償などを提供するサービスです。

1万円からの少額債権の売却が可能で、買い取りに対応する売掛債権の上限額がないため、債権が少額でも高額でも現金化することが可能ですよ。

「フリーナンス口座」を開設し、売掛金の振り込み先に設定することで、手数料3〜10%で売掛債権を現金化してもらえますよ。

フリーナンス口座とは
FREENANCEユーザー専用の収納代行用口座です。屋号やペンネームの名義でも開設が可能です。入金された売掛金や報酬は毎週1回と月末・月初の営業日、毎月15日に指定した口座に自動的に無料で振り込まれます。

フリーナンス口座を開設しなくても即日払いを利用することは可能ですが、手数料が10%に固定されるので、作成することをおすすめします。

またクラウドソーシングサイトのランサーズ」で受けた仕事の報酬の現金化にも対応しているので、ランサーズを利用しているフリーランスの方にもおすすめです。

さらにFREENANCEは、仕事中の事故や納品物の欠陥などによる事故に対して最大5,000万円までの補償を無料で受けられるので、万一の場合に備えたい方におすすめですよ。

おすすめ11 ジャパンマネジメント

ジャパンマネジメント
メリット
三者間ファクタリングの取り扱いがある
対応している売掛債権の金額の幅が広い
デメリット
オンラインで手続きを完結できない
こんな人におすすめ!
東京や福岡近辺でファクタリングを利用したい方
三者間ファクタリングで契約したい方
入金までのスピード 最短即日
手数料 二者間:10~20%
三者間:3~10%
※売掛金の種類、売掛先の規模、財務状況などに応じて算出される
取引できる売掛債権の金額 20万~5,000万円
対象の事業形態 法人、個人事業主 など
取引形態 対面
契約方式 二者間ファクタリング、三者間ファクタリング
必要書類 ・売掛先との取引が分かる通帳のコピー(直近半年分)
・売掛先に宛てた請求書
・身分証明書(顔写真付き)
・ファクタリング審査申込書
※追加で別の資料の提出が求められる可能性もある
運営会社 株式会社ラインオフィスサービス

ジャパンマネジメントは二者間ファクタリングと三者間ファクタリングを扱っており、最短即日で売掛債権を現金化できるファクタリングサービスです。

契約は対面で行われるため、東京・福岡にあるジャパンマネジメントのオフィスを訪問するか、スタッフに出張してもらう必要があります。

ジャパンマネジメント20万〜5,000万円と買い取り可能な売掛債権の金額の幅が広く、多様なニーズに対応しています。

また他のファクタリングサービスから乗り換えるユーザーが多い点も特徴の一つで、乗り換えて利用する方専用の問い合わせフォームが設けられています。

問い合わせは公式サイトのメールフォームもしくはLINEから24時間受け付けていますよ。

おすすめ12 labol(ラボル)

labol(ラボル)labol(ラボル)
メリット
1万円という少額から取引可能
24時間365日入金に対応している
デメリット
会員登録が必須
こんな人におすすめ!
少額の売掛債権を迅速に現金化したい方
土日・祝日や夜間に資金を調達したい方
入金までのスピード 最短30分
手数料 二者間:10%
取引できる売掛債権の金額 1万円〜
対象の事業形態 法人、個人事業主、フリーランス など
取引形態 オンライン
契約方式 二者間ファクタリング
必要書類 ・本人確認書類
・請求書
・エビデンスとなるもの(売掛先担当者とのメールなど)
運営会社 株式会社ラボル

labolは申し込みから最短30分で資金を調達できるオンライン完結型のファクタリングサービスです。
 
土日・祝日でも審査を実施しており、契約が完了していれば24時間365日いつでも即時に入金してくれるのが特徴の一つです。

独立直後や新規の取引先との売掛債権でも関係なく買い取っているので柔軟に審査してくれる可能性が高いといえます。

1万円からの少額債権を現金化できる点や、必要書類が少ない点も利用しやすいポイントです。

なおlabolでは新規登録の特典として会計ソフト「マネーフォワード クラウド確定申告」を3カ月無料で利用できるキャンペーンを実施しています。

マネーフォワード クラウド確定申告では日々の帳簿付けから確定申告までを自動化することが可能で、個人事業主やフリーランスの方におすすめのソフトなので、この機会に利用してみるのもおすすめですよ。

2.フリーランスがファクタリングサービスを選ぶポイント

 

フリーランスはファクタリングサービスをどういった基準で選べば良いんだろう?

このようにファクタリングを利用する際に、どのようにサービスを選べば良いのか分からないというフリーランスの方もいらっしゃるでしょう。

ファクタリングサービスはそれぞれ利用対象者や契約方法、取引可能な売掛債権の額などが異なります

フリーランスの方が効率的にサービスを見つけるには、以下のポイントに留意して選ぶことがおすすめですよ。

【フリーランスがファクタリングサービスを選ぶポイント】

フリーランスがファクタリングサービスを選ぶポイント

ポイント1 フリーランスも利用対象か

ファクタリングサービスのなかには利用対象を法人に限定しているサービスも存在します。

フリーランスを対象としていないサービスに申し込んでも時間と手間が無駄になってしまうので、事前に利用対象者を必ず確認しましょう

お金のプロ
フリーランスが利用可能かどうかは、各サービスの公式サイトで確認するか、電話などで問い合わせることができますよ。

ポイント2 少額債権に対応しているか

フリーランスの方は少額債権の買い取りに対応しているサービスかを確認することも大切です。

ファクタリング業者によって、対応している売掛債権の金額が異なります。

1万円からの少額から債権を買い取っているサービスもあれば、30万円以上でなければ売却できないところもあります。

低い金額から債権を買い取ってくれる業者は、多額の資金を必要とする法人だけでなく、少額の請求書を持っているフリーランスや個人事業主などの利用を想定しています。

そのため取引可能な債権の下限額がより低いサービスであれば、フリーランスの方も利用しやすいといえるでしょう。

ポイント3 必要書類が少ないか

提出を求められる書類が少ないサービスを選ぶことで、手軽かつスピーディーに手続きできます

ファクタリングの審査では売掛金を証明する請求書などの書類と、これまでの取引を確認できる通帳、身分証明書を提出するケースが一般的です。

三つの書類のなかでも売掛金を証明する書類と通帳は、どのファクタリングサービスでも必須といえます。

サービスによっては印鑑証明書など取得に費用がかかる書類を提出するケースもあるので、申し込む前によく確認しましょう。

準備に時間や費用がかけたくない方は必要書類の数が少ない、かつそろえやすいサービスを選ぶことをおすすめします。

ポイント4 審査通過率が高いか

審査落ちしないか不安な方は、審査通過率が高いファクタリングサービスに申し込みましょう

審査通過率が90%を超えているサービスは柔軟に審査してくれる可能性が大きいといえます。

本記事でご紹介しているベストファクターアクセルファクターも審査通過率が90%を超えていますよ。

また審査通過率を公表していなくても、赤字や税金の滞納、複数の借り入れがあっても利用できるとしているサービスの場合もフレキシブルに審査してくれるといえますよ。

ポイント5 オンラインで取引が完結するか

「早く資金を調達したい」「申し込みの手間を減らしたい」といったフリーランスの方には、オンライン完結型のファクタリングサービスがおすすめです。

ファクタリングの取引は対面や郵送で行うことも可能ですが、オンラインで完結させれば手続きの手間や時間を減らせる上、以下のコストを節約できます

【オンラインの取引で節約できるファクタリングのコスト】
  • ・対面契約でファクタリング業者のオフィスへ出向く交通費
  • ・対面契約でスタッフが訪問する際の出張費
  • ・郵送での取引にかかる切手代や封筒代
  • ・紙の契約書に貼る印紙代 など

またオンラインでの取引は、業者にとっても人件費や経費を抑えることができるといったメリットがあるため、手数料が低くなる傾向にあるといえます。

ポイント6 入金までのスピードが早いか

申し込んでから入金までにかかる時間も、ファクタリングサービス選びの重要なポイントの一つです。

急いで資金を調達したい場合は、入金スピードを重視して利用するサービスを選びましょう

入金スピードは各サービスの公式サイトに掲載されているケースが多いので、確認してみましょう。

お金のプロ
本記事でご紹介しているペイトナーファクタリングでは最短10分、 PAYTODAYTRYでは最短30分で入金されるので、資金調達を急ぐフリーランスの方におすすめです。

メモ
ファクタリング業者から資金を受け取る際には、銀行口座にお金が振り込まれることが一般的です。そのため即日での入金を希望する場合には銀行の営業時間内にファクタリングの契約を完了させることをおすすめします。

3.フリーランスがファクタリングを利用するメリット

フリーランスがファクタリングを利用すると、どんなメリットがあるの?
ローンを組むより、ファクタリングで資金調達した方が良いのかな?

このようにフリーランスがファクタリングを利用するメリットについて知りたいというフリーランスの方もいらっしゃるでしょう。

そこでこの章ではフリーランスの方がファクタリングを利用するメリット、以下の五つについて解説します。

【フリーランスがファクタリングを利用するメリット】

フリーランスがファクタリングを利用するメリット

メリット1 担保・保証人が不要

ファクタリングのメリットの一つは担保や保証人が必要ないことです。

担保や保証人は通常、お金を借り入れる際に求められることが一般的です。

万一返済が滞った場合に、担保にした資産を売ったり代わりに保証人に支払ってもらったりする必要があるためです。

フリーランスの場合は担保や保証人の用意が困難という方もいらっしゃるでしょう。

ファクタリングは借り入れではないので、売掛債権を証明できる書類などがあれば資金調達が可能です。

お金のプロ
担保にできる資産がなかったり、頼める保証人がいなかったりするフリーランスの方は、融資やローンよりもファクタリングが利用しやすいといえますね。

メリット2 信用情報に影響がない

ファクタリングは売掛債権を売買する取引であるため、「信用情報」に悪影響がありません

信用情報とは
融資や借り入れなど金融取引の実績に関する情報です。クレジットカードの発行・更新や携帯電話の分割購入、融資・ローンの申し込みなどの際に金融関係の会社が顧客の信用を判断するために確認します。

多額の借り入れや支払いの遅延などがある場合はその情報が信用情報機関に登録され、今後新たな融資やローンの審査に通らなくなります。

しかしファクタリングの場合は利用しても信用情報機関に履歴が登録されないため、信用情報に傷がつくことはありませんよ。

お金のプロ
信用情報に傷がつかないファクタリングなら、後にローンを組む可能性のある方も安心です。

メリット3 信用度が低くても利用できる

ファクタリングは利用者の信用度が低くても資金を調達することができます

フリーランスは法人と比べて信用度が低いとみなされる傾向があることもあり、ローンの審査に通らなかったという方もいらっしゃるかもしれませんね。

ファクタリングの審査対象は利用者ではなく売掛先の信用度です。

お金のプロ
赤字であったり税金の滞納があったりしても、ファクタリングなら審査に通る可能性がありますよ。

メリット4 迅速に資金を調達できる

ファクタリングはスピーディーに資金を調達できることも大きなメリットです。

銀行で融資を受ける場合、審査や契約を経て資金が入金されるまでに数週間程度かかることが一般的ですが、ファクタリングの場合は最短即日で資金を調達することができます

急にまとまった資金が必要になった場合、フリーランスが利用できる手段は限られます。

資金調達を行うには、利用者の信用情報が問われることもあるためです。

しかし二者間ファクタリングであればフリーランスの場合でも、当日中に資金を調達することは十分可能です。

メリット5 売掛金が未回収になるリスクを防げる

ファクタリングを利用すれば、「売掛先から売掛金を回収できずに損害をこうむる」といった事態を心配する必要がありません

支払い期日どおりに支払ってくれる売掛先であれば問題ありませんが、業績が悪かったり倒産したりして売掛金を支払わない売掛先がいるかもしれません。

支払われなかった売掛金分の損害は、ご自身が被ることになります。

しかしファクタリングを利用することで支払い期日よりも前に売掛金を現金化できるため、売掛先が売掛金を支払わなかったとしても損失が出ることがないのです。

売掛先が売掛金を支払わなかったら、代わりにお金を請求されることはないのかな?
お金のプロ
ファクタリングで売掛先の代わりに弁済を求められることは基本的にありません。

ファクタリングは「償還請求権(リコース)」のない契約であることが一般的で、万一売掛先が売掛金を市は割らなかったとしても、利用者が肩代わりする必要はありません。

償還請求権(リコース)とは
ファクタリング契約においては、業者が買い取った売掛債権の売掛金を回収できない場合にその損害の埋め合わせをサービス利用者に要求できる権利のことです。ファクタリングの契約は償還請求権のない契約(ノンリコース契約)であることが一般的です。
お金のプロ
償還請求権のある契約はファクタリングではなく貸し付けに当たるので、注意しましょう。

4.フリーランスがファクタリングを利用する際の注意点

 

フリーランスがファクタリングを利用するときには何に注意すれば良いの?

お金に関わることなので、失敗なく手続きしたいところですよね。

ファクタリングはフリーランスでも資金を調達しやすい魅力的な方法ですが、いくつか注意すべき点もあります。

注意点を知らずに利用すると、トラブルが起こる恐れもあるので事前にしっかり把握しておきましょう。

フリーランスがファクタリングを利用する際には以下の点に注意が必要です。

【フリーランスがファクタリングを利用する際の注意点】

フリーランスがファクタリングを利用する際の注意点

注意点1 三者間ファクタリングは売掛先に知られる

三者間ファクタリングで契約した場合は、売掛先にファクタリングの利用を知られてしまいます

三者間ファクタリングを利用する場合は売掛先からの承諾を得る必要があるためです。

売掛先に「ファクタリングを利用するほど資金繰りに困っているのでは」と思われ、今後の取引に影響が出ることが心配という方は二者間ファクタリングの利用がおすすめです。

お金のプロ
ファクタリングなどの売掛債権を使用した資金調達の方法は、中小企業庁により利用が促進されています。

「国の施策」であることをきちんと話をして取引先に理解してもらい、三者間ファクタリングを利用するのも手ですね。

注意点2 審査なしの場合は悪質業者

審査なしのファクタリングをうたう場合は、ファクタリング業者のふりをした悪質業者です。

ファクタリング業者は売掛先の信用力を確認し、適正な手数料を設定するために必ず審査を実施します。

審査を実施しなければ、安全なサービスを提供することは難しいといえるでしょう。

お金のプロ
審査を行わない業者は、法外な手数料を請求したり取り立てを行ったりするいわゆるヤミ金融業者である可能性が高いので、利用を避けましょう。

注意点3 審査に通りにくい売掛債権もある

売掛債権のなかにはファクタリングの審査に通りにくく、売却が難しいものも存在します。

例えば個人間の取引で生じた売掛債権は売却が難しいといえるでしょう。

フリーランスの場合、個人同士で取引するケースもありますよね。

しかし個人は法人より事業の実態が掴みにくいといった理由から、売掛先が個人の売掛債権を買い取るファクタリング業者は少ないといえます。

なお本記事でご紹介しているファクタリングサービスのうちペイトナーファクタリングは個人間の取引の売掛債権を買い取っていますよ。

ビートレーディング日本中小企業金融サポート機構は売掛先が個人事業主の場合でも売却できる可能性があると明言しています。

またアフィリエイトやクラウドソーシングで生じた売掛債権の買い取りに対応するファクタリングサービスも少なめといえるでしょう。

お金のプロ
FREENANCEの即日払いなら「ランサーズ」の報酬を買い取ってもらえますよ。

注意点4 償還請求権がある契約は貸し付け

契約に償還請求権がある場合、ファクタリングではなく貸し付けに当たるので注意が必要です。

銀行や貸金業者が扱うファクタリングの場合、「買い戻し特約」や「償還請求権特約」といった特約が契約内容に含まれていることもあります。

しかし、こういった特約があると売掛金を回収できない場合に売却した売掛債権を買い戻す必要があるため、実質、売掛債権を担保にした借り入れです。

過去の判例でも償還請求権のある契約は金銭消費貸借契約を結ぶ「融資」であると判断されています。

借り入れの場合は貸金業の登録が必要ですが、登録をせずに売掛債権を担保にした悪質な業者が存在します。

お金のプロ
償還請求権があるファクタリングの場合は、悪質な業者によるサービスの可能性もあるので要注意です。

注意点5 調達できるのは手数料を引いた金額

ファクタリングの利用には手数料がかかります

そのため最終的に受け取れる資金は、手数料を引いた金額です。

例えば120万円の売掛債権を手数料10%のファクタリングサービスに売却した場合、12万円が手数料として引かれ、108万円が入金されます。

【ファクタリングで調達できる金額の例】

ファクタリングで調達できる金額の例
お金のプロ
売掛債権の額面以上の資金は、ファクタリングで調達することができません。

注意点6 初回利用時の手数料は上限に近い

ファクタリングを初めて利用する際の手数料は高めに設定される傾向にあります。

初回の取引ではファクタリング業者と利用者の間に信頼関係が築けていないためです。

手数料率に幅があるサービスの場合は上限値に近い手数料を提示される可能性があるといえるでしょう。

お金のプロ
継続して同じサービスを利用すれば、売掛金を回収できた実績が蓄積されるので、手数料を抑えられる可能性があります。

5.フリーランスができるファクタリングの審査落ちの対処法

ファクタリングはフリーランスでも審査に通りやすいみたいだけど、もし審査に落ちたらどうしよう……。
ファクタリングで審査落ちした場合は、資金の調達を諦めるしかないの?

このようにファクタリングの審査落ちを心配するフリーランスの方もいらっしゃるでしょう。

ファクタリングは信用力が低いフリーランスの方でも利用しやすい資金調達の方法ですが、審査に落ちる可能性もゼロではありません

しかし万一、審査に落ちたとしてもファクタリングの利用を諦めるのは早いといえます。

以下の対処法で審査に通る可能性を高められるので試してみましょう。

【フリーランスができるファクタリングの審査落ちの対処法】

フリーランスができるファクタリングの審査落ちの対処法

対処法1 売掛先の信用力を証明できる書類を用意する

ファクタリングの審査では売掛先の信用力が重視されます

そのため信頼性の高い売掛先であることを証明できる書類を用意することで、より審査通過率を高められますよ。

以下のような書類は売掛先の信用力を証明することができます。

【売掛先の信用力を証明できる書類の例】
  • ・売掛先との基本契約書
  • ・売掛先へ送った請求書、納品書
  • ・これまでの取引で売掛先とやりとりした記録(入出金明細、担当者とのメールなど)

売掛先と取引した実績があり、売掛金を遅延なく回収できていることや、売掛金が存在していることを証明できると、審査に有利に働くでしょう。

対処法2 支払い期日が近い売掛債権を売却する

複数の売掛債権をお持ちのフリーランスの方は、支払い期日までの期間がより短い売掛債権を売却すると、審査に通る可能性を高められます

支払い期日までの期間が長い売掛債権は、代金が支払われるまでに売掛先が倒産などをする恐れがあり、売掛金が未回収になるリスクが高いと判断されることから審査に通りにくい傾向にあります。

そのため支払い期日までの日数がより短い債権の方が未回収リスクが低く、審査に通りやすいのです。

対処法3 三者間ファクタリングに申し込む

二者間ファクタリングに申し込んで審査落ちした場合は、三者間ファクタリングに申し込んでみましょう。

二者間ファクタリングはファクタリング業者が売掛先に売掛金の確認を取れないことから、未回収になるリスクが高く、審査が厳しい傾向があります。

その点、三者間ファクタリングは売掛先の同意を得て行う取引なので、審査の基準が易しい上、手数料が低めに設定されますよ。

ただし、三者間ファクタリングは売掛先にファクタリングの利用を知られてしまいます。

どうしても売掛先に内緒でファクタリングを利用したい方には、本章の他の対処法を実践して二者間ファクタリングを申し込むことをおすすめしますよ。

対処法4 審査が柔軟なサービスに申し込む

柔軟な審査を行っているファクタリングサービスに申し込めば、他のサービスで審査落ちした場合でも審査に通る可能性があります

ファクタリングの審査ではサービスごとに独自の基準が設けられています

そのため、あるサービスで審査に落ちたとしても、別のサービスで審査に通る可能性はあります。

以下の特徴があるサービスは柔軟に審査を行っている可能性が高いので、利用してみることをおすすめします。

【審査が柔軟なファクタリングサービスの特徴】
  • ・審査通過率が90%以上であることを公表している
  • ・ヒアリングや面談を実施してい
  • ・必要書類の代替えに対応している
  • ・銀行や金融機関以外の専門業者「独立系ファクタリング会社」による運営である

6.フリーランスがファクタリングを利用する際によくある疑問

フリーランスがファクタリングを利用する場合の手数料の相場はいくらだろう?
事業が赤字で税金の滞納があるんだけど、ファクタリングを利用できるのかな?

このようにファクタリングを利用することに関して疑問をお持ちのフリーランスの方もいらっしゃるでしょう。

そこで、ここからはフリーランスがファクタリングを利用する際によくある以下の三つの疑問について解説します。

Q1 売掛先が個人の請求書でも売却できる?

 

売掛先が個人の売掛債権もファクタリングで売却できるの?

フリーランスの場合、売掛先がフリーランスまたは個人事業主というケースもありますよね。

個人間の取引で生じた売掛債権を現金化できるファクタリングサービスは多くありませんが、一部のサービスでは売却することが可能です。

ファクタリングでは売掛先の信用度が利用の可否を大きく左右するため、信用度が法人より低いフリーランスや個人事業主の売掛債権は審査に通りにくいのが実情です。

お金のプロ
ペイトナーファクタリングのように個人間の取引の売掛債権も積極的に対応しているサービスもあります。

なお売掛先が個人の売掛債権を売却する場合は、売掛先の信用度を証明できる書類を準備しておくとよりスムーズに買い取ってもらえますよ。

Q2 フリーランスが利用する際の手数料の相場は?

 

フリーランスがファクタリングを利用する場合、どのくらいの手数料を目安にすれば良いんだろう?

ファクタリングの手数料は二者間ファクタリングで8~18%程度、三者間ファクタリングで2~9%程度が相場といわれています。

ただし実際のファクタリングの手数料率は、売掛先や利用者の信用度によって決定されます。

フリーランスは信用力が低いことから、相場よりも高い手数料を設定される可能性があるため、注意が必要です。

お金のプロ
手数料率が相場より低めであったり、一定の数値に固定されていたりするサービスを利用すれば、フリーランスでもコストを抑えられる可能性があります。

Q3 赤字決算や税金の滞納があっても利用できる?

赤字や債務超過の状態でもファクタリングは利用できるの?
税金の滞納があっても、ファクタリングならまとまった資金を調達できる?

業績が芳しくなく、赤字の状態であったり税金を滞納していたりと資金繰りに苦しむフリーランスの方もいらっしゃるかもしれませんね。

そのような状態ではファクタリングを利用できないのでは、と不安に思う方もいらっしゃるでしょう。

ファクタリングは経営状態や負債額に関係なく利用することが可能です。

売掛債権の売買契約であり、借り入れではないため、信用情報の開示が求められることもなく、申込者の信用度が低くても審査にそれほど影響はありません。

ただし税金を滞納して1カ月以上経っている場合、売掛債権が差し押さえられる恐れがあり、ファクタリングを利用できない可能性もあります。

売掛債権が差し押さえられてからでは、ファクタリングの審査に通過することはできません。

そのため税金の滞納がある方は、近日中に資金を調達する旨を税務署に伝え、債権が差し押さえられる前にファクタリングで現金化することをおすすめします。

注意
売掛先に赤字決算や税金の滞納がある場合は、ファクタリングを利用できない可能性が高いといえます。

7.まとめ

フリーランスの方がファクタリングを利用する場合、必ず利用対象にフリーランスが含まれているサービスを選びましょう

また「少額の債権に対応している」「必要が少ない」「オンラインで取引が完結する」といったサービスであれば、フリーランスの利用を積極的に受け付けてくれる可能性がありますよ。

ファクタリングは売掛先の信用度が審査されるので、業績が悪かったり信用力が低かったりするフリーランスでも利用しやすい資金調達の方法です。

利用時には保証人・担保が不要で、信用情報に傷がつく心配もありませんよ。

最短即日に入金してくれるサービスも多く、急いで資金が必要な場合にも重宝する手段ですよ。

注意したいのは、売却する売掛債権の信用度が低い場合に手数料が高くなったり、審査に落ちたりする恐れがあるということです。

「売掛先の信用力を証明する書類を提出する」「審査が柔軟なサービスに申し込む」といった工夫をすることで、審査に通りやすくなりますよ。

お金のプロ
以下のファクタリング業者5社は、フリーランスでも柔軟に対応してくれる可能性が高いのでおすすめです。

【フリーランスにおすすめのファクタリングサービス5選】

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ペイトナーファクタリング 最短10分 10% 1万~100万円(初回利用時は25万円まで)
QuQuMo 最短2時間 1%〜 下限記載なし・上限なし
ベストファクター 最短即日 2%〜 30万~1億円
ビートレーディング 最短2時間 2〜12%程度 無制限(買い取り実績:1万~7億円)
日本中小企業サポート機構 最短3時間 1.5%〜 無制限