ファクタリングの契約で必ず確認したいポイント!流れと注意点も解説

ファクタリングの契約をするにはどんな手続きが必要なんだろう?
ファクタリングの契約をするときの注意点があったら知りたいな。

スピーディーな資金調達のためにファクタリングを利用したいとお考えの方は多くいらっしゃるでしょう。

手続きを滞りなく終えるために、契約に至る流れや必要な準備については事前に知っておきたいですよね。

また、ファクタリングでは契約の際に確認しなければ思わぬ損失につながる点がいくつかあります。

この記事ではファクタリングの契約書についてチェックするポイントと、契約時に気を付けたい点をそれぞれ詳しく解説します。

税理士
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1.ファクタリングについての基礎知識

そもそもファクタリングの仕組みをよく知らないなあ……。
ファクタリングの契約はどういう契約なのかな?

という疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね。

ファクタリングとは一言でいえば「売掛債権」を売却して現金化できるサービスです。

売掛債権とは
顧客に提供した商品やサービスに支払われる代金のうち、まだ支払われていない代金を請求できる権利のことです。

例えば、顧客からまだ入金されていない請求書などが「売掛債権」に当たります

ファクタリングは入金期日をまだ迎えていない売掛債権を売却する「買取型」と、事前に契約を結んでおくことで入金期日を過ぎても代金が支払われなかった場合にファクタリング会社が売掛金を払ってくれる「保証型」などに分けられます。

税理士
単に「ファクタリング」というときは買取型を指すのが一般的であり、この記事でご説明するのも買取型ファクタリングです。

買取型ファクタリングでは、ファクタリング業者は利用者に対して請求書の額面から手数料を差し引いた金額を支払います。

ファクタリングの利用者は手数料を支払う代わりに入金期日の前に現金を手にすることができるというわけです。

また、買取型ファクタリングは「二者間ファクタリング」と「三者間ファクタリング」に分けられます。

二者間ファクタリングとは文字通り利用者とファクタリング業者の二者の間で取引が完結するファクタリングです。

売掛債権を売却する事実は取引先に伝えず、回収した売掛金は利用者がファクタリング業者に支払います。

ファクタリングをした旨を取引先に知られてしまうと「資金繰りに困っているのではないか」と疑われてしまい、関係が悪化してしまう可能性があります。

二者間ファクタリングでは取引先に売掛債権の譲渡を行ったことを知られてしまうリスクを回避できる一方で、手数料が三者間ファクタリングよりも高くなる傾向にあります。

二者間ファクタリング

一方、三者間ファクタリングでは売掛債権を譲渡することについて売掛先に許可を得る必要があります

三者間ファクタリング

二者間ファクタリングでは売掛債権譲渡契約を利用者とファクタリング業者の間のみで締結しますが、三者間ファクタリングの場合は売掛先も含めた三者で契約書を交わします。

ファクタリングでは時に大きな金額を扱うため、リスクの高い口約束ではなく必ず契約書を作成しましょう。

また、契約書の文言も注意深く確認しなければいけません。

でも、契約書のどこを見ればいいか分からないよ……。
税理士
契約書で確認すべきポイントについてはこちらで詳しく解説しますよ。

2.ファクタリングの契約までの流れ

ファクタリングの契約をするにはまず何をすればいいんだろう?
何か用意するべきものはあるのかな?

スピーディーに現金を手にするためには事前に流れを把握して、万全に準備をすることが重要です。

ここからはファクタリングの契約に至る流れを確認しましょう。

STEP1 相談

そもそも自分が持っている請求書は買い取ってもらえるのかな?
手数料があまり高いと困るなあ……。

このように、ファクタリングを利用することにさまざまな不安をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

多くのファクタリング業者はサイト上で事前に利用者からの相談を受け付け、大まかな見積もりを出すサービスを提供していますよ。

事前にファクタリングが利用できるかどうか確認できれば、審査で落ちてしまうといったタイムロスを予防できます。

複数のファクタリング業者に見積もりを出してもらい、条件を比較して利用する業者を決めたいですね。

どのファクタリング業者に相談したらいいか分からないよ……。
税理士
おすすめの優良なファクタリング業者をこちらでご紹介していますよ。

STEP2 申し込み

利用するファクタリング業者が決まったら、さっそく申し込みをしましょう。

申し込み方法はインターネットや電話、来店、郵送など業者によって異なります。

メモ
一つのファクタリング業者が複数の申し込み方法を提供していることもあります。

急いで資金調達をしなければならない場合はインターネットでの申し込みがスムーズです。

インターネットの利用に苦手意識がある方は電話や郵送ができる業者を選びましょう。

自分に合った方法を選べるのは助かるな。

STEP3 必要書類の提出

ファクタリング業者から審査のために書類の提出を求められます。

必要とされる主な書類とその目的は以下の通りです。

【必要とされる書類】
  • ・法人登記簿謄本(会社が実在していることの証明)
  • ・印鑑証明書(契約書に押印する印鑑の証明)
  • ・身分登録証明書(代表者の身分の証明)
  • ・決算内容確認書類(経営内容の証明、2~3期分の決算書など)
  • ・売掛金証明書類(請求書や納品書など)
  • ・通帳など入金を確認できる書類(売掛先との取引関係の証明)
  • ・その他書類(納税証明書など)

実際はファクタリング業者によって必要になる書類は異なります。

自分が利用するファクタリング業者で必要になる書類は事前に確認しておきましょう。

用意する書類が多くて面倒だなあ……。
税理士
確かに面倒に感じられるかもしれません。しかし、書類は審査の精度を高めるために必要です。

提出する書類が多いほど、ファクタリング業者にとっては正確なリスク判定が可能になります。

貸し倒れになるリスクが少ないと判断されれば手数料が安くなる可能性もありますよ。

STEP4 審査

審査は提出した書類とヒアリングに基づいて行われます。

ちゃんと答えられるか不安だなあ……。
税理士
ヒアリングの内容は、経営者なら当たり前に知っていることばかりですよ。

ヒアリングで聞かれることは以下の3項目です。

【ヒアリングで聞かれる内容】
  • ・事業内容
  • ・ファクタリングを利用する理由
  • ・売掛先の事業内容と取引状況
メモ
三間ファクタリングの場合、上記の内容に加えて「売掛先からファクタリングについて許可を得ているかどうか」も聞かれます。

ヒアリングではうそ偽りなく質問に答えることが大切です。

STEP5 契約

契約に関わる人数分の契約書を作成し、控えが書面で発行されます。

契約の前には必ず契約書の文言を隅々まで確認し、分からない点があれば担当者に質問しましょう。

優良な業者であれば、初心者にも分かりやすい言葉で丁寧に説明してくれるはずです。

反対に、専門用語を多用して分かりにくい説明をする業者には気を付けた方がいいでしょう。
S

税理士
契約を結ぶ時の注意点はこちらで解説します。

3.ファクタリングの契約書で確認するべきポイント

ファクタリングの契約書には何が書いてあるんだろう?
聞いたことのない言葉が並んでいて難しそうだなあ……。

ファクタリングの契約時に交わされる契約書について、このような疑問や不安をお待ちの方は多くいらっしゃるでしょう。

ファクタリングの契約書は注意深く見なければ後々思わぬトラブルを招く恐れがあります。

ここからはファクタリングの契約書で確認するべき九つのポイントについて解説します。

ポイント1 債権譲渡通知の有無

「債権譲渡通知」とは債権の債務者=利用者の売掛先に対して債権をファクタリング業者に譲渡する旨を知らせることです。

三者間ファクタリングの場合は債権の譲渡について売掛先の許可が必要なので、債権譲渡通知の項目があらかじめ含まれています。

債権を譲渡する旨を売掛先に伝えるのが自分か、ファクタリング業者かは事前に確認しておきましょう。

しかし、二者間ファクタリングであるにもかかわらず債権譲渡通知の項目がある場合は注意が必要です。

取引先にファクタリングの事実を知られずに済むという二者間ファクタリングの利点を失うことになってしまうためです。

税理士
二者間ファクタリングをする場合は、債権譲渡通知の有無は必ずチェックしましょう。

ポイント2 債権譲渡登記の有無

「債権譲渡登記」とは債権の譲渡を行ったことを証明するために債権譲渡登記所に登記をする法制度のことです。

債権譲渡登記をすることによりファクタリング業者は利用者の二重譲渡を防止できるため、手数料が下がるなどのメリットがあります。

二重譲渡とは
利用者が複数のファクタリング業者に債権を譲渡し、売掛金を重複して受け取る不正行為のことです。売掛債権を回収できなくなってしまう可能性が高いため、ファクタリング業者が最も回避したいリスクといえます。

一方で、債権譲渡登記をすると債権の譲渡を行ったことが公示されるため、二者間ファクタリングをしても取引先に知られてしまう恐れがあります。

債権譲渡登記は必ずしなければいけないの?
税理士
いいえ、債権譲渡登記をしなければファクタリングができないわけではありません。

債権譲渡登記を必須としているファクタリング業者もありますが、そうでない業者もあります。

また、債権譲渡登記をするには費用がかかります。

手数料や債権譲渡登記にかかる費用、取引先にファクタリングを知られてしまうリスクなどを総合的に考え、複数のファクタリング業者を比較する必要があるでしょう。

注意
債権を譲渡したことを登記できるのは「法人」に限られており、個人事業主の方は登記することができません。個人事業主の方は債権譲渡登記を必須とするファクタリング業者を利用できないことに注意が必要です。

ポイント3 償還請求権の有無

「償還請求権」とは、ファクタリング業者が買い取った売掛債権の資金を売掛先の倒産などの理由で回収できなかった場合、ファクタリングの利用者に対して売掛金の支払いを請求する権利のことです。

ファクタリングでは賠償請求権のない「ノンリコースファクタリング」が一般的です。

売掛金を回収できなかったとしても、利用者に賠償責任はありません。

しかし、賠償請求権のあるファクタリングも存在しているので注意が必要です。

税理士
賠償請求権がある場合、売掛先の代わりに売掛金を支払わなければいけません。
せっかく資金調達をしたのに、またお金が必要になってしまうんですね……。

万が一貸し倒れという事態に陥ってしまった場合、賠償請求権の有無は重大な違いとなるので必ず確認しておきましょう。

ポイント4 ファクタリングの手数料

ファクタリングの利用者はファクタリング業者に手数料を支払います。

二者間ファクタリングの場合、三者間ファクタリングより手数料は高めに設定される傾向にあります。

二者間ファクタリングの手数料の相場は10~20%、三者間ファクタリングでは1~5%です。

手数料が相場を明らかに上回っている場合は、担当者に説明を求めましょう。

納得のいく回答が得られなければ、悪質な業者の可能性が高いといえます。

税理士
手数料を低めに設定しているファクタリング業者はこちらでご紹介します。

メモ
ファクタリングの手数料について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

ポイント5 担保設定の有無


ァクタリングでは融資を受けるわけではないので、担保や保証人は必要ありません

そのため、契約書に担保や連帯保証人についての記載がある場合は注意が必要です。

もし記載に気付かずに押印してしまったら、売掛先が倒産した場合のリスクを連帯保証人が負うことになってしまう可能性もあります。

担保設定条項が盛り込まれている場合は削除を求めましょう。

税理士
削除に応じてもらえない場合は、契約を結ぶのはやめましょう。

ポイント6 報告義務の有無

売掛債権の売掛先に何らかの動きがあったとき、ファクタリング業者に報告する義務が記載されている場合があります。

もし報告義務が明記されており、売掛先の不穏な動きを報告せずにファクタリング業者が損害を被った場合、利用者が損害賠償を求められる可能性もあります。

契約時には報告義務の有無と、あるとすればどのような場合に報告しなければならないのかについて確認しておきましょう。

ポイント7 損害賠償、違約金

契約書に明記されている義務を果たさなかった場合損害賠償や違約金を支払わなければいけなくなる可能性があります

どのようなケースでどれくらいの違約金が発生するのかについては事前に把握しておく必要があります。

違反と見なされる範囲があまりにも広い場合や、金額が高過ぎる場合は内容の見直しを求めましょう。

自分にとって不利な条件が覆らない場合は契約の取りやめも視野に入れて検討します。

ポイント8 ファクタリング契約の解除

契約期間中に重大な契約違反があった場合、ファクタリングの契約は解除されます。

契約が解除になったら売掛債権を売却して得た代金は返却しなければいけません。

どのようなケースが「重大な契約違反」に該当するのか事前に確かめておきましょう。

メモ
「契約の解除」とは「契約を初めからなかったことにすること」を意味します。そのため、ファクタリング契約を解除した場合は受け取った現金を返却することになります。次にご説明する「解約」は「契約を将来に向けて解消する」という意味です。当然ながら、売掛金を返却する必要はありません。
税理士
文字面は似ていますが、「契約の解除」と「解約」が表す内容は全く異なるので気を付けましょう。

ポイント9 ファクタリングの契約期間と解約方法

ファクタリングは売掛債権の売買なので、通常の場合は1回で終了する契約です。

しかし、継続的な利用を考えている場合はその期間や、自動更新の有無について確認しておきましょう。

悪質な業者は、一度の利用にもかかわらず自動更新され毎月手数料を請求するということもあるようです。

そういった事態を回避するため、更新を拒否する方法や解約の方法を把握しておきましょう。

4.ファクタリング契約時の注意点

契約書の見方は分かったけど、他に気を付けるべきことはないの?
ファクタリングの契約が終わったら、もうすることはないのかな?

このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね。

この章では契約を交わす時、契約を交わした後に注意すべき点について解説します。

税理士
どれもファクタリングでのトラブルを避けるために大切なことなので、覚えておきましょう。

注意点1 必ず契約書の控えをもらう

ファクタリングの契約を行う際に最も忘れてはならないのは、契約書の控えをもらうことです。

残念ながら、ファクタリングを取り扱っている全ての業者が良心的な業者であるとはいえません。

過去には悪質な業者によるトラブルも報告されています。

トラブルを予防するためにも、万が一トラブルに巻き込まれてしまったときの証拠としても、契約書の控えは必ず大切に保管しましょう。

注意
「仮契約だから」などと理由を付けて契約書の作成を行おうとしないファクタリング業者は悪質な業者である可能性が非常に高いので気を付けましょう。
悪質な業者もいると聞くと、ファクタリングを利用するのが怖くなるな……。
税理士
不安になるのはもっともです。この後、安心して利用できる優良なファクタリング業者をご紹介しますよ。

注意点2 自分に合った契約方法を選ぶ

とにかく急いで現金を手に入れたい……。
担当者の顔が見えないと不安だなあ……。

このように、ファクタリングを利用する際に最も大切にしたい事項はそれぞれ違いますよね。

何よりも現金化までのスピードを重視したいという方にはオンラインでの契約がおすすめです。

申し込みから契約まで、すべての手続きをオンラインで完結できるファクタリング業者なら、スピーディーな資金調達が可能です。

ファクタリングの利用に不安を感じている、担当者と相談しながら手続きを進めたいという方には対面での契約がおすすめです。

直接顔を合わせて話をすれば、もし分からないことがあっても気軽に質問できますよね。

「対面の必要性は感じていないけど、パソコンの操作が苦手……」

という方には郵送で契約できるという選択肢を用意しているファクタリング業者もありますよ。

税理士
自分に合った契約方法を提供しているファクタリング業者を選びましょう。

注意点3 取引終了後に譲渡登記記録を抹消する(二者間ファクタリングの場合)

二者間ファクタリングを利用し、かつ債権譲渡登記を行った場合に気を付けなければならないことがあります。

それは取引を終えた後に必ず債権譲渡登記記録を抹消することです。

どうしてせっかく登記をしたのに消さないといけないの?
税理士
今後他の会社でファクタリングをする際にトラブルのもとになってしまうのです。

場合によっては、利用者の売掛債権すべてに譲渡登記を設定することもあります。

先に利用したファクタリング業者以外でファクタリングをしようとすると「二重譲渡」と見なされてしまうのです。

最悪の場合、裁判にまで発展するトラブルになってしまう恐れもあります

また、譲渡登記記録をそのままにしておくとそこからファクタリングの利用を知られてしまう危険性も高まります。

譲渡登記記録を抹消するためには手数料がかかりますが、たとえ面倒でも避けてはならない手続きです。

5.税理士厳選!おすすめの優良ファクタリング業者

ファクタリング業者にもいろいろあるけど、どれを利用したらいいんだろう……。
悪質な業者にだまされたくないなあ……。

数多くあるファクタリング業者のなかから、優良な業者を自力で見つけるのは大変ですよね。

ここからは、当社が厳選したおすすめのファクタリング業者を5社ご紹介します。

【おすすめの優良ファクタリング5選】
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サービス名 調達可能金額 入金スピード 手数料 オンライン
完結
ペイトナーファクタリング 1万~100万円(初回利用時は25万円まで) 最短10分 二者間ファクタリング:10%
QuQuMo(ククモ) 下限記載なし・上限なし 最短2時間 二者間ファクタリング:1%~
ベストファクター 30万~1億円(売掛先の規模・継続的な取引年数などを考慮して1億円以上の債権を買い取ることも可能) 最短即日 二者間ファクタリング:2%~ ×
ビートレーディング 無制限(買い取り実績:3万~7億円) 最短2時間 二者間ファクタリング:4~12%程度が目安
三者間ファクタリング:2~9%程度が目安
日本中小企業金融サポート機構 無制限(買い取り実績:3万~2億円) 最短3時間 二者間・三者間ファクタリング:1.5%~

おすすめ1 ペイトナーファクタリング(旧yup先払い)

ペイトナーファクタリング
メリット
最短10分で資金調達が可能
手続きをオンラインで完結できる
少額の売掛債権も現金化できる
デメリット
初回利用時は買い取り可能金額が25万円までに制限されている
こんな人におすすめ!
迅速に資金を調達したい方
オンラインで簡単に手続きを済ませたい方

ペイトナーファクタリング(旧:yup先払い)は、最短10分という業界トップクラスの速さで資金を調達できるファクタリングサービスです。

オンラインで全ての手続きを行っており、以下の必要書類3点を提出するとすぐに審査結果が分かります。

【ペイトナーファクタリングの必要書類】
  • ・請求書
  • ・本人確認書類
  • ・実態確認資料(サイトURLまたは口座入出金履歴のいずれか一つ)

電話やメールなどのやりとり、面談も一切不要です。

また二者間ファクタリングを扱っているので、売掛先に知られずに売掛債権を現金化できますよ。

取り扱っている売掛債権の金額が1万~100万円(初回利用時は25万円まで)と、少額の売掛債権を現金化できる点も魅力です。

なお手数料は売掛債権がいくらであっても10%に固定されていますよ。

ペイトナーファクタリングは迅速かつ手軽に資金を調達したい方や少額の売掛債権を現金化したい方に特におすすめです。

おすすめ2 QuQuMo

QuQuMo
メリット
最短2時間で資金調達が可能
手続きをオンラインで完結できる
デメリット
場合によっては電話でのヒアリングがある
こんな人におすすめ!
小口・大口の売掛債権を現金化したい方
オンラインで簡単に手続きを済ませたい方

QuQuMo(ククモ)は幅広い金額の資金の調達に対応するオンライン完結型のファクタリングサービスです。

取り扱っている売掛債権の下限額は記載がありませんが、上限額が設定されていないので、大口の資金を調達したい方でも利用できます。

手数料は1%~と、低めから設定されていますよ。

また二者間ファクタリングを専門に扱っているので、売掛先に知られず資金を得ることが可能です。

以下3点の必要書類を提出すると、最短2時間で売掛債権の売却代金が入金されます。

【QuQuMoの必要書類】
  • ・本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)
  • ・直近3カ月分の入出金明細(保有する全銀行口座のもの)
  • ・請求書(請求金額と入金日が確定しているもの)

なお面談は基本的に不要ですが、状況によって電話でのヒアリングが行われることもあるので注意しましょう。

QuQuMoは、簡単な手続きで小口や大口の売掛債権を現金化したい方に特に向いているといえますね。

おすすめ3 ベストファクター

ベストファクター
メリット
大口の売掛債権の買い取りを行っている
柔軟に審査を行っている
デメリット
契約時に面談が必要
こんな人におすすめ!
取引先に知られずにファクタリングを利用したい方
大口の売掛債権を現金化したい方

ベストファクター柔軟な対応を行っており、審査の通過率が高い点が特徴のファクタリングサービスです。

利用者の社歴や事業歴、負債額や経営状態などを問わず利用を受け付けているので、スタートアップでも積極的に売掛債権を買い取ってくれる可能性が高いといえるでしょう。

また対応する売掛債権の金額が30万~1億円なので、大口の売掛債権をお持ちの方にも適しています

売掛先の規模や取引年数によっては、1億円以上の買い取りも可能です。

なお二者間ファクタリングを専門に行っており、手数料が2%~と低めです。

契約の際には面談が必須なので、東京都の本社または大阪府の支社を訪問するか、担当者に出張してもらいましょう。

以下の必要書類を提出するとオンラインで審査結果を知ることができますよ。

【ベストファクターの審査に必要な書類】
  • ・本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)
  • ・入出金の通帳(Web通帳を含む)
  • ・請求書、見積書、基本契約書(取引先との契約関連書類)

おすすめ4 ビートレーディング

ビートレーディング
メリット
最短2時間で資金調達が可能
手続きをオンラインで完結できる
デメリット
手数料について目安は記載されているが、詳細は明記されていない
こんな人におすすめ!
小口・大口の売掛債権を現金化したい方
実績の豊富なサービスを利用したい方

ビートレーディングはこれまでの取引社数が5万8,000社以上(2024年3月時点)と豊富な実績を積み上げているファクタリングサービスです。

オンラインで手続きを完結することが可能で、最短2時間で売掛債権の売却代金が入金されます。

以下の必要書類をメールまたはLINEなどで提出すると、最短30分以内に売掛債権の売却金額を提示してくれますよ。

【ビートレーディングの審査に必要な書類】
  • ・売掛先からの入金が確認できる通帳のコピー(表紙付き2カ月分)
  • ・売掛債権に関する資料(契約書や発注書、請求書など)

またビートレーディングは二者間ファクタリングだけでなく、三者間ファクタリングを取り扱っている点も特徴です。

売掛先にファクタリングの利用を知られたくない方は二者間ファクタリング、時間がかかっても手数料を抑えたい方は三者間ファクタリングを選びましょう。

なお手数料は二者間ファクタリングで4~12%程度、三者間ファクタリングで2~9%程度が目安です。

ビートレーディングは取り扱っている売掛債権の金額が無制限なので小口や大口の売掛債権を現金化したい方にぴったりです。

おすすめ5 日本中小企業金融サポート機構

日本中小企業金融サポート機構
メリット
取り扱っている売掛債権の金額に制限がない
手続きをオンラインで完結できる
デメリット
手数料率の上限が明記されていない
こんな人におすすめ!
オンラインで手続きを済ませたい方
三者間ファクタリングを行いたい方

日本中小企業金融サポート機構手数料1.5%~での資金調達が可能なファクタリングサービスを運営する経営革新等支援機関です。

経営革新等支援機関とは
中小企業や小規模事業者が抱える経営課題の解決をサポートするために、専門知識や経験が一定以上だと国に認められた機関です。

経営革新等支援機関は中小企業経営力強化支援法に基づいて、国が認定している機関なので、安心感があるといえるでしょう。

オンラインで手続きを完結することも可能で、最短3時間で入金を行っています。

また扱う売掛債権の金額に制限がない点も魅力といえるでしょう。

実際に3万~2億円の売掛債権を買い取った実績がありますよ。

以下の必要書類を提出すると、最短30分で審査結果を提示してもらえます。

【日本中小企業金融サポート機構の利用時の必要書類】
  • ・売掛先の入金が分かる通帳のコピー(3カ月分)
  • ・売掛金の発生が分かる請求書や契約書
  • ・代表者の身分証明書

なお二者間ファクタリングと三者間ファクタリングの二つの取引方法を扱っているので、ご自身の状況に応じて適切な方法で契約できます。

日本中小企業金融サポート機構は小口・大口の売掛債権をお持ちの方や安心感のあるサービスを利用したい方などにぴったりです。

6.まとめ

入金前の売掛債権を売却するファクタリングは最短即日というスピードで資金調達ができる手段として知られています。

契約に至る流れや必要となる書類を事前に把握して、より迅速な現金化に役立てたいですよね。

ファクタリングでは大きな金額が動くこともあるので、トラブルにはくれぐれも注意が必要です。

ファクタリング業者とのトラブルを未然に防ぐため、契約書の内容は入念に確認しなければいけません。

また、万が一トラブルが起こってしまったときのためにも契約書の控えは必ず大切に保管しましょう

税理士
ファクタリングの初心者でも安心して使える優良なファクタリング業者には以下のようなものがありますよ。

個人利用&即日入金が可能なファクタリングサービスおすすめ5選▼
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