このようにフリーランスになりたいと思っていても、どう行動すれば良いのか、何を準備すれば良いのか分からないという方もいらっしゃるでしょう。
フリーランスになるには事前の準備や手続きが必要な他、一定のスキルや知識を身に付けておくことが大切です。
またフリーランスになった後はご自身で会計処理や確定申告を行わなければならないことも押さえておきましょう。
そこで本記事ではフリーランスになるためにしておきたい準備や必要な手続きについて解説するとともに、フリーランスで活動する際に役立つおすすめのWebスクール3選と会計ソフト3選をご紹介します。
【フリーランスにおすすめの会計ソフト3選】
1.フリーランスとは?
このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
フリーランスとは会社に雇用されず、独立して自身のスキルを活かす働き方を意味します。
フリーランスを名乗るに当たり法的な決まりや資格があるわけではありません。
そのため個人事業主と何が違うのか、どんな職種であればフリーランスになり得るのか分かりづらいものですよね。
そこで本章ではフリーランスについて、意味・定義や個人事業主との違い、代表的な職種を解説します。
- (1)フリーランスの意味・定義
- (2)フリーランスと個人事業主の違い
- (3)フリーランスの代表的な職種
1-1.フリーランスの意味・定義
フリーランスとは会社に雇用されず、個人でクライアントと契約を結んで仕事をする働き方を意味する言葉です。
また独立し個人で働く人のこともフリーランスと呼びます。
フリーランスは自身の持つスキルや経験、知識を活かしてクライアントから依頼された案件をこなし、納品して報酬を受け取ります。
営業から納品まで全ての業務を一人で行うため、大きな責任を負う一方、自分に合った仕事を選ぶことができたり、仕事を受けた分だけ収入が増えたりする点がフリーランスの特徴です。
1-2.フリーランスと個人事業主の違い
このように個人事業主もフリーランスも個人で仕事を行うことから、同じではと考える方もいらっしゃるでしょう。
しかしフリーランスと個人事業主は定義が異なります。
個人事業主とは個人で継続して事業を営み、税務署に「開業届」を提出した人のことで、「税法上の区分」を意味するものです。
以下の図のようにフリーランスとして働く人のなかに、個人事業主に分類される人が含まれています。
【フリーランスと個人事業主の違い】
なお法人化していても個人で働いている人は、フリーランスに含まれます。
1-3.フリーランスの代表的な職種
フリーランスに特定の職種はありませんが、フリーランスとして働きやすい職種は存在します。
クリエイティブ系、IT系、ライター系、マーケター系などの職種はフリーランスに向いているといえますよ。
以下の表にフリーランスとしての活動が向いている職業の例をまとめました。
【フリーランスの代表的な職種】
職種 | 職業例 |
---|---|
クリエイティブ系 | ・グラフィックデザイナー ・漫画家 ・イラストレーター ・映像編集者 ・ディレクター ・カメラマン ・ハンドメイド作家 ・YouTuber ・インスタグラマー ・作曲家 ・ゲームプランナー ・俳優 など |
IT系 | ・Webエンジニア ・Webコーダー ・インフラエンジニア ・システムエンジニア ・フロントエンドエンジニア ・AIエンジニア ・スマホアプリケーションエンジニア ・データアナリスト ・プログラマー など |
ライター系 | ・Webライター ・シナリオライター ・コラムニスト ・ブロガー ・編集者 ・コピーライター ・翻訳家 ・脚本家 など |
マーケター系 | ・Webマーケター ・Webディレクター ・マーケティングコンサルタント ・プロダクトマネージャー ・データサイエンティスト など |
2.フリーランスになるには?しておきたい7つの準備
このようにフリーランスになるために、できる準備をしておきたいという方もいらっしゃるでしょう。
フリーランスになると今までの生活基盤が大きく変わるため、問題が発生しても対応できるように前もって必要な準備をしておくことが重要です。
フリーランスになって大きな失敗をしないためにも、以下の準備をしておきましょう。
【フリーランスになるためにしておきたい7つの準備】
準備1 職種・仕事内容を決める
フリーランスとして働くには、まず職種や仕事内容を決めましょう。
今までに培ってきた自身のスキルや知識を活かせる職業に就いたり、未経験の職種に挑戦したりとさまざまな選択肢のなかから自由に決めることができます。
しかしフリーランスになってすぐに新規の案件を獲得するのは困難なため、フリーランスになる前からWebスクールなどでスキルや知識を勉強することをおすすめします。
また仕事を探す際には知人から仕事の依頼や紹介を受けたり、クラウドソーシングを利用して案件の獲得を目指したりするのも良いでしょう。
なおSNSやブログ、ホームページなどで制作物や実績を掲載すれば、自身の持つスキルのアピールにつながりますよ。
準備2 自身のスキルや知識のレベルを確認する
職種や仕事内容を決めたら、自身のスキルや知識がフリーランスとして活躍できるレベルかどうかを見極めましょう。
経験のある仕事でもフリーランスで仕事を請け負う場合、クライアントが求めるレベルがフリーランスになる前と同じであるとは限りません。
自身のスキルの一覧表を作り、フリーランスとして社外でも通用するレベルに達しているのかを客観的に確認することをおすすめします。
なお以下のスキルは全てどの職種のフリーランスの場合にも必要だといえるでしょう。
- ・情報を収集・分析する力
- ・体調・スケジュールの管理能力
- ・コミュニケーション能力
- ・新しいスキルを学ぶ意欲と行動する力
- ・案件ごとに職場環境や人間関係に適応する力
- ・ビジネスマナーの知識 など
準備3 Webスクールの受講や転職を検討する
フリーランスでとして活動するために足りないスキルがある場合や未経験の職種を目指す場合は、Webスクールを受講してスキルアップを目指しましょう。
また未経験でも受け入れ可能な企業に転職するのも一つの方法です。
転職先で経験を積み、十分なスキルを身に付けることができれば、フリーランスになる際に業務委託をしてもらえる可能性もあるでしょう。
準備4 クレジットカードを作る
フリーランスは会社員に比べて収入が不定期で安定しにくいため、万一の場合に備えてクレジットカードを持っておくことをおすすめします。
なおクレジットカードを新しく作る場合は、フリーランスになる前に申し込みましょう。
フリーランスは社会的信用が低く見られる傾向があり、クレジットカードの審査に通りにくくなる恐れがあるためです。
おすすめの事業者向けクレジットカードが知りたい方はこちらの記事をご参照ください。
準備5 住宅ローンを組む
住宅ローンなどの高額なローンを組む予定がある場合は、フリーランスになる前に契約するのがおすすめです。
ローンの審査ではクレジットカードと同様、収入の安定性や社会的信用が重視されることが一般的です。
フリーランスは社会的信用が低く見られる傾向にあるため、審査が不利になる可能性があります。
特にフリーランスになって間もない時期に住宅ローンなどの高額ローンを組むのは、避けた方が良いでしょう。
準備6 税金について理解する
フリーランスになると所得税や住民税に加えて、消費税や「個人事業税」などを納めなくてはならない可能性があります。
フリーランスの場合、所得税の一部が源泉所得税としてクライアント側で事前に差し引かれるケースが一般的ですが、差し引かれていない場合は確定申告をして支払う必要があります。
またフリーランスは必要経費を計上することが可能で、正しい方法で帳簿付けをすれば節税することができます。
なお消費税に関する「インボイス制度」が2023年10月から開始されされたことにより、フリーランスも必要に応じて対策を取らなければ案件を獲得することが困難なため注意しましょう。
インボイス制度についてはこちらで詳しく解説しています。
準備7 確定申告について理解する
会社員からフリーランスになって苦労する方も多いのは、確定申告だといえるでしょう。
確定申告は事業所得が38万円以上になった場合に必要な手続きであり、「青色申告」と「白色申告」という二つの申告方法があります。
青色申告と白色申告の違いは以下のとおりです。
【青色申告と白色申告の違い】
青色申告 | 白色申告 | |
---|---|---|
特徴 | 優遇措置が多い | 手続きが簡単 |
特別控除 | 最大65万円の控除 | なし |
赤字の繰り越し | 3年間可能(前年度も青色申告している場合に限る) | 不可 |
減価償却資産 | 30万円未満 | 10万円以下 |
自宅オフィスの光熱費を経費として計上(家事按分) | 一部可能 | 不可 |
帳簿の付け方 | 複式簿記 | 単式簿記 |
家族への給与(専従者給与) | 妥当性があれば全額 | 下記の金額のうち金額が低いものが控除される ・控除前の事業所得などの金額を専従者の数に1を足した数で割った金額 ・配偶者:86万円 その他の親戚:上限10万円 |
青色申告は特別控除を最大65万円受けられたり、自宅をオフィスにしている場合に光熱費を計上できたりと優遇措置が多いのが特徴です。
なお青色申告を行うには帳簿を以下の図のような「複式簿記」という複雑な形式で付ける必要があります。
【複式簿記の概要(単式簿記との違い)】
、複式簿記は簿記の知識がないと対応できないところが難点といえるでしょう。
一方、白色申告は収支だけを記載する「単式簿記」による簡単な帳簿付けで確定申告をできますが、特別控除を受けられません 。
フリーランスの方も経費の仕訳や確定申告書類の作成を簡単に行える会計ソフトについては6章で詳しくご紹介します。
3.フリーランスになるには?必要な4つの手続き
このようにフリーランスになる際に必要な手続きについて気になっている方もいらっしゃるでしょう。
フリーランスになるためには、以下の手続きが必要です。
【フリーランスになるために必要な4つの手続き】
手続き1 社会保険の手続きをする
会社員を辞めてフリーランスになる場合、現在加入している社会保険の切り替え手続きが必要です。
フリーランスになる際は、以下のなかから自身に適したものを選んで社会保険の手続きを行いましょう。
【フリーランスになる場合に必要な社会保険の手続き】
手続き | 概要 |
---|---|
任意継続する | ・現在の健康保険を2年間だけ継続できる ・雇用時は保険料を所属企業が半額負担していたが、全額自己負担する必要がある ・保険給付内容は退職前と変わらない ・退職の翌日から20日以内に手続きする ・保険料の納付が遅れると即脱退しなくてはならない |
国民健康保険に加入する | ・居住する市区町村の役所で手続きする ・保険料は所得や家族構成、資産などで変動する ・収入が減る場合は保険料の減免・免除などが可能 ・退職の翌日から14日以内に手続きする |
文芸美術国民健康保険に加入する | ・文芸、美術および著作活動に従事している75歳未満の組合加盟団体の会員が加入できる ・WebデザインやWebサイト制作の仕事をしている人が加入できるが、作品を提出する必要がある |
家族の扶養に入る | ・家族が加入している健康保険に扶養家族として加入する ・自身の年間収入が130万円未満かつ、家族の年収の2分の1未満であること(年間収入は経費や手当金などを差し引いたもの) ・手続きは家族(被保険者)が行う |
なお社会保険料は控除の対象なので、確定申告の際に所得から差し引けます。
手続き2 年金の手続きをする
フリーランスになる場合、国民年金に加入するのが一般的です。
退職の際に勤務先の企業が厚生年金の脱退手続きを行ってくれるので、以下の書類を持って居住する市区町村役所の国民年金窓口で加入手続きを行いましょう。
- ・退職を証明する書類(離職票、健康保険喪失証明書、退職証明書など)
- ・身分証明書(運転免許証やマイナンバーカード、パスポートなど)
- ・年金手帳
- ・印鑑
なお国民年金の加入手続きは、退職から14日以内に行うのが原則 です。
手続き3 開業届を提出する
開業届は事業の開始から1カ月以内に所轄の税務署に提出するのが原則ですが、提出しなくても罰則はありません。
開業届を出さなくてもフリーランスとして働くことは可能です。
しかしフリーランスが開業届を提出すると税法上で個人事業主となるため、確定申告で青色申告を行うことができます。
また事業用の銀行口座やクレジットカードを作れるといったメリットもあります。
さらに名義に「屋号」を入れることもできますよ。
青色申告承認申請書は事業を開始した時期によって以下のとおり提出期限が異なります。
【青色申告承認申請書の提出期限】
事業開始の時期 | 提出期限 |
---|---|
既に事業を開始している | 青色申告を適用したい年の3月15日まで |
1月1日〜1月15日に開業 | 開業した年の3月15日まで |
1月16日以降に開業 | 事業開始日から2カ月以内 |
提出期限を過ぎた場合は、その年度の青色申告ができません。
手続き4 事業用の銀行口座を開設する
フリーランスになると、事業で得た収入は全て自分の手元に入金されます。
既存の口座を使っても問題はありませんが、プライベートなお金と混同すると収支の流れを把握しづらくなるため、確定申告書の作成時に手間を取ってしまいます。
事業用の銀行口座を開設してプライベート用の口座と区別しておくと、税務調査が入った場合にもスムーズに対応できますよ。
なお事業用の口座を作る場合に必要な書類は以下のとおりです。
- ・本人確認書類
- ・開業届(税務署で受理済みの印が押してあるもの)
- ・印鑑
4.フリーランスになってからすぐにするべき5つのこと
このようにフリーランスになってすぐにするべきことを把握しておきたいという方もいらっしゃるでしょう。
フリーランスになると、自分で行動を起こさない限り何も始まりません。
案件を獲得して安定した収入を得るためには早い時期から行動し、万一のための備えを行っておくことが重要です。
そこでこの章ではフリーランスになったら、すぐに行うべき以下の五つのことについて解説します。
【フリーランスになってからすぐに行うべき5つのこと】
4-1.ポートフォリオやスキルシートを作成する
フリーランスとして案件を獲得するためには、クライアントにご自身のスキルや実績をアピールする必要があります。
ポートフォリオやスキルシートを作成し、自身のスキルや実績について分かりやすくまとめましょう。
クライアント側からポートフォリオやスキルシートの提出を求められるケースも珍しくありません。
質の高いポートフォリオやスキルシートを作成することは、案件を獲得するために重要なポイントだといえます。
ポートフォリオとスキルシートはご自身のスキルを洗い出し、情報を整理しつつ構成を考えながら制作しましょう。
なお未経験の職種の案件を希望している場合は、ポートフォリオに載せる作品作りやスキルシートに記載するスキルの習得から始める必要があります。
4-2.案件・クライアントを探す
フリーランスになると案件やクライアントを自分で探す必要があります。
今までの勤務先と業務委託で契約をしたり、知人から紹介してもらったりすることも方法だといえるでしょう。
委託や紹介以外で案件を探すには、フリーランス向けのエージェントやクラウドソーシングを利用するのがおすすめです。
フリーランス向けのエージェントは仕事を探しているフリーランスと、専門スキルを持つ人を探している企業を仲介するサービスです。
営業や契約に関する業務を代行してくれるので雑務に時間を取られず、契約に関するトラブルを防ぐことができます。
クラウドソーシングでも多くの企業が業務委託をできる人材を募集しています。
ただしクラウドソーシングではご自身で営業や交渉、契約を行う必要があります。
なおフリーランスエージェントとクラウドソーシングの違いは以下のとおりです。
【フリーランスエージェントとクラウドソーシングの違い】
メリット | デメリット | |
---|---|---|
フリーランスエージェント | ・営業や契約の代行が可能 ・高単価や好条件の案件を探せる ・市場価値や単価の相場が把握できる |
・仲介手数料がかかる ・客先常駐の案件が多い(働く場所や時間の自由度が低め) |
クラウドソーシング | ・さまざまな案件を自由に探せる ・勤務条件の柔軟性が高め ・手数料などのコストを抑えられる |
・営業や交渉、契約などを全てご自身が行う ・自己管理能力やマーケティングスキルが必要 |
4-3.クライアントと契約をする
契約内容や支払い条件などをよく確認し、ご自身でクライアントと契約を行いましょう。
フリーランスがクライアントと結ぶ業務委託契約には以下の3種類があります。
- ・委任契約
- ・準委任契約
- ・請負契約
委任契約と準委任契約は業務の遂行を目的とした契約であり、契約書に書かれた業務を行うことで契約を履行していることになるため、結果に関係なく報酬を受け取ることができます。
一方、請負契約は業務を完成させる対価として報酬を受け取る契約であるため、クライアントに成果物を納品しなければ報酬を受け取ることができません。
なおフリーランスがクライアントと契約を結ぶ際は、以下の流れで行います。
- (1)契約内容について話し合う
- (2)業務委託契約書を作成する
- (3)双方が契約内容の確認・修正を行う
- (4)業務委託契約を締結する
4-4.万一に備えた補償を準備する
フリーランスは会社員に比べ収入が不定期で不安定になるケースが多いので、万一に備えた補償を準備しておくと良いでしょう。
小規模企業共済やフリーランス協会の所得保障などフリーランス向けの補償制度に加入するのも一つの方法です。
またフリーランスになると将来もらえる年金の金額が少なくなるため、国民年金基金や付加年金、iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)などを利用して備えておくのもおすすめです。
1カ月分の生活費や必要経費を把握し、数カ月程度無収入で生活できるほどの貯蓄を心がけましょう。
4-5.会計ソフトを導入する
フリーランスになると帳簿や確定申告書、見積書、請求書などの書類も自分で作成する必要があります。
慣れない会計処理や請求業務に手間取って、仕事の進捗に影響が出る可能性もあるでしょう。
確定申告を簡単に済ませたい方や事務仕事をスムーズにこなしたい方には、会計ソフトの導入をおすすめします。
簡単な操作で帳簿や確定申告の書類が作れるので、事務作業に時間を取られて納品が間に合わないといった事態も防げますよ。
数多くの会計ソフトがありますが、フリーランスの方には以下の条件を満たしたソフトがおすすめです。
- ・自動で仕訳・記帳される
- ・確定申告書類の作成機能がある
- ・税理士とデータを共有できる
- ・使いやすいデザインである
- ・操作手順が分かりやすい など
フリーランスにおすすめの会計ソフトを6章でご紹介しているので参考にしてください。
5.フリーランスになる人におすすめのWebスクール3選
フリーランスとして活躍するには即戦力となるレベルのスキルや知識が求められるため、経験のない方はWebスクールに通ってスキルを身に付けておくことをおすすめします。
しかし多くのWebスクールがあるため、どのサービスを選べば良いのか迷う方もいらっしゃるでしょう。
そこでこの章ではフリーランスを目指す方におすすめのWebスクール以下3校をご紹介します。
【フリーランスになる人におすすめのWebスクール3選】
スクール名 | 学べるスキル | 特徴 |
---|---|---|
SHElikes(シーライクス) | ・Webデザイン ・Webライティング ・Webマーケティング ・動画編集 ・SNS動画制作 ・プロジェクトマネジメント など |
・40以上の職種スキルを定額で好きなだけ学べる ・オンラインで完結できる ・女性限定 ・多様なスキルの掛け合わせができる ・コーチングで目標を設定できる |
ウェブフリ | ・SEOライティング ・SNS運用代行 ・動画編集 ・Webデザイン集中 ・SNSマーケティング など |
・案件獲得から納品までの流れが実践で学べる ・フリーランスの育成に特化している ・未経験者でもフリーランスとして活躍できるスキルが学べる ・卒業後すぐに稼げるスキルが身に付く |
デイトラ | ・Webアプリ開発 ・Webデザイン ・LINE構築 ・ドローン ・ECクリエイティブ など |
・受講料金が業界最安レベル ・教材を無制限で閲覧できる ・案件獲得ノウハウが身に付く |
おすすめ1 SHElikes
コース | ・Webデザイン(入門・演習) ・Illustrator ・ワードプレス ・UXデザイン ・マーケティング入門 ・ブランディング ・広報・PR ・広告運用 ・モーショングラフィックス ・SNS動画制作 ・ライティング入門 ・フリーランス ・お仕事を始めてみよう ・セルフコーチング など |
---|---|
受講期間 | 1カ月・6カ月・12カ月(コースによって異なる) |
料金プラン | 【スタンダードプラン】 1カ月:16,280円(税込) 6カ月:15,547円/月(税込) 12カ月:13,567円/月(税込) 【ライトプラン】 1カ月:10,780円(税込) 6カ月:10,047円/月(税込) 12カ月:8,984円/月(税込) ※入会金14,533円/月(税込)が別途必要 |
サポート内容 | ・コーチングを受けられる(月1回) ・現役のWeb制作者である講師に質問できる ・受講状況に応じたキャリアサポートを受けられる |
SHElikes(シーライクス)はさまざまなスキルを定額で数多くのスキルを学べる女性限定のWebスクールです。
東京と名古屋、大阪に拠点がありますが、基本的にオンライン受講できるので、時間や場所を問わず学べますよ。
SHElikesは40以上のコースが設けられており、好きなコースを自由に組み合わせて受講できるのが特徴です。
分からないことがあればWeb業界にて現役で働く講師(TA)に質問できたり、似た目標を持つ受講生と交流できたりする機会が用意されているので、SHElikesは挫折しにくい環境であるといえます。
SHElikesの料金プランは大きく分けてスタンダードプランとライトプランの二つがあり、二つのプランの違いは受講できるレッスン回数です。
おすすめ2 ウェブフリ
コース | ・SEOライティング ・SNS運用代行 ・動画編集 ・Webデザイン集中 ・映像制作 ・SNSマーケティング ・制作会社特化 |
---|---|
受講期間 | ベーシックプラン:4カ月・6カ月・10カ月 スピードプラン:3カ月・5カ月・9カ月 |
料金プラン | 【ベーシックプラン】 4カ月:660,000円(税込) 6カ月:1,100,000円(税込) 10カ月:1,540,000円(税込) 【スピードプラン】 3カ月:495,000円(税込) 5カ月:990,000円(税込) 9カ月:1,430,000円(税込) ※分割払いは48回まで可能 |
サポート内容 | ・モチベーションや学習進捗の管理のためのコーチングを受けられる(週1回) |
ウェブフリは受講中にリアルな仕事の流れを経験できる完全オンライン型のフリーランス育成スクールです。
Web業界の仕事が未経験の方でも基礎から実践までのスキルを学べるので、卒業してすぐにフリーランスとして収入を得られる可能性が高いといえますよ。
ウェブフリでは受講開始時に行うミーティングで目標とする収益や理想のキャリア像を明確にし、その後動画教材とコーチングで学習を進めていきます。
隔週に実施されるコーチングで学習の進捗状況やモチベーションの管理が行われるので、オンライン学習でも挫折しにくい環境が整えられています。
さらに基礎学習後に実際の案件に取り組むことで納品までの流れを体験できるのはウェブフリのうれしいポイントいえるでしょう。
またウェブフリではWebスキルを学べるだけでなく、案件を獲得するために必要な営業力のトレーニングがあったり、ポートフォリオの制作・事業パートナー開拓などのサポート体制が充実していたりします。
卒業後の仕事の斡旋やサポートはありませんが、自力でフリーランスとして活動できる力を養うことができますよ。
おすすめ3 デイトラ
コース | ・Web制作 ・Webアプリ開発 ・Webデザイン ・Shopify ・Python ・ドローン ・ECクリエイティブ ・ライティング ・LINE構築 ・動画編集 ・Shopifyアドバンス ・Webデザインアドバンス ・転職支援 ・Webマーケティング ・営業支援 |
---|---|
受講期間 | 約1年間(コースによって異なる) |
料金プラン | 【スタンダードコース】 79,800〜129,800円(税込) 【アドバンスコース】 49,800〜109,800円(税込) |
サポート内容 | ・受講生限定のコミュニティでセミナーや営業、実務に役立つコンテンツが提供される(別途月額費用が必要) ・営業支援や転職支援のコースが提供されている |
デイトラは業界最安レベルの料金でWebスキルを学べるオンラインスクールです。
他のWebスクールの数カ月分の受講料金と同額の費用で1年間学ぶことができるほどのコストパフォーマンスの高さは魅力といえます。
デイトラではWeb業界の現場経験が豊富なプロがカリキュラムを作成している上、不明な点をいつでもメンターに質問できるため、実践レベルのスキルを短期間で身に付けられます。
その上、サポート期間が終了しても動画教材を好きなだけ見続けることが可能で、アップデートがされても追加料金なしで無制限に閲覧ができるのはうれしいポイントといえますね。
なおデイトラは完全オンライン型のスクールですが、各コースに専用のチャットスペースがあり、仲間とのつながりも持てるので勉強がはかどる環境が設けられています。
卒業後の斡旋は行われていませんが、デイトラでスキルを習得した方は営業支援や転職支援のコースを受講することで、メンターによる個人面談など手厚いサポートを受けられます。
6.フリーランスになる人におすすめの会計ソフト3選
このようにフリーランスにおすすめの会計ソフトを知りたいという方もいらっしゃるでしょう。
フリーランスになると帳簿付けや確定申告書類の作成など簿記の知識が必要な業務も自分で行う必要があります。
特に特別控除や優遇措置を受けられる青色申告をしたい方は専門知識が求められる作業が必要になるため、会計ソフトの導入をおすすめします。
この章ではフリーランスになる方におすすめの会計ソフトとして以下の三つをご紹介します。
【フリーランスになる人におすすめの会計ソフト3選】
ブランド名 | ソフト名 | プラン | 初年度価格(税抜) | 2年目以降(税抜) | 無料期間 |
---|---|---|---|---|---|
freee | freee 確定申告 | スターター | 11,760円/年 (月額払い:1,480円) |
あり | |
スタンダード | 23,760円/年 (月額払い:2,680円) |
||||
プレミアム | 39,800円/年 | ||||
マネーフォワード | クラウド確定申告 | パーソナルミニ | 10,800円/年 (月額払い:1,280円) |
– | |
パーソナル | 15,360円/年 (月額払い:1,680円) |
1カ月間無料 | |||
パーソナルプラス | 35,760円/年 | – | |||
弥生会計 | やよいの白色申告 オンライン | フリープラン | 0円 | 0円 | ずっと無料 |
ベーシックプラン | 0円 | 11,500円/年 | 初年度無料 | ||
トータルプラン | 10,500円/年 | 21,000円/年 | – | ||
やよいの青色申告 オンライン | セルフプラン | 0円 | 10,300円/年 | 初年度無料 | |
ベーシックプラン | 0円 | 17,250円/年 | 初年度無料 | ||
トータルプラン | 15,000円/年 | 30,000円/年 | – |
おすすめ1 freee 確定申告
ソフト名 | プラン | 価格(税抜) | 無料期間 |
---|---|---|---|
freee 確定申告 | スターター | 11,760円/年 | あり |
スタンダード | 23,760円/年 | ||
プレミアム | 39,800円/年 |
freee 確定申告はクラウド会計ソフトのシェアトップ*1になったこともある個人事業主・フリーランス向けの会計ソフトです。
freee 確定申告の主な機能は以下のとおりです。
- ・確定申告書の作成・提出
- ・取引の自動登録・仕訳
- ・見積書・請求書などの作成と管理
- ・経営状況のレポート作成
- ・スマホアプリでの取引入力
- ・インボイス制度・電子帳簿保存法への対応 など
freee 確定申告はスマホアプリが充実している点が特徴です。
取引登録や請求書の作成といった日々の業務から、確定申告書の作成・提出までスマホで行えるので、出先でも会計処理ができますよ。
紙のレシートはスマホで撮影すると金額と日付を自動で読み込めて、電子帳簿保存法の要件にも対応しています。
レシートを受け取ったらすぐに情報を取り込めるため、「後ほど処理しようと思ってレシートを無くしてしまった」といった問題も起きにくくなりますよ。
freee 確定申告では帳簿付けができていれば、〇×形式の質問に答えるだけで確定申告書や必要書類が自動的に作成されるので、初めて確定申告する方にもおすすめです。
なおfreee 確定申告には三つのプランがあり、以下のとおり値段に応じて利用できる機能やサポート内容が異なります。
【freee 会計 確定申告の料金プラン別のサービス内容】
プラン名 | サービス内容 |
---|---|
スターター | ・確定申告書の作成 ・確定申告書の提出(電子申告に対応) ・レシートの撮影による仕訳データの自動取得(月5枚まで) ・銀行やクレジットカードの明細取得 ・見積書・請求書の作成 ・チャット・メールの基本サポート |
スタンダード | ・スターターの全ての機能 ・消費税申告(インボイス制度に対応) ・レシートの撮影による仕訳データの自動取得(月10GBまで) ・詳細レポートの出力 ・チャット・メールの優先対応サポート |
プレミアム | ・スタンダードの全ての機能 ・電話サポート ・freee 会計への乗り換え代行サービス ・税務調査のサポート補償 ・組織向けの経理業務機能 |
freee 確定申告は無料期間として1カ月0円で利用可能ですが、無料期間を過ぎると取引データを表示したりユーザー側での閲覧・編集・削除をしたりすることができなります。
なお無料期間中に有料プランを登録した場合は、無料期間中に登録した取引も保持され、閲覧・編集・削除することができます。
おすすめ2 マネーフォワード クラウド確定申告
ソフト名 | プラン | 価格(税抜) | 無料期間 |
---|---|---|---|
マネーフォワード クラウド確定申告 | パーソナルミニ | 10,800円/年 | 1カ月間無料 |
パーソナル | 15,360円/年 | ||
パーソナルプラス | 35,760円/年 |
マネーフォワード クラウド確定申告は、多様なクラウドサービスの提供でも知られる株式会社マネーフォワードの個人向けクラウド会計ソフトです。
クレジットカードや電子マネー、インターネットバンキング、ショッピングサイトなどと連携が可能で、日々の取引明細データを自動で取得することができます。
マネーフォワード クラウド確定申告が自動で明細データを取得できる提携先はメガバンクやネットバンク、ECサイトなど2,300以上*2あり、手入力する手間が大幅に削減できます。
また自動取得したデータやアップロードした請求書、領収書などの情報をAI(人工知能)が判別して自動的に仕訳されるので、仕訳に慣れていない方におすすめですよ。
マネーフォワード クラウド確定申告には以下のような機能が備わっています。
- ・確定申告書の作成・提出
- ・取引の自動登録・仕訳
- ・AIによる仕訳ルールの精度向上
- ・バックオフィスを効率化する関連サービスとの連携(月額900円〜)
- ・確定申告書類の自動作成
- ・レポートの共有
- ・インボイス制度・電子帳簿保存法への対応 など
なおマネーフォワード クラウド確定申告には三つの料金プラン以外に無料機能が存在します。
【マネーフォワード クラウド確定申告のプラン別のサービス内容】
プラン名 | サービス内容 |
---|---|
無料機能 | ・銀行・クレジットカード明細の自動取り込み ・確定申告書類の作成・提出(雑収入・控除のみの場合に限る) ・仕訳登録(1会計年度当たり50件まで) ・見積書・請求書の作成(取引先登録は3件まで) ・メール・チャットサポート(操作方法) |
パーソナルミニ | ・無料機能の全ての機能 ・確定申告書類の作成・提出(青色・白色申告に対応) ・仕訳登録(無制限) ・見積書・請求書の作成(取引先登録は15件まで) |
パーソナル | ・パーソナルミニの全ての機能 ・消費税の集計・申告 ・経営状況のレポート確認 ・メンバーの追加・管理 |
パーソナルプラス | ・パーソナルの全ての機能 ・電話サポート(操作方法) |
パーソナルプランの機能を「無料トライアル」として1カ月間無料で利用することも可能です。
なお無料の期間終了後、有料プランに申し込まなくても無料機能のみ使い続けることができますよ。
マネーフォワード クラウド確定申告は有料プランを登録すれば確定申告書を自動で作成でき、e-Taxにも対応しているので、税務署へ出向くことなく確定申告をすることが可能です。
またソフトの使い方を熟知した税理士を無料で紹介してくれるので、税務や申告が不安な方でも安心して利用できますよ。
おすすめ3 やよいの白色申告 オンライン/やよいの青色申告 オンライン
ソフト名 | プラン | 初年度価格(税抜) | 2年目以降(税抜) | 無料期間 |
---|---|---|---|---|
やよいの白色申告 オンライン | フリープラン | 0円 | 0円 | ずっと無料 |
ベーシックプラン | 0円 | 11,500円/年 | 初年度無料 | |
トータルプラン | 10,500円/年 | 21,000円/年 | – | |
やよいの青色申告 オンライン | セルフプラン | 0円 | 10,300円/年 | 初年度無料 |
ベーシックプラン | 0円 | 17,250円/年 | 初年度無料 | |
トータルプラン | 15,000円/年 | 30,000円/年 | – |
やよいの白色申告 オンライン/やよいの青色申告 オンラインは25年間連続で「業務ソフト部門」売り上げ実績トップの会計ソフト「弥生シリーズ」のクラウド会計ソフトです。
フリーランス・個人事業主の会計業務を効率的に行える以下の機能を備えています。
- ・確定申告書の作成
- ・e-Taxによる電子申告
- ・領収書やレシートのデータ自動読み取り
- ・取引データの自動登録・仕訳
- ・スマホアプリでの取引入力
- ・インボイス制度・電子帳簿保存法への対応 など
やよいの白色申告 オンライン/やよいの青色申告 オンラインにはそれぞれ三つのプランあり、どのプランもソフト自体の機能は同じです。
プランごとに異なる点は、サポートの内容です。
やよいの白色申告 オンラインのフリープランとやよいの青色申告 オンラインのセルフプランで提供されるサポートはWebサイトのFAQです。
電話やメール、チャットによるサポートなどが必要な方は有料のプランを選びましょう。
7.フリーランスになる3つのメリット
このようにフリーランスになる具体的なメリットを知りたいという方もいらっしゃるでしょう。
コロナ渦で多様な働き方が広まったこともあり、フリーランスになる人の数は増加傾向にあります。
人口が増加しているということは、会社員として仕事をする場合とは異なるメリットがあるためといえるでしょう。
フリーランスになると主に以下のようなメリットがあります。
【フリーランスになる3つのメリット】
メリット1 働く場所や時間を自由に選べる
職種によりますが、フリーランスになると場所や時間を問わず働くことができます。
クラウド上のサービスを利用してリモートで業務や打ち合わせを行える仕事なら、PC一台あれば十分です。
自宅だけではなくカフェやコワーキングスペースなどで仕事をしたり、クライアントとの契約に定められていなければ、早朝や深夜でも好きな時間に働いたりすることが可能です。
オンラインで業務を行えるフリーランスなら配偶者の転勤や引っ越しの際にも転職したり、単身赴任をしたりする必要もないため、家庭や仕事への影響は最低限で済みますよ。
メリット2 定年や退職がない
フリーランスには定年や退職がありません。
会社に雇用されている場合、一定の年齢になると退職しますが、フリーランスなら需要のあるスキルを持ち案件を委託してくれるクライアントがいる限り、何歳になっても働けます。
年金以外の収入源を持てるので、老後も安心して生活できますね。
ただし定年や退職がなく退職金をもらえないため、貯蓄や資産運用などをして将来に備えておくことをおすすめします。
メリット3 税金の負担を減らせる
フリーランスのなかでも税務署に開業届を提出し、個人で継続して事業を営む個人事業主になると確定申告の際に青色申告を行えるため、特別控除を受けられます。
青色申告をするには複式簿記で帳簿を付ける必要がありますが、最大65万円の控除を受けることができますよ。
またフリーランスになると交通費や打ち合わせ時の食事代など、事業に関わる費用を経費として計上することができます。
さらに自宅で事業を行う場合、家賃や光熱費などが「家事按分」で一部経費として認められます。
8.フリーランスになる前に知っておきたい3つの注意点
このようにフリーランスになる注意点を知りたい方もいらっしゃるでしょう。
フリーランスになってから後悔しないためにも、注意点について事前に把握しておくことは大切です。
この章ではフリーランスになる前に知っておくべき注意点、以下三つを解説します。
【フリーランスになる前に知っておきたい3つの注意点】
注意点1 収入が不安定になる
フリーランスになってすぐは安定した収入を得られる可能性が低いといえます。
自身の市場価値が認められないうちは収入が見込めないためです。
自分で案件を探し、積極的な営業を行って契約を結び業務をこなすという流れが継続できないと収入は途切れてしまうでしょう。
収入を安定させるために、収入源を複数持つことをおすすめします。
複数のクライアントと契約していれば、1社からの仕事がなくなっても他の仕事で補うことができる上、収入アップにもつながりますよ。
また案件を見つける方法についても知人などの人脈やエージェントサービス、クラウドソーシングなど、複数あると案件を獲得しやすくなります。
注意点2 仕事とプライベートの線引きが難しい
フリーランスは仕事とプライベートが混同しやすい傾向にあります。
フリーランスは雇用契約ではなく請負契約を結ぶケースが多いことから、スケジュールは自由です。
そのため作業時間の見通しが甘かったり、予定が変更になったりすれば連日徹夜することや、生活リズムに乱れが生じることもあるでしょう。
自宅で業務をする場合は特に、仕事とプライベートの切り替えが上手にできない可能性もあります。
フリーランスは自己管理や業務の進捗管理をしっかり行わないと、生活リズムが崩れてしまうこともあるので注意しましょう。
注意点3 社会的な信用が低くなる傾向にある
フリーランスは継続的に案件を獲得できる保証がなく収入が安定しにくいため、社会的信用が低いと見なされるケースが多くあります。
そのため銀行の融資やクレジットカードの審査に通りにくいといえるでしょう。
会社員のように毎月一定の収入を得たい方や、高額な融資を予定している方はフリーランスになることを慎重に検討した方が良いでしょう。
9.まとめ
フリーランスは会社に雇用されず、自分のスキルや経験を活かして独立する働き方、またはこのように働く人のことです。
フリーランスになるには、案件探しやクライアントとの交渉・契約、会計業務などを全て自分で行う必要があるため、事前にしっかり準備しておくことをおすすめします。
まず自分のスキルや経験に市場価値があるのかを確認し、足りない場合はWebスクールを受講して、必要なスキルやノウハウを身に付けましょう。
多様なスキルを学びたい方にはSHElikes、受講中に案件獲得から納品までの流れを体験したい方にはウェブフリ、コストを抑えてスキルを学びたいという方にはデイトラの利用がおすすめですよ。
案件を獲得するにはフリーランスエージェントやクラウドソーシングなどを活用したり、知人からの紹介など人脈を使ったりするといった方法があります。
なおフリーランスになる際には社会保障や年金の切り替え手続きを行う必要があることも忘れてはいけません。
また経費の処理や確定申告も自身で行う必要があります。
会計ソフトを利用すれば自動で仕訳や帳簿付けを行ってくれる上、確定申告書類の作成も簡単です。
確定申告で優遇措置の多い青色申告をする場合は、e-Taxに対応した会計ソフトを選んで電子申告することで、特別控除の金額を65万円にできますよ。
【フリーランスにおすすめの会計ソフト3選】