債務整理が得意な東京の弁護士・司法書士事務所10選!選び方も解説

債務整理をしたいんだけど、東京でおすすめの弁護士・司法書士事務所はどれだろう?
東京で債務整理に強い弁護士・司法書士事務所を探す際には、どんなポイントに気を付けたら良いのかな?

このように東京で債務整理を依頼できる弁護士・司法書士事務所をお探しの方もいらっしゃるでしょう。

都内には数多くの弁護士・司法書士事務所があるので、一つひとつ調べて選ぶのは大変な作業ですよね。

弁護士や司法書士によって手続きにかかる期間や費用、債務整理で減らせる借金の額などは異なるため、慎重に依頼先を見極める必要があります。

そこでこの記事では、東京で債務整理を依頼する際におすすめの弁護士・司法書士事務所10社や、弁護士・司法書士事務所を選ぶ際のポイントなどを詳しく解説します。

お金のプロ
ご自身の目的や状況に合わせて弁護士・司法書士事務所を選びましょう。

【借金問題の相談におすすめの弁護士・司法書士事務所3選】
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弁護士・司法書士事務所名 相談料 特徴
弁護士法人ライズ綜合法律事務所 無料 約5万件の債務整理の解決実績あり!経験豊富な弁護士が親身に対応
グリーン司法書士法人 無料 即日・土日・夜間の対応も可能!すぐに相談したい方におすすめ
司法書士法人みどり法務事務所 無料 過払い金の回収額は累計90億円以上!140万円までの債務整理におすすめ
「税理士が教えるお金の知識」(以降、本メディア)では一部、メーカーやサービス提供事業者から広告出稿をいただいておりますが、コンテンツの内容については本メディア独自に制作しており、情報の掲載有無やコンテンツ内容の最終意思決定に事業者は関与しません。
目次

1.債務整理が得意な東京の弁護士・司法書士事務所10選

東京で債務整理をするならどの弁護士・司法書士事務所に依頼するべきなんだろう?

都内だけでも弁護士・司法書士事務所は多くあるため、債務整理の依頼先を迷っている方もいらっしゃるでしょう。

弁護士・司法書士の実力や実績には差があるので、どこに依頼しても同じというわけではありません。

依頼先によって減らせる借金の額や手続きにかかる期間などが異なるため、しっかり見極める必要があります。

また「親身な対応」「相談は何度でも無料」「スピーディーな対応」「24時間相談受け付け」などのように、弁護士・司法書士事務所の強みはそれぞれ異なります。

債務整理を依頼する際には、借金問題の解決実績が豊富でご自身に合った弁護士・司法書士事務所を選ぶようにしましょう。

本章では債務整理の実績が豊富な東京の弁護士・司法書士事務所を10社厳選して紹介します。

【債務整理が得意な東京の弁護士・司法書士事務所10選】
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弁護士・司法書士事務所名 東京の事務所の所在地 相談料 分割払い
弁護士法人ライズ綜合法律事務所 中央区 無料
グリーン司法書士法人 新宿区 初回無料
弁護士法人サンク総合法律事務所 中央区 無料
司法書士法人みつ葉グループ 港区 無料
弁護士法人ユア・エース 中央区 無料
弁護士法人つちぐり法律事務所 新宿区 債務整理専用の電話窓口であれば無料 非公開
弁護士法人イージス法律事務所 中央区 初回無料 着手金の場合は相談可能
弁護士法人・響 新宿区
港区
立川市
無料
ベリーベスト法律事務所 港区 無料
司法書士法人みどり法務事務所 千代田区 無料 非公開
お金のプロ
各弁護士・司法書士事務所の特徴を確認して、ご自身に適した依頼先を探しましょう。

おすすめ1 弁護士法人ライズ綜合法律事務所

メリット
債務整理の実績が豊富
相談は何度でも無料
デメリット
着手金が少し高め
こんな人におすすめ!
親身に対応してくれる事務所に依頼したい方

 

相談料 無料
問い合わせ先 【相談専用フリーダイヤル】
0120-657-001(受付時間は9:00~21:00)

費用 【任意整理】 
着手金:借入先1カ所につき5万5,000円~
解決報酬:借入先1カ所につき2万2,000円
減額報酬:減額分の11%
送金管理費:借入先1カ所につき月1,000円/回
通信費:借入先1カ所につき2,200円
【民事再生(個人再生)】
着手金:41万8,000円
(住宅ローン特例を適用させる場合は52万8,000円)
申し立て費用などの実費:5万円
再生委員費用:15万円~
【自己破産(同時廃止事件)】
通信費および申し立てなどの諸費用:3万円
着手金:36万3,000円(10カ所以下または借金総額500万円未満)、41万8,000円(11カ所以上または借金総額500万円以上)
【自己破産(少額管財事件)】
通信費および申し立てなどの諸費用:3万円
着手金:41万8,000円(10カ所以下または借金総額500万円未満)、47万3,000円(11カ所以上または借金総額500万円以上)
※出張する場合、出張旅費・交通費が別途発生
※裁判所の所在地に応じて、弁護士の日当3万3,000円または5万5,000円が発生
【過払い金返還請求(残債務のない場合)】
過払い返還報酬:過払い金回収額の22%
※訴訟の場合は、過払い金回収額の27.5%
通信費:借入先1カ所につき2,200円
解決報酬:借入先1カ所につき2万2,000円
分割払い
対応時間 平日10:00〜19:00(フリーダイヤルは9:00~21:00、土日・祝日も対応)※債務整理の相談受付は24h
対応エリア/拠点 全国/東京・神奈川・大阪
住所 〒103-0027
東京都中央区日本橋3-9-1 日本橋三丁目スクエア12階

弁護士法人ライズ綜合法律事務所は東京都中央区に事務所を構えており、神奈川と大阪にも拠点を置いている弁護士事務所です。

東京だけでなく全国からの依頼を受け付けており、債務整理をはじめ離婚問題やB型肝炎給付金請求、交通事故、立退料交渉サービスなどの案件を扱っています。

「包み込むような優しさ」で接することをモットーとしており、親身になって対応してくれるので初めて依頼する方や債務整理に不安のある方でも安心して相談できるでしょう。

また費用を一括で支払うことが難しい場合には、無理のない範囲で支払いできるように考慮してくれます。

相談は何度でも無料なので、不安なことや疑問があれば気軽に問い合わせましょう。

おすすめ2 グリーン司法書士法人

グリーン司法書士法人
メリット
着手金0円なので初期費用がかからない
オンラインでも来社でも相談が可能
即日対応可能
デメリット
借入先1カ所の借金が140万円を超える場合には対応不可
裁判で代理人になれない
こんな人におすすめ!
活気のある司法書士事務所に依頼したい方
土日にも対応して欲しい方

 

相談料 初回無料
問い合わせ先 フォームでの問い合わせは24h対応
費用 【任意整理】
着手金:0円
基本料金:1社につき2万1,780円〜
過払い金返還成功報酬:回収額の22%(裁判なし)、回収額の28%(裁判あり)
【民事再生(個人再生)】
着手金:0円
基本料金:33万円~(2社以降1社につき+22,000円)
住宅ローン特例計画案付:5万5,000円
【自己破産(同時廃止事件)】
着手金:0円
基本料金:26万4,000円(2社以降1社につき+20,900円)
管財事件加算:16万5,000円
【過払い金返還請求】
着手金:0円
基本料金:1社につき2万1,780円
返還成功報酬:回収額の22%(裁判なし)、回収額の28%(裁判あり)
分割払い
対応時間 平日9:00〜20:00、土日祝10:00〜17:00※債務整理の相談受付は24hh
対応エリア/拠点 全国/東京・大阪
住所 <東京事務所>
〒163-0512
東京都新宿区西新宿1丁目26番2号 新宿野村ビル12階

<大阪事務所>
〒541-0043
大阪市中央区高麗橋4丁目5番2号高麗橋ウエストビル2階

備考 <東京事務所>
東京司法書士会
常駐特定社員 司法書士山田 愼一(簡裁訴訟代理認定番号 第512206号)

<大阪事務所>
大阪司法書士会
常駐特定社員 司法書士中川徳将(簡裁訴訟代理認定番号 第912077号)

グリーン司法書士法人は大阪と東京の2拠点にオフィスを持つ司法書士法人です。

行政書士法人も兼業しており、不動産や相続などの登記から債権回収、債務整理など幅広い法律案件に対応しています。

債務整理においてはこれまでに累計7,086件の実績があり、家計の聞き取りを行って借金問題の根本的な解決を図ってくれます。(2022年10月4日時点)

土日・夜間や即日での対応も可能なので、平日の営業時間内に相談が難しいという方でもすぐに対応してもらえます。

公式サイトから24時間、問い合わせできますよ。

オンライン相談ができるため、対面での接触を避けて手続きを進めたい方にもおすすめですよ。

相談料は無料であり、着手金もかからないので、初期費用を心配することなく依頼できるのも魅力です。

各種手続きの料金が明示されているほか、依頼者の予算に合わせてサポート内容を提案してくれる点も安心だといえるでしょう。

たとえば戸籍謄本をはじめとする必要書類を利用者自身が集めるなど、一部のサービスを減らして本当に必要な手続きのみを依頼し、料金を抑えることも可能※1です。

料金は分割払いできるため、今は手持ちに不安があるという方でも親身に対応してもらえますよ。

なお「借金返済ノウハウ」という司法書士業界で最大級のWebメディアを運営しているため、借金問題にお悩みの方はチェックしてみると良いでしょう。

信頼できる司法書士を探しているという方や、専門家にじっくり丁寧に相談に乗って欲しいという方はグリーン司法書士法人の無料相談を利用するのがおすすめです。

注意
※1手続きにかかる金額や期間などについては、取引期間や借入状況などによって個人差があります。
※2相談内容は司法書士法の範囲に限ります。1社140万円を超える額の債務整理の代理人にはなれません。

おすすめ3 弁護士法人サンク総合法律事務所

弁護士法人サンク総合法律事務所
メリット
借金問題に関する実績が豊富
相談は何度でも無料
デメリット
任意整理以外の費用の詳細を知るには問い合わせが必要
こんな人におすすめ!
丁寧かつ親身に対応してもらいたい方
周囲に知られず債務整理したい方
相談料 無料
問い合わせ先 0120-281-739
費用(税込) 【任意整理】
着手金:借入先1カ所につき5万5,000円〜
基本報酬:借入先1カ所につき1万1,000円〜
減額報酬:減額分の11%
※民事再生および自己破産の費用は要問い合わせ
【過払い金返還請求】 
着手金:0円
報酬金:借入先1カ所につき2万2,000円
過払い金返還報酬:過払い金回収額の22%
※訴訟の場合は、過払い金回収額の27.5%

分割払い
対応時間 平日9:30〜18:30(応相談)※債務整理の相談受付は24h
対応エリア/拠点 全国/東京
住所 〒104-0032
東京都中央区八丁堀4-2-2 UUR京橋イーストビル2階

弁護士法人サンク総合法律事務所(旧樋口総合法律事務所)は東京都中央区にオフィスを構え、さまざまな法律問題の依頼を受け付けている弁護士事務所です。

債務整理を得意としており、不動産取引や離婚、相続、企業の倒産処理、貸金問題などにも対応しています。

債務整理だけで月に600件を超える相談が寄せられています

相談は無料で回数制限もないため、かかる費用や期間、問題解決までの方法などをしっかり納得した上で債務整理を依頼できますよ。

また秘密厳守を徹底するために、完全予約制・完全個別相談を採用している点も特徴です。

一人ひとりの問題に時間をかけてヒアリングを行っているので、丁寧な対応が期待できますよ。

問題解決向けて親身に取り組んでくれるため、債務整理に不慣れな方にもおすすめです。

おすすめ4 司法書士法人みつ葉グループ

メリット
債務整理に特化したチームがある
大手の司法書士法人で安心感がある
デメリット
借入先1カ所の借金が140万円を超える場合には対応不可
裁判で代理人になれない
こんな人におすすめ!
大手の司法書士法人に依頼したい方
借入先1カ所当たり140万円以下の債務を整理したい方
相談料 無料
問い合わせ先 受付時間は0120-739-002(平日10:00~19:00)
費用(税込) 【任意整理】
基本報酬:借入先1カ所につき1万1,000円~
【民事再生(個人再生)】
着手金:0円
基本報酬:33万円~
【自己破産】
着手金:0円
基本報酬:33万円~
【過払い金返還請求】
過払い金返還報酬:過払い金回収額の22%

分割払い
対応時間 9:00〜18:00(土日・祝日、年末年始を除く)※債務整理の相談受付は24h
対応エリア/拠点 全国/東京、北海道、神奈川、大阪、広島、福岡、沖縄
住所 〒105-0001
東京都港区虎ノ門5-12-11 NCOメトロ神谷町4階・5階(総合受付4階)

司法書士法人みつ葉グループは東京都港区に事務所があり、北海道や神奈川、大阪、広島、福岡、沖縄にも拠点を構えている大手の司法書士法人です。

企業法務や商業登記、不動産登記、相続、家族信託など、幅広い案件に対応しており、債務整理の実績も豊富です。

無料相談を年中無休で、24時間受け付けているので忙しい方でも相談しやすい事務所だといえます。

また相談だけでなく過払い金の調査を無料で行っており、過払い金が発生しているかどうかを一緒に確認してもらえます。

専属チームが設けられている点が特徴で、専門的な知識と経験を持った司法書士が問題解決に向けてサポートしてくれます。

なお司法書士法人みつ葉グループは司法書士法人だけでなく、行政書士法人や土地家屋調査士法人などを運営しています。

各分野の専門家と連携して多角的に解決してくれますよ。

おすすめ5 弁護士法人ユア・エース

弁護士法人ユア・エース
メリット
専門チームがある
メディアの出演実績が多い
デメリット
手続きの際の着手金が少し高め
こんな人におすすめ!
迅速な対応を重視する方
相談料 無料
問い合わせ先 0120-951-408(受付時間は平日9:00〜18:00)
費用(税込) 【任意整理】
着手金:借入先1カ所につき5万5,000円~
解決報酬:1万1,000円~
減額報酬:減額分の11%
【民事再生(個人再生)】
着手金:22万円〜(住宅ローンありの場合は33万円〜)
報酬金:33万円〜
【自己破産】
着手金:22万円〜
報酬金:33万円〜
【過払い金返還請求】
過払い金返還報酬:過払い金回収額の22%
※訴訟の場合は、過払い金回収額の27.5%
分割払い
対応時間 平日9:00〜18:00(債務整理専用のフリーダイヤル、問い合わせフォームは24時間・365日受付)
対応エリア/拠点 全国/東京・福岡
住所 〒103-0012
東京都中央区日本橋堀留町2-3-14 堀留THビル10階

弁護士法人ユア・エース(旧弁護士法人天音総合法律事務所)は東京都中央区に事務所があり、福岡にも支店を置く弁護士事務所です。

交通事故や消費者トラブル、離婚トラブルなどの幅広い法律問題を扱っており、債務整理の手続きにも強く実績が豊富です。

これまでに借金問題の相談が17万件以上も寄せられていることから、人気の高さがうかがえます。

案件ごとに専門チームが設けられており、高い知識と経験を持った弁護士がサポートしてくれますよ。

またチームで連携して対応してくれるため、手続きがスピーディーな点も特徴といえます。

なお電話や専用フォームでの無料相談は24時間受け付けているので、すぐに問い合わせが可能ですよ。

おすすめ6 弁護士法人つちぐり法律事務所

弁護士法人つちぐり法律事務所
メリット
20年以上のキャリアを持つベテラン弁護士が運営
デメリット
公式サイトに掲載されている事務所の情報が比較的少ない
こんな人におすすめ!
親身に対応してくれる事務所に依頼したい方
相談料 債務整理専用の電話窓口であれば無料
問い合わせ先 03-6635-1922(受付時間は平日9:00~19:00)
費用(税込) 【任意整理】
着手金:5万5,000円〜
報酬:1万1,000円〜
減額報酬:減額分の11%
【民事再生(個人再生)】
着手金:33万円〜
報酬金:22万円〜(住宅ローンありの場合は33万円〜)
【自己破産】
着手金:33万円〜
報酬金:22万円〜
【過払い金返還請求】
着手金:0円
報酬:2万2,000円
過払い金返還報酬:過払い金回収額の22%
※訴訟の場合は、過払い金回収額の27.5%
分割払い 非公開
対応時間 平日9:00〜19:00※債務整理の相談受付は24h
対応エリア/拠点 非公開/東京
住所 〒160-0004 東京都新宿区四谷4-7-5 白川ビル4階

弁護士法人つちぐり法律事務所は東京都新宿区にオフィスを構え、全国から寄せられる法律問題に対応している弁護士事務所です。

債務整理をはじめ離婚や遺言、相続、交通事故、環境問題、労働問題などの案件を扱っています。

相談者一人ひとりの悩みを親身になって聞いてくれるので、丁寧かつ真摯(しんし)な対応が期待できます。

また代表の福島晃弁護士が「市民のための弁護士」として長年尽力しており、20年以上のキャリアを持っている点も安心ですね。

事務所は東京メトロ(丸ノ内線)四谷三丁目駅から徒歩5分、新宿御苑前駅から徒歩7分の場所にあるので、アクセスが便利です。

なお電話窓口では24時間相談を受け付けているので、都合の良いときにいつでも問い合わせ可能です。

おすすめ7 弁護士法人イージス法律事務所

弁護士法人イージス法律事務所
メリット
専属担当者が徹底的にサポートしてくれる
費用が細かく提示されている
デメリット
事務所の規模は大きくない
こんな人におすすめ!
同じ担当者に全ての手続きを任せたい方
相談料 初回無料
問い合わせ先 03-3289-1055(受付時間は平日9:00~19:00)
費用(税込) 【任意整理】
着手金:借入先1カ所につき4万4,000円~
報酬:1万1,000円~
減額報酬:減額分の11%
【民事再生(個人再生)】
着手金:33万円〜
報酬:22万円(住宅ローンありの場合は33万円)
【自己破産】
着手金:33万円〜
報酬:22万円(同時廃止事件)、33万円(管財事件)
【過払い金返還請求】
着手金:4万4,000円
基本報酬:借入先1カ所当たり2万2,000円
過払い金返還報酬:過払い金回収額の22%
※訴訟の場合は過払い金回収額の27.5%
分割払い 着手金の場合相談可能
対応時間 平日9:00〜19:00(土日・祝日を除く)※債務整理の相談受付は24h
対応エリア/拠点 全国/東京
住所 〒104-0061
東京都中央区銀座6-2-1 Daiwa銀座ビル3F

弁護士法人イージス法律事務所は東京都中央区にあり、債務整理を含むさまざまな借金問題を扱う弁護士事務所です。

離婚や相続、交通事故、不動産などの案件を得意としていますが、債務整理に関する情報サイトを運営していることから借金問題にも強い事務所であることがうかがえます。

依頼者ごとの担当制を採用しており、迅速かつ徹底的なサポートが期待できますよ。

また公式サイトで依頼の費用が詳しく明記されているので、かかる料金を事前に把握できます。

一括払いが原則となりますが、状況によって着手金の分割払いや後払いも相談できるので、気軽に問い合わせてみましょう。

初回は無料で相談を受け付けています。

おすすめ8 弁護士法人・響

弁護士法人・響
メリット
基本的に専任の弁護士が担当
メディアの出演実績が多い
デメリット
着手金が少し高め
こんな人におすすめ!
規模の大きい法律事務所に相談したい方
相談料 無料
問い合わせ先 0120-205-376
費用(税込) 【任意整理】
着手金:5万5,000円~
解決報酬:1万1,000円~
減額報酬:減額分の11%
【民事再生(個人再生)】
着手金:33万円〜
報酬金:22万円〜(住宅ローンありの場合は33万円〜)
【自己破産】
着手金:33万円〜
報酬金:22万円〜
【過払い金返還請求】
解決報酬:2万2,000円
過払報酬:過払い金回収額の22%
※訴訟の場合は、過払い金回収額の27.5%
分割払い
対応時間 平日9:00〜18:00(祝日・年末年始を除く)※債務整理の相談受付は24h
対応エリア/拠点 全国/東京(3拠点)、大阪、福岡、沖縄
住所 〒169-0074
東京都新宿区北新宿2-21-1 新宿フロントタワー14階

弁護士法人・響は都内の新宿区、港区、立川市にオフィスがあり、大阪や福岡、沖縄にも拠点を構えている弁護士事務所です。

税理士法人や社労士法人、行政書士法人、調査会社などを運営している響グループの弁護士法人であるため、各分野の専門家との連携体制が整っています。

基本的に専任の弁護士とスタッフが対応してくれるので、手続きが終了するまで徹底的なサポートが期待できます。

またメディアの出演実績が多いので、依頼する際に安心感があります。

なお分割払いなど、支払い方法の変更にも柔軟に対応してくれますよ。

24時間365日いつでも電話相談に対応しているので、忙しい方でも問い合わせやすいといえます。

おすすめ9 ベリーベスト法律事務所

ベリーベスト法律事務所
メリット
全国各地にオフィスがある
借金問題に関する実績が豊富
デメリット
支店によって雰囲気が異なる可能性がある
こんな人におすすめ!
規模の大きい法律事務所に相談したい方
相談料 無料
問い合わせ先 0120-170-316(24時間受付)
費用(税込) 【任意整理】
解決報酬:借入先1カ所につき2万2,000円~
成功報酬:減額分の11%
事務手数料:1案件につき4万4,000円
【民事再生(個人再生)】
基本報酬:49万5,000円
(住宅ローンありの場合は60万5,000円)
成功報酬:0円
事務手数料:4万4,000円
【自己破産】
基本報酬: 38万5,000円(同時廃止事件)
49万5,000円(管財事件)
成功報酬:0円
事務手数料:4万4,000円
【過払い金返還請求】
費用は任意整理に準じる(原則として回収した過払い金から充当)
分割払い
対応時間 平日9:30〜21:00/土日・祝日9:00〜18:00※債務整理の相談受付は24h
対応エリア/拠点 全国/国内61拠点、海外2拠点(2022年10月現在)
住所 〒106-0032
東京都港区六本木一丁目8番7号 MFPR六本木麻布台ビル11階

ベリーベスト法律事務所は東京都港区に事務所を構え、その他国内に60カ所、海外に2カ所の事務所がある大規模な弁護士事務所です。

交通事故や離婚、労働問題、遺言、相続など、幅広い問題に対応しており、債務整理の手続きも得意としています。

案件ごとに専門チームが設けられているため、在籍している弁護士は各分野に特化した知識と経験が豊富です。

債務整理に関する相談は28万9,217件以上(集計期間:2011年2月~2021年12月末)も寄せられています。

運営元のベリーベストグループには税理士や社会保険労務士、司法書士、行政書士なども在籍しているので、案件によっては各分野の専門家と連携して解決することも可能ですよ。

なお分割払いや後払いに対応しているので、まとまったお金が手元にない方でも安心して依頼できます。

おすすめ10 司法書士法人みどり法務事務所

司法書士法人みどり法務事務所
メリット
年間の相談件数が約6,000件と多い
過払い金返還請求を得意としている
デメリット
借入先1カ所の借金が140万円を超える場合には対応不可
裁判で代理人になれない
こんな人におすすめ!
過払い金が発生している可能性がある方
来所が難しい方
相談料 無料
問い合わせ先 0120-837-032(受付時間は9:00~19:00)
費用(税込) 【任意整理】
要問い合わせ
【民事再生(個人再生)】
着手金:11万円
その他費用:要問い合わせ
【自己破産】
着手金:11万円
その他費用:要問い合わせ
【過払い金返還請求】
調査料:無料

分割払い 非公開
対応時間 9:00〜19:00(土日・祝日も対応)※債務整理の相談受付は24h
対応エリア/拠点 全国/東京、北海道、愛知、高知、愛媛、岡山、広島、熊本
住所 〒102-0074
東京都千代田区九段南2-2-3 九段プラザビル8F

司法書士法人みどり法務事務所は東京都千代田区にオフィスを構え、北海道、愛知、高知、愛媛、岡山、広島、熊本にも拠点を置く司法書士事務所です。

債務整理と過払い金の返還請求を得意としており、年間で約6,000件もの相談が寄せられています

過払い金返還請求とは
過払い金(必要以上に借入先に支払った利息)を返金してもらうように債権者に請求する手続きです。過払い金を回収できた場合には残りの借金の返済に充てることが可能です。

高い交渉力と経験により、これまで約90億5,000万円の過払い金を回収した実績があります

無料で相談を受け付けており、出張相談にも無料で応じているので、事情があって来所が難しい方は相談してみましょう。

また過払い金があるかどうかの調査も無料で行っています。

過払い金が発生している可能性のある場合には、相談と同時に過払い金を調査してもらうことが可能ですよ。

なお9:00〜19:00であれば平日だけでなく土日や祝日でも対面での相談に対応しています。

営業時間外でも24時間いつでもメールで相談を受け付けていますよ。

2.東京で債務整理をする際の弁護士・司法書士事務所の選び方

債務整理をしたことがないから、何を基準に弁護士・司法書士事務所を選んで良いのか分からない……。
優秀な弁護士・司法書士事務所を見極めるポイントは?

債務整理に不慣れな場合、このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

債務整理を扱う弁護士・司法書士事務所と一口にいっても、それぞれ特徴は異なります。

また、手続きにかかる費用や事務所のある立地、対応可能な時間などの条件もさまざまなのでしっかり比較して選びましょう。

そこでこの章では債務整理の依頼先を選ぶ際に気を付けるべきポイントを五つ紹介します。

お金のプロ
事前に各事務所の特徴を把握し、ご自身に合う弁護士・司法書士事務所に依頼できれば、スムーズに債務整理できますよ。

【債務整理をする際の弁護士・司法書士事務所の選び方】
債務整理をする際の弁護士・司法書士事務所の選び方

ポイント1 弁護士と司法書士のどちらに依頼すべきか把握する

債務整理をする際には、まず弁護士と司法書士のどちらに依頼すべきかを判断しましょう。

そもそも弁護士に依頼した場合と司法書士に依頼した場合で違いがあるの?

このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね。

債務整理をする際、弁護士に依頼した場合と司法書士に依頼した場合では以下の点が異なります。

【債務整理における弁護士と司法書士の違い】
扱える借入先1カ所当たりの債務額 裁判所での代理人業務
弁護士の場合 制限なし
司法書士の場合 140万円以下 ×

扱える債務の額について、弁護士には制限が設けられていませんが、司法書士の場合は借入先1社につき140万円までに限られています

また司法書士が行える基本的な業務は、法律相談や書類作成であり、弁護士のように裁判の代理人はできません。

ただし「認定司法書士」であれば、借入先1社当たり140万円までの債務に限り、簡易裁判所における訴訟手続きを代理で行うことができます

認定司法書士とは
司法書士のなかでも特別な研修と法務大臣による認定を受けた司法書士のことです。

認定司法書士なら任意整理における和解交渉の依頼や民事再生(個人再生)の際の尋問への同席なども可能です。

なお司法書士の場合、扱える業務の範囲は弁護士よりも限られますが、依頼費用が弁護士より手頃な傾向にあります

お金のプロ
1社140万円を超える債務整理をしたい方や手続きの負担をできるだけ少なくしたい方は弁護士に、費用を抑えたい方は司法書士に依頼するのがおすすめです。

ポイント2 債務整理の実績が豊富であるか確認する

弁護士・司法書士事務所を選ぶ際には、その事務所が借金問題を取り扱っているか、債務整理の実績が豊富かを確かめる必要があります。

弁護士・司法書士事務所によって取り扱い業務や得意としている案件が異なります。

また対応する弁護士・司法書士の交渉力や実力によって債務整理で減らせる借金の金額も異なるため、実績が豊富な事務所を選ぶことが重要です。

お金のプロ
事前に各事務所の解決実績や、在籍している弁護士・司法書士の経歴などをしっかり確認しておきましょう。

ポイント3 無料で相談を受け付けているか確認する

債務整理の依頼をする際には、無料で相談を受け付けている弁護士・司法書士事務所を選びましょう。

弁護士・司法書士事務所の相談料は「30分〇円」「初回無料」「何度でも無料」などさまざまです。

相談料が無料の事務所であれば、弁護士や司法書士の提案に納得できなかったり、不安を解消できなかったりして依頼をやめても損をせずに済みます

以下の弁護士・司法書士事務所では無料で相談を受け付けているので、気軽に問い合わせてみましょう。

【相談料が無料の弁護士・司法書士事務所2選】
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弁護士・司法書士事務所名 相談料 特徴
弁護士法人ライズ綜合法律事務所 無料 約5万件の債務整理の解決実績あり!経験豊富な弁護士が親身に対応
司法書士法人みどり法務事務所 無料 過払い金の回収額は累計90億円以上!140万円までの債務整理におすすめ

ポイント4 依頼する費用や支払い方法を確認する

債務整理で発生する費用の額や支払い方法も弁護士・司法書士事務所によって異なります。

どのような費用がいくらかかるのか、分割払いや後払いに対応しているのかなどを事前に必ず確認し、ご自身の状況に適した弁護士・司法書士事務所を選びましょう。

お金のプロ
事務所によっては公式サイトに費用や支払い方法が提示されています。

費用や支払い方法が提示されていない場合には、初回の相談で必ず確認しておきましょう。

なお相談の際にご自身の借金の状況を正確に伝えておけば、依頼前であっても詳細な費用を知ることができますよ。

ポイント5 営業時間・相談の受付時間を確認する

弁護士・司法書士事務所を選ぶ際には、営業時間や相談の受付時間も確認しておきましょう。

営業時間や相談の受付時間は弁護士・司法書士事務所によって異なります。

特に対面での相談や手続きは営業時間に行うことになるため、ご自身が訪問できる曜日・時間帯に対応してくれるか確認しておきましょう。

平日のみを営業日とする弁護士・司法書士事務所が大半ですが、なかには土日や祝日に対応している事務所もあります

お金のプロ
平日は時間が取れないという方には以下の弁護士・司法書士事務所がおすすめです。

【土日や祝日に営業している弁護士・司法書士事務所】
弁護士・司法書士事務所名 営業時間
司法書士法人みどり法務事務所 9:00〜19:00
ベリーベスト法律事務所 平日9:30〜21:00/土日・祝日9:00〜18:00

なお対面だけでなく電話やメールで相談を受け付けていたり、オンラインで相談できたりする弁護士・司法書士事務所もありますよ。

3.債務整理の前に知っておきたい基礎知識

債務整理で借金を減らせることは知っているけど、具体的にどういった手続きをするのか知っておきたいな……。
借金を減額できるなら手続きしようと思うんだけど、債務整理を検討すべきタイミングはいつだろう?

このように債務整理の手続きをいつどのように行うか、詳しくは知らないという方もいらっしゃるでしょう。

手続きの内容は弁護士や司法書士に相談した際に説明してもらうことも可能ですが、事前に概要を知っておくとよりスムーズに理解できます

そこでこの章では、債務整理の仕組みや手続きの内容、検討すべきタイミングなどを分かりやすく解説します。

3-1.債務整理は4種類

借金の元金や利息を減額・免除できる債務整理には「任意整理」「民事再生(個人再生)」「自己破産」「特定調停」の四つの方法があります。

それぞれ手続きの目的・内容やかかる費用、利用条件などが異なるため、以下の表で確認しておきましょう。

【債務整理の方法と特徴】
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債務整理の種類 主な目的 手続きの内容 費用 利用条件
任意整理 ・将来利息や遅延損害金の減額・免除・返済期間の調整 一般的に弁護士や司法書士に依頼して借入先に直接、和解交渉をする 借入先1カ所当たり5万~10万円程度 ・減額後の借金を返済できるほどの安定した収入がある
・減額後の借金を3~5年で完済できる見込みがある
・減額後の借金を返済する意思がある
民事再生(個人再生) ・元金を含む借金の大幅な減額・返済期間の調整 一般的に弁護士や司法書士に依頼して裁判所に申し立て、「再生計画」を認可してもらう 30万〜80万円程度 小規模個人再生の場合
・借金の総額(住宅ローンを除く)が5,000万円以下である
・将来、継続的かつ反復した収入を得る見込みがある

給与所得者等再生の場合
・給与変動の幅が年間約20%以下である

自己破産 ・借金の全額免除 一般的に弁護士や司法書士に依頼して裁判所に申し立て、一定以上の価値のある財産を債権者(お金を貸している人)に配当する 30万〜130万円程度 ・「支払不能」の状態である(支払停止した事実がある)
・破産法30条の破産障害事由に該当しない
・破産法252条の免責不許可事由に該当しない
特定調停 ・利息などの減額
・返済期間の調整
債務者(お金を借りている人)本人が簡易裁判所に申し立て、債権者との話し合いによって和解を図る 借入先1カ所当たり1,000円程度 ・期日どおりに借金を返せる見込みがない「特定債務者」である

任意整理は借金の利息や月々の返済額を減らす方法であり、手続きがシンプルで周りの人に知られにくいというメリットがあります。

減らせる借金は民事再生(個人再生)や自己破産と比較すると低いため、債務の金額がそこまで大きくなく、リスクを抑えて月々の返済を楽にしたい方に向いています

民事再生(個人再生)では借金を大幅に減らすことができます。

しかし減額後の借金を3〜5年で返していかなければならないので、継続的かつ反復した収入のある方に適した方法だといえます。

自己破産は任意整理や民事再生(個人再生)などで債務を減らしても返済できる見込みがない場合に検討したい方法です。

一定以上の価値の財産は回収されてしまいますが、税金などを除く債務を全額免除(免責)することができます

特定調停は弁護士や司法書士を介さず、ご自身で簡易裁判所に申し立てて行う手続きです。

手間がかかりますが、費用を抑えて借金返済を楽にしたい方に向いているといえますよ。

ご自身の状況に合わせて適切な方法を選びましょう。

なお四つの債務整理の手続きについてこちらの記事で詳しく解説しています。

お金のプロ
債務整理の実績が豊富な弁護士や司法書士に相談すれば、ご自身に合った解決方法を導き出してくれますよ。

3-2.債務整理をすべきタイミング

返済が苦しくて債務整理を検討しているんだけど、今の時点で行った方が良いのかな?

債務整理をする機会はなかなかないため、行うべきタイミングの判断は難しいといえますよね。

以下のような状況である場合、債務整理の依頼をおすすめします

【債務整理をすべきタイミング】
  • ・借金を滞納してしまい、督促状が届いている
  • ・月収の3分の1以上を借金の返済に充てている
  • ・複数社から借金をしている
  • ・借金を返すために別の借入先で借金をしている
  • ・毎月利息分だけを返済していて、元金の返済額が減らない
  • ・借金を抱えているが、病気などで仕事ができる見込みがない
  • ・1年以上借金を返済している
  • ・借金と返済を繰り返している など

ご自身で判断が難しい方は、債務整理を得意とする弁護士や司法書士に相談してみましょう

お金のプロ
借金を滞納すると、利息によって返済額がますます膨らんでしまうので、生活は苦しくなる一方です。手遅れになる前に早めに相談しましょう。

4.債務整理に関してよくある質問

債務整理の費用を支払えるか心配だなあ……。相場はいくらなんだろう?
できるだけ家族に迷惑を掛けたくないんだけど、どの手続きを行えば良いの?

債務整理を検討している方のなかには、このような不安や疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この章では債務整理をする際によくある四つの疑問にお答えします。

お金のプロ
疑問や不安を解消しておけば、安心して手続きできますよ。

Q1.債務整理の平均的な費用はどのくらい?

債務整理を依頼すると一般的にどのくらいの費用がかかるんだろう?

弁護士・司法書士事務所の費用が妥当であるかどうかを判断するためには、費用の相場を知っておく必要がありますよね。

債務整理の費用の目安は以下のとおりです。

【債務整理の費用の目安】
債務整理の種類 平均的な費用
任意整理 借入先1カ所当たり5万〜10万円程度
民事再生(個人再生) 30万~80万円 程度
自己破産 30万~130万円程度
特定調停 借入先1カ所当たり1,000円程度
注意
あくまで平均的な値段であり、実際の費用は債務の状況や弁護士・司法書士事務所によって異なります。

なお任意整理や特定調停の場合には、債務整理の対象となる借入先の数が増えるにつれて費用も大きくなります。

費用の内訳や詳しい内容はこちらの記事でご覧いただけます。

Q2.債務整理をしたらブラックリストに載る?

債務整理後はブラックリスト入りするって聞いたんだけど、本当なのかな?

結論からいうと、債務整理をした事実はブラックリストに掲載されます

メモ
一般的に信用情報機関に事故情報が掲載されることを「ブラックリストに載る」と表現します。

ブラックリストに載っている間は、以下のことが制限されてしまいます。

【ブラックリストに載るとできなくなること】
  • ・クレジットカードの作成や利用
  • ・携帯電話やスマートフォン購入時の分割払い
  • ・ETCカードの利用
  • ・新たな借り入れ
  • ・保証人になること など
お金のプロ
ただし一定期間を過ぎれば、ブラックリストから事故情報が削除されます。

Q3.債務整理をすると財産はどうなる?

債務整理をしたら車や家などの財産は回収されるの?

債務整理によって財産が回収されるのは、以下のような場合です。

【債務整理によって財産が回収される場合】
  • ・自己破産の手続きを行った場合
  • ・返済中のローンを債務整理の対象とした場合

自己破産では破産者が生活する上で最低限必要と判断される「自由財産」以外の財産が回収・換金され、債権者に配当されます

自由財産には以下のようなものがあります。

【自由財産】
  • ・破産手続きが開始した後に得た新得財産
  • ・99万円以下の現金
  • ・寝具や衣服、確定給付企業年金などの差し押さえ禁止財産
  • ・裁判所によって自由財産の拡張が認められた財産(裁判所によって異なる)
  • ・「処分費用が高い」「買い手がない」などの理由で換価が難しい財産

これらの自由財産は自己破産をしても手元に残すことができますよ。

なお自己破産以外の方法で債務整理をすれば、基本的に財産は没収されません。

ただし担保付きのローンを債務整理の対象とした場合、担保とした商品が回収される可能性があります

担保の付いているローンは商品自体を担保としていることが一般的で、債務整理すると債権者によって「抵当権」が行使されます。

抵当権とは
ローンが期日どおり返済されなかった場合に債権者が担保としている商品を差し押さえ、競売にかけることによって返済額を回収できる権利です。
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どうしても財産を維持したい方は自己破産以外の方法を選び、可能であれば返済中のローンを外して手続きしましょう。

Q4.周りの人に知られずに債務整理をする方法は?

家族や職場の人に知られずに、債務整理をすることはできるの?

弁護士や司法書士に債務整理を依頼することで、周りの人に知られるリスクを下げることができます

借金を滞している場合でも、弁護士や司法書士に依頼すれば借入先からの返済の催促や取り立てを法的に止めることが可能です。

また弁護士と司法書士には業務を通して得た依頼人に関する情報を外部に漏らしてはならない「守秘義務」があります。

そのため弁護士・司法書士事務所から家族や周りの人に債務整理をした事実が知らされることはありません

ただし民事再生(個人再生)や自己破産など裁判所で行う手続きの場合、情況によっては家族に書類の準備などを協力してもらうことになるため注意が必要です。

なお裁判所を介する手続きでは官報に住所・氏名が掲載されますが、一般の読者は少ないので基本的に官報から周囲に知られるリスクは低いと考えられます。

債務整理の四つの方法のうち、裁判所を介さずに行う任意整理であれば周りに知られずに手続きしやすいといえるでしょう。

お金のプロ
周りの人に知られたくない旨を弁護士・司法書士に相談しておけば、連絡方法や書類の送付先を変更するなどの配慮をしてもらえますよ。

5.まとめ

東京で弁護士・司法書士に債務整理を依頼するときには、必ず債務整理の実績が豊富な事務所を選ぶようにしましょう。

どこに依頼しても同じというわけではなく、弁護士や司法書士の実力によって債務整理で減らせる借金の額や手続きにかかる費用、期間などが異なります

特に以下の条件を満たした依頼先を選ぶのがおすすめですよ。

【弁護士・司法書士事務所を選ぶ際に確認すべき条件】
  • ・債務整理の実績が豊富である
  • ・無料で相談を受け付けている
  • ・費用や支払い方法が明確である
  • ・ご自身のスケジュールに合う曜日、時間に対応可能である

なお1社140万円を超える債務整理を行う場合や、裁判の代理人になってほしい場合には司法書士ではなく弁護士に依頼しましょう。

スムーズに債務整理を行うためには、弁護士・司法書士事務所の特徴を確かめ、ご自身に適した事務所を見極めることが重要だといえます。

お金のプロ
特に以下の弁護士・司法書士事務所は債務整理の実績が豊富なので、安心して依頼できますよ。

【借金問題の相談におすすめの弁護士・司法書士事務所3選】
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弁護士・司法書士事務所名 相談料 特徴
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