借金の相談先はどこがおすすめ?各種窓口や債務減額の方法を紹介

借金の返済が滞りそう……。無料で悩みを相談できる窓口を知りたい。
借金問題はどこに相談するのがベストなんだろう?

債務の返済が苦しく、状況を改善するためにどこかに相談したいと考えている方もいらっしゃるでしょう。

借金に関する悩みを抱えている方のために借金の相談を受け付けている専門的な機関は多くあります

不安定な状況のまま放置すれば心も身体も疲弊してしまいますよね。

最悪の事態になってしまう前にご自身の状況を相談し、借金問題を解決しましょう

この記事では借金の相談におすすめの弁護士・司法書士事務所や公的機関、借金を減額する方法などを紹介します。

【借金問題の相談におすすめの弁護士・司法書士事務所3選】
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弁護士・司法書士事務所名 相談料 特徴
弁護士法人ライズ綜合法律事務所 無料 約5万件の債務整理の解決実績あり!経験豊富な弁護士が親身に対応
グリーン司法書士法人 無料 即日・土日・夜間の対応も可能!すぐに相談したい方におすすめ
司法書士法人みどり法務事務所 無料 過払い金の回収額は累計90億円以上!140万円までの債務整理におすすめ
「税理士が教えるお金の知識」(以降、本メディア)では一部、メーカーやサービス提供事業者から広告出稿をいただいておりますが、コンテンツの内容については本メディア独自に制作しており、情報の掲載有無やコンテンツ内容の最終意思決定に事業者は関与しません。
目次

1.借金の相談はどこがおすすめ?

借金の悩みを相談したいんだけど、どの窓口に問い合わせるのが良いんだろう?

借金問題を解決しようと思っても一人で改善策を見つけるのはなかなか難しいですよね。

借金に関する知識が豊富な専門家や公的機関の職員に相談をすれば、悩みを解決できる可能性が高いといえます。

借金の相談に対応している窓口には以下のようなものがあります。

借金の返済状況や相談内容に応じて適切な窓口に相談しましょう

お金のプロ
この章では借金問題におすすめの相談窓口について、それぞれ詳しく紹介します。

1-1.弁護士・司法書士事務所

まず借金の相談におすすめの窓口として、弁護士事務所や司法書士事務所が挙げられます。

弁護士や司法書士は法律の専門家であるため、借金問題について的確かつより具体的な解決方法を提案してくれる可能性が高いといえます。

また借金の内容が違法ではないか、「過払い金」が発生していないかなどを確かめることも可能であり、借金の減額手続きを依頼することもできます

過払い金とは
利息制限法で定められている上限金利を超えて支払った利息のことです。本来支払う必要のないお金であるため、返還請求をすれば取り戻せる可能性があります。

なお債務についての相談を無料で行っている弁護士・司法書士事務所も多く、なかには電話やメールなどで対応してくれるところもありますよ。

お金のプロ
借金の返済が難しい方や借金の負担を減らしたい方は弁護士・司法書士事務所に相談し、適切な手続きをとることをおすすめします。

1-1-1.弁護士事務所

法律のプロフェッショナルである弁護士のなかでも特に借金問題を専門に扱う弁護士であれば、専門的かつ的確なアドバイスをしてくれる可能性が高いといえます。

また相談するだけでなく、必要に応じて「債務整理」や「過払い金返還請求」などの手続きを依頼できます

債務整理とは
借金による苦しい状況を改善するため、法律に則り借金を減額・免除したり、返済期間を調整したりする手続きのことです。
過払い金返還請求とは
本来払う必要のない利息(過払い金)が発生していた場合に、借入先に対して返還を請求できる手続きのことです。

返済の負担が大きく支払いが困難な場合には、このような手続きを検討してみましょう。

お金のプロ
無料相談を受け付けている弁護士事務所もあるので気軽に問い合わせてみましょう。

メモ
債務整理や過払い金返還請求には着手金や報酬などの費用が発生します。費用の一括払いが難しい場合には、分割払いや後払いに対応している弁護士事務所を選ぶと良いでしょう。

1-1-2.司法書士事務所

司法書士も借金に関する相談を受け付けており、弁護士と同様、専門的な角度から適切な提案をしてくれます

ただし司法書士の場合、借入先1カ所につき140万円を超える債務の取り扱いはできません

また弁護士は裁判所での代理人業務を行うことができますが、一般的な司法書士は裁判所の代理人になることができません。

そのため債務整理のうち「民事再生」「自己破産」などといった裁判所を介す手続きを司法書士に依頼する際には、裁判所の手続きを債務者自身が行うことになります。

ただし債務整理や過払い金返還請求などにかかる費用は、弁護士よりも司法書士の方が少ない傾向にあります

お金のプロ
借入先1カ所あたりの債務額が140万円以下である場合、借金問題を専門に取り扱う司法書士に相談するのもおすすめです。

メモ
司法書士のうち特別な研修を受け考査に合格した「認定司法書士」であれば、簡易裁判所で行われる裁判の代理人になることができます。認定司法書士には簡裁訴訟代理等関係業務が認められているため、訴訟の書類作成だけでなく実際に法廷で弁論することが可能です。なお140万円以上の訴訟は弁護士の独占業務であるため認定司法書士でも対応できません。

1-2.公的機関

借金問題を解決するために、法律相談ができる公的機関を利用するのも一つの手です。

公的機関の窓口であれば、無料で相談できるケースもありますよ。

お金のプロ
ここからは借金の相談を受けている公的機関を紹介します。

1-2-1.法テラス(日本司法支援センター法律事務所)

代表的な公的機関の法律相談窓口として、まずは「法テラス」が挙げられます。

法テラスとは
法的な問題を解決するためにより多くの人がサービスや情報を受けられるよう、総合法律支援法に基づき国が設立した独立行政法人です。主に借金、相続、離婚などの問題に対する法的な解決案を提示し、必要なサービスや情報などの提供を行っています。

相談の結果、弁護士や司法書士に依頼が必要と判断される場合には、手持ちがなくても法テラスが費用を立て替えてくれるケースがあります。

ただし法テラスを利用するには以下の条件を満たす必要があります。

【法テラスの利用条件】
  • (1)収入などが一定額以下であること
  • (2)勝訴の見込みがないとはいえないこと
  • (3)民事法律扶助の趣旨に適すること
お金のプロ
法テラスの利用条件の詳細は公式サイトでご確認ください。

なお、同一問題の相談は3回までが限度となっています。

1-2-2.日本貸金業協会

「日本貸金業協会」も公的な借金問題の相談窓口の一つです。

日本貸金業協会とは
貸金業法に基づき、貸金業の健全な発展と資金需要者などの利益の保護を図る自主規制機関であり、内閣総理大臣の認可により設立された法人(認可法人)です。

日本貸金業協会内にある貸金業相談・紛争解決センターで借金に関しての相談を受け付けており、債務整理など具体的な解決方法の提案や、再発防止を図るカウンセリング、家計管理の改善のサポートを行っています。

また「貸付自粛制度」を受け付けている点も特徴といえるでしょう。

貸付自粛制度とは
借金をやめたいと考えていても借りる行為をやめられない多重債務者の救済のために、金融機関などからの借り入れを5年間制限する制度です。

なお日本貸金業協会では、貸金業法に違反している貸金業者についての苦情なども受け付けていますよ。

お金のプロ
日本貸金業協会への借金問題の相談は無料です。債務に悩んでいる方はもちろん、カウンセリングや各種サポートを受けたい方には特に利用をおすすめします。

1-2-3.国民生活センター

「独立行政法人国民生活センター」に借金問題を相談する方法もあります。

独立行政法人国民生活センターとは
国民の生活を安定・向上させるため、総合的見地から必要な情報の提供や調査研究を行うことを目的とする法人です。

独立行政法人国民生活センターは借金問題を専門的に対応しているというわけではありませんが、消費生活全般に関する苦情を受け付けています

貸金業者とのトラブルが発生している場合にも、公正な立場で相談に乗ってもらえるかもしれません。

メモ
2021年に独立行政法人国民生活センターに寄せられた多重債務の相談件数は20,204件に及びます。

また誰もがアクセスしやすい電話窓口として「消費者ホットライン(188)」が設けられており、全国どこからでも気軽に相談可能です。

メモ
消費者ホットライン(188)の対応時間は平日の10~12時、13~16時とされています。また土日でも、市区町村や都道府県の消費生活センターなどが開所していない場合には、10~16時の間で消費者ホットライン(188)に問い合わせられます。

なお消費生活センターは全国各地に設置されているので、比較的対面での相談もしやすいといえるでしょう。

1-2-4.日本クレジットカウンセリング協会(JCCO)

「日本クレジットカウンセリング協会」に借金の悩みを相談することも可能です。

日本クレジットカウンセリング協会とは
クレジットやローン契約によって多重債務に陥った債務者のために、消費者保護の立場で公正かつ中立なカウンセリングを行っている公益財団法人です。

日本クレジットカウンセリング協会では借金に関する全ての問題の相談に無料で対応しており、希望があれば「任意整理」や家計管理の改善も行ってくれます。

任意整理とは
債務整理の一つであり、借金の利息などの減額や返済期間の延長を借入先に交渉する手続きをいいます。

対面でのカウンセリングでは弁護士カウンセラーと家計アドバイザーが借金や家計の状況を聞き、改善策を親身にアドバイスしてくれます。

なお「多重債務ほっとライン」で全国からの電話相談を無料で受け付けているので、近くに事務所がない場合にも利用できますよ。

1-2-5.全国銀行協会

借金の相談窓口として「一般社団法人全国銀行協会」も挙げられます。

一般社団法人全国銀行協会とは
銀行業の健全な発展および日本経済の成長への貢献を目的とする一般社団法人です。国内の民間銀行のほとんどが会員として加盟しています。

一般社団法人全国銀行協会では、住宅ローンやカードローンなどの返済が難しい方のために専門のカウンセラーまたは銀行業務に習熟した相談室職員が無料で相談を受け付けています

また相談後、必要に応じて銀行の窓口や法テラスなど他の機関の紹介を行っています。

相談所は東京と大阪にあり、対面での相談を希望する場合には事前に予約が必要ですが、電話相談は随時受け付けています。

1-2-6.金融庁の相談窓口

金融庁の財務局でも無料で借金問題の相談を受け付けており、多重債務やギャンブル依存症などさまざまな借金問題に対応しています。

相談窓口は都道府県ごとに設けられており、電話で気軽に問い合わせることができますよ。

各地域の問い合わせ先は公式サイトをご確認ください。

お金のプロ
国の行政機関であるため、安心して相談できますよね。

1-2-7.市区町村の役所

各地域の市役所、区役所、町役場にはさまざまな相談窓口が設けられており、借金に関する悩みを受け付けているところも多くあります

いきなり専門家に相談するのは抵抗があるという方でも、身近にある機関であるため気軽に相談しやすいといえるでしょう。

客観的な意見を聞くことができるので、借金について冷静に考えることもできますよ。

ただし開庁時間にしか対応していないケースがほとんどであり、役所によって借金問題の相談を受け付けているかどうか、あるいはどういった相談が可能であるかが異なる点には注意しましょう。

1-2-8.全国住宅ローン救済・任意売却支援協会

住宅ローンに関する悩みは「一般社団法人全国住宅ローン救済・任意売却支援協会」に相談することも可能です。

一般社団法人全国住宅ローン救済・任意売却支援協会とは
住宅ローンの返済が困難な人の利益を保護することや救済することを目的とする非営利団体です。

「収入が減って家のローンが支払えない……」「ローンが残っている住宅を離婚後、売りに出したい」といった住宅ローンに関する悩みを幅広く受け付けています

また全国各地に事務所があるため、気軽に面談で相談することができます。

LINEや電話でも9~21時まで相談を受け付けており、メールであれば24時間対応していますよ。

お金のプロ
住宅ローンの問題に関する豊富な知識と経験を持つスタッフが最適な解決方法を無料で提案してくれますよ。

1-2-9.奨学金相談センター

奨学金の返済に関する悩みであれば、「奨学金相談センター」に相談する方法があります。

奨学金相談センターとは
独立行政法人日本学生支援機構が運営しており、奨学金の貸与や給付、返還に関する悩みに対応している相談窓口です。

推定年収が承認の基準内かつ奨学金の返済が困難である場合には、返済期限を延長する「返還期限猶予」や月々の支払い額を減らす「減額返還」が認められる可能性があります

審査を受けて認定されれば返済の負担を軽減できるので、奨学金の返済が難しい方は一度相談してみましょう。

なお日本学生支援機構の本部は神奈川にあり、東京に4カ所、大阪に1カ所事務所があります。

平日9~20時であれば電話での問い合わせも可能ですよ。

1-2-10.日本弁護士連合会(日弁連)

日本全国の弁護士が加盟している「日本弁護士連合会」でも借金問題の相談ができます。

日本弁護士連合会とは
弁護士法に基づいて設立された特別民間法人であり、弁護士や弁護士法人、弁護士会の指導・監督・連絡を行うことを目的としています。

日本弁護士連合会は弁護士会館をはじめとし、日本各地の約300カ所で借金問題を含む法律全般の相談を受け付けています

また法律のプロフェッショナルである弁護士が加盟しているので、的確かつ具体的な解決策を提案してくれる可能性が高いといえますよ。

メモ
相談料は相談する場所や内容によって異なるため、公式サイトにて近くの相談センターの情報をご参照ください。

相談は24時間受付の予約サイト「ひまわり相談ネット」、または法律相談センターにつながる「ひまわりお悩み110番」で事前に予約をしておく必要があります。

1-2-11.日本司法書士会連合会

全国の司法書士が加盟している「日本司法書士会連合会」に借金の悩みを相談することも可能です。

日本司法書士会連合会とは
司法書士法に基づいて設立された特別民間法人であり、司法書士会および司法書士の指導・連絡・登録を行うことを目的としています。

全国各地に約150カ所の相談窓口が設けられており、借金の悩みをはじめとするさまざまな法律問題の相談に対応しています。

具体的で実践的な改善方法をアドバイスしてくれる可能性が高いといえますよ。

なお窓口によって異なりますが、無料相談を実施しているセンターも多数あります

対応している時間や相談できる内容、方法なども地域の相談センターによって違うため、詳しく知りたいという方は公式サイトでご覧ください。

1-2-12.警察

通常、借金問題に警察は介入しませんが、事件性があると判断される場合には対応してくれる可能性があります

メモ
民事不介入という原則があり、借金問題のような「民事事件」として扱われる個人間で起きたトラブルに警察は介入できません。

「取り立て行為に問題がある」「闇金被害に遭っている」などの場合には、警察の生活安全課に相談しましょう。

お金のプロ
闇金問題などの事情を抱えている方であれば、万一のために状況を報告しておくことをおすすめします。

2.借金問題を相談するメリット

借金問題を法律の専門家や公的機関に相談するメリットは何だろう?
相談することで、具体的にどんな悩みを解決できるのかな?

このような疑問を抱き、借金の悩みを相談するべきか迷っている方もいらっしゃるでしょう。

弁護士・司法書士事務所や公的機関などに借金問題を相談すると、以下の三つのメリットが期待できます

【借金問題を相談するメリット】
借金問題を相談するメリット
お金のプロ
借金問題を相談するメリットについて確認しておきましょう。

メリット1 精神的な負担が軽減される

借金によって経済的に追い詰められると、精神的な負担も少なからず生じてしまいますよね。

借金についての悩みはデリケートな問題であるため一人で抱え込んでしまう人も多くいるでしょう。

しかし放置すれば状況が次第に悪化する可能性が高いため、できるだけ早く法律の専門家や公的機関に相談することをおすすめします。

悩みを打ち明けるだけでも精神的な負担を減らすことができるので、助けを求めることが重要です。

借金問題を取り扱っている弁護士・司法書士事務所や、公的機関であればカウンセリングだけでなく、具体的な解決策を考えてくれるので非常に心強いといえますよ。

お金のプロ
借金の返済が困難な場合には、できるだけ早く相談しましょう。

メリット2 専門的なアドバイスを受けることができる

借金の相談窓口では、問題解決に向けて専門的なアドバイスを受けることができます

アドバイスの内容は債務整理などの法的な手続きから家計管理の方法まで、相談先によってさまざまです。

ご自身の状況に合わせて相談先を選べば、最適な方法を迅速に見つけ出してくれるでしょう。

お金のプロ
個人で調べて問題解決を図るよりも、法律の専門家や公共機関に相談した方がはるかに早く対処できますよ。

メリット3 相談先によって借金を減額できる可能性がある

弁護士・司法書士事務所、日本クレジットカウンセリング協会、奨学金相談センターに相談した場合、借金を減額できる可能性があります

弁護士・司法書士事務所では、相談だけでなく債務整理や過払い金返還請求などの手続きも可能です。

日本クレジットカウンセリング協会では希望があれば無料で任意整理を行っており、借金の利息などを減額できるケースもありますよ。

奨学金相談センターでは奨学金の返済が難しい場合に限り、月々の返済額を減額することができます。

注意
奨学金の減額返還制度は返還期間を延長させて月々の返済額を減らす方法であり、奨学金の返済額の総額が減るわけではありません。
お金のプロ
無料で相談できる弁護士・司法書士事務所や公的機関も多くあります。問題解決に向けて活用しましょう。

3.借金の相談を弁護士や司法書士にすべき理由

借金問題を早く解決したい……。弁護士や司法書士に相談した方が良いのかな?
公共機関に相談した場合と弁護士や司法書士に相談した場合では、どう違うの?

このようにお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

弁護士や司法書士は法律の専門家であり、他の相談窓口では対応できないさまざまな手続きを行うことができます

借金問題の解決のために弁護士・司法書士に相談すべき理由を以下にまとめました。

【借金の相談を弁護士や司法書士にすべき理由】
借金の相談を弁護士や司法書士にすべき理由

特に既に滞納してしまっている方や返済が困難な状況にある方は、法律の専門家に相談して解決に向けた手続きをする必要があります

お金のプロ
一刻も早く借金問題を解決したいなら、弁護士や司法書士に相談しましょう

理由1 過払い金がないか確認できる可能性がある

弁護士・司法書士事務所では、返済中の借金に過払い金が発生していないかどうかを調査してもらえます

注意
過払い金の調査を無料で行っている弁護士·司法書士事務所もありますが、別途で費用が発生する事務所もあるため事前に確認しておきましょう。

また調査だけでなく、過払い金が発生していた場合に「過払い金返還請求」の手続きを依頼することもできます

返還された過払い金は借金の元本の返済に充てることができますよ。

なお以下の項目に該当する場合、過払い金が発生している可能性が高いため、調査してもらうことをおすすめします。

【過払い金発生の可能性があるケース】
  • ・借り入れの開始日が2010年6月17日以前である
  • ・借金の完済または最終取引をしてから10年以内である
お金のプロ
過払い金が発生している可能性がある方は、こちらの記事も合わせてご確認ください。

理由2 債務整理で借金を減額できる可能性がある

弁護士・司法書士であれば、債務整理の手続きを行うことができます

債務整理は法律にのっとり借金を減額・免除したり、返済期間を調整したりする手続きで、借金の返済に苦しんでいる人にぴったりの方法です。

任意整理、民事再生(個人再生)、自己破産、特定調停の4種類があり、このうち特定調停以外の三つの手続きは弁護士・司法書士に依頼するのが一般的です。

メモ
特定調停は弁護士・司法書士に依頼せず、債務者本人が簡易裁判所に申し立てる手続きです。それぞれの債務整理の特徴についてはこちらの記事をご覧ください。

また闇金被害に遭っている場合にも、弁護士・司法書士が法律に基づき対処してくれますよ。

「既に闇金業者に払ってしまったお金を取り戻したい」「闇金被害の証拠が不十分で刑事事件として警察で扱ってくれない」といった事情がある場合にも、弁護士・司法書士事務所への相談をおすすめします。

メモ
民法第708条により「不法な原因のために給付をした者は、その給付したものの返還を請求することができない」と定められています。契約自体が無効になるため、闇金業者への返済義務はありません。
お金のプロ
借金問題を早く解決したい場合には弁護士・司法書士に相談し、元金や利息を減額・免除できる債務整理の手続きを依頼しましょう。

理由3 債務整理で取り立てや支払いを止められる

弁護士や司法書士に債務整理を依頼すると、手続き中の借金の返済や借入先からの取り立て行為を止めることができます

債務整理の依頼を受けた弁護士や司法書士は、手続き開始後すぐに借入先に「受任通知」を発送します。

受任通知とは
「債務整理開始通知」「介入通知」とも呼ばれ、依頼を受けた弁護士や司法書士などが債務整理の代理人となったことを債権者(お金を貸している人)に知らせるための通知です。

受任通知を受け取った債権者は支払いの督促や取り立てができなくなるのです。

メモ
貸金業法第21条第1項第9号により「債務者などが債務の処理を弁護士・司法書士に委託、またはその処理に必要な裁判所における民事事件に関する手続きを行い、弁護士などまたは裁判所から書面で通知があった場合、債権者は正当な理由なく取り立て行為を行ってはならない」とされています。

借金の返済も一時的にストップするので、生活を立て直したい方はできるだけ早く債務整理を行いましょう。

理由4 周りの人に内緒で借金問題を解決できる

弁護士や司法書士には守秘義務があるため、相手がたとえ家族であったとしても相談内容を口外することは禁じられています

また債務整理を得意とする弁護士・司法書士であれば、借金で悩んでいる人の状況を考慮した対応を提案してくれる可能性が高いといえます。

手続きに必要な書類の郵送先を自宅ではなく別の場所に設定したり、家族に知られにくい時間帯に連絡したりといった配慮をしてくれる弁護士・司法書士事務所もあります。

周りの人に知られずに手続きをしたい場合には、あらかじめ相談しておきましょう。

お金のプロ
周囲の人に借金の事実を知られたくないという方は、借金問題の解決実績が豊富な弁護士・司法書士事務所に相談するのがおすすめです。

4.借金の相談におすすめの弁護士・司法書士事務所11選

借金問題の解決に向けて弁護士や司法書士に相談したいんだけど、どの事務所に問い合わせれば良いんだろう?
相談する弁護士・司法書士事務所によって何か違いはあるのかな?

弁護士・司法書士事務所は数多く存在しているため、どこに借金問題の相談をすれば良いのか分からないという方もいらっしゃるでしょう。

全ての弁護士・司法書士事務所が借金の相談に対応しているわけではありません

事務所によって取り扱うジャンルは異なるため、かならず借金問題を得意としている弁護士・司法書士事務所を選びましょう

この章では借金の悩みを相談する際におすすめの弁護士・司法書士事務所11社を紹介します。

【借金の相談におすすめの弁護士・司法書士事務所11選】
※横にスクロールできます
弁護士・司法書士事務所名 相談料 問い合わせ方法/受付時間 対応エリア
弁護士法人ライズ綜合法律事務所 無料 ・相談専用フリーダイヤル(受付時間は9:00~21:00)
・専用フォーム
※債務整理の相談受付は24h
全国
グリーン司法書士法人 初回無料 フォームでの問い合わせは24h対応 全国
司法書士法人赤瀬事務所 初回無料(出張費が発生する可能性がある) ・電話(受付時間は平日9:00~18:00)
・専用フォーム
全国
弁護士法人サンク総合法律事務所 無料 ・フリーダイヤル
・専用フォーム
全国
司法書士法人みつ葉グループ 無料 ・フリーダイヤル(受付時間は平日9:00〜18:00)
・メール
全国
弁護士法人ユア・エース 無料 ・フリーダイヤル(受付時間は平日9:00〜18:00)
・メール
全国
弁護士法人つちぐり法律事務所 債務整理専用の電話窓口であれば無料 ・電話(受付時間は平日9:00~19:00) 非公開
弁護士法人イージス法律事務所 初回無料 ・電話(受付時間は平日9:00~19:00)
・メール
・専用フォーム
全国
弁護士法人・響 無料 ・フリーダイヤル(24時間対応)
・専用フォーム
全国
ベリーベスト法律事務所 無料 ・フリーダイヤル(24時間対応)
・メール
全国
司法書士法人みどり法務事務所 無料 ・フリーダイヤル(受付時間は9:00~19:00)
・メール
全国

おすすめ1 弁護士法人ライズ綜合法律事務所

メリット
借金問題に関する実績が豊富
相談は何度でも無料
デメリット
着手金がやや高め
こんな人におすすめ!
親身に対応してくれる事務所に相談したい方
相談料 無料
問い合わせ先 【相談専用フリーダイヤル】
0120-657-001(受付時間は9:00~21:00)
費用(税込) 【任意整理】 
着手金:借入先1カ所につき5万5,000円~
解決報酬:借入先1カ所につき2万2,000円
減額報酬:減額分の11%
送金管理費:借入先1カ所につき月1,000円/回
通信費:借入先1カ所につき2,200円
【民事再生(個人再生)】
着手金:41万8,000円
(住宅ローン特例を適用させる場合は52万8,000円)
申し立て費用などの実費:5万円
再生委員費用:15万円~
【自己破産(同時廃止事件)】
通信費および申し立てなどの諸費用:3万円
着手金:36万3,000円(10カ所以下または借金総額500万円未満)、41万8,000円(11カ所以上または借金総額500万円以上)
【自己破産(少額管財事件)】
通信費および申し立てなどの諸費用:3万円
着手金:41万8,000円(10カ所以下または借金総額500万円未満)、47万3,000円(11カ所以上または借金総額500万円以上)

※出張する場合、出張旅費・交通費が別途発生
※裁判所の所在地に応じて、弁護士の日当3万3,000円または5万5,000円が発生

【過払い金返還請求(完済した債務の場合)】
過払い返還報酬:過払い金回収額の22%
※訴訟の場合は、過払い金回収額の27.5%
通信費:借入先1カ所につき2,200円
解決報酬:借入先1カ所につき2万2,000円

分割払い
対応時間 平日10:00〜19:00(フリーダイヤルは9:00~21:00、土日祝日も対応)※債務整理の相談受付は24h
対応エリア/拠点 全国/東京・横浜・大阪
住所 〒103-0027
東京都中央区日本橋3-9-1 日本橋三丁目スクエア12階

弁護士法人ライズ綜合法律事務所は東京、横浜、大阪にオフィスを構え、全国の法律相談に対応している弁護士事務所です。

悩みを抱えている相談者に対して「包み込むような優しさ」で接することをモットーとしており、クライアントに寄り添った対応が期待できます。

また、これまで借金問題に関する案件を5万件以上も解決した実績があるため、安心して手続きを依頼できるでしょう。

借金問題を改善できるよう、無理のない範囲で最適な方法を提案してくれますよ。

なお相談は何度行っても無料です。

フリーダイヤルであれば9:00~21:00の間で相談ができるので、気軽に問い合わせてみましょう。

おすすめ2 グリーン司法書士法人

グリーン司法書士法人
メリット
着手金0円なので初期費用がかからない
オンラインでも来社でも相談が可能
即日対応可能
デメリット
借入先1カ所の借金が140万円を超える場合には対応不可
裁判で代理人になれない
こんな人におすすめ!
活気のある司法書士事務所に依頼したい方
土日にも対応して欲しい方

 

相談料 初回無料
問い合わせ先 フォームでの問い合わせは24h対応
費用 【任意整理】
着手金:0円
基本料金:1社につき2万1,780円〜
過払い金返還成功報酬:回収額の22%(裁判なし)、回収額の28%(裁判あり)
【民事再生(個人再生)】
着手金:0円
基本料金:33万円~(2社以降1社につき+22,000円)
住宅ローン特例計画案付:5万5,000円
【自己破産(同時廃止事件)】
着手金:0円
基本料金:26万4,000円(2社以降1社につき+20,900円)
管財事件加算:16万5,000円
【過払い金返還請求】
着手金:0円
基本料金:1社につき2万1,780円
返還成功報酬:回収額の22%(裁判なし)、回収額の28%(裁判あり)
分割払い
対応時間 平日9:00〜20:00、土日祝10:00〜17:00※債務整理の相談受付は24hh
対応エリア/拠点 全国/東京・大阪
住所 <東京事務所>
〒163-0512
東京都新宿区西新宿1丁目26番2号 新宿野村ビル12階

<大阪事務所>
〒541-0043
大阪市中央区高麗橋4丁目5番2号高麗橋ウエストビル2階

備考 <東京事務所>
東京司法書士会
常駐特定社員 司法書士山田 愼一(簡裁訴訟代理認定番号 第512206号)

<大阪事務所>
大阪司法書士会
常駐特定社員 司法書士中川徳将(簡裁訴訟代理認定番号 第912077号)

グリーン司法書士法人は大阪と東京の2拠点にオフィスを持つ司法書士法人です。

行政書士法人も兼業しており、不動産や相続などの登記から債権回収、債務整理など幅広い法律案件に対応しています。

債務整理においてはこれまでに累計7,086件の実績があり、家計の聞き取りを行って借金問題の根本的な解決を図ってくれます。(2022年10月4日時点)

土日・夜間や即日での対応も可能なので、平日の営業時間内に相談が難しいという方でもすぐに対応してもらえます。

公式サイトから24時間、問い合わせできますよ。

オンライン相談ができるため、対面での接触を避けて手続きを進めたい方にもおすすめですよ。

相談料は無料であり、着手金もかからないので、初期費用を心配することなく依頼できるのも魅力です。

各種手続きの料金が明示されているほか、依頼者の予算に合わせてサポート内容を提案してくれる点も安心だといえるでしょう。

たとえば戸籍謄本をはじめとする必要書類を利用者自身が集めるなど、一部のサービスを減らして本当に必要な手続きのみを依頼し、料金を抑えることも可能※1です。

料金は分割払いできるため、今は手持ちに不安があるという方でも親身に対応してもらえますよ。

なお「借金返済ノウハウ」という司法書士業界で最大級のWebメディアを運営しているため、借金問題にお悩みの方はチェックしてみると良いでしょう。

信頼できる司法書士を探しているという方や、専門家にじっくり丁寧に相談に乗って欲しいという方はグリーン司法書士法人の無料相談を利用するのがおすすめです。

注意
※1手続きにかかる金額や期間などについては、取引期間や借入状況などによって個人差があります。
※2相談内容は司法書士法の範囲に限ります。1社140万円を超える額の債務整理の代理人にはなれません。

おすすめ3 司法書士法人赤瀬事務所

司法書士法人赤瀬事務所
メリット
出張相談に対応
事前予約で時間外の相談も可能
デメリット
借入先1カ所の借金が140万円を超える場合には対応不可
裁判の代理人になれない
こんな人におすすめ!
まずは匿名で問い合わせたい方
相談料 初回無料(出張する場合には出張費用・交通費が発生)
問い合わせ先 06-6315-0204(受付時間は平日9:00~18:00)
費用(税込) 【任意整理】
着手金:借入先1カ所につき22,500円(税込)~
成功報酬金:無料
基本報酬:基本無料
減額報酬:減額分の11%~

※民事再生および自己破産の費用は要問い合わせ
※出張する場合、出張費用・交通費が別途発生

【過払い金返還請求】
過払い金返還報酬:過払い金回収額の22%

分割払い 非公開
対応時間 平日9:00〜18:00(時間外対応可能・要予約)※債務整理の相談受付は24h
対応エリア/拠点 全国/大阪
住所 〒530-0047
大阪府大阪市北区西天満2-6-8 堂島ビルヂング416号室

司法書士法人赤瀬事務所は大阪に拠点をおき、全国を対象として法律相談を受け付けている司法書士事務所です。

不動産登記や相続などの案件も扱っていますが、特に借金問題を得意としています

相談者の状況に応じて適切な方法を提案し、徹底的にサポートしてくれますよ。

また代表の赤瀬丈晴司法書士が土地家屋調査士と行政書士の資格を所有しており、不動産に関する問題に強い点も特徴といえるでしょう。

債務整理だけでなく、不動産に関する悩みにも的確なアドバイスをもらえる可能性が高いといえます。

匿名での相談も受け付けているので、個人情報を伝えずに相談をしたいという方にもおすすめですよ。

おすすめ4 弁護士法人サンク総合法律事務所

弁護士法人サンク総合法律事務所
メリット
借金問題に関する実績が豊富
丁寧かつ親身に対応してくれる
デメリット
任意整理以外の費用の詳細を知るには問い合わせが必要
こんな人におすすめ!
匿名で相談したい方
相談料 無料
問い合わせ先 0120-281-739
費用(税込) 【任意整理】
着手金:借入先1カ所につき5万5,000円〜
解決報酬:借入先1カ所につき1万1,000円〜
減額報酬:減額分の11%
※民事再生および自己破産の費用は要問い合わせ

【過払い金返還請求】 
着手金:0円
報酬金:借入先1カ所につき2万1,780円
過払い金返還報酬:過払い金回収額の22%
※訴訟の場合は、過払い金回収額の27.5%

分割払い
対応時間 平日9:30〜18:30(応相談)※債務整理の相談受付は24h
対応エリア/拠点 全国/東京
住所 〒104-0032 
東京都中央区八丁堀4-2-2 UUR京橋イーストビル2階

弁護士法人サンク総合法律事務所(旧樋口総合法律事務所)は東京に拠点をおき、全国からの借金問題の相談に対応している弁護士事務所です。

アットホームな雰囲気が特徴的で、在籍している弁護士が親身に対応してくれます

弁護士事務所の利用が初めてだという方でも、気軽に相談できるでしょう。

匿名で相談や手続きを行うことも可能であり、相談者のプライバシーに配慮した対応が期待できますよ。

なお随時、電話相談を受け付けているので気になる方は問い合わせてみましょう。

おすすめ5 司法書士法人みつ葉グループ

メリット
債務整理に特化したチームがある
大手の司法書士法人ならではの安心感がある
デメリット
借入先1カ所の借金が140万円を超える場合には対応不可
裁判の代理人になれない
こんな人におすすめ!
大手の司法書士法人に依頼したい方
借入先1カ所あたり140万円以下の債務を整理したい方
相談料 無料
問い合わせ先 0120-56-9911
費用(税込) 【任意整理】
基本報酬:借入先1カ所につき1万1,000円~
【民事再生(個人再生)】
着手金:0円
基本報酬:33万円~
【自己破産】
着手金:0円
基本報酬:33万円~
【過払い金返還請求】
過払い金返還報酬:過払い金回収額の22%
分割払い
対応時間 9:00〜18:00(土日祝日、年末年始を除く)※債務整理の相談受付は24h
対応エリア/拠点 全国/東京、札幌、大阪、広島、福岡、那覇
住所 〒105-0001
東京都港区虎ノ門5-12-11 NCOメトロ神谷町4階・5階(総合受付4階)

司法書士法人みつ葉グループは東京、札幌、大阪、広島、福岡、那覇の6カ所に事務所を構え、全国の法律問題の相談に対応している大手の司法書士法人です。

さまざまな問題を取り扱っていますが、案件ごとに専属チームが設けられており、経験豊富な司法書士が最適な解決策を導き出し、サポートをしてくれますよ。

借金問題に関する相談件数は2万8,000件以上に上ります。

また司法書士法人みつ葉グループは司法書士法人だけでなく、行政書士法人や土地家屋調査士法人なども運営しており、必要に応じて各分野の専門家と連携して問題を解決してくれます。

オンライン面談や匿名での相談も可能で、柔軟に対応してくれる点が魅力ですね。

おすすめ6 弁護士法人ユア・エース

弁護士法人ユア・エース
メリット
債務整理に特化したチームがある
メディアの出演実績が多い
デメリット
着手金が少し高め
こんな人におすすめ!
迅速な対応を重視する方
相談料 無料
問い合わせ先 0120-951-408(受付時間は平日9:00〜18:00)
費用(税込) 【任意整理】
着手金:借入先1カ所につき5万5,000円~
解決報酬:1万1,000円~
減額報酬:減額分の11%
【民事再生(個人再生)】
着手金:22万円〜(住宅ローンありの場合は33万円〜)
報酬金:33万円〜
【自己破産】
着手金:22万円〜
報酬金:33万円〜
【過払い金返還請求】
過払い金返還報酬:過払い金回収額の22%
※訴訟の場合は、過払い金回収額の27.5%
分割払い
対応時間 平日9:00〜18:00(債務整理専用のフリーダイヤル、問い合わせフォームは24時間・365日受付)
対応エリア/拠点 全国/東京・福岡
住所 〒103-0012
東京都中央区日本橋堀留町2-3-14 堀留THビル10階

弁護士法人ユア・エース(旧弁護士法人天音総合法律事務所)は東京を本拠とし、福岡にも支店がある全国対応の弁護士事務所です。

相談者の満足感や納得感を優先して問題解決に取り組んでいるのが特徴で、相談者の状況に寄り添った対応が期待できるでしょう。

また案件ごとに専属チームが設けられているため、迅速に対応してくれますよ。

なお代表の正木絢生弁護士はメディア出演の実績も豊富であり、安心して依頼できますね。

24時間365日、無料の電話窓口で相談を受け付けているので忙しい方や遠方に住んでいる方にもおすすめです。

おすすめ7 弁護士法人つちぐり法律事務所

弁護士法人つちぐり法律事務所
メリット
20年以上のキャリアを持つベテラン弁護士が運営
デメリット
公式サイトに掲載されている事務所の情報が比較的少ない
こんな人におすすめ!
親身に対応してくれる事務所に依頼したい方
相談料 債務整理専用の電話窓口であれば無料
問い合わせ先 03-6635-1922(受付時間は平日9:00~19:00)
費用(税込) 【任意整理】
着手金:5万5,000円〜
報酬:1万1,000円〜
減額報酬:減額分の11%
【民事再生(個人再生)】
着手金:33万円〜
報酬金:22万円〜(住宅ローンありの場合は33万円〜)
【自己破産】
着手金:33万円〜
報酬金:22万円〜
【過払い金返還請求】
着手金:0円
報酬:2万2,000円
過払い金返還報酬:過払い金回収額の22%
※訴訟の場合は、過払い金回収額の27.5%
分割払い 非公開
対応時間 平日9:00〜19:00※債務整理の相談受付は24h
対応エリア/拠点 非公開/東京
住所 〒160-0004
東京都新宿区四谷4-7-5 白川ビル4階

弁護士法人つちぐり法律事務所は東京都新宿区にオフィスを構え、さまざまな案件の相談に対応している弁護士事務所です。

債務整理専用の電話窓口が設けられており、特に借金問題を得意としています

代表の福島晃弁護士は「市民のための弁護士」として20年以上のキャリアを誇るベテラン弁護士であるため、的確かつ臨機応変に対応してくれる可能性が高いといえるでしょう。

またクライアントごとに真摯(しんし)に応対してくれるので、初めて相談をするという方でも安心して相談できます。

なお電話窓口での相談を無料で受け付けているので、気軽に問い合わせてみましょう。

おすすめ8 弁護士法人イージス法律事務所

弁護士法人イージス法律事務所
メリット
専属担当者が徹底的にサポートしてくれる
費用が細かく提示されている
デメリット
事務所の規模は大きくない
こんな人におすすめ!
同じ担当者に全ての手続きを任せたい方
相談料 初回無料
問い合わせ先 03-3289-1055(受付時間は平日9:00~19:00)
費用(税込) 【任意整理】
着手金:借入先1カ所につき4万4,000円~
報酬:1万1,000円~
減額報酬:減額分の11%
【民事再生(個人再生)】
着手金:33万円〜
報酬:22万円(住宅ローンありの場合は33万円)
【自己破産】
着手金:33万円〜
報酬:22万円(同時廃止事件)、33万円(管財事件)
【過払い金返還請求】
着手金:4万4,000円
基本報酬:借入先1カ所あたり2万2,000円
過払い金返還報酬:過払い金回収額の22%
※訴訟の場合は過払い金回収額の27.5%

※法人の場合の費用は異なるため、公式サイトをご参照ください。

分割払い 着手金の場合相談可能
対応時間 平日9:00〜19:00(土日・祝祭日を除く)※債務整理の相談受付は24h
対応エリア/拠点 全国/東京
住所 〒104-0061
東京都 中央区銀座6-2-1 Daiwa銀座ビル3F

弁護士法人イージス法律事務所は東京都銀座に拠点をおき、全国からの法律相談を受け付けている弁護士事務所です。

さまざまな案件を扱っていますが、債務整理に関する情報サイトを運用していることから、特に借金問題に注力していることがうかがえます。

実績豊富な弁護士が担当制で取り組んでくれるため、徹底的なサポートが期待できますよ。

なお初回の相談は無料で受け付けています

各手続きの料金体系が詳しく提示されているので、安心して依頼できますね。

平日の9:00~19:00であれば、電話で気軽に問い合わせることが可能です。

おすすめ9 弁護士法人・響

弁護士法人・響
メリット
基本的に専任の弁護士が担当
メディアの出演実績が多い
デメリット
着手金が少し高め
こんな人におすすめ!
規模の大きい法律事務所に相談したい方
相談料 無料
問い合わせ先 0120-205-376
費用(税込) 【任意整理】
着手金:5万5,000円~
解決報酬:1万1,000円~
減額報酬:減額分の11%
【民事再生(個人再生)】
着手金:33万円〜
報酬金:22万円〜(住宅ローンありの場合は33万円〜)
【自己破産】
着手金:33万円〜
報酬金:22万円〜
【過払い金返還請求】
解決報酬:2万2,000円
過払報酬:過払い金回収額の22%
※訴訟の場合は、過払い金回収額の27.5%
分割払い
対応時間 平日9:00〜18:00(祝日・年末年始を除く)※債務整理の相談受付は24h
対応エリア/拠点 全国/東京(3拠点)、大阪、福岡、那覇
住所 〒169-0074 東京都新宿区北新宿2-21-1 新宿フロントタワー14階

弁護士法人・響は東京3カ所、大阪、福岡、那覇にオフィスを構え、全国からの法律相談を受け付けている弁護士法人です。

税理士法人、社労士法人、行政書士法人、調査会社から成る響グループが運営しており、専門家との連携によりあらゆる法律問題にワンストップで対応しています。

その組織力で多角的かつ的確なアドバイスをしてくれますよ。

法律に関する情報を一人でも多くの人に届けるため、積極的にメディア出演している点も特徴です。

なお24時間365日、全国からの相談に無料で対応しているので忙しい方や遠方に住んでいる方の利用もおすすめです。

おすすめ10 ベリーベスト法律事務所

ベリーベスト法律事務所
メリット
全国各地にオフィスがある
借金問題に関する実績が豊富
デメリット
支店によって雰囲気が異なる可能性がある
こんな人におすすめ!
規模の大きい法律事務所に相談したい方
相談料 無料
問い合わせ先 0120-170-316(24時間受付)
費用(税込) 【任意整理】
解決報酬:借入先1カ所につき2万2,000円~
成功報酬:減額分の11%
事務手数料:1案件につき4万4,000円
【民事再生(個人再生)】
基本報酬:49万5,000円
(住宅ローンありの場合は60万5,000円)
成功報酬:0円
事務手数料:4万4,000円
【自己破産】
基本報酬: 38万5,000円(同時廃止事件)
49万5,000円(管財事件)
成功報酬:0円
事務手数料:4万4,000円
【過払い金返還請求】
費用は任意整理に準じる。(原則として回収した過払い金から充当)
分割払い
対応時間 平日9:30〜21:00/土日・祝9:00〜18:00※債務整理の相談受付は24h
対応エリア/拠点 全国/国内61拠点、海外2拠点(2022年7月現在)
住所 〒106-0032
東京都港区六本木一丁目8番7号 MFPR六本木麻布台ビル11階

ベリーベスト法律事務所は国内に61カ所、海外に2カ所のオフィスがある大規模な弁護士事務所です。

これまでに28万9,217件以上の借金問題に関する相談が寄せられており、さまざまな案件を解決してきた実績があります

またベリーベスト法律事務所を運営しているベリーベストグループには税理士や社会保険労務士、弁理士、司法書士、行政書士なども所属しているので、必要に応じて各分野の専門家と連携して問題解決に取り組んでくれます。

なお相談は何度でも無料で、過払い金の調査も無料で行ってくれますよ。

電話相談を24時間受け付けているので、気軽に問い合わせてみましょう。

おすすめ11 司法書士法人みどり法務事務所

司法書士法人みどり法務事務所
メリット
年間の相談件数が約6,000件と多い
過払い金問題の解決に強い
デメリット
借入先1カ所の借金が140万円を超える場合には対応不可
裁判の代理人になれない
こんな人におすすめ!
過払い金が発生している可能性がある方
相談料 無料
問い合わせ先 0120-837-032(受付時間は9:00~19:00)
費用(税込) 【任意整理】
要問い合わせ
【民事再生(個人再生)】
着手金:11万円
その他費用:要問い合わせ
【自己破産】
着手金:11万円
その他費用:要問い合わせ

【過払い金返還請求】
調査料:無料

分割払い 非公開
対応時間 9:00〜19:00(土日祝日も対応)※債務整理の相談受付は24h
対応エリア/拠点 全国/東京、札幌、名古屋、高知、松山、岡山、広島、熊本
住所 〒102-0074
東京都千代田区九段南2-2-3 九段プラザビル8F

司法書士法人みどり法務事務所は東京、札幌、名古屋、高知、松山、岡山、広島、熊本の8カ所にオフィスを構え、全国から借金問題の相談を受け付けている司法書士事務所です。

年間約6,000件もの相談が寄せられており、あらゆる借金問題に対応しています。

債務整理はもちろん特に過払い金の手続きに強く、高い交渉力と豊富な経験により、累計90億5,000万円の返還実績があります。

過払い金の調査料は無料で、過払い金が返還されなかった場合には費用は一切かかりません。

また相談は何度でも無料なので、過払い金が発生している可能性のある方は相談してみましょう。

なお遠方に住んでいる方のために出張相談にも対応していますよ。

9~19時であれば通話料無料で電話相談に対応しており、メールであれば24時間いつでも受け付けているので気軽に問い合わせてみましょう。

5.借金の相談に関してよくある質問

このまま借金を放置し続けたらどうなるんだろう?
自分が抱えている債務ではないんだけど、代わりに相談や手続きをしても良いの?

このように借金や借金の相談に関する疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

本章では以下のような借金の相談に関してよくある質問にお答えします。

お金のプロ
相談や手続きの際に不安にならないように疑問を解消しておきましょう。

Q1.借金を滞納するとどうなる?

借金の返済が遅れたら何か生活に影響があるのかな?

借金を滞納すると返済期日翌日以降に遅延損害金が発生し、さらに放置すると借入先から支払いの督促がきます。

催促されても応答せず滞納したままにすると、期日までに返済を行わなかったという事故情報が一定期間「信用情報機関」に登録されてしまいます

信用情報機関とは
消費者と金融会社の健全な信用取引をサポートするため、加盟している金融会社から提供される情報を会員に管理・共有する機関です。なお信用情報機関に事故情報が登録されることを一般的に「ブラックリストに載る」と表現します。

信用情報機関に事故情報が登録されると、信用情報を必要とする以下のようなサービスの利用ができません。

【信用情報機関に登録されるとできなくなること】
  • ・クレジットカードの発行や利用
  • ・携帯電話や・スマートフォン購入時の分割払い
  • ・ETCカードの利用
  • ・新たな借り入れ など

また督促状が送られきても滞納している状態が続くと、一括返済を請求されることになります。

一括返済の請求を放置し続けると、債権者に強制執行を踏まえた訴訟提起という法的措置をとられることになってしまうので注意が必要です。

注意
強制執行されると預貯金などを含む財産が没収されます。
お金のプロ
既に借金を滞納しており、どのようにすれば良いか分からないという方は、すぐに弁護士・司法書士に相談しましょう。

Q2.家族に知られず相談できる?

家族には内緒で借金問題を解決したいな……。

借金の悩みはデリケートな問題であるため、家族など周りの人に知られたくない方もいらっしゃるでしょう。

基本的に相談だけであれば周りの人に知られる心配はありません

また債務整理の方法や相談先によっては、周囲に知られず借金の悩みを解決することができます。

債務整理や過払い金返還請求を行う際、弁護士や司法書士に相談をすれば、できるだけ家族に知られないように配慮してもらうことも可能ですよ。

例えば、関連書類の送付先を自宅以外の場所に変更したり、連絡の際には家族のいる時間帯を避けたりといった対応をしてもらうことができます。

メモ
債務整理のなかでも裁判所を介さない任意整理は、必要書類が少なく比較的家族に知られにくい方法だといえます。利息を減額することで借金が返済できる見込みのある方は、任意整理を検討してみるのがおすすめです。
お金のプロ
借金問題に強い弁護士や司法書士であれば、悩みを抱えている人の気持ちを汲んで対応してくれる可能性が高いといえます。

Q3.闇金や詐欺の相談はどこにすべき?

借入先が闇金かもしれない……。どこに相談すれば良いんだろう?

金融機関などからの借り入れではなく違法な業者から借金をしている場合は、どこに相談して良いのか迷いますよね。

闇金の被害に遭っている方もその可能性のある方も、まずは弁護士・司法書士事務所に相談しましょう

法律に反した利率で貸し付けを行っている場合、民法708条の「不法原因給付」という違反行為にあたり、債務者には元金を含む借金全額の返済義務がありません。

そのため弁護士や司法書士に適切な手続きを依頼すれば、既に支払った金額を取り返せる可能性があります。

また闇金業者の取り立て行為をストップさせることもできます

ただし取り立て行為が悪質であり、以下のような被害が出ている場合には直ちに警察に相談しましょう。

【警察に相談すべき闇金被害】
  • ・暴力を振るわれた
  • ・乱暴な言葉づかいで支払いを強要された
  • ・借金をしているという情報を周りの人に拡散された
  • ・仕事中にもかかわらず職場まで取り立てにきた など
お金のプロ
通常、個人間の借金トラブルを警察に解決してもらうことはできませんが、事件性があれば対応してくれる可能性があります。

Q4.身内の借金について代わりに相談しても良いの?

家族や親族の借金について代わりにアドバイスを聞くことはできるのかな?

結論をいうと、債務者本人でなくても借金問題の相談は可能です。

ただし債務整理や過払い金返還請求などの手続きを実際に行う場合には、本人の合意が必要とされているので注意しましょう。

これ以上状況を悪化させないために、第三者ができる対応として以下のような方法が挙げられます。

【第三者が借金問題を改善するための方法】
  • ・相談窓口で返済計画や家計管理に関するアドバイスを聞き、債務者本人と共有する
  • ・債務者本人を説得して、弁護士・司法書士事務所で債務整理や過払い金返還請求を行ってもらう など
お金のプロ
なお相談の際に借金の詳細を把握しておくと、より的確なアドバイスを得られますよ。

Q5.奨学金返済の相談はどこにすべき?

奨学金の返済ができそうにないんだけど、誰に相談したら良いんだろう?

奨学金の返済に関する悩みは日本学生支援機構(JASSO)に相談しましょう。

一定の条件を満たすと、以下のような制度を利用して返済の負担を軽減することができますよ。

【日本学生支援機構の奨学金に関する制度】
制度名 概要
減額返還制度 月々の返済額を減らすことができる制度
返還期限猶予 一定期間返還期限を延期することができる制度
お金のプロ
なお奨学金の返済が難しいにもかかわらず各制度を利用できない場合には、弁護士や司法書士に相談するのがおすすめです。

6.まとめ

借金に関する悩みを一人で抱え込んでしまうと、経済的に追い込まれるだけでなく、精神的にも疲弊してしまいます。

給与などを含む財産などを回収されたり、周りの人に迷惑をかけたりしてしまう前に弁護士・司法書士事務所や公的機関の窓口などに相談しましょう。

特に早急に借金問題を解決したいなら、債務整理などを専門とする弁護士・司法書士に相談するのがおすすめです。

相談だけであれば無料で受け付けている弁護士・司法書士事務所もあるので、気軽に問い合わせてみましょう。

お金のプロ
借金問題の相談には、以下の弁護士・司法書士事務所がおすすめです。

【借金問題の相談におすすめの弁護士・司法書士事務所3選】
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