東京都内のバーチャルオフィスはどこがおすすめ?11社を徹底比較

東京都内のバーチャルオフィスを探しているんだけど、どこがおすすめなんだろう?
地方に住んでいるけれど、ビジネスでは東京の住所を利用したい……。バーチャルオフィスを利用するのはどうだろう?

このように東京都内・近郊に住んでおり、お住まいの近くでバーチャルオフィスを探している方や、地方に住んでいてビジネス上で東京の住所を利用するためにバーチャルオフィスを検討している方もいらっしゃるでしょう。

しかし東京都内には多くのバーチャルオフィスがあるため、どのサービスを利用すれば良いか分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、東京都内で特におすすめできるバーチャルオフィス11社を厳選してご紹介します。

併せてバーチャルオフィスのメリットや注意点についても解説しますよ。

東京の住所を利用することで会社のブランディングイメージや信頼性の向上にもつながるため、ぜひご紹介する11社から選んで利用してみてくださいね。

お金のプロ
東京都内でおすすめのバーチャルオフィス11社の料金やサービスを徹底的に比較します。ご自身の希望や条件に合うサービスを見つけましょう。

【東京のおすすめのバーチャルオフィス3社】
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サービス 料金 初期費用 東京都内の拠点 概要
GMOオフィスサポート_ロゴ 660円~/月 無料 渋谷/恵比寿/新宿/銀座/青山/三軒茶屋/目黒/秋葉原 ・登記可能なプランでも1,650円~/月からと低価格
・最短即日から利用可能
レゾナンス_ロゴ 990円~/月 入会金:5,500円 青山/浜松町/銀座/日本橋/渋谷/新宿/恵比寿/秋葉原/横浜 ・コースが豊富で自分に合ったプランを選びやすい
・電話秘書、会議室、プライベートロッカーなどオプションや施設も充実
NAWABARI-_ロゴ 1,100円~/月 無料 目黒区 EC業界関係者から高い評価を得ており、ネットショップ運営者などにおすすめ
「税理士が教えるお金の知識」(以降、本メディア)では一部、メーカーやサービス提供事業者から広告出稿をいただいておりますが、コンテンツの内容については本メディア独自に制作しており、情報の掲載有無やコンテンツ内容の最終意思決定に事業者は関与しません。
目次

1.東京のバーチャルオフィスおすすめ11選

東京都内でバーチャルオフィスを利用しようと思っているんだけど、具体的にどれが良いのか分からない……。
東京都内にあるバーチャルオフィスを利用するなら、どこがおすすめ?

東京に数多くあるバーチャルオフィスのなかから一つを選ぶのはなかなか難しいものですよね。

ここでは東京都にあるバーチャルオフィスのうち特におすすめの11社を厳選してご紹介するので、お悩みの方はぜひこのなかから選んでみてくださいね。

お金のプロ
まずは東京都にあるおすすめのバーチャルオフィス11社の概要をみてみましょう。

【東京のバーチャルオフィスおすすめ11選】

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サービス名 運営会社 料金 初期費用 最低契約期間 法人登記 郵送物転送
GMOオフィスサポート GMOオフィスサポート株式会社 660円~/月 無料 12カ月
※転送なしプランのみ不可
150g以下の郵便物0円
頻度はプランごとに異なる
レゾナンス 株式会社ゼニス 550円~/月 入会金:5,500円
保証金:1,000円~
1カ月 ○ 
※ネットショップ住所貸しプランのみ不可
郵送料は実費
NAWABARI 株式会社Lucci 1,100円~/月 無料 1カ月 郵便物が届き次第、実費(手数料込み)で転送
ナレッジソサエティ 株式会社ナレッジソサエティ 4,950円~/月 入会金:16,500円
保証金:30,000円
6カ月(以降は1カ月単位)
追加料金なし
基本(週1回転送)無料
DMMバーチャルオフィス 合同会社DMM.com 660円~/月 入会金:5,500円
保証金:5,000円
1カ月 基本週1回転送
郵送料は実費
※ライトプランは転送なし、ネットショップ支援プランは宛先不明や返品に限り通知・転送可
アントレサロン 銀座セカンドライフ株式会社 4,180円~/月 無料 6カ月
追加料金なし
有料オプション(週1回転送:2,200円/月)
ユナイテッドオフィス 株式会社ユナイテッド・コンサルティング・ファーム 2,310円~/月 初回登録料:5,500円
郵便デポジット:初回5,000円以上

追加料金なし
基本週1回転送
郵送料は実費
Karigo 株式会社Karigo 3,300円~/月 入会金:5,500円~ 2カ月 郵送料は実費
転送頻度は指定可能(月1・週1・隔週・即時・自動転送なし)
METSバーチャルオフィス オリンピア興業株式会社 270円~/月 入会金:3,300円
事務手数料:550円
単月契約:3カ月
半年契約:6カ月
年間契約:12カ月
○(ビジネスプラス法人プランのみ) 転送込みのプランは月1回無料
転送なしのプランは有料オプション(590円~/回)
ワンストップビジネスセンター 株式会社ワンストップビジネスセンター 5,280円~/月 入会金:10,780円(ビジネス・プレミアムプランは契約時に別途通話費用5,000円) 銀行振り込み(1年一括払い):1年
クレジットカード払い:6カ月
基本(週1回転送)無料
※100g以下の郵便物、A4サイズ厚み2cm以内の宅配物のみ
Regus 日本リージャスホールディングス株式会社 15,900円~/月 保証金:月額利用料の2か月分 1カ月
※金額は税込表記です。

おすすめ1 GMOオフィスサポート

メリット
初期費用0円かつ月額660円からと料金が安価(登記可能なプランでも1,650円から)
最短即日から利用可能
150g以内の郵便物は無料で転送
デメリット
最低契約期間が1年と長め
電話番号の貸し出し、電話転送サービスがない
こんな人におすすめ!
バーチャルオフィスを低額で利用したい方
副業などで登記が不要な方
大手企業グループのサービスを利用したい方
【サービス概要(※金額:税込表記)】
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運営会社 GMOオフィスサポート株式会社 東京都内の拠点 渋谷/恵比寿/新宿/銀座/青山/三軒茶屋/目黒/秋葉原
料金 転送なしプラン*1:660円/月
月1転送プラン:1,650円/月
隔週転送プラン:2,200円/月
週1回転送プラン:2,750円/月
初期費用 無料
法人登記 ○(代行:59,000円)
※転送なしプランのみ不可
郵便物転送頻度 転送なしプラン*1:-
月1転送プラン:月1回
隔週転送プラン:2週1回
週1回転送プラン:週1回
郵便物料金 150g以内:0円
150g以上4kg未満(A4より小さい):440円/通
上記以外:実費
郵便物来店受け取り
銀行紹介 GMOあおぞらネット銀行 専用電話番号
最低契約期間 12カ月 支払い方法 クレジットカード
*1 個人のみ、法人は申し込み不可
【オプションサービス(※金額:税込表記)】
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料金 備考
写真でお知らせ 1,100円/月 届いた郵便物の写真をマイページでお知らせ
スグ転送 550円/回 郵便物を即時転送
破棄指示 無料 ※「写真でお知らせ」を利用している場合のみ利用可能
【貸し会議室(※金額:税込表記)】
料金 ・会議室:550円/30分
・コワーキングスペース:330円/30分
・WEB会議用BOX:無料
所在地

GMOオフィスサポートはインターネット事業で有名な「GMOインターネットグループ株式会社」のグループ会社である、GMOオフィスサポート株式会社が運営するバーチャルオフィスです。

東証プライム上場企業グループが運営しているため信頼性が高く、バーチャルオフィスを初めて利用する方でも安心してサービスを受けられるでしょう。

GMOオフィスサポートが持つ東京都内の拠点は、渋谷・恵比寿・新宿・銀座・青山・三軒茶屋・目黒・秋葉原のエリアです。

一等地である銀座、洗練されたイメージの青山、オフィス街の秋葉原、中心地とも呼べる渋谷・新宿というように、それぞれ異なる特色を持つエリアから企業イメージに合った拠点を選べます。

GMOオフィスサポートは価格が比較的低価格なのも魅力であり、登記が不要であれば月額660円から、登記が可能なプランでも1,650円から利用可能です。

GMOオフィスサポートの料金形態は非常にシンプルで、郵便物の転送なし、または転送頻度3パターン(月1・隔週・週1)から選択するのみです。

電話サービスや会議室などの設備はなくオプションも多くはないため、GMOオフィスサポート住所利用と郵便物転送といったバーチャルオフィスの基本的なサービスのみ利用したい方に向いているといえるでしょう。

おすすめ2 レゾナンス

メリット
さまざまなプランから自分に合ったものを選べる
電話秘書やプライベートロッカーなどオプション、設備が豊富
最低契約期間が1カ月と短い
デメリット
入会金5,500円がかかる
こんな人におすすめ!
バーチャルオフィスを短期間から試してみたい方
プライベートロッカーや会議室などの設備を利用したい方
ネットショップ運営者
【サービス概要(※金額:税込表記)】
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運営会社 株式会社ゼニス 東京都内の拠点 青山/浜松町/銀座/日本橋/渋谷/新宿/恵比寿/秋葉原/横浜
料金 【住所貸し・住所レンタル(バーチャルオフィス)】
〈週1回転送プラン〉
年間契約:1,650円/月 半年契約:2,750円/月
〈月1回転送プラン〉
年間契約:990円/月
〈ネットショップ住所貸しプラン〉
年間契約:550円/月
【転送電話+バーチャルオフィスセット】
〈転送電話2点セットコース(住所+転送電話)〉
・週1回転送プラン
年間契約:3,850円/月 半年契約:4,950円/月 
・月1回転送プラン
年間契約:3,190円/月
〈転送電話3点セットコース(住所+転送電話+転送FAX)〉
・週1回転送プラン
年間契約:4,950円/月 半年契約:6,050円/月
・月1回転送プラン
年間契約:4,290円/月
【電話秘書代行セットコース】
〈週1回転送プラン〉
年間契約:6,050円/月 半年契約:7,150円/月 単月契約:7,700円/月
〈月1回転送プラン〉
年間契約:5,390円/月
【電話代行内線取次+バーチャルオフィスセット】
〈週1回転送プラン〉
年間契約:7,700円/月 半年契約:8,800円/月 単月契約:11,000円/月
〈月1回転送プラン〉
年間契約:7,700円/月
【電話秘書代行貸出し番号発信+バーチャルオフィスセット】
〈週1回転送プラン〉
年間契約:8,800円/月 半年契約:9,900円/月 単月契約:12,100円/月
〈月1回転送プラン〉
年間契約:8,800円/月
初期費用 入会金:5,500円
デポジット(郵便物の郵送費用):1,000円~
法人登記
(※ネットショップ住所貸しプランのみ不可)
郵便物転送頻度 ・週1回(毎週水曜転送)
・月1回(月末水曜発送)
郵便物料金 実費
郵便物来店受け取り 銀行紹介 みずほ銀行
GMOあおぞらネット銀行
住信SBIネット銀行
PayPay銀行
専用電話番号 最低契約期間 1カ月
支払い方法 銀行振り込み、来店支払い、クレジットカード
【オプションサービス(※金額:税込表記)】
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サービス 料金 備考
郵便物都度転送 1,100円/月 月1回転送プランの方は追加不可
プライベートロッカー 3,300円/月 書類、ノートパソコン、定款、社印などを保管
転送電話(着信のみ)
(03・045・050)
2,200円/月 契約者指定の転送先に24時間転送
通話料は契約者負担
貸し出し番号発着信
(発信および着信)
(03・045・050)
4,400円/月 レゾナンスから貸し出された番号でクライアントに通知することができる
通話料は契約者負担
電話秘書代行 4,400円/月 オペレーターが社名で電話を受けてくれる
電話秘書代行内線取次 3,300円/月 オペレーターが社名で取った電話を契約者指定の連絡先に取り次ぎ
共有FAX 550円/月 受信料:1枚10円
転送費:1枚100円
※デポジットより差し引き
専用FAX 1,100円/月 受信料:1枚10円
転送費:1枚100円
※デポジットより差し引き
フリーダイヤル 4,400円/月 0120もしくは0800から選択可能
報告オプション 550円/月 電話秘書代行の内容を電話でお知らせ
屋号追加 週1転送プラン:1,650円/月
月1転送プラン:990円/月
郵便物の受け取りに屋号を追加
【貸し会議室(※金額:税込表記)】
料金 会員:1,100円/1時間
非会員:1,650円/1時間
延長料金:550円/30分
所在地 青山/浜松町/銀座/日本橋/渋谷/新宿/恵比寿/秋葉原/横浜

レゾナンスコース・プランが豊富に用意されているバーチャルオフィスであり、住所のみなど基本的なサービスだけを利用したい方から手厚いサポートを受けたい方まで、どなたにもおすすめできます。

5種のコースのなかからさらに郵便物の転送頻度や契約期間まで選べるため、ご自身の利用しやすいスタイルを見つけられるでしょう。

レゾナンスが持つ東京都内の拠点は、青山・浜松町・銀座・日本橋・渋谷・新宿・恵比寿・秋葉原・横浜の9カ所です。

多くの大企業が集まる浜松町、都内でも一等地とされる銀座、古くからビジネス街として有名な日本橋、中心地として栄える渋谷・新宿と、異なる特色を持つエリアからご自身の事業イメージに合ったエリアを選択可能です。

レゾナンスでは該当プランやオプションを選択することで専用の電話番号を取得できることも大きなメリットです。

電話秘書代行や内線取り次ぎのオプションもあり、人手不足の企業を助けてくれるでしょう。

また、レゾナンスは貸し会議室・プライベートロッカーといった設備面も充実しています。

貸し会議室はどの店舗も駅から徒歩5分以内という好立地であり、打ち合わせなどでビジネスパートナーを招くのにも最適です。

現在レゾナンスでは「月額料金3カ月無料キャンペーン」*2を行っているため、この機会に利用を検討してみてくださいね。

*2 1年契約の場合に限る

おすすめ3 NAWABARI

メリット
最低契約期間が1カ月と短い
初期費用0円
目黒区の一等地の住所を利用できる
デメリット
登記をする場合には月額3,300円がかかる
オプションを追加した場合は保証金33,000円と初期費用が発生する
こんな人におすすめ!
個人事業主など登記が不要な方
ネットショップ運営者
【サービス概要(※金額:税込表記)】
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運営会社 株式会社Lucci 東京都内の拠点 目黒区
料金 ビジネスプラン:1,650円/月(月契約の場合は3300円/月)
ネットショップ運営プラン:1,100円/月 ※年契約のみ
初期費用 無料
法人登記
3,300円/月
郵便物転送頻度 郵便物が届き次第転送
郵便物料金 実費 郵便物来店受け取り
銀行紹介 GMOあおぞらネット銀行 専用電話番号
最低契約期間 1カ月 支払い方法 PayPal、後払い.com
【オプションサービス(※金額:税込表記)】
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サービス 料金 備考
郵便物開封・PDF化 3,300円/月 +1通当たり110円
都度転送 1,100円/月 通常週に1回のスケジュールを都度転送に切り替える
電話転送
(03番号発着信)
2,800円/月
電話代行 3,800円/月
インターネットFAX 3,300円/月
【貸し会議室(※金額:税込表記)】
料金
所在地

NAWABARI目黒区の一等地の住所が利用できるバーチャルオフィスです。

目黒区という土地柄おしゃれなイメージが付きやすく、ネットショップの運営者におすすめです。

実際にNAWABARI「EC業界関係者が選ぶバーチャルサービス」というアンケートで1位*3を獲得しています。

NAWABARIのプランは非常にシンプルで、住所利用に郵便物転送・電話要件転送がついた基本のプランを1年契約、または月契約で選択するのみです。

登記や追加オプションが不要であれば初期費用0円、月額1,078円からと比較的低価格で利用できます。

ただし登記が必要な場合は別途、保証金33,000円と初期費用11,000円、また月額にプラスで3,300円がかかります。

登記込みだとやや割高になってしまうため、NAWABARIは個人事業主など登記が不要な方に向いているサービスだといえるでしょう。

*3 調査方法:インターネット調査
調査期間:2020年11月26日~30日
調査概要:バーチャルオフィスサービス10社を対象にしたサイト比較イメージ調査
調査対象:全国の20代~50代のEC業界関係者の男女1003名
アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ

おすすめ4 Knowledge Society(ナレッジ ソサエティ)

メリット
店舗にスタッフが常駐しており来客の受け付け対応をしてくれる
法人口座が開設できなかったことが理由の退会に対し返金対応
銀行名の入ったビルを住所にできる
デメリット
低価格のプランがない
入会金16,500円、保証金30,000円と初期費用がかかる
こんな人におすすめ!
対外的に高い信頼性が求められる方
法人口座が開設できるか不安な方
商談やミーティングが多い方
【サービス概要(※金額:税込表記)】
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運営会社 株式会社ナレッジソサエティ 東京都内の拠点 九段下
料金 基本料金:4,950円 初期費用 入会金:16,500円
保証金:30,000円
法人登記 ○(追加料金なし) 郵便物転送頻度 週1回
郵便物料金 週1回の転送無料 郵便物来店受け取り
銀行紹介 専用電話番号
最低契約期間 6カ月(以降は1カ月単位) 支払い方法 口座振替
【オプションサービス(※金額:税込表記)】
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サービス 料金 備考
電話転送(受信のみ) 3,300円/月 「03~」番号への通話を任意の電話番号に転送、発信時はかけた電話機の番号が相手に表示される
電話転送(受発信) 5,500円/月 「03~」番号への通話を任意の電話番号に転送、発信時に相手に「03~」を表示させることができる
リアルタイム転送 4,400円/月 届いた郵便物を随時転送
スポット転送 1,100円/回 届いている郵便物を即時に転送
到着通知 1,100円/月 郵便物の到着をお知らせ
有線LAN 1,100円/月(2PC)
会員サイトバナー広告 ページ上部:3,300円
ページ下部:2,200円
複合機印刷(カラー) 50円/枚
複合機印刷(白黒) 10円/枚
チラシ・パンフ等の館内設置 550円/月 館内に利用者の会社などの広告物を設置
【貸し会議室(※金額:税込表記)】
料金 0~11,000円/1時間
お茶出しサービス:220円/杯
所在地 九段下

ナレッジソサエティは東京都千代田区九段下にある、銀行所有のビルに店舗を構えるバーチャルオフィスです。

千代田区という土地柄に加え、銀行名の入ったビル名を記載できることから、対外的な信用を得られやすくなるという点がナレッジソサエティを利用する大きなメリットです。

ナレッジソサエティには低価格のプランがありませんが、その分手厚いサービスが受けられるのが魅力です。

まずナレッジソサエティの店舗にはスタッフが常駐しており、突然来客があったとしても受け付け対応をしてもらえます

また「法人口座開設保証制度」を設けており、法人口座を開設できなかったことを理由にナレッジソサエティを退会する場合は返金対応をしてもらえます。

なお、これまでに返金事例はなく、法人口座開設の成功率の高さがうかがえます。

他にも登記費用の補助制度や無料で使えるミーティングシートを設けているなど、基本料金のなかで多様なサービスが受けられるのです。

法人口座開設に不安を持つ方や、住所利用プラスアルファのサービスを受けたい方にはナレッジソサエティがおすすめだといえるでしょう。

おすすめ5 DMMバーチャルオフィス

メリット
AIによる電話対応で安価に電話代行が利用可能、24時間365日対応
最低契約期間が1カ月と短い
郵便物の転送は基本で週1回と頻度が高い
デメリット
入会金5,500円、保証金5,000円がかかる
会議室は名古屋のみ
こんな人におすすめ!
安価に電話秘書を利用したい方
ネットショップ運営者
大手企業のサービスを利用したい方
【サービス概要(※金額:税込表記)】
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運営会社 合同会社DMM.com 東京都内の拠点 銀座/渋谷
料金 【ミニマムプラン(※渋谷、銀座、横浜、名古屋、京都、大阪梅田、福岡天神のみ)】
〈基本〉
年間契約:660円/月
〈固定電話セット〉
年間契約:2,860円/月
【ライトプラン(※渋谷、銀座のみ)】
〈基本〉
年間契約:1,650円/月
〈固定電話セット〉
年間契約:3,850円/月
【ベーシックプラン】
〈基本〉
年間契約:2,530円/月 半年契約:3,850~円/月 単月契約:5,500~円/月
〈固定電話セット〉
年間契約:4,730円/月 半年契約:6,050~円/月 単月契約:7,700~円/月
初期費用 入会金:5,500円
保証金:5,000円
法人登記
※ミニマムプランのみ不可
郵便物転送頻度 週1回転送
※ライトプランは転送なし
郵便物料金 実費
郵便物来店受け取り 銀座店のみ可能 銀行紹介 みずほ銀行
三菱UFJ銀行
三井住友銀行
りそな銀行
ゆうちょ銀行
住信SBIネット銀行
楽天銀行
PayPay銀行
GMOあおぞらネット銀行
東京スター銀行
専用電話番号 ○(受信専用) 最低契約期間
支払い方法 クレジットカード
【オプションサービス(※金額:税込表記)】
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サービス 料金 備考
らくらくHP作成 簡単にHP制作ができる
AI秘書自動応答サービス 1,650円/月 AI秘書が電話応対をし、メールでお知らせ
着信件数100件/月まで無料
宛名追加 1件当たり1,650円/月 郵便物の宛名を追加
即時転送 440円/回 16時までの依頼で当日発送
日時指定転送 440円/回 指定の日時で宅急便にて配送
配送先変更依頼 440円/回 登録住所以外の指定の場所へ配送
転送カスタマイズオプション ・月1〜4回転送:0円
・隔週:0円
・毎日転送:1,650円/月
月に1〜4回の転送頻度と転送日の指定、隔週の曜日指定、または毎日転送のなかから設定が可能
【貸し会議室(※金額:税込表記)】
料金
所在地

DMMバーチャルオフィス大手ECサイト「DMM.com」を運営する、合同会社DMM.comが提供するバーチャルオフィスです。

DMMバーチャルオフィスが持つ東京都内の拠点は、銀座と渋谷の2カ所です。

都内屈指の一等地である銀座と、中心地として栄えITベンチャー企業も集まる渋谷から、ご自身のビジネスのイメージに沿う方を選べます。

ただし、銀座と渋谷で利用料金が異なる点には注意が必要です。

DMMバーチャルオフィスの大きな特徴として挙げられるのが、AIを導入した電話秘書サービスです。

AIの自動応対サービスにすることにより電話代行サービスを他社よりも安価に提供しており、「電話の応対を任せたいが経費は抑えたい」という方には特におすすめです。

DMMバーチャルオフィスの利用料金は店舗ごとに異なるため、利用を検討する際は必ず利用したい店舗の料金を確認するようにしましょう。

基本的な利用料金は平均的な水準ですが、登記なしの「ネットショップ支援プラン」は660円からと非常に低価格です。

副業や個人事業でネットショップを運営する方にもDMMバーチャルオフィスがおすすめだといえるでしょう。

おすすめ6 アントレサロン

メリット
法人設立代行手数料が半額になるキャンペーンを実施中(2023年6月時点)
全店舗が最寄り駅から徒歩5分圏内かつ無料のオープンラウンジがある
相談可能な起業支援の専門家がオフィスに常駐するなどサポートが手厚い
デメリット
低価格のプランがない
こんな人におすすめ!
ビジネス運営に関する手厚いサポートを受けたい方
フリーデスクや専用ロッカーを利用したい方
打ち合わせや商談用スペースを確保したい方
【サービス概要(※金額:税込表記)】
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運営会社 銀座セカンドライフ株式会社 店舗 銀座/東京(日本橋)/赤坂/新宿/渋谷/池袋/秋葉原
料金 〈バーチャルオフィスプラン〉
単月契約:4,180円/月
〈フリーデスクプラン〉
単月契約:10,455円/月
〈個室プラン〉
単月契約:33,000円/月~
初期費用 無料
法人登記 郵便物転送頻度 転送は別途オプションを利用
郵便物料金 実費 郵便物来店受け取り
銀行紹介 専用電話番号
最低契約期間 6カ月 支払い方法 クレジットカード
【オプションサービス(※金額:税込表記)】
※横にスクロールできます
サービス 料金 備考
郵便メール報告 1,100円/月 郵便が届くたび、メールで報告
郵便転送 2,200円+送料 週に1回、指定の場所に郵便をまとめて郵送
社名掲出 330円+送料 利用者の社名をオフィス受付に掲示
専用ロッカー 1,650円/月 4桁の暗証番号で設定したロッカー
コピー・印刷・スキャン モノクロ:10円
カラー:40円
スキャン:無料
カード認証付きの複合機の利用
03電話転送 1,100円+通話料/月 着信専用の03番号
かかってきた電話を携帯電話に自動転送
専用TEL番号 初期費用:5,500円
4,400円/月+通話料
提供番号で着信・発信ができる
局番は03、044、045、048から選択
050電話番号 初期費用:1,650円
1,980円/月+通信料
専用の050局番で着信・発信ができる
050FAX番号 初期費用:1,650円
1,980円/月+通信料
FAX番号を発行、メールでFAXを送受信
電話秘書 3,300円/月 電話の受け付け代行。都度メール報告
バナー広告 2,200~22,000円/月 アントレサロン運営メディアへのバナー広告
デジタルサイネージ広告 2,200円/月 アントレサロン施設内のサイネージ広告
起業家やその来訪者向け
チラシ設置広告 1,100円/区画 アントレサロンのチラシラックに設置
事業継続に役立つ保険 1,100円/月 病気やけがで働けなくなったときに、生活費用をサポートする所得保障保険
【貸し会議室(※金額:税込表記)】
料金 275~1,100/30分
所在地 銀座/東京/赤坂/新宿/渋谷/池袋/横浜/桜木町/川崎/大宮/秋葉原

アントレサロンが持つ東京都内の拠点は、銀座・東京(日本橋)・赤坂・新宿・渋谷・池袋・秋葉原の七つのエリアです。

高級感のある銀座・赤坂、屈指のビジネス街である東京(日本橋)、中心地として有名な新宿・渋谷・池袋と、多様なエリアを選択できます。

アントレサロンは1カ所で住所を契約すると、どの店舗でも無料のオープンラウンジやフリーデスクを利用できます*4。

全店舗駅から徒歩5分圏内の好立地であるため、作業スペースを確保したい方、商談や打ち合わせの機会が多い方にはおすすめです。

このような施設が充実しているアントレサロンでは、オフィス内での交流・ビジネスマッチングが盛んに行われており、ビジネスのチャンスをつかむきっかけにもなるでしょう。

他にも、アントレサロンの店舗には受け付けスタッフや起業支援の専門家が常駐しているというメリットがあります。

専門家への相談はいつでも可能であり、ビジネスの悩みなどに関して気軽にアドバイスをもらうことができるでしょう。

さらにアントレサロンでは法人設立代行手数料が半額になるキャンペーンを実施しているなど、起業やビジネス運営に関する手厚いサポートが受けられます。

住所利用だけでなく、ビジネスの総合的なサポートを受けたい方には、アントレサロンがおすすめですよ。

*4 フリーデスクプラン・個室プランを契約した場合のみ

おすすめ7 ユナイテッドオフィス

メリット
利用料金40%オフのキャンペーンあり
株式会社・合同会社設立代行料が5,000円(税込)*5と安価
18年の実績があるサービスで安心して利用できる
デメリット
初回登録料5,500円と、テレボックスプランの場合は保証金10,000円がかかる
低価格のプランがない
こんな人におすすめ!
サービス実績や安心感を重視する方
専用の固定電話番号が欲しい、電話秘書代行を利用したい方
打ち合わせや商談用スペースを確保したい方
【サービス概要(※金額:税込表記)】
※横にスクロールできます
運営会社 株式会社ユナイテッド・コンサルティング・ファーム 東京都内の拠点 青山/銀座(2店舗)/表参道/日本橋/渋谷/虎ノ門/新宿/池袋
※池袋のオフィスは開設準備中
料金 〈メールボックスプラン〉
1年:2,310円/月 6カ月:2,860円/月 月払い:3,850円/月
〈メールボックス 通知プラン〉
1年:3,100円/月 6カ月:3,850円/月 月払い:4,620円/月
〈テレボックスⅠ 専用電話付きプラン〉
1年:4,400円/月 6カ月:5,500円/月 月払い:7,700円/月
〈テレボックスⅡ (電話秘書)プラン〉
1年:7,700円/月 6カ月:8,800円/月 月払い:9,900円/月
初期費用 初回登録料:5,500円
郵便デポジット:初回5,000円以上
※テレボックスⅠ・Ⅱは保証金10,000円
法人登記
郵便物転送頻度 週1回(週末転送) 郵便物料金 実費
郵便物来店受け取り 銀行紹介
専用電話番号 最低契約期間
支払い方法 月払い:クレジットカード
前納:銀行振り込み、クレジットカード
【オプションサービス】
※横にスクロールできます
サービス 料金 備考
即日転送 単月:1,100円/月
6カ月:6,600円
12カ月:13,200円
当日16時までに届いた郵便物を即日発送
03発信 単月:1,100円/月
6カ月:6,600円
12カ月:13,200円
テレボックスプランでの専用番号で03発信が可能
03発着信+内線通話 単月:1,650円/月
6カ月:9,900円
12カ月:19,800円
代表電話で複数名03発着信ができ内線通話0円
メールボックスプランは不可
共有FAX受信転送 単月:1,650円/月
6カ月:9,900円
12カ月:19,800円
パソコン、タブレット、スマートフォンでFAXを送受信できる
受信0円、送信30円/1回
株式会社・合同会社設立 5,500円 会社設立登記申請書類作成から法務局の申請まで
【貸し会議室】
料金 1〜4名1室:275円/30分
1~14名1室:550円/30分
所在地 青山/銀座/表参道/日本橋/渋谷/虎ノ門/新宿

ユナイテッドオフィスサービス開始から18年、利用総数18,877社(2023年12月時点)の実績があるバーチャルオフィスです。

新規参入の事業者も多いバーチャルオフィスのなかでは歴史があり、また利用実績も公表していることからユナイテッドオフィスは安心感と信頼性の高いサービスだといえるでしょう。

ユナイテッドオフィスは青山・銀座・表参道・日本橋・渋谷・虎ノ門・新宿・池袋(開設準備中)と東京都内に9拠点を構えており、選択の幅が広いのが特徴です。

なお、1カ所で住所契約をすると全ての拠点の会議室が利用できます。

ビジネスパートナーやご自身のお住まいなどに合わせて場所を選べるのは大きな利点ですね。

またユナイテッドオフィスでは、前納プランを対象に利用料金40%オフのキャンペーンを実施しています。

専用の固定電話番号が欲しい、電話秘書代行を利用したい方はこの機会にユナイテッドオフィスの利用を検討してみてくださいね。

*5 テレボックスⅠ・Ⅱプランを1年契約の場合のみ。プランにより代行手数料は異なる

おすすめ8 Karigo

メリット
17年の実績があるサービスで安心して利用できる
東京都内に約30カ所と拠点数が多い
最低契約期間が2カ月と短い
デメリット
低価格のプランがない
追加オプションがない
こんな人におすすめ!
サービス実績や安心感を重視する方
バーチャルオフィスをまずは試してみたいという方
【サービス概要(※金額:税込表記)】
※横にスクロールできます
運営会社 株式会社Karigo
東京都内の拠点 銀座一丁目/銀座四丁目/中野/浜松町/西麻布 六本木ヒルズ前/品川/南品川/渋谷 桜丘町/渋谷 千駄ヶ谷/青山 表参道/赤坂/恵比寿 代官山/秋葉原/日本橋/世田谷 三軒茶屋/世田谷 自由が丘*6/荻窪/新宿/高田馬場/田町/池袋/多摩/調布/高円寺/目黒/本郷・水道橋/板橋/府中
料金 〈ホワイトプラン〉
個人名:3,300円〜/月
法人名・屋号:4,700円〜/月
〈ブループラン〉
8,300円~/月
〈オレンジプラン〉
10,400~16,500円/月
初期費用 入会金:5,500~19,800円
保証金:1,000円~
法人登記 郵便物転送頻度 指定可能(月1・週1・隔週・即時・自動転送なし)
郵便物料金 実費 郵便物来店受け取り ○ ※店舗による
銀行紹介 専用電話番号
最低契約期間 2カ月 支払い方法 前払い式(ポイント制)
1円=1ポイントをクレジットカードもしくは銀行振り込みで購入
【オプションサービス(※金額:税込表記)】
※横にスクロールできます
サービス 料金 備考
【貸し会議室(※金額:税込表記)】
料金 銀座1丁目:453円~/30分
秋葉原:会議室①1,100円/1時間 会議室②:2,200円/1時間
池袋:1,100円/1時間
千葉:540円/30分
所在地 銀座/秋葉原/池袋/千葉

Karigoは全国62カ所というバーチャルオフィスのなかでも屈指の拠点数を持っており、東京都内には約28カ所の拠点があります

銀座・麻布・赤坂のような一等地から、代官山・青山のような洗練されたエリアや、新宿など中心地まで、さまざまなエリアから選択可能です。

また東京都内では23区外にも拠点がありますよ。

Karigo2006年にバーチャルオフィスサービスの提供を開始した老舗であり、延べ60,000社以上が利用してきたという確かな実績があります。

この実績からKarigoは信頼のおけるサービスだといえ、安心してバーチャルオフィスを利用したいという方にもおすすめでしょう。

なおKarigoにはオプションがないため、付随するサービスでプランを選ぶことになります。

「ホワイトプラン」では住所貸しと荷物受け取り・転送のみ、「ブループラン」はプラスで専用固定電話番号の利用ができ、「オレンジプラン」ではさらに電話代行サービスが追加されます。

シンプルで分かりやすいサービス形態であるため、「オプションを追加し過ぎて予定より費用がかさんでしまった」というようなことが起こりにくいといえるでしょう。

*6 オフィスの住所は世田谷区、最寄り駅は自由が丘駅

おすすめ9 METSバーチャルオフィス

METSバーチャルオフィス
メリット
発信可能な電話番号を借りられる
利用料金が低価格かつ利用料割引などのキャンペーンが豊富
自社ビル直営、不動産事業歴72年と安心感がある
デメリット
拠点数は4カ所と多くない
こんな人におすすめ!
安価にバーチャルオフィスを利用したい方
サービス実績や安心感を重視する方
電話受信だけでなく発信もしたい方
【サービス概要(※金額:税込表記)】
※横にスクロールできます
運営会社 オリンピア興業株式会社 東京都内の拠点 新宿三丁目/新宿御苑/日本橋兜町/虎ノ門
料金 〈ライト〉
270円/月
〈ビジネス(郵便受取)〉
年間契約:1,100円/月 単月契約:2,200円/月
〈ビジネス(月1転送コミ)〉
年間契約:1,375円/月 単月契約:2,750円/月
〈ビジネスプラス(郵便受取)*7〉
年間契約:1,430円/月 単月契約:2,970円/月
〈ビジネスプラス(月1転送コミ)*7〉
年間契約:1,540円/月 単月契約:3,300円/月
初期費用 入会金:3,300円
事務手数料:550円
法人登記
※ライト、ビジネスは不可
郵便物転送頻度 月1回
(転送なしのプランは有料オプション)
郵便物料金 月1回無料
郵便物来店受け取り 銀行紹介
専用電話番号 最低契約期間 単月契約:3カ月
半年契約:6カ月
年間契約:12カ月
支払い方法 クレジットカード
【オプションサービス(※金額:税込表記)】
※横にスクロールできます
サービス 料金 備考
郵便転送 即時転送(ライト):957円/回
即時転送(プラス):1,122円/回
週末転送、月末転送:590円/回
即時転送(宅急便):550円+宅配業者別料金
宅急便受け取り(80サイズまで):550円/個
配送先変更:330円/回
宛名追加:1,650円/月
プランにより利用できるサービスが異なる
専用ポスト 月額利用料:1,650円
初期設定費用:1,650円~
METSバーチャルオフィス各拠点に専用のポスト枠を確保する
受付社名表示 月額利用料:1,650円
初期設定費用:1,650円~
METSバーチャルオフィス各拠点の受付などに社名・屋号名を掲示する
03転送電話 月額利用料:2,200円〜
初期設定費用:2,200円
受信専用の03番号を付与
03発着信 月額利用料:980円~
初期設定費用:0円
03、06、0120等の専用電話番号を使い、スマートフォンでの発着信が可能
電話代行 月額利用料:8,800円〜/月
初期設定費用:なし
オーダーメイド型の秘書代行・電話対応サービス
インターネットFAX 月額利用料:1,080円~
初期設定費用:なし
専用のFAX番号を取得し、FAX機を使わずにメールでFAXを送受信
ビジネスラウンジ 月額利用料:7,700円
初期設定費用:なし
日本橋のみ
宛名追加 月額利用料:1,650円
初期設定費用:なし
Webサイト制作 公開準備中
各種変更・請求書発行 各種変更手続き:3,300円/回
請求書の発行:220円/回
【貸し会議室(※金額:税込表記)】
料金 新宿三丁目:2,200円/1時間
新宿御苑:2,200円/1時間
日本橋兜町:
・会議室A 1,100円/1時間
・会議室D 個室貸し出し中
赤羽:
・平日9:00~21:00 3,300円(定員10名)、3,850円(定員36名)
・土日祝9:00~21:00 4,400円(定員10名)、4,950円(定員36名)
所在地 新宿三丁目/新宿御苑/日本橋兜町/赤羽

METSバーチャルオフィスの最大の特長は全拠点が自社ビルの直営であり、転貸のバーチャルオフィスに比べるとサービス終了のリスクが少ないということです。

METSバーチャルオフィスの拠点は新宿に2拠点と日本橋(兜町)・虎ノ門の全4カ所にあります。

料金も非常にリーズナブルで、登記なしであれば270円から、登記込みでも1,430円から利用可能です。

METSバーチャルオフィスのオプションで特筆すべきなのが、発着信可能な専用電話番号のレンタルができる点です。

一般的なバーチャルオフィスでは専用の電話番号があっても受信のみというケースが多く、METSバーチャルオフィスのように発信まで可能であるケースは少ないといえます。

専用の電話番号から発信がしたいという方はMETSバーチャルオフィスの利用を検討してみましょう。

*7 法人のみ対象

おすすめ10 ワンストップビジネスセンター

メリット
拠点数が多く、東京都内には20拠点以上ある
基本の郵便転送頻度が高く、また一定サイズ以下は費用がかからない
起業家を応援する割引プランでは初期費用無料かつ1カ月間の基本料無料
デメリット
低価格のプランがない
こんな人におすすめ!
郵便物を頻繁に受け取る必要がある方
地方の方や地方に支店を置きたい方
【サービス概要(※金額:税込表記)】
※横にスクロールできます
運営会社 株式会社ワンストップビジネスセンター
東京都内の拠点 青山/田町/表参道/六本木/虎ノ門/麻布十番/品川/渋谷/恵比寿/二子玉川/新宿/高田馬場/麹町/銀座/日本橋/秋葉原/飯田橋/池袋/上野/五反田/吉祥寺/中野
料金 【主要プラン】
エコノミープラン:5,280円/月
ビジネスプラン:9,790円/月
プレミアムプラン:10,780円/月
【エグゼクティブプラン】
54,780円/月
初期費用 入会金:10,780円
(ビジネス・プレミアムプランは契約時に別途通話費用5,000円)
法人登記 郵便物転送頻度 週1回(毎週水曜日)
郵便物料金 100g以下の郵便物、A4サイズ厚み2cm以内の宅配物は郵送無料 郵便物来店受け取り
銀行紹介 GMOあおぞらネット銀行
みずほ銀行(※青山本店のみ)
専用電話番号
※エコノミープランはなし
最低契約期間 銀行振り込み(1年一括払い):1年
クレジットカード払い:6カ月
支払い方法 銀行振り込み、クレジットカード
【オプションサービス(※金額:税込表記)】
※横にスクロールできます
サービス 料金 備考
スポット電話秘書代行サービス 11,000円/月
220円/1コール+コールセンターへの電話転送料金
契約期間:1カ月単位
専用FAX番号 初期費用:3,300円
3,300円/月
士業の紹介 無料
記帳代行 要相談
ホームページ制作 16万5,000円~
名刺・ロゴデザインサービス ロゴデザイン料:49,500円~
名刺デザイン料金:27,500円~
印刷物デザイン料金:49,500円~
ロゴデザイン・印刷物デザインは校正2回まで料金内
資金調達支援
会社設立・法人登記代行 要相談
【貸し会議室(※金額:税込表記)】
料金 1,100円~/1時間
所在地 北海道・東北:札幌(2店舗)/仙台
東京都:青山/田町/虎ノ門/麻布十番/渋谷/恵比寿/二子玉川/新宿/高田馬場/銀座/日本橋/秋葉原/飯田橋/池袋/上野/五反田/吉祥寺
関東:横浜/桜木町/川崎
中部:名古屋/岐阜/金沢
関西:心斎橋/梅田/大阪本町/京都/神戸
中国・四国:広島/高松/岡山
九州:天神/博多

ワンストップビジネスセンター全国に44カ所の拠点と47室の会議室を持つ大規模なバーチャルオフィスです。

地方にも会議室があるため、東京の住所を利用しながらお住まいの近くで会議室を利用したい地方在住の方にもおすすめです。

ワンストップビジネスセンターには低価格のプランがないものの、その分サービスが充実しています。

基本料金内で郵便物の転送が週1回、送料・手数料無料*8で受けられます。

また法人銀行口座の開設サポートなども受けることも可能ですよ。

さらにワンストップビジネスセンターでは起業家を応援する割引プランが提供されており、20代以下・女性・シニア・障害者の社長に対し、初期費用無料かつ1カ月間の基本料無料などといった割引を実施しています。

このように起業への支援が手厚いため、割引対象に該当する方はぜひワンストップビジネスセンターの利用を検討してみてくださいね。

*8 100g以下の郵便物、A4サイズ厚み2cm以内の宅配物に限る

おすすめ11 Regus(リージャス)

メリット
拠点数が多く東京都内には50拠点以上がある
デメリット
料金やサービスが分かりづらい
価格が高め
こんな人におすすめ!
会議室を利用したい方
【サービス概要(※金額:税込表記)】
※横にスクロールできます
運営会社 日本リージャスホールディングス株式会社
東京都内の拠点 丸の内(2拠点)/大手町/神田/秋葉原/麹町/神保町/銀座三丁目/銀座一丁目/日本橋兜町/日本橋箱崎/赤坂(3拠点)/表参道/麻布/汐留/芝大門/大門駅前/品川(3拠点)/西新橋/青山/乃木坂/南青山/六本木/六本木駅前/神谷町/赤坂見附/溜池山王/麻布十番/渋谷(4拠点)/恵比寿/恵比寿南/代官山(2拠点)/原宿/広尾/渋谷神南/新宿(3拠点)/西新宿駅前/池袋/池袋南/中野/錦糸町/立川/町田/五反田/大崎
料金*9 〈メールボックスプラス〉
7,900~2万1,500円/月
〈テレフォンアンサリング〉
1万3,900円~/月
〈バーチャルオフィス〉
1万9,500~3万4,900円/月
〈バーチャルオフィスプラス〉
2万7,900~4万9,900円/月
初期費用 賃料の1カ月分
法人登記 郵便物転送頻度
郵便物料金 郵便物来店受け取り
銀行紹介 専用電話番号
最低契約期間 1カ月 支払い方法 クレジットカード、口座振替
【オプションサービス(※金額:税込表記)】
※横にスクロールできます
サービス 料金 備考
【貸し会議室(※金額:税込表記)】
料金 拠点により変動
所在地 国内3,000以上

Regus120カ国1,100都市3,400拠点、国内に47都市173拠点*10を持つ最大級規模のバーチャルオフィスです。

北海道や東北から沖縄まで多くの地方をカバーしており、また海外にも拠点を持っています。

地方にも会議室があるため、東京の住所を利用しながらお住まいの近くで会議室を利用したい地方在住の方におすすめです。

ただしRegusの利用料金は拠点により大きく異なるため、必ず利用したい拠点の金額を確認しましょう。

Regusバーチャルオフィスの他にレンタルオフィスや貸し会議室、コワーキングスペースも運営しています。

バーチャルオフィスだけでなく、打ち合わせスペースや仕事スペースを確保したい方はRegusの利用を検討してみてくださいね。

*9 1年契約の場合の月額料金
*10 拠点数は2024年9月時点の数字

2.東京のバーチャルオフィスを選ぶ際に失敗しないためのポイント

バーチャルオフィスを選ぶとき、何を基準にしたら良いのかな?
自分に合うバーチャルオフィスを選ぶには、どうしたら良いんだろう?

せっかく東京のバーチャルオフィスを利用するのであれば、よりご自身やご自身の会社に合った事業者を選びたいですよね。

この章では、できるだけ失敗せずにご自身にぴったりのバーチャルオフィスを選ぶポイントを八つご紹介します。

【東京のバーチャルオフィスを選ぶ際に失敗しないためのポイント】
東京のバーチャルオフィスを選ぶための8つのポイント
【東京のバーチャルオフィスを選ぶ際に失敗しないためのポイント】
お金のプロ
ここからは各ポイントを詳しく説明していきますよ。

ポイント1 立地

まず、東京のバーチャルオフィスを利用するのであれば立地は重要なポイントといえます。

東京と一口にいっても、エリアによって土地の価格やイメージなどが異なるものです。

運営している事業にもよりますが、都心や一等地の住所を利用することで企業のイメージアップが図れる場合もあるでしょう。

また会議室などの設備を利用したい方は、設備が使い勝手の良い立地にあることが望ましいといえます。

最寄り駅から施設までの距離などを確認してみると良いでしょう。

なお東京や近郊にお住まいの方の場合、お住まいとバーチャルオフィスが近ければ、郵便物の店舗受け取りをしやすくなるというメリットもありますよ。

お金のプロ
「ご自身のビジネスの信頼性やブランド力を高められる住所」を提供しているバーチャルオフィスを選ぶことが重要です。

ポイント2 総合費用

次にバーチャルオフィスの利用にかかる総合的な費用をみてみましょう。

バーチャルオフィスの利用料金は、「初期費用」「基本サービス」「有料オプションサービス」の三つに大別できます。

例えば基本サービスの料金が安価であっても、初期費用がかかったり、ご自身の利用したいサービスが有料オプションであったりした場合、利用料金が割高になる可能性もあります。

お金のプロ
基本料金だけを見て決めるのではなく、総合的な費用を計算してみると良いでしょう。

ポイント3 サービスやオプション内容

バーチャルオフィスごとに提供するサービス・オプションが異なるため、ご自身の利用したいサービスやオプションの有無を確認しましょう

「住所利用だけで良い」「専用の電話番号や電話秘書を利用したい」「法人登記の代行をしてもらいたい」など、バーチャルオフィスに求めるサービス内容はさまざまですよね。

まずはご自身が必要とするバーチャルオフィスのサービスを明らかにし、必要なサービスが備わっているか・サービスにかかる料金はいくらかなどを比較しましょう。

特に電話秘書代行や登記代行といったプラスアルファのサービスは、行っているバーチャルオフィスとそうでないバーチャルオフィスがあります。

また会議室や専用ロッカーなどの設備も、備わっているところといないところがあります。

お金のプロ
ご自身に必要なサービス・オプションをはっきりさせると、どのバーチャルオフィスが良いかが分かりますよ。

ポイント4 登記の可否

法人登記が必要な場合、登記可能な住所を提供するバーチャルオフィスを選ぶ必要があります

登記が可能なバーチャルオフィスはWebサイトに明記されていることがほとんどです。

また、基本料金内で登記が可能かどうかはバーチャルオフィスによって異なります

登記にオプション料金が発生すると、思いがけず利用料金がかさんでしまうこともあります。

お金のプロ
登記が必要でなるべく経費を抑えたいという方は、基本料金内で登記も可能なバーチャルオフィスを選ぶのがおすすめです。

ポイント5 郵便物の転送頻度

郵便物の転送頻度はバーチャルオフィスごとに異なります。

基本サービスの範囲内では、月1回の転送か、頻度が高いところで週1回としている事業者が多くあります

また受け取りのみを基本サービスとしており、郵送はオプションとなる事業者もあります。

オプションとして即日転送を利用できるバーチャルオフィスも多いですが、その分料金がかかる点には注意が必要です。

お金のプロ
ご自身が郵便物を受け取りたい頻度を想定し、過不足なく転送してくれるバーチャルオフィスを選びましょう。

ポイント6 最低契約期間

大抵のバーチャルオフィスでは、契約期間に下限を設けています

短くて1カ月、長くて1年程度の期間が設けられており、下限に満たない期間で解約すると違約金が発生する場合もあります

本格的にバーチャルオフィスの利用を決めている場合はこの期間が長くても大丈夫ですが、まずは試してみたいという場合は、下限が1カ月や2、3カ月程度の事業者を選ぶと良いでしょう。

ポイント7 法人口座開設の実績

法人口座を開設したい方は、各バーチャルオフィスの法人口座開設の実績に着目してみましょう。

これまでの契約者がどの銀行で開設しているか、開設率は何%かなど、法人口座開設の実績をWebサイトなどに掲載しているバーチャルオフィスは多くあります

もちろん、あくまでも実績でありご自身の法人口座開設を担保するものではありません。

しかし実績が豊富であれば、その分安心できるといえるでしょう。

ポイント8 運営会社の信頼性

バーチャルオフィスには新規参入の運営会社も多いため、信頼性の高い会社を選ばないと利用中にサービスが終了してしまう恐れがあります。

利用を検討するバーチャルオフィスのホームページなどを見て、運営年数や利用者数といった実績をよく確認し、信頼性を確かめましょう。

また口コミが掲載されているサイトなどで、評判を見てみるのも良いでしょう。

しっかりと信頼性を確かめた上で、ご自身が信頼できると判断したバーチャルオフィスを選ぶことが重要ですよ。

お金のプロ
転貸ではなく自社の持ちビルでバーチャルオフィスを運営しているケースもあります。そのようなバーチャルオフィスを選ぶのも一つの手といえますよ。

3.東京のバーチャルオフィスを利用するメリット

東京のバーチャルオフィスを利用すると、具体的にどんなメリットがあるのかな?

東京のバーチャルオフィスにどのようなメリットがあるのかはっきり分からないと、なかなか利用には踏み切れないものですよね。

そこでこの章では、東京のバーチャルオフィスを利用する主なメリットを七つご紹介します。

お金のプロ
東京のバーチャルオフィスを利用することには、以下のようなメリットがありますよ。

【東京のバーチャルオフィスを利用するメリット7つ】
東京のバーチャルオフィスを利用するメリット7つ
【東京のバーチャルオフィスを利用するメリット7つ】

メリット1 住所をブランディングに利用できる

東京のバーチャルオフィスを利用することで、企業イメージや信頼性を高めることができます

バーチャルオフィスであれば、都心の一等地や有名なオフィス街などの住所も低価格で利用可能です。

ご自身の企業のイメージに沿うエリアの住所を選べば、対外的な信用が得られるでしょう。

メリット2 費用を大幅に削減できる

バーチャルオフィスの最大のメリットともいえるのが、ビジネス運営にかかる費用を大幅に削減できることです。

実際に物理的なオフィスを借りると、その分費用が高額になってしまいます。

特に東京は平均的な賃料が高いため、費用がかさみやすいといえます。

また毎月の賃料だけでなく、保証料や敷金・礼金、オフィスに備え付けるデスクやパソコン、その他事務用品などもそろえなければならないため、初期費用もかかります。

さらに光熱費など、オフィスを利用・維持するためのランニングコストもかかるでしょう。

しかしバーチャルオフィスであれば初期費用がかからない、もしくは低料金で済む事業者が多く、毎月の利用料もおおむね数千円、高くても数万円と低価格で利用できます。

また法人登記が不要な副業や個人事業主の場合は、月額数百円から利用可能なバーチャルオフィスもありますよ。

お金のプロ
起業を考えている方にとっても、初期投資が少なくて済むのは大きなメリットでしょう。

メリット3 プライバシーを保護できる

ビジネスで使用する住所を、自宅の住所にすることをためらう方も多くいらっしゃるでしょう。

このようなとき、バーチャルオフィスを利用すればプライバシーを保護できます

法人登記に自宅の住所を登録した場合、情報が一般に開示されることになります。

またネットショップのような通信販売を営む場合は、サイトなどに住所の記載が求められます

これは「特定商取引法」に基づくものであり、法律で定められているものです。

しかし自宅の住所を登記、公開してしまうと、例えばストーカー被害、自宅住所に事業へのクレームが直接来る、といったトラブルが発生する可能性があります。

プライバシーを保護しトラブルを避ける目的でも、バーチャルオフィスの利用をおすすめします。

メリット4 簡単・短時間で利用を開始できる

バーチャルオフィスは利用開始までの期間が短く、手続きも簡単です。

物理的なオフィスを借りようとすれば、何カ所もの物件を内見しなければなりませんよね。

さらに電気・ガス・水道などのライフラインやインターネットの契約、デスクなどの運び込みも必要となり、オフィスを利用できるまで数週間はかかるものです。

バーチャルオフィスであればこういった手間や時間がかからず、最短即日から住所を利用できるのです。

メリット5 利用料を経費に計上できる

オフィスの家賃が経費になるのと同じように、バーチャルオフィスの利用料金も経費に計上できます

住所利用のための料金のみでなく、電話番号を借りたり、郵便物に関するサービスを受けたりした料金など、バーチャルオフィスの利用に関わる料金全てを経費として計上できます

バーチャルオフィスの利用にかかった経費はどの勘定科目で申告すれば良いんだろう。物理的なオフィスを借りた場合とは違うの?

物理的なオフィスを借りた場合の経費は、「貸借料」として申告するのが一般的です。

しかしバーチャルオフィスの利用にかかった経費は「業務委託費」となるため、「支払手数料」または「外注工賃」で申告すると良いでしょう。

業務委託費とは
一部業務を他社に委託するために支払う費用のことをいいます。確定申告で必要な「青色申告決算書」では、この業務委託費に対して「外注工賃」という勘定科目が使用されます。

メリット6 固定電話・FAXを簡単に導入できる

バーチャルオフィスを利用すれば、固定電話とFAXも簡単に導入できます

固定電話・FAXを利用しようと思ったら、一般的には通信キャリアと契約しなければなりませんし、電話機やFAXそのものを用意するコストもかかります。

しかしバーチャルオフィスでは、固定電話番号やFAXの利用がプランに含まれていたり、オプションサービスとして利用できたりします

お金のプロ
住所利用と併せて申し込むだけで、簡単に固定電話・FAXが利用できますよ。

各機器をそろえる必要がないため、コストも抑えられるのも大きなメリットです。

メリット7 引っ越しても住所変更が不要

バーチャルオフィスを利用していれば、引っ越した際も住所変更の手続きが不要です。

ビジネス上で自宅の住所を使用していた場合、引っ越したときにさまざまな場所・場面で住所変更の手続きをしなければなりません。

税務署や行政への届け出、ホームページや名刺の住所変更、顧客や取引先への住所変更の連絡など、住所を変更することで多くの手間と時間がかかるでしょう。

また法人登記した住所が自宅住所であれば本店移転登記が必要になり、3万~6万円程度の費用がかかります

バーチャルオフィスを利用していれば、バーチャルオフィス自体が店舗を移動することがない限りは同じ住所を利用し続けられます。

引っ越しに伴う煩雑な手続きが不要になるため、大変便利だといえるでしょう。

4.東京のバーチャルオフィスを利用する際の注意点

東京のバーチャルオフィスを利用するときに、気を付けるべきことはあるのかな?

東京のバーチャルオフィスを利用する前に、注意点も把握しておかないと不安が残りますよね。

バーチャルオフィスを利用するメリットは多く非常に便利なサービスですが、注意しなければならない点もあります。

ここでは東京のバーチャルオフィスを利用する際の主な注意点を七つご紹介します。

デメリットとなる点を把握し事前に対策をしておけば、より安心して東京のバーチャルオフィスを利用できますよ。

お金のプロ
以下の七つの点に注意して、東京のバーチャルオフィスを賢く利用しましょう。

【東京のバーチャルオフィスを利用する際の注意点】

注意点1 郵便物が届くまでに時間がかかる

ご自身の会社宛ての郵便物は、一度東京都内のバーチャルオフィスを介して転送されるため、手元に届くまでに時間がかかります

お金のプロ
週1・隔週・月1などのタイミングでまとめて郵便物を転送するケースが一般的なので、お住まいの近くの拠点を利用しても手元に届くまでに時間がかかります。

郵便物を即日転送してくれるサービスを設けているバーチャルオフィスもありますが、都度、追加料金が発生するケースがほとんどなので注意しましょう。

なお、すぐに郵便物を受け取れる手段として店舗受取がありますが、地方在住で東京のバーチャルオフィスを利用される方はこの方法が使えないという点に留意しておきましょう。

注意点2 住所を検索された場合、バーチャルオフィスだと知られる

顧客がインターネットで住所を検索したとき、会社の住所がバーチャルオフィスの住所であるということが知られてしまう可能性があります

もちろんバーチャルオフィスは法的にも問題のないサービスですが、オフィスが実体を持たないことに不信感や不安感を抱く顧客がいる可能性もあります。

また同じバーチャルオフィスを利用する他社と住所が同一になってしまうため、顧客が住所を検索した際に他社が表示され、混乱を招くこともあり得るでしょう。

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サービスの提供方法が多様化した昨今ではバーチャルオフィスにネガティブなイメージを持たない方もいらっしゃいますが、このような点は十分に留意しておきましょう。

注意点3 転送通話料で通話料が高くなる可能性がある

バーチャルオフィスで住所と併せて電話転送サービスを利用する場合、転送通話料が高く付く可能性があります

通常、固定電話で着信した場合の通話料は発信者側にかかりますが、転送電話の場合、受信する場合にも通話料は自己負担となります

電話転送サービスを利用する際には、別途通話料がかかることを念頭に置いておきましょう。

注意点4 作業場所は別途必要になる

バーチャルオフィスの場合、コワーキングスペースやレンタルオフィスと異なり、別途作業場所の確保が必要です。

なかにはフリーデスクやコワーキングスペースを設けている事業者もありますが、利用にはその分料金がかかります。

広い作業スペースを要する場合は、スペースを確保するための負担が大きくなる可能性があるため注意しましょう。

注意点5 利用できない業種がある

開業・営業にバーチャルオフィスを利用できない業種もあるため、注意が必要です。

開業要件に「事業所・営業所を確保していること」が含まれる業種や特定の許認可が必要な業種があり、そのような業種はバーチャルオフィスでの開業・営業が難しいといえます。

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例として、以下のような業種が挙げられます。

【バーチャルオフィスでの営業ができない業種】
  • ・有料職業紹介業
  • ・人材派遣業
  • ・宅地建物取引業
  • ・弁護士
  • ・税理士
  • ・司法書士
  • ・行政書士
  • ・建設業
  • ・古物商
  • ・金融商品取引業
  • ・探偵業
  • ・風俗営業
  • ・廃棄物処理業 など

このような「独立した営業所を要する」「専有スペースを設ける必要がある」などが開業要件となっている業種は、バーチャルオフィスでの営業が難しいといえます。

注意点6 オプションの要・不要を見極める必要がある

ほとんどのバーチャルオフィスは「オプション」として住所貸し以外のサービスを提供しており、必要なオプションと不要なオプションを見極めて利用する必要があります

バーチャルオフィスは実在のオフィスをレンタルするよりも低価格で住所を利用できることが魅力であり、不要なオプションで利用料金が高額になってしまってはこのメリットが十分に活きません

バーチャルオフィスを契約する前に、ご自身の事業に必要なサービスは何かをピックアップしておくと良いでしょう。

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バーチャルオフィスには便利なオプションサービスが多くあります。過不足ないようにオプションを利用しましょう。

注意点7 MEO対策ができない

バーチャルオフィスの住所では、MEO対策ができません

MEO対策とは
マップエンジンの最適化という意味である「Map Engine Optimization」の頭文字を取った言葉で、Googleマップにおける店舗の検索順位を向上させる施策のことです。

Googleマップにはさまざまな店や事業所・営業所などが登録されており、その詳細を見ることができます。

これによって店舗を広く知ってもらえますが、バーチャルオフィスの住所では登録できません。

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MEOでは、実体のない店舗の住所をビジネスプロフィールに登録してしまうとアカウントの停止や、最悪アカウントを削除されてしまいます。

バーチャルオフィスは、Googleマップが定める「実体のない住所」に該当します。

なんでバーチャルオフィスの住所を登録しちゃいけないんだろう?

Googleマップの情報を見て来店しそこに店舗がなかったとしたら、ユーザーのGoogleマップに対する信用が落ちてしまいますよね。

こういったことから、バーチャルオフィスのような店舗の実体がない住所の登録が制限されているのです。

バーチャルオフィスを利用する場合は、MEO以外の集客方法を試してみましょう

5.まとめ

東京のバーチャルオフィスを利用してビジネス上の住所を東京都内にすれば、会社の信頼性を向上させたり、ブランディングをしたりすることも可能です。

これらのメリットを活かすためにも、ご自身のビジネスのイメージに合ったエリアや、都心や一等地などのエリアの住所を提供するバーチャルオフィスを選ぶことが重要です。

東京のバーチャルオフィスを利用して、ビジネスに有利な住所を手に入れましょう。

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東京都内のバーチャルオフィスを利用するなら、特に以下のサービスがおすすめですよ。

【東京のおすすめのバーチャルオフィス3社】
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