オンラインファクタリングとは、申し込みから審査、契約、入金までの全ての手続きをオンラインで完結できるファクタリングサービスのことです。
従来のファクタリングサービスよりも迅速で手軽に資金を調達できる方法として、利用する方も増えています。
オンラインファクタリングなら、最短数十分〜即日で売掛金を現金化することも可能ですよ。
しかし完全オンラインのファクタリングサービスについて分からないことが多く、なかなか利用に踏み切れないという方もいらっしゃるでしょう。
そこで本記事では、オンラインファクタリングのメリットやデメリットについて解説するとともに、完全オンラインで安心して利用できる優良ファクタリングサービス10社を紹介します。
サービス名 | 入金スピード | 二者間ファクタリングの手数料 | 特徴 |
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最短10分 | 10% | 業界トップレベルのスピード対応が魅力!完全オンライン&必要書類が少なく手続きが簡単 >>公式サイトはこちら |
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1.オンラインファクタリングとは?特徴を解説
オンラインファクタリングについて、このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね。
ファクタリングとは未入金の請求書などの売掛債権を期日前に売却することをいい、法的には債券の売買(債権譲渡)契約に当たります。
売却時に手数料が差し引かれますが、本来の支払期日より前に売掛金を現金化できるため、迅速な資金調達におすすめの方法といえます。
なおオンラインファクタリングとは、全ての手続きをオンラインで行うファクタリングのことです。
この章では、オンラインファクタリングの特徴について解説します。
特徴1 全ての手続きをオンラインで完結できる
オンラインファクタリングとは、売掛債権を売却するために必要な手続きを全てオンラインで行えるファクタリングサービスです。
従来のファクタリングサービスでは必要な書類を郵送したり、ファクタリング業者と対面で面談したりする必要のあるケースが一般的でした。
しかしオンライン完結型のファクタリングサービスでは、提出書類を画像ファイルで提出したり、「Zoom」などのオンラインコミュニケーションツールを使って面談したり、電子契約システムで契約したりと、全ての手続きをオンラインで済ませることが可能です。
なおファクタリング業者から支払われる代金の入金先をインターネットバンキング対応の口座にすることで、銀行やATM(現金自動預払機)に行かなくても入金確認を迅速に行うことができますよ。
特徴2 手続きが簡略化されている
従来のファクタリングと比較して、オンラインファクタリングの手続きは簡略化されています。
提出書類を郵送したり、面談や契約のためにファクタリング業者の事務所へ出向いたり、業者に来てもらったりする必要がないため、気軽に利用できますよ。
従来のようなファクタリングサービスであれば書類の郵送に数日間、面談に半日以上かかるケースもありますが、オンラインファクタリングであれば申し込みから契約締結、入金まで最短即日で完了することも可能です。
特徴3 手数料が低い傾向にある
オンラインファクタリングでは、郵送や対面で手続きを行うサービスよりも手数料が低い傾向にあります。
これは完全オンラインで査定・審査をスピーディーに行うためにAI(人工知能)を導入するなどして、人件費をはじめとした業務コストを抑えていることが理由です。
また完全オンラインのファクタリングサービスでは「二者間ファクタリング」の取引を行うケースがほとんどです。
従来のファクタリングサービスで二者間ファクタリングの手数料の相場が10〜20%であるのに対して、オンラインファクタリングでは手数料が10%未満のケースも珍しくありません。
2.オンラインファクタリングが向いているのはこんな方!
このようにオンラインファクタリングの利用が自分に適しているのか、分からないという方もいらっしゃるでしょう。
そこでこの章では、オンラインファクタリングの利用に向いている方の特徴を紹介します。
(1)迅速かつ手軽に資金を調達したい方
このように迅速かつ手軽に資金を調達したい方には、完全オンラインのファクタリングサービスが向いていますよ。
申し込みから契約、入金まで全てオンラインによる手続きが可能なため、ファクタリング業者へ出向く手間や時間が省けます。
またオンライン完結のファクタリングサービスなら、最短即日で入金してもらえる可能性が高くなります。
申し込みに24時間対応しているサービスも多いので、日中は仕事で忙しい方にもおすすめですよ。
(2)少額の売掛債権を売却したい方
このように少額の売掛債権を売却したいという方もいらっしゃるでしょう。
しかし従来のファクタリングサービスのなかには、売却可能な売掛債権の下限額を数十万円に設定しているところもあります。
一方でオンライン完結のファクタリングサービスには、売却可能な売掛債権について下限額を設定していなかったり、1万円から対応したりする業者も多く存在します。
少額の売掛債権の売却を検討されている方は、個人事業主の利用も可能なオンラインファクタリングが向いているといえますよ。
(3)利用可能なファクタリングサービスが近くにない方
ファクタリングサービスを利用したくても近所にファクタリングの事務所や営業所がない、もしくはあっても利用できないという方にはオンラインファクタリングがおすすめです。
従来のファクタリングサービスのなかにも遠方に出張して対面で手続きを行ってくれる業者もありますが、時間がかかったり、交通費のコストが発生したりするため、気軽に利用しにくいといえます。
しかしオンラインファクタリングの場合、申し込みから契約、入金までの取引を全てオンラインでできるので、インターネットに接続できる場所であれば、どこからでも利用できますよ。
(4)非対面で手続きをしたい方
新型コロナウイルスの感染対策として、または強引な勧誘や営業を心配するなどして対面での契約を避けたいという方もいらっしゃるでしょう。
非対面で手続きを行いたいという方にもオンラインファクタリングが向いています。
感染症のリスクや強引なサービスの勧誘に不安を感じる方でも、オンラインファクタリングなら安心して利用できますよ。
3.オンラインファクタリングのメリット
資金を調達する手段は多数あるため、オンラインファクタリングにはどういったメリットがあるのか知りたいという方もいるでしょう。
そこでこの章ではオンラインファクタリングのメリットを四つ紹介します。
メリット1 迅速な資金調達が可能
オンラインファクタリングでは申し込みから入金までにかかる時間が比較的短く、最短即日での入金も可能です。
必要な手続きを全てオンラインで完結できるため、業者の窓口に出向く時間や書類を郵送する時間も不要です。
融資やローン、従来のファクタリングサービスより迅速に資金を調達できるのは、オンラインファクタリングの大きなメリットといえます。
メリット2 提出書類が少ない傾向がある
オンラインファクタリングを利用する際、他の資金調達の方法よりも提出書類が少ない傾向にあります。
以下はオンラインファクタリングと従来のファクタリング、融資を利用する際に提出する主な書類を比較した表です。
オンラインファクタリング | 従来のファクタリング | 融資 | |
---|---|---|---|
提出書類 | ・本人確認書類 ・売掛先への請求書 ・振込先の通帳のコピー ・決算書もしくは確定申告書(2〜3期分) など |
・商業登記簿謄本 ・身分証明書 ・決算書もしくは確定申告書 ・印鑑証明書 ・取引銀行口座の通帳 ・請求書・発注書・納品書 ・売掛先との取引基本契約書 ・税金・社会保険の書類 など |
・決算書 ・試算表 ・資金繰り表 ・事業計画書 ・銀行取引一覧表 ・納税証明書 ・商業登記簿謄本(法人の場合) ・本人確認書類(個人の場合) など |
完全オンラインのファクタリングサービスの利用で必要なのは、本人確認書類や売掛金を証明する請求書、振込先の通帳のコピーといったすぐに用意できるものがほとんどです。
オンライン完結のファクタリングサービスのなかには、請求書や注文書といった売掛債権に関する書類と通帳のコピーを提出すれば審査可能なところもあります。
また融資やローンのように借り入れではないため担保や保証人を立てる必要がなく、気軽に利用できますよ。
メリット3 手数料や契約にかかるコストを抑えやすい
完全オンラインのファクタリングサービスは手数料が低い傾向にあります。
審査にAIを使用したスコアリングシステムを採用するなどして人件費や経費を抑えているためです。
オンラインファクタリングで主に用いられる二者間ファクタリングの手数料は10%未満が相場ですが、従来のファクタリングサービスにおける二者間ファクタリングの相場は10〜20%です。
オンラインファクタリングは手数料率が低めで、手続きもスピーディーなので利用者にとってはメリットの多いサービスといえます。
メリット4 場所にとらわれず利用が可能
ファクタリングサービスの利用を検討していても、自分に適したサービスを提供するファクタリング業者が近くにない可能性もあるでしょう。
完全オンラインのファクタリングサービスなら、インターネットに接続できる環境がある場所ならどこからでも申し込むことができます。
また申し込みを24時間受け付けている業者も多いので、手続きする時間が取りにくい方にもおすすめですよ。
4.オンラインファクタリングのデメリット
このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
オンラインのファクタリングサービスには主に以下二つのデメリットが存在します。
デメリット1 書類に不備があると審査に通らない可能性がある
オンライン完結のファクタリングサービスでは、コストを抑えるためにAIを使ったスコアリング審査を行うケースも多く、少しでも不備があると審査に通らない可能性があります。
人が審査を行う場合のような柔軟さはなく、融通も利かないため、入力ミスなどわずかな不備で審査に落ちてしまうことも考えられます。
不備があったせいで審査に通らず、資金の調達が遅れてしまうといったケースを防ぐためにも、申し込む際は提出書類や入力内容に不備がないかを確認することが重要です。
デメリット2 対応するデバイスとインターネット環境が必要
完全オンラインのファクタリングサービスでは手続きを全てオンラインで行うため、対応するデバイスとインターネット環境が必要です。
審査や申し込みの際にスマートフォンやスキャナー、デジカメなどを使って写真やPDFファイルをアップロード・提出したり、契約に電子契約システムを利用したりするのが一般的です。
5.完全オンラインのおすすめファクタリングサービス10選
このようにオンライン完結型のファクタリングサービスを利用したいと思っていても、どのサービスを選べば良いか分からず利用をためらっている方もいらっしゃるでしょう。
そこでこの章では安心して利用できる優良なオンラインファクタリング業者10社を紹介します。
会社名 | 入金スピード | 買い取り可能な金額 | 二者間ファクタリングの手数料 | 三者間ファクタリングの手数料 |
---|---|---|---|---|
ペイトナーファクタリング (旧yup先払い) |
最短10分 | 初回取引は1万〜25万円、利用実績に応じて1万〜100万円 | 10% ※振込手数料250円が別途必要 |
取り扱いなし |
QuQuMo | 最短2時間 | 上限なし 下限の記載なし |
1%〜 | 取り扱いなし |
ビートレーディング | 最短2時間 | 無制限 (買い取り実績:3万~7億円) |
4~12%程度 (審査により決定) |
2~9%程度 (審査により決定) |
日本中小企業 金融サポート機構 |
最短3時間 | 上限と下限の記載なし | 1.5%〜 | 1.5%〜 |
トップ・マネジメント | 最短即日 | 30万~3億円 | 3.5~12.5% | 0.5~3.5% |
PAYTODAY (ペイトゥデイ) |
最短30分 | 10万円〜上限なし | 1〜9.5% | 取り扱いなし |
アクセルファクター | 最短即日 | 30万円〜上限なし | 100万円以下:10%〜 101万〜500万円:5%〜 501万〜1,000万円:2%〜 1,001万円以上:別途相談 |
100万円以下:10%〜 101万〜500万円:5%〜 501万〜1,000万円:2%〜 1,001万円以上:別途相談 |
FREENANCE (フリーナンス) |
最短即日 | 1万円〜上限なし | 3〜10% | 取り扱いなし |
インフォマートの 電子請求書早払い |
初回取引:最短5営業日 2回目以降:最短2営業日 |
10万〜1億円 | 1〜6% | 取り扱いなし |
マネーフォワード アーリーペイメント |
最短2営業日 | 50万~数億円 | 初回取引:2〜10% 2回目以降:1~10% |
取り扱いなし |
おすすめ1 ペイトナーファクタリング
入金までのスピード | 最短10分 |
---|---|
買い取り可能金額 | 初回取引は1万〜25万円、利用実績に応じて1万〜100万円 |
手数料率 | 10%(固定) ※振込手数料250円が別途必要 |
利用に必要な書類 | ・請求書(支払期日・金額が確定しており、変更の恐れがないもの) ・顔写真付き身分証明証(運転免許証、マイナンバーカードなど) 実態確認書類(実績の分かるポートフォリオなどのURL、直近3カ月程度の口座入出金記録) |
個人事業主の利用 | 可 |
運営会社 | ペイトナー 株式会社(旧yup 株式会社) |
ペイトナーファクタリングは個人事業主やフリーランスに特化したオンライン完結のファクタリングサービスです。
最短10分で審査の結果が分かり、審査の完了と同時に入金が行われるため、最短10分で、遅くとも当日中に資金を調達できますよ。
累計申請件数が5万件を突破しており、多くの方に利用されていることが分かります。
また手数料率は10%に固定されているので、最終的に手元に残る金額が明確で安心といえますね。
なお買い取り可能な金額について、初回は最大で25万円とされていますが、利用実績に応じて最大100万円まで拡大されます。
利用前にペイトナーファクタリングのアカウントを作成する必要がありますが、メールアドレスの登録だけなのですぐに完了しますよ。
おすすめ2 QuQuMo
入金までのスピード | 最短2時間 |
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買い取り可能金額 | 上限なし 下限の記載なし |
手数料率 | 1%〜 |
必要な書類 | ・本人確認書類 ・直近3カ月分の入出金明細 ・請求書(個人事業主の場合、開業届または青色、白色の確定申告書一式と健康保険証を提出する) |
個人事業主の利用 | 可 |
運営会社 | 株式会社 アクティブサポート |
QuQuMo(ククモ)は、入金スピードの速さと手数料率の低さが魅力のオンライン完結型ファクタリングサービスです。
最短2時間で売掛債権を現金化でき、手数料は売却する売掛債権の額面の1%〜とされています。
申し込みに必要な書類は請求書と通帳の2点のみなので、気軽に利用できますよ。
買い取り可能な売掛金に制限がないことから、迅速にコストを抑えて資金を調達したい方に向いているといえるでしょう。
また業種や事業形態に利用制限はなく、法人、個人事業主、フリーランスを問わず申し込み可能です。
なお契約には東証マザーズ上場の弁護士ドットコムが提供する電子契約サービス「クラウドサイン」を使用しているため、セキュリティー面も安心して利用できますよ。
おすすめ3 ビートレーディング
入金までのスピード | 最短2時間 |
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買い取り可能金額 | 無制限(買い取り実績:3万~7億円) |
手数料率 | 4〜12%(二者間ファクタリング) 2〜9%(三者間ファクタリング) |
必要な書類 | ・債券に関する資料(請求書や注文書、発注書など) ・売掛先からの入金が確認できる通帳のコピー(表紙付き、2カ月分) |
個人事業主の利用 | 可 |
運営会社 | 株式会社 ビートレーディング |
ビートレーディングは申し込みから入金まで最短で2時間というスピーディーな取引を行っている完全オンライン型のファクタリングサービスです。
2023年9月時点の取引件数は5万8,000社以上、累計買い取り額は1,300億円を達成するなど実績が豊富です。
無料の見積もり依頼はWebフォーム、電話、メール、LINEで行っており、必要な資料を提出後、最短30分以内に買い取り金額が提示されます。
審査に必要な書類が少なく、「売掛先からの入金が確認できる通帳のコピー」と「売掛債権に関する資料」の2点のみで利用できます。
契約には官公庁や金融機関も使用している電子契約サービスを使用し、顧客の個人情報は世界で15万社以上が導入しているシステムで厳重に管理されているので、セキュリティー面でも安心といえます。
なお手数料率は二者間ファクタリングで4〜12%程度、三者間ファクタリングで2〜9%程度とされていますが、詳細は問い合わせましょう。
おすすめ4 日本中小企業金融サポート機構
入金までのスピード | 最短3時間 |
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買い取り可能金額 | 上限と下限の記載なし |
手数料率 | 1.5%〜 |
必要な書類 | ・売掛先の入金が分かる通帳のコピー(3カ月分) ・売掛金の発生が分かる請求書や契約書 ・代表者の身分証明書 |
個人事業主の利用 | 可(売掛先が法人の場合に限る) |
運営会社 | 一般社団法人 日本中小企業金融サポート機構 |
日本中小企業金融サポート機構は一般社団法人が非営利で運営するファクタリングサービスです。
「経営革新等支援機関」に認定されており、信用度の高さが魅力といえます。
資料の提出や契約に関するやりとりは全てメールで行われ、スマホまたはPCで手続きが完結します。
入金は申し込みから最短で3時間とされており、手数料は1.5%〜と低めです。
15時までに契約が完了すれば即日入金が可能なので、資金の調達を急いでいる方は早い時間に申し込むことをおすすめします。
おすすめ5 トップ・マネジメント
入金までのスピード | 最短即日 |
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買い取り可能金額 | 30万~3億円 |
手数料率(原則) | 3.5〜12.5%(二者間ファクタリング) 0.5〜3.5%(三者間ファクタリング) |
必要な書類 | ・売掛金の請求書 ・事業主の身分証明書 ・昨年度の決算書 ・直近7カ月の入出金明細 ※PDFまたはjpgでメール添付 |
個人事業主の利用 | 可 |
運営会社 | 株式会社 トップ・マネジメント |
トップ・マネジメントは2009年の創立からの累計買い取り件数が5万5,000件を超える実績豊富なオンライン完結型のファクタリングサービスです。
トップ・マネジメントは二者間ファクタリングと三者間ファクタリングに対応しており、他にも広告やIT業界専門のファクタリングサービス、助成金申請とファクタリングを同時に行うサービス、2.5者間ファクタリングなどさまざまなサービスを提供しています。
またZoomを使った面談を必須としているので、業者の顔を見てから契約したい方におすすめです。
なおZoomの使い方が分からないという場合でも、事前に連絡すればトップ・マネジメントの担当者が説明してくれますよ。
会社の売上の向上や財務体制の改善に役立つアドバイスを無料で受けることができ、売掛先が法人であれば個人事業主も利用できますよ
おすすめ6 PAYTODAY
入金までのスピード | 最短30分 |
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買い取り可能金額 | 10万円〜上限なし |
手数料率 | 1〜9.5%(二者間ファクタリングのみ) |
必要な書類 | 【法人】 ・勘定科目内訳明細書を含む直近の決算書一式(必須ではない) ・全ての法人名義口座の直近6カ月以上の入出金明細(必須ではない) ・買い取りを希望する請求書 ・代表者の本人確認書類(免許証など顔写真付きのもの) 【個人事業主】 ・収支内訳書を含む直近の確定申告書B一式(必須ではない) ・全ての事業用個人名義口座の直近6カ月以上の入出金明細(必須ではない) ・買い取りを希望する請求書 ・申込人の本人確認書類(免許証など顔写真付きのもの) |
個人事業主の利用 | 可(個人は不可) |
運営会社 | Dual Life Partners 株式会社 |
PAYTODAYは最短30分で入金可能なオンライン完結型のファクタリングサービスです。
2022年10月には累計申込額が50億円を突破しており、実績が豊富なので安心して利用できます。
また二者間ファクタリングの手数料が1〜9.5%と低めなので、気軽に利用しやすいといえるでしょう。
なお申し込みはWebで、審査はAIが行い、面談は原則不要ですが、対面形式での契約にも対応しています。
ただし対面での契約には出張費(実費)と事務手数料(30,000円)が別途かかります。
なお提出書類は全てアップロードする必要があり、郵送やFAXによる提出には対応していない点には注意しましょう。
おすすめ7 アクセルファクター
入金までのスピード | 最短即日 |
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買い取り可能金額 | 30万円〜上限なし |
手数料率 | 売掛債権の額によって異なる 100万円以下:10%〜 101万〜500万円:5%〜 501万〜1,000万円:2%〜 1,001万円以上:別途相談 |
必要な書類 | ・売掛金が確認できる書類 ・入金が確認できる預金通帳 ・直近の確定申告書 ・代表者の本人確認書類(必要に応じて納税証明書、印鑑証明書、取引先との契約書を提出する) |
個人事業主の利用 | 可 |
運営会社 | 株式会社 アクセルファクター |
アクセルファクターは即日入金をモットーとしている完全オンラインのファクタリングサービスであり、「資金調達の専門家が選ぶ安心して利用できるファクタリングサービスNo.1」*1に選ばれています。
93%という高い審査突破率を実現しているのが特徴で、他のファクタリングサービスよりも柔軟な対応が期待できます。
他のサービスで断られた場合でも相談してみると良いでしょう。
なお売却できる売掛債権の金額は30万円からとやや高めですが、上限額が無制限なので高額な請求書も買い取ってもらえる可能性がありますよ。
おすすめ8 FREENANCE
入金までのスピード | 最短即日 |
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買い取り可能金額 | 1万円~上限なし |
手数料率 | 3〜10%(二者間ファクタリング) |
必要な書類 | 【会員登録時】 ・写真付きの公的身分証(運転免許証、マイナンバーカードなど) ・公共料金の請求書・領収書など(与信タスク登録のため) 【ファクタリングサービス申込時】 ・売却を希望する請求書(必須) ・請求書を売掛先に送付した際のメールやチャットなどのやりとりのスクリーンキャプチャーなど ・売掛先から届いた請求書受諾確認メールなど ・契約書や発注書またはそれらに該当するやりとりなど ・売掛先と過去に取引があることを証明する通帳のコピーなど ※全て会員専用ページよりアップロード |
個人事業主の利用 | 可 |
運営会社 | GMOクリエイターズネットワーク株式会社 |
FREENANCE(フリーナンス)は個人事業主やフリーランスに特化した完全オンラインのファクタリングサービスです。
サービスの一つである「フリーナンス即日払い」の手数料は3~10%であり、審査は最短30分、最短即日で資金調達が可能です。
なお利用前に会員登録と行い、「フリーナンス口座」を開設する必要があります。
なお会員に登録すると、仕事中の事故や納品物の欠陥を原因とする事故に対して最高5,000万円まで補償されるサポートなどを受けることができます。
なお初回の利用限定で手数料の50%をキャッシュバックするキャンペーンが実施されていますよ。
おすすめ9 インフォマートの電子請求書早払い
入金までのスピード | 初回取引:最短5営業日 2回目以降:最短2営業日 |
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買い取り可能金額 | 10万〜1億円 |
手数料率 | 1〜6% |
必要な書類 | ・決算書一式(2期分) ・証憑書類 ・直近の試算表(決算から6カ月以上経過している場合) ※全てデータ形式(PDF、PNG、Excel、CSVなど)での提出が必須 |
個人事業主の利用 | 不可 |
運営会社 | 株式会社インフォマート GMOペイメントゲートウェイ株式会社 |
インフォマートの電子請求書早払いは、インフォマートとGMOペイメントゲートウェイが提供するオンライン完結型のファクタリングサービスです。
東証プライムに上場する二つの企業が共同で提供しているため、信頼性の高いサービスといえます。
二者間ファクタリングであるのにもかかわらず、手数料率の上限が6%と低いのも特徴です。
また、専任の担当者がついてくれるので安心して取引できますよ。
おすすめ10 マネーフォワード アーリーペイメント
入金までのスピード | 最短2営業日 |
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買い取り可能金額 | 数万円〜数億円(ただし買い取り1回当たり50万円以上) |
手数料率 | 初回取引:2〜10% 2回目以降:1~10% |
必要な書類 | ・決算書一式(2期分) ・買い取りを希望する債権の証憑(しょうひょう) ・直近の残高試算表(Excel形式もしくはPDF形式) ・事業で使用している全金融機関の口座の通帳(直近6カ月分) |
個人事業主の利用 | 不可 |
運営会社 | マネーフォワードケッサイ 株式会社 |
マネーフォワード アーリーペイメントは東証プライムに上場している「マネーフォワード」のグループ企業であり、完全オンラインのファクタリングサービスを提供しています。
手数料率が1〜10%(初回2〜10%)と比較的低いのが特徴です。
また買い取り可能な売掛債権の金額は数万〜数億円と、幅広い額の取引に対応しています。
電話やメールで取引を完結でき、面談は原則不要なので手軽にまとまった金額を調達したい方におすすめです。
6.オンライン完結のファクタリングサービスを選ぶポイント
このようにオンラインファクタリングを利用しようと思っても、何を基準に業者を選ぶのか分からないという方もいらっしゃるでしょう。
そこでこの章では、オンライン完結のファクタリングサービスを選ぶ際の六つのポイントについて解説します。
ポイント1 手数料率
ファクタリングサービスを利用する場合は、売却する売掛債権の額面から数%の手数料が必ず差し引かれます。
手数料率は利用するサービスや条件によって異なり、一律もしくは2〜10%のように幅を持たせているのが一般的です。
また初めて利用する場合、ファクタリング業者との信頼が築けていないため、手数料は高めに設定される傾向があります。
手数料率に幅があるサービスを利用する場合は、上限に注目すると安心です。
手数料率は査定の終了時もしくは面談時に伝えられるケースが多いため、上限に近い手数料率を元に手数料を予測しておけば、「思ったよりも手数料が高くつき、必要な資金を調達できなかった」という事態を防ぐことができますよ。
なお完全オンラインで二者間ファクタリングを利用する場合の手数料の相場は10%程度です。
相場より著しく高い手数料率を提示する業者の利用は避けましょう。
ポイント2 入金までのスピード
完全オンラインのファクタリングサービスは、従来のファクタリングサービスよりも入金のスピードが早い傾向にあります。
ただし完全オンラインでも即日での入金に対応していないサービスもあるため注意が必要です。
また即日入金をうたっているサービスでも、受付時間や契約を締結した時間によっては翌営業日以降の入金になる可能性があります。
資金の調達を急いでいる方は、平日の午前中など早い時間帯に手続きを始めることをおすすめします。
ポイント3 買い取り可能な売掛債権の金額
買い取り可能な売掛債権の金額はファクタリングサービスによって異なります。
特に10万円以下といった少額債券の買い取りに対応しているサービスは限られるので、注意が必要です。
ポイント4 必要書類
オンラインファクタリングを利用する際、郵送や対面で手続きを行う従来のファクタリングサービスより必要な提出書類が少ない傾向にあります。
必要な書類は利用するサービスによって異なりますが、請求書など売却したい売掛債権と本人確認の証明書、業務に使用する通帳などはほとんどのサービスで必須です。
書類によっては発行に時間がかかったり、役所に取りに行かなければならなかったりするケースもあるため注意が必要です。
ポイント5 運営会社の信頼性
オンラインファクタリングを利用する際、安心して利用できる業者か不安に感じる方もいらっしゃるでしょう。
ファクタリング業者を信用できるかどうか判断するため、まずは運営会社を確認しましょう。
例えば東証プライムに上場している企業が提供するサービスや、財務局が認定している指定機関であれば信頼性が高いといえるでしょう。
他にも以下のようなポイントを確認することで、信頼できるサービスかどうかが分かりますよ。
- ・契約書を渡してくれる
- ・今までの実績
- ・問い合わせ窓口の有無
- ・手数料は相場に近い
- ・担当者のサポートの丁寧さ
- ・口コミなどの評判
ポイント6 償還請求権の有無
オンラインファクタリングの契約をする前に、「償還請求権(リコース)」がないことを確認するのも重要なポイントです。
日本のファクタリング業者は償還請求権なし(ノンリコース)の契約行うのが一般的ですが、念の為、契約をする前に確認しておきましょう。
7.完全オンラインのファクタリングサービスを利用する流れ
このように完全オンラインのファクタリングサービスを利用する際の流れが分からないという方もいらっしゃるでしょう。
一般的なオンラインファクタリングでは、以下のような手順で手続きを進めます。
STEP1 利用するファクタリングサービスを選ぶ
完全オンラインのファクタリングサービスと一口にいっても多くの業者が存在するため、まずは自分に合うサービスを選びましょう。
特に手数料率が適切か、希望の日時までに入金が間に合うか、必要な書類がすぐにそろえられるか、といった点に着目して選ぶのがおすすめですよ。
なお手数料率に幅があるサービスを利用する場合は、手数料を上限で仮定し、売掛債権の額面から手数料を引いた額が必要な金額を下回らないか判断すると良いでしょう。
STEP2 審査や契約に必要な書類をそろえる
利用するファクタリングサービスが決まったら、審査や契約に必要な書類を不備がないようにそろえましょう。
なお審査や契約に必要な書類はファクタリングサービスによって異なります。
またオンラインファクタリングでは書類の提出もオンラインで行うケースが一般的ですが、ファイル形式を指定している業者もあるためしっかり確認しておきましょう。
STEP3 査定・審査を申し込む
必要書類の用意ができたら、ファクタリング業者に査定・審査を申し込みましょう。
査定と審査の申し込み方法も業者によって異なります。
公式サイトの入力フォームや電話、メールなどさまざまです。
なお状況によっては、書類の追加提出やヒアリングを求められるケースもあるため、すぐに対応できるように待機しておきましょう。
STEP4 ファクタリング業者と契約する
査定と審査の結果に納得できたら、ファクタリング業者と契約を結びます。
ファクタリング業者から契約締結の手順について説明があるので、それに沿って手続きを進めましょう。
なお完全オンラインのファクタリングサービスでは、電子契約システムを使うケースがほとんどです。
STEP5 入金を確認する
ファクタリング業者と契約を結ぶと、売掛債権の売却額が入金されます。
利用するサービスや条件によりますが、最短即日で資金調達できますよ。
なお即日入金をうたっているファクタリングサービスでも、契約を締結した時間が銀行の業務取扱時間を過ぎている場合などは、入金が翌営業日の扱いになる可能性もあります。
資金の調達を急ぐ場合は、平日の早い時間帯に手続きするのがおすすめですよ。
8.オンライン完結のファクタリングサービスに関するよくある疑問
オンライン完結のファクタリングサービスについて、このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでこの章では、オンラインファクタリングを利用する際によくある以下の疑問にお答えします。
- 疑問1 即日入金を成功させるコツはある?
- 疑問2 個人間の取引による売掛債権は売却できる?
- 疑問3 個人事業主やフリーランスの利用も可能?
疑問1 即日入金を成功させるコツはある?
このように資金調達を急いでおり、オンラインファクタリングで即日入金を成功させたいという方も多くいらっしゃるでしょう。
オンライン完結のファクタリングサービスで即日入金を成功させるポイントを以下にまとめました。
- ・即日入金に対応しているファクタリングサービスを選ぶ
- ・二者間ファクタリングを利用する
- ・手続きがシンプルなファクタリングサービスを選ぶ
- ・午前中のなるべく早い時間帯に申し込む
オンライン完結のファクタリングサービスであっても、即日入金に対応していない業者もあるため、必ず即日で「入金」が可能なサービスを選びましょう。
また契約方法として二者間ファクタリングを選ぶことも重要です。
また面談が不要であったり、必要な書類が少なかったりと、シンプルに手続きできるサービスを選ぶのがおすすめです。
なお即日入金可能な業者を利用しても、時間帯によっては入金が翌営業日以降になるケースがあるため注意が必要です。
平日の午前中など銀行の営業日かつ早めの時間に手続きすることが大切ですよ。
疑問2 個人間の取引による売掛債権は売却できる?
個人間の取引による売掛債権が買い取り対象となるかどうかはファクタリングサービスによって異なるため、業者に確認が必要です。
オンライン完結に限らず、ファクタリング業者が売掛債権を買い取る際には売掛先の信用度が重視されます。
個人は法人に比べて信用度が低いことから、買い取りの対象外とする業者もあり、個人間の取引で発生した売掛債権は買い取ってもらえないケースも多いといえるでしょう。
疑問3 個人事業主やフリーランスの利用も可能?
オンライン完結型のファクタリングサービスのなかには個人事業主やフリーランスの利用に特化したサービスも存在します。
本記事で紹介しているおすすめのファクタリングサービスでも、個人事業主やフリーランスの利用に対応しているところがほとんどです。
ただし売掛先が法人に限定されていたり、少額の債権の買い取りには対応していなかったりするケースもあるため注意が必要です。
9.まとめ
オンラインファクタリングは売掛債権を売却する際に必要な手続きをオンラインで完結できるファクタリングサービスです。
郵送や対面での手続きや契約が必要な従来のファクタリングサービスの傾向と比較すると、手数料率が低い、手続きが簡略化されている、資金がスピーディーに調達できる、どこからでも申し込めるなどのメリットがあります。
一方でAIによる審査が行われるサービスもあり、書類に不備があった場合などに柔軟な対応をしてもらえなかったり、手続きに対応したデバイスとオンライン環境が必須である点がデメリットといえます。
未入金の売掛債権をお持ちで資金調達を急ぐ方、手軽に売掛債権を売却したい方はオンラインファクタリングの利用がおすすめですよ。
ご自身の状況や目的に合ったファクタリングサービスを利用しましょう。