借金返済の負担を軽減するために任意整理を検討していて、このような不安をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
任意整理にかかる費用は手続きの依頼先や債務の金額、債権者の数などによって異なります。
この記事では、弁護士に依頼する場合、司法書士に依頼する場合、法テラスに相談する場合、自分で手続きする場合の費用の相場をケース別に解説します。
また弁護士・司法書士に任意整理を依頼する際の流れも紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
弁護士・司法書士事務所名 | 相談料 | 特徴 |
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弁護士法人ライズ綜合法律事務所 | 無料 | 約5万件の債務整理の解決実績あり!経験豊富な弁護士が親身に対応 | グリーン司法書士法人 | 無料 | 即日・土日・夜間の対応も可能!すぐに相談したい方におすすめ |
司法書士法人みどり法務事務所 | 無料 | 過払い金の回収額は累計90億円以上!140万円までの債務整理におすすめ |
1.任意整理とは
任意整理とは借入先の金融機関と交渉して負担が少ないかたちで借金を返済できるようにする手続きのことです。
任意整理によってできることは以下の5点です。
- ・将来発生する分の利息をカットできる
- ・正しい金利で借金を計算し、過払い金があった場合請求できる
- ・月々の返済額を見直せる
- ・3~5年で借金を完済する計画を立てられる
- ・金融機関からの催促をストップできる
任意整理は「個人再生」や「自己破産」などと同様に債務整理の一種であり、これらのなかで唯一裁判所を介さずに行います。
そのため裁判所を介する個人再生や自己破産と比べて費用が安く済む傾向にあります。
また借入先が複数ある場合、手続きする債務を選択できるのも任意整理の特徴です。
保証人付きの債務を整理の対象に含めないことで、保証人に影響が出ないようにすることも可能ですよ。
2.任意整理にかかる費用の相場
任意整理にかかる金額は依頼先によって大きく異なります。
ここからは、以下の四つのケースについて任意整理にかかる費用を確認します。
- ケース1 弁護士に依頼する場合
- ケース2 司法書士に依頼する場合
- ケース3 法テラスに相談する場合
- ケース4 自分で手続きする場合
一般的に弁護士に依頼する場合の費用が最も高額ですが、あらゆる状況に対応できるというメリットもあります。
司法書士に依頼する場合は弁護士よりも少し費用が抑えられますが、対応できる案件が限定されています。
法テラスは利用条件が定められていますが、利用できれば少ない費用で任意整理を依頼することが可能です。
なお自分で手続きする場合は、書類を用意する以外の費用はかかりません。
債務者は債権者に対して弱い立場にあるため、交渉に応じてもらえない可能性が高く、応じてもらえたとしても有利な条件で和解に至るのは困難だといわれています。
そのため基本的には自分で手続きする以外の三つの方法から、自分の状況に適したものを選択するのがベストだといえます。
ケース1 弁護士に依頼する場合
任意整理を弁護士に依頼する場合の費用相場は以下のとおりです。
- 借入先1社につき着手金3万程度〜+減額報酬10%程度
弁護士に支払う報酬は決められておらず、事務所によってばらつきがあります。
通常は少なくとも1社につき3万程度の着手金が発生するため、債権者の数が多いほど発生する費用が高額になるといえます。
任意整理の場合は整理する借金を選択することができるので、対象とする借入先を明確にしてからかかる費用を概算すると良いでしょう。
また交渉が成立して返済額を減らすことができた場合は、減額した分の10%程度の報酬を支払うのが一般的です。
ケース2 司法書士に依頼する場合
任意整理を司法書士に依頼する場合の費用相場は以下のとおりです。
- 借入先1社につき着手金2万円程度〜+減額報酬10%程度
司法書士の場合も報酬が厳密に定められているわけではなく、金額は事務所によって異なります。
司法書士は1社あたりの着手金が弁護士の場合よりも低めに設定される傾向にあり、借入先1社につき2万程度〜が相場です。
また、交渉成立時は減額した分の10%程度の減額報酬を支払います。
司法書士は1社140万円を超える債務整理には対応できません。
140万円を超える借金をしている金融機関の債務を整理したい場合は弁護士に依頼しましょう。
なお司法書士のなかでも「認定司法書士」の要件を満たしている人だけが債務整理を行うことができます。
ケース3 法テラスに相談する場合
できるだけ費用を抑えたい方には法テラスの利用がおすすめです。
ただし、法テラスを利用するためには以下の基準をクリアしている必要があります。
本人+同居家族の人数 | 申込者および配偶者の収入(手取り月収額)の合計 | 資産の基準 |
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1人(単身者) | 18万2,000円以下(20万200円以下) | 180万円以下 |
2人 | 25万1,000円以下(27万6,100円以下) | 250万円以下 |
3人 | 27万2,000円以下(29万9,200円以下) | 270万円以下 |
4人 | 29万9,000円以下(32万8,900円以下) | 300万円以下 |
法テラスで任意整理をする際にかかる費用は以下の表のとおりです。
債権者数 | 実費 | 着手金 |
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1社 | 10,000円 | 33,000円 |
2社 | 15,000円 | 49,500円 |
3社 | 20,000円 | 66,000円 |
4社 | 20,000円 | 88,000円 |
5社 | 25,000円 | 110,000円 |
6〜10社 | 25,000円 | 154,000円 |
11〜20社 | 30,000円 | 176,000円 |
21社以上 | 35,000円 | 198,000円 |
法テラスでは弁護士や司法書士に依頼する場合と異なり減額報酬を支払う必要がありません。
また、複数の金融機関に対して債務整理を行いたい場合も着手金が少額で済みます。
法テラスを利用する際は以下の点に注意しましょう。
- ・手続きに時間がかかる
- ・担当弁護士を選べない
- ・相談回数が制限されている など
切羽詰まった状況であり、一刻も早く任意整理を終えたいという方には向かない方法といえます。
ケース4 自分で手続きする場合
弁護士や司法書士、法テラスの力を借りずに任意整理を行うことも可能です。
自分で手続きする場合、かかる費用は印紙代や書類の郵送代、通信費などです。
費用の相場は20,000円ほどといわれています。
そもそも金融機関によっては個人の交渉に応じてくれない場合もあります。
もし交渉に応じてもらえたとしても、債務者は債務を抱えている時点で債権者に対して不利な立場にあります。
望ましい条件で和解に至る可能性は極めて低いため、自分で手続きを行うのはおすすめできません。
3.任意整理の流れ
任意整理の手続きの流れについて気になる点がある方は多くいらっしゃるでしょう。
手続きに着手する前に任意整理の流れを確認しましょう。
任意整理を弁護士・司法書士に依頼する場合の流れは以下の図のとおりです。
STEP1 法律事務所に相談
まずは任意整理(債務整理)を得意とする弁護士もしくは司法書士に相談をします。
このとき、借入先の数や借金の返済状況、収入などが分かる書類があるとより詳細に話し合うことができますよ。
状況から任意整理が可能であるという判断が下りれば、実際に依頼することになります。
契約を締結する際に着手金を支払う場合もあるため、着手金の金額と支払い方法も確認しておきましょう。
STEP2 委任契約
相談の結果、任意整理を行うことが決まったら「委任契約」を結びます。
必要な書類は以下のとおりです。
- ・身分証明書
- ・印鑑
- ・借入先のキャッシュカードやクレジットカード
また、以下の書類のうちいずれかの提出を求められる場合もあります。
- ・債権者一覧表(借入先と借入金額の一覧表)
- ・預金通帳
- ・収入の明細
- ・不動産の登記簿謄本
- ・生命保険証券
- ・車検証
STEP3 受任通知の発送
委任契約を締結すると、数日のうちに債権者に「受任通知」が発送されます。
債権者が受任通知を受け取ると、直接的な取り立てが止まります。
任意整理の交渉が成立するまで返済が再開することはありません。
STEP4 債権調査
受任通知の発送とともに取引履歴を開示請求し、過去に払いすぎている利息がないかを確認します。
債権調査には通常1~2カ月を要します。
債権調査では、まず取引履歴に基づいて「引き直し計算」を行います。
また、債権調査では「消滅時効」が援用できるかどうかも確認します。
借金返済の期日から最低5年以上経過している場合、時効を援用することで返済から解放される場合があります。
また、債権調査の期間中に貯金をすることで、和解成立後の返済に余裕ができます。
債権調査を丁寧に行うことで、任意整理の成功率を確実に高めることができますよ。
STEP5 和解交渉
債権調査の結果に基づいて、弁護士は債務者に無理のない返済計画を作成し、債権者と交渉します。
和解交渉には通常3カ月程度かかります。
和解に至らなかった場合は特定調停へと入ります。
特定調停は原則的に債務者自身で行いますが、代理人として弁護士を立てることもできます。
STEP6 和解に従って返済
和解に至ったら、返済計画に従って返済を再開します。
このとき3~5年での完済を見越した分割払いとなるケースが一般的です。
4.任意整理におすすめの弁護士・司法書士事務所11選
弁護士・司法書士に任意整理を依頼する際、どの事務所を利用したら良いか分からないという方は多くいらっしゃるでしょう。
結論からいってしまえば、債務整理に強い弁護士事務所・司法書士事務所に依頼をするのがベストだといえます。
弁護士・司法書士と一口にいっても得意とする手続きはそれぞれ異なります。
そのためご自身の状況に適した依頼先を見つけることが任意整理の成功の鍵だといっても過言ではありません。
ここからは任意整理の際におすすめの弁護士事務所・司法書士事務所を11社ご紹介します。
弁護士・司法書士事務所名 | 対応可能エリア | 拠点 | 分割払い | 140万円を超える債務整理および裁判の代理人 | 特徴 |
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弁護士法人ライズ綜合法律事務所 | 全国 | 東京・横浜・大阪 | ○ | ○ | 債務整理の経験豊富な弁護士が親身に対応 |
グリーン司法書士法人 | 全国 | 東京・大阪・名古屋 | ○ | × | 即日・土日・夜間にも対応可能 |
司法書士法人赤瀬事務所 | 全国 | 大阪 | 非公開 | × | 債務整理の出張相談・手続き可能 |
弁護士法人サンク総合法律事務所 | 全国 | 東京 | ○ | ○ | 少数精鋭でアットホームな弁護士事務所 |
司法書士法人みつ葉グループ | 全国 | 東京・札幌・大阪・広島・福岡・沖縄 | ○ | × | 債務整理の取り扱い実績が豊富な大手 |
弁護士法人ユア・エース | 全国 | 東京・福岡 | ○ | ○ | 専門性の高いチームで迅速に対処 |
弁護士法人つちぐり法律事務所 | 非公開 | 東京 | 非公開 | ○ | 20年以上のキャリアを持つベテラン弁護士が運営 |
弁護士法人イージス法律事務所 | 非公開 | 東京 | ○ | ○ | 債務整理や借金問題に強い |
弁護士法人・響 | 非公開 | 東京(3拠点)、大阪、福岡、沖縄 | ○ | ○ | 弁護士と他の士業の連携体制あり |
ベリーベスト法律事務所 | 全国 | 国内61拠点、海外2拠点 | ○ | ○ | 全国340人以上の弁護士が所属する大手 |
司法書士法人みどり法務事務所 | 全国 | 東京、札幌、愛知、高知、愛媛、岡山、広島、熊本 | 非公開 | × | 債務整理・過払い金返還請求に注力 |
おすすめ1 弁護士法人ライズ綜合法律事務所
相談料 | 無料 |
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費用(税込) | 着手金(債権者1カ所につき):55,000円〜(完済後の過払い請求であれば0円) 減額報酬:減額分の11% 解決報酬:債権者1カ所につき22,000円 過払い金報酬:回収額の22%(訴訟の場合は27.5%) 送金管理費:債権者1カ所につき1,000円/回 |
分割払い | 可能 |
対応時間 | 平日10:00〜19:00(フリーダイヤルは9:00-21:00、土日祝日も対応)※債務整理の相談受付は24h |
対応エリア/拠点 | 全国/東京・横浜・大阪 |
連絡先 | 0120-567-001(ご相談専用フリーダイヤル) |
本社所在地 | 〒103-0027 東京都中央区日本橋3-9-1 日本橋三丁目スクエア12階 |
弁護士法人ライズ綜合法律事務所は債務整理に強く、これまでに50,000件以上の解決実績があります。
そのため任意整理をお考えの方が安心して依頼できる弁護士事務所であるといえるでしょう。
着手金はやや高めに設定されているものの、料金体系が分かりやすく明示されており、無理がないよう分割払いにも応じてくれますよ。
弁護士法人ライズ綜合法律事務所は全国の案件に対応しており、オフィスは東京、横浜、大阪の3カ所にあります。
1社につき140万円を超える債務の任意整理をお考えの方や、複雑な事情を抱えている方にもおすすめです。
おすすめ2 グリーン司法書士法人
相談料 | 初回無料 |
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問い合わせ先 | フォームでの問い合わせは24h対応 |
費用 | 【任意整理】 着手金:0円 基本料金:1社につき2万1,780円〜 過払い金返還成功報酬:回収額の22%(裁判なし)、回収額の28%(裁判あり) 【民事再生(個人再生)】 着手金:0円 基本料金:33万円~(2社以降1社につき+22,000円) 住宅ローン特例計画案付:5万5,000円 【自己破産(同時廃止事件)】 着手金:0円 基本料金:26万4,000円(2社以降1社につき+20,900円) 管財事件加算:16万5,000円 【過払い金返還請求】 着手金:0円 基本料金:1社につき2万1,780円 返還成功報酬:回収額の22%(裁判なし)、回収額の28%(裁判あり) |
分割払い | 〇 |
対応時間 | 平日9:00〜20:00、土日祝10:00〜17:00※債務整理の相談受付は24hh |
対応エリア/拠点 | 全国/東京・大阪・名古屋 |
住所 | <東京事務所> 〒163-0512 東京都新宿区西新宿1丁目26番2号 新宿野村ビル12階 <大阪事務所淀屋橋オフィス> <大阪事務所難波オフィス> <名古屋事務所> |
備考 | <東京事務所> 東京司法書士会 常駐特定社員 司法書士 山田 愼一(簡裁訴訟代理認定番号 第512206号) <大阪事務所 淀屋橋オフィス> <大阪事務所 難波オフィス> <名古屋事務所> |
グリーン司法書士法人は大阪と東京、名古屋の3拠点にオフィスを持つ司法書士法人です。
行政書士法人も兼業しており、不動産や相続などの登記から債権回収、債務整理など幅広い法律案件に対応しています。
債務整理においてはこれまでに累計7,086件の実績があり、家計の聞き取りを行って借金問題の根本的な解決を図ってくれます。(2022年10月4日時点)
土日・夜間や即日での対応も可能なので、平日の営業時間内に相談が難しいという方でもすぐに対応してもらえます。
公式サイトから24時間、問い合わせできますよ。
オンライン相談ができるため、対面での接触を避けて手続きを進めたい方にもおすすめですよ。
相談料は無料であり、着手金もかからないので、初期費用を心配することなく依頼できるのも魅力です。
各種手続きの料金が明示されているほか、依頼者の予算に合わせてサポート内容を提案してくれる点も安心だといえるでしょう。
たとえば戸籍謄本をはじめとする必要書類を利用者自身が集めるなど、一部のサービスを減らして本当に必要な手続きのみを依頼し、料金を抑えることも可能※1です。
料金は分割払いできるため、今は手持ちに不安があるという方でも親身に対応してもらえますよ。
なお「借金返済ノウハウ」という司法書士業界で最大級のWebメディアを運営しているため、借金問題にお悩みの方はチェックしてみると良いでしょう。
信頼できる司法書士を探しているという方や、専門家にじっくり丁寧に相談に乗って欲しいという方はグリーン司法書士法人の無料相談を利用するのがおすすめです。
※2相談内容は司法書士法の範囲に限ります。1社140万円を超える額の債務整理の代理人にはなれません。
おすすめ3 司法書士法人赤瀬事務所
相談料 | 初回無料(遠方へ出張する場合には出張費用・交通費が発生) |
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任意整理の費用(税込) |
着手金:借入先1カ所につき22,500円(税込)~ 成功報酬金:無料 基本報酬:基本無料 減額報酬:減額分の11%~ 過払い金返還報酬:過払い金回収額の22% ※個人再生および自己破産の費用は要問い合わせ |
分割払い | 非公開 |
対応時間 | 平日9:00〜18:00(時間外対応可能・要予約)※債務整理の相談受付は24h |
対応エリア/拠点 | 全国/大阪 |
連絡先 | 06-6315-0204(代表) 06-6315-0205(FAX) |
本社所在地 | 〒530-0047 大阪府大阪市北区西天満2-6-8 堂島ビルヂング416号室 |
司法書士法人赤瀬事務所は大阪を拠点とする司法書士事務所です。
出張での相談にも応じているため、遠方にお住まいの方はもちろん、大切な書類を持ち歩くのに不安があるという方でも安心して依頼できるでしょう。
代表が司法書士の資格だけではなく、行政書士、土地家屋調査士の三つの資格を持っていることから、不動産関連の手続きに強みがあります。
特に土地家屋調査士としての実績が豊富で、専門事務所に勤務していた経歴もあります。
任意整理と同時に不動産関連の手続きについても相談したい方におすすめといえるでしょう。
ただし、140万円を超える債務整理はできない点、裁判の代理人を依頼することはできない点に注意が必要です。
おすすめ4 弁護士法人サンク総合法律事務所
相談料 | 無料 |
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任意整理の費用(税込) | 要問い合わせ |
分割払い | 可能 |
対応時間 | 平日9:30〜18:30(応相談)※債務整理の相談受付は24h |
対応エリア/拠点 | 全国/東京 |
連絡先 | 0120-281-739(相談窓口) 03-6629-7930(代表) |
本社所在地 | 〒104-0032 東京都中央区八丁堀4-2-2 UUR京橋イーストビル2階 |
弁護士法人サンク総合法律事務所はアットホームな雰囲気が特徴の弁護士事務所です。
任意整理の相談にも親身になって応じてくれますよ。
営業時間は平日9時半~18時半ですが、事情があれば休日や夜間の相談にも対応してもらえますよ。
また、基本的には面談での相談となっているものの、メールや電話での相談も可能です。
事務所に足を運ばずとも相談ができるのは助かりますよね。
弁護士費用がいくらかかるかは状況によるため、まずは無料で相談してみましょう。
おすすめ5 司法書士法人みつ葉グループ
相談料 | 無料 |
---|---|
任意整理の費用(税込) |
着手金:債権者1カ所につき55,000円〜 報酬金:債権者1カ所につき11,000円〜 減額報酬:0円 過払い金報酬:回収額の22% ※費用の詳細は要問い合わせ |
分割払い | 非公開 |
対応時間 | 9:00〜18:00(土日・祝日・年末年始を除く)※債務整理の相談受付は24h |
対応エリア/拠点 | 全国/東京・札幌・大阪・広島・福岡・沖縄 |
連絡先 | 0120-56-9911(相談窓口) |
本社所在地 | 〒105-0001 東京都港区虎ノ門5-12-11 NCOメトロ神谷町4階・5階(総合受付4階) |
司法書士法人みつ葉グループは司法書士のみならず、弁護士、行政書士、土地家屋調査士、宅建士などの専門家が士業の垣根を超えて問題にアプローチしてくれる司法書士事務所です。
任意整理はもちろんのこと、相談者が置かれた困難に対して多角的な解決策が期待できます。
拠点は東京・札幌・大阪・広島・福岡・沖縄の6カ所にあり、全国の案件に対応しています。
ただし、司法書士に依頼する場合は140万円超の債務整理はできない点、裁判の代理人を依頼することはできない点に注意しましょう。
おすすめ6 弁護士法人ユア・エース
相談料 | 無料(回数制限なし) |
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任意整理の費用(税込) |
着手金:債権者1カ所につき55,000円〜 和解報酬:11,000円〜 減額報酬:減額分の11% 過払い金報酬:回収額の22%(訴訟の場合は27.5%) |
分割払い | 可能 |
対応時間 | 平日9:00〜18:00(フリーダイヤルは土日・祝日・年末年始も24h受付)※債務整理の相談受付は24h |
対応エリア/拠点 | 全国/東京・福岡 |
連絡先 | 0120-951-408(相談窓口) 03-6899-2702(代表) 03-4496-6106(FAX) |
本社所在地 | 〒103-0012 東京都中央区日本橋堀留町2-3-14 堀留THビル10階 |
弁護士法人ユア・エースは東京と福岡に拠点を持つ弁護士事務所です。
拠点は2カ所ですが、全国どこからでも相談できますよ。
何度でも無料で借金の相談ができる点が大きな特徴です。
債務整理についての相談を24時間365日受け付けており、通常の営業時間外でも対応してもらえるという強みがあります。
メディアでの活動実績が豊富な点も、信頼がおけるポイントだといえるでしょう。
弁護士費用の分割払いにも柔軟に応じてくれるので、まずは一度無料の相談を利用してみましょう。
おすすめ7 弁護士法人つちぐり法律事務所
相談料 | 無料(債務整理専用の相談窓口あり) |
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任意整理の費用(税込) |
着手金:55,000円〜 報酬金:11,000円〜 減額報酬金:減額分の11% |
分割払い | 非公開 |
対応時間 | 平日9:00〜19:00※債務整理の相談受付は24h |
対応エリア/拠点 | 非公開/東京 |
連絡先 | 03-6635-1922(代表) 03-6274-8003(FAX) |
本社所在地 | 〒160-0004 東京都新宿区四谷4-7-5 白川ビル4階 |
弁護士法人つちぐり法律事務所は2018年に設立された比較的新しい弁護士事務所です。
これまで数多くの一般民事・刑事・行政事件を取り扱ってきた20年以上のキャリアを持つベテラン弁護士が代表を努めているので、初めての方でも安心して相談できるでしょう。
なお事務所は新宿区にあり、遠方からのアクセスも比較的良好です。
まずは無料の債務整理の専用相談窓口に連絡してみましょう。
おすすめ8 弁護士法人イージス法律事務所
相談料 | 初回無料(2回目以降は30分あたり5,500円、債務整理の無料相談窓口あり) |
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任意整理の費用(税込) |
着手金:55,000円〜 報酬金:11,000円〜 減額報酬:減額分の11% |
分割払い | 相談可能 |
対応時間 | 平日9:00〜19:00(土日・祝祭日を除く)※債務整理の相談受付は24h |
対応エリア/拠点 | 非公開/東京 |
連絡先 | 03-3289-1055(代表) 03-3289-1056(FAX) |
本社所在地 | 〒104-0061 東京都中央区銀座6-2-1 Daiwa 銀座ビル3階 |
弁護士法人イージス法律事務所は東京都中央区に本社をもつ弁護士事務所です。
任意整理の料金が細かく明示されている点に特徴があります。
公式サイトに着手金、報酬金、減額報酬金の一覧表が掲載されているため、相談する前に弁護士費用がいくらかかるか分かるのは助かりますよね。
相談は初回のみ無料、2回目以降は30分5,500円です。
おすすめ9 弁護士法人・響
相談料 | 無料 |
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任意整理の費用(税込) |
着手金:55,000円〜 解決報酬:11,000円〜 減額報酬:減額分の11% |
分割払い | 可能 |
対応時間 | 平日9:00〜18:00(祝日・年末年始を除く)※債務整理の相談受付は24h |
対応エリア/拠点 | 非公開/東京(3拠点)、大阪、福岡、沖縄 |
連絡先 | 0120-000-986(債務整理専用) |
本社所在地 | 〒169-0074 東京都新宿区北新宿2-21-1 新宿フロントタワー14階 |
弁護士法人・響は響グループが運営する弁護士事務所です。
響グループは弁護士法人のほか税理士法人・行政書士法人・社会保険労務士法人・調査会社の五つの専門分野の法人によって構成されています。
弁護士業に限らずさまざまな分野の専門家と連携を図ることで、依頼者の悩みに多角的なアプローチができる点が強みです。
また各種メディアへの出演や借金返済についてのコラムの運営など、法律に関する情報発信を積極的に行っている点も信頼できる要素の一つといえるでしょう。
おすすめ10 ベリーベスト法律事務所
相談料 | 無料(債務整理専用の相談窓口あり) |
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任意整理の費用(税込) |
手数料:0円〜 解決報酬金:債権者1カ所につき22,000円 減額報酬:減額分の11% 過払い金報酬:回収額の22%(裁判ありの場合は27.5%) 事務手数料:1案件につき44,000円 |
分割払い | 可能 |
対応時間 | 平日9:30〜21:00/土日・祝9:30〜18:00※債務整理の相談受付は24h |
対応エリア/拠点 | 全国/国内61拠点 、海外2拠点(2022年7月現在) |
連絡先 | 0120-666-694(相談窓口) |
本社所在地 | 〒106-0032 東京都港区六本木一丁目8番7号 MFPR六本木麻布台ビル11階 |
ベリーベスト法律事務所は規模の大きさが強みの弁護士事務所です。
340名以上の弁護士が所属しており、国内に61カ所の拠点、海外ではミャンマーとバングラデシュにも拠点を持っています。
全国に拠点があるので、地方にお住まいの方でも利用しやすいといえるでしょう。
大手ならではのノウハウの蓄積により、任意整理についても迅速な対応が期待できますよ。
60分の相談を初回無料で行っていますので、まずは相談してみましょう。
おすすめ11 司法書士法人みどり法務事務所
相談料 | 無料 |
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任意整理の費用(税込) | 要問い合わせ |
分割払い | 非公開 |
対応時間 | 9:00〜19:00(土日・祝日も対応)※債務整理の相談受付は24h |
対応エリア/拠点 | 全国/東京、札幌、愛知、高知、愛媛、岡山、広島、熊本 |
連絡先 | 0120-50-60-70(相談窓口) 03-5212-1821 (代表) 03-5212-1822(FAX) |
本社所在地 | 〒102-0074 東京都千代田区九段南2-2-3 九段プラザビル8F |
司法書士法人みどり法務事務所は過払い金の回収に強い司法書士事務所です。
月500件以上過払い金の相談に応じ、141億円という返還の実績を持ちます。
過払い金請求の着手金と相談料は無料であり、初期費用がかからないだけでなく、報酬も取り戻した過払い金から差し引かれるため、事前にお金を用意する必要はありません。
国内8都市に拠点があるため、過払い金がある可能性がある方、140万円以下の債務整理をしたい方はお近くのオフィスで無料相談をしてみると良いでしょう。
5.任意整理に関するFAQ
このような疑問をお持ちのため、任意整理に踏み切れないという方もいらっしゃるでしょう。
ここからは任意整理に関する三つの疑問を解決していきます。
- 疑問1 任意整理の費用はいつ払う?
- 疑問2 任意整理の費用を払えない場合はどうする?
- 疑問3 任意整理ではなく個人再生や自己破産をするべき?
疑問1 任意整理の費用はいつ払う?
任意整理にかかる費用は大きく分けて「着手金」と「減額報酬」の2種類であり、支払うタイミングがそれぞれ異なります。
着手金は任意整理を弁護士や司法書士と委任契約を結ぶ際に支払うのが一般的です。
一方、減額報酬は任意整理が完了した際に支払います。
その他にも必要に応じて郵便切手代をはじめとする通信費、事務手数料などが発生する場合があります。
疑問2 任意整理の費用を払えない場合はどうする?
弁護士・司法書士費用を一括で支払う必要はありません。
ただし基本的には費用を支払ってからでないと和解交渉が始まりませんから、分割払いをするとしても3カ月程度で完了するようにしましょう。
また、法テラスでは弁護士や司法書士に依頼する場合よりも安価に任意整理を完了することができます。
自分が法テラスの利用条件に当てはまっているかどうかを確認するのも一つの方法です。
疑問3 任意整理ではなく個人再生や自己破産をするべき?
債務整理には任意整理の他にも個人再生や自己破産、特定調停といった方法があり、自分にとってベストな手段はどれか決めかねているという方もいらっしゃるかもしれませんね。
どの方法が適しているのかは債務者によって異なり、債務の金額や収入がどれくらいあるのか、債務を負うことになった理由などから総合的に判断する必要があります。
そのため結局のところ債務整理を得意とする弁護士・司法書士に相談して決めるのがベストだといえますが、目安としては以下のような基準で判断できます。
債務整理の方法 | 向いている人の条件 |
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任意整理 | ・安定した収入がある ・周囲に借金があるという事実を知られたくない ・借金の総額が少なく利息を減らせば完済できる ・高金利の借金がある |
個人再生 | ・債務の金額が大きく任意整理では返済のめどが立たない ・安定した収入があり3~5年にわたって一定額を返済できる ・所有する家や車を失いたくない人(ローン返済中も含む) ・自己破産で資格制限のある職業に従事している |
自己破産 | ・安定した収入がない、または少なくて完済できる見込みがない ・債務の金額が大きく任意整理や個人再生で解決できない ・債務の理由がギャンブルなどの免責不許可事由に該当しない ・直近7年以内に自己破産をしていない |
特定調停 | ・利息や返済回数、期日などを交渉すれば完済できる ・できるだけ安い費用で債務整理したい ・申し立てなどの手続きを自分でできる ・減らせる債務の金額が少なく、返済が滞った際に即差し押えとなるリスクがあることを理解している |
自分がどの方法で債務整理をするべきか、まずは法律の専門家に相談してみましょう。
6.まとめ
任意整理にかかる費用は、手続きをどのように行うのかによって大きく異なります。
自分で手続きをすれば費用を抑えられますが、債権者が交渉に応じてくれなかったり、不利な条件で和解することになったりするケースも考えられるため、基本的にはおすすめできません。
任意整理を成功させるためには、債務整理を得意とする弁護士や司法書士に依頼するのがベストだといえます。
なお司法書士と比べて弁護士は費用が高額な傾向がありますが、その分さまざまな事情に対応してもらえます。
整理する債権者が多かったり、高額の債務を抱えていたりする場合など複雑な状況であれば弁護士に依頼するのがおすすめです。
一方で司法書士の場合、費用が安い分できる手続きには制限が設けられており、1社140万円を超える債務や簡易裁判所以外での法定の代理人はできません。
費用だけで決めるのではなく、ご自身の状況を考慮してどのように任意整理をするのが適しているか判断すると良いでしょう。
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