このようにGoogle Pay(グーグルペイ)に登録できるクレジットカードや登録方法を知りたいという方もいらっしゃるでしょう。
Google PayはAndroidのスマートフォンやスマートウォッチを使った非接触型の決済サービスです。
クレジットカードをはじめとし、電子マネーやポイントカードなどを一つの端末で管理し、簡単かつスムーズに支払いができるので大変便利です。
既に利用している方もいれば、クレジットカードを登録する手順や使い方などが分からず利用していない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで本記事ではGoogle Payにクレジットカードを登録する方法や使い方を解説するとともに、Google Payで利用できるおすすめの7種のクレジットカードをご紹介します。
カード名 | 券面 | 年会費 | ポイント還元率 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
楽天カード | 永年無料 | 1.0% | ・ポイントの使い道が豊富 ・加盟店で利用することでポイントが二重にゲットできる |
|
JCBカード W/ JCBカード W plus L |
永年無料 | 0.2%※交換先によっては還元率最大10.5% | ・パートナー店で最大21倍のポイントも貯まる ・JCB CARD W plus Lは女性にうれしい特典が満載 |
|
エポスカード | 無料 | 0.5% | ・ポイントの使い道が豊富 ・優待施設や特典が満載 |
1.Google Payとは?
このようにGoogle Payがどういったサービスなのか詳しくは知らないという方もいらっしゃるでしょう。
Google Payは13歳以上の方がAndroid端末で利用できる無料の非接触型決済サービスです。
クレジットカードをはじめとし、電子マネーやポイントカードなどのサービスを1台の端末にまとめることできるため、簡単に支払いが完了します。
店舗だけでなく公共交通機関、ネットショップでの支払いも端末1台で迅速かつスムーズに行えますよ。
Google Payは以下の端末で使用することが可能です。
【Google Payを使用できる端末】
端末 | 端末の条件 |
---|---|
スマホ | ・Android7.0以降を搭載している ・Felicaを搭載している(iD設定時) ・NFC Type A/Bを搭載している(Visaのタッチ決済設定時) ・おサイフケータイアプリ 6.1.5以降である(iD設定時) ・「Google ウォレット」アプリがインストール済みである |
スマートウォッチ | ・Wear OS2以降を搭載している ・NFCに対応している ・Google ウォレットアプリがインストール済みである ・スマートウォッチとスマホの両方で「Google Play開発者サービス」が更新されている |
このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
そこで続いてGoogle Payについて以下の項目を簡単にお伝えしますね。
1ー1.Google Payで使える決済方法
Google Payではクレジットカードのタッチ決済や電子マネー決済を使うことができます。
Google Payで使える決済方法は以下のとおりです。
【Google Payで使える決済方法】
使用する端末 | 対応している決済方法 |
---|---|
スマホ | ・Visa/Mastercardのタッチ決済 ・nanaco ・楽天Edy ・Suica ・WAON ・PASMO ・iD ・QUICPay |
スマートウォッチ | ・Visa/Mastercardのタッチ決済 |
Google Pixel Watch、Galaxy Watch | ・Suica ・QUICPay ・iD |
1ー2.Google Payを使える店舗
Google PayはSuica、nanaco、楽天Edy、WAON、QUICPay、iD が使えるお店で利用できます。
具体的にはコンビニやスーパー、飲食店、家電量販店、デパート、公共交通機関、ネットショップなどがあります。
実店舗の場合は店舗の入り口もしくはレジ横に利用可能な決済方法のステッカーなどを提示しているケースがほとんどなので、会計前に確認してみましょう。
なおGoogle Payはクレジットカード情報をあらかじめ登録しておくことで会計の度に情報を入力する必要がなく、スマホなどを店舗の決済用端末にタッチするだけで支払いが完了します。
2.Google Payにクレジットカードを登録する手順
Google Payを利用したいと思っていても、クレジットカードの登録方法が分からないと利用できませんよね。
そこでこの章ではGoogle Payにクレジットカードを登録する手順についてご紹介します。
【Google Payにクレジットカードを登録する手順】
STEP1 Google ウォレットアプリを起動する
Google Payとクレジットカードの紐づけは、Android端末にインストールされているGoogle ウォレットアプリから行います。
お手持ちの端末にGoogle ウォレットアプリがインストールされていない場合は「Google Play」からダウンロードしましょう。
端末の画面にあるGoogle ウォレットのアイコンをタップすればアプリが起動します。
STEP2 クレジットカードを登録する
Google ウォレットを開いたら、以下の順でクレジットカードを登録します。
- (1)「ウォレットに追加」+をタップする
- (2)「支払いカード」をタップ
- (3)「新しいクレジットカードかデビットカード」をタップする
- (4)カード情報を入力する、またはカメラを使用してカード情報を読み込む
なおクレジットカードによって「Visaのタッチ決済」「iDの電子マネー決済」「QUICPayの電子マネー決済」などのように、設定される決済方法が異なります。
またGoogle Payでは全てのクレジットカードを登録できるわけではなく、対応しているクレジットカードが限られています。
登録できるクレジットカードやクレジットカードごとに対応する決済方法6章で詳しくお伝えします。
STEP3 本人認証を行う
クレジットカードの情報を登録したら、利用規約を確認し、本人認証を行います。
画面の指示に従ってSMSで確認コードを受け取り、送られてきたコードを入力します。
STEP4 決済を行う
本人認証が完了すると、通常クレジットカードがウォレットに追加されます。
クレジットカードの登録が完了したら、実際に決済を行ってみましょう。
店舗で利用する際は、お店の決済端末にスマホやスマートウォッチをかざして支払いを行います。
なお複数のクレジットカードを登録する場合は、よく利用するカードを「メインカード」に設定すると便利ですよ。
メインカードを設定する場合は以下の手順で行います。
- (1)Google ウォレットを起動する
- (2)登録カードが表示されたら、画面の右端から左にスワイプして、最後のカードまで表示する
- (3)メインカードに設定したいカードをタップする
- (4)画面下部の「詳細」から「タッチ決済のデフォルトに設定」の順にタップする、もしくは「〇〇(電子マネーのブランド名)のメインカード」のボタンをタップして「ON」にする
3.Google Payの使い方
このようにGoogle Payを利用する前にあらかじめ使用方法を押さえておきたいところですよね。
そこでこの章では、Google Payを利用できる以下の場面ごとに使い方をご紹介します。
【Google Payの使い方】
3-1.店舗での使い方
まずはGoogle Payに登録したクレジットカードの決済方法に店舗が対応しているかを確認しましょう。
店舗の入り口もしくはレジ周辺に利用可能な決済ブランドのマークのステッカーなどが貼ってある場合がほとんどです。
なお支払う際はお店の人に「Visaで」「iDで」などの決済方法を伝え、お店の決済端末にスマホやスマートウォッチをかざします。
決済端末から決済音がなったら、支払いは完了です。
3-2.公共交通機関での使い方
Google Payを公共交通機関の運賃の支払いに使用する場合は、Google ウォレットに交通系電子マネーのSuicaまたはPASMOを登録しましょう。
なお交通系電子マネーはあらかじめ残高をチャージする必要があるため、クレジットカードも一緒に登録しておくと良いでしょう。
なお交通系電子マネーをGoogle Payで利用する際は、改札や券売機などカードをタッチする端末に、スマホやスマートウォッチをかざすだけで利用できます。
3-3.ネットショップでの使い方
Google Payはネットショップでオンライン決済にも利用可能です。
支払い方法の選択時にGoogle Payを選ぶだけで、決済できますよ。
オンライン決済でGoogle Payを利用すれば、クレジットカードの情報を毎回入力する手間が省け、手早く支払いができるといったメリットがあります。
ただし全てのネットショップでGoogle Payが使えるわけではないので、事前にGoogle Payが利用可能かどうかを確認しておくと良いでしょう。
4.Google Payで使えるおすすめのクレジットカード7選
このようにGoogle Payに登録できるクレジットカードをお探しの方もいらっしゃるでしょう。
Google Payでクレジットカードを利用する際は、ポイントの還元率が高いカードや年会費が無料のカードなどを選ぶのがおすすめです。
ただしGoogle Payに登録できるクレジットカードは限られているので注意しましょう。
本章ではGoogle Payに対応しているクレジットカードのなかから、特におすすめのクレジットカードを七つ厳選してご紹介します。
カード名 | ポイント還元率 | Google Pay利用時に使用される決済方法 | 特徴 |
---|---|---|---|
楽天カード | 1.0% | QUICPay、Visaのタッチ決済、Mastercardコンタクトレス | ・楽天市場での買い物でポイントが2倍になる ・貯まったポイントの使い道が豊富 |
JCBカード W/JCBカード W plus L | 0.2%※交換先によっては還元率最大10.5% | QUICPay、QUICPay+ | ・パートナー店での利用でポイント最大21倍 ・入会可能年齢が18~39歳 |
エポスカード | 0.5% | QUICPay、Visaのタッチ決済 | ・貯まったポイントの使い道が豊富 ・普段使いすることでゴールドカードに無料で移行できる招待が受けられる |
Delight JACCS CARD | 1.0% | QUICPay、Visaのタッチ決済 | ・「JACCSモール」の利用でポイントがお得に貯まる ・付帯保険が充実している |
三井住友カード(NL) | 0.5% | iD、Visaのタッチ決済、Mastercardコンタクトレス | ・Google Payの利用で対象のコンビニや飲食店でのポイント還元率が大幅にアップする ・メガバンク系列の会社が発行しているので高い信頼性と安全性がある |
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード | 0.5% | QUICPay | ・QUICPay利用時にポイント最大2%相当が還元される(通常は0.5%) ・完全ナンバーレスのプラスチックカードが発行される |
ライフカード | 0.1% | iD | ・基本ポイントの他にプログラム期間の利用金額に応じた「ステージポイント」が付与される ・会員限定のネットショッピングモール経由で買い物するとポイントが最大25倍 |
おすすめ1 楽天カード
年会費(税込) | 無料 |
---|---|
Google Pay利用時に使用される決済方法 | QUICPay、Visaのタッチ決済、Mastercardコンタクトレス |
ポイント還元率 | 1.0%(一部の公共料金・税金、楽天Edyチャージ、各手数料などを除く) |
ポイントの使い道 | ・クレジットカードの請求額の支払いに充当 ・楽天グループのサービスでの支払い ・楽天ポイント加盟店での支払い ・楽天ふるさと納税の支払い ・ギフトカードに交換 ・楽天証券でポイント運用 など |
ポイント還元率アップの方法 | SPUで楽天グループのサービスを利用するごとにポイント還元率がアップする |
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB、American Express (American ExpressはGoogle Pay非対応) |
付帯保険 | ・海外旅行傷害保険 ・カード盗難保険 |
楽天カードは、楽天カード株式会社が発行するクレジットカードです。
年会費が無料であるにもかかわらずポイント還元率が1.0%と高く、ポイントが貯まりやすいのが特徴です。
さらに楽天カードは「SPU」のカウント対象のサービスでもあります。
楽天市場で買い物する際に楽天カードで支払うと、ポイント還元率が2倍にアップするだけではなく、楽天グループの対象サービスを利用するごとに楽天ポイントの還元率がアップする仕組みが設けられています。
楽天カードにはポイントカードとしての機能も付帯しているため、楽天ポイントに加盟している店舗で利用すれば、楽天カードの利用分とポイントカード提示分のポイントが二重取りできますよ。
ただしポイントカード提示分のポイントを受け取るには、Google Payの提示とは別途で、楽天カードの裏面または楽天カードアプリにあるバーコードを店舗でスキャンしてもらう必要があります。
なお楽天カードでは、Visa、Mastercard、JCB、American Expressの四つのなかからお好きな「国際ブランド」を選べます。
なおAmerican ExpressはGoogle Payに登録できないので注意が必要です。
おすすめ2 JCBカード W/JCBカード W plus L
年会費(税込) | 無料 |
---|---|
Google Pay利用時に使用される決済方法 | QUICPay、QUICPay+ |
ポイント還元率 | 0.2%※交換先によっては還元率最大10.5% |
ポイントの使い道 | ・商品に交換 ・商品券やオンラインギフト券に交換 ・Amazonやスターバックスで利用 ・クレジットカードの請求額の支払いに充当 ・他社のポイントに交換 |
ポイント還元率アップの方法 | ・優待サイト「Oki Doki ランド」の経由でポイントが最大20倍 ・パートナー店の利用でポイントが最大21倍 |
国際ブランド | JCB |
付帯保険 | ・海外旅行傷害保険(最高2,000万円) ・海外ショッピングガード保険(最高100万円) |
JCBカード WおよびJCBカード W plus Lは国内唯一の国際ブランドであるJCBが発行するプロパーカードです。
JCBカード WおよびJCBカード W plus Lの利用で貯まる「Oki Doki ポイント」の還元率は0.2%で、他のさまざまなポイントに交換することができます。
他社のポイントへ交換する場合は還元率を最大10.5%にできるため、実質的には非常にお得なカードです。
以下の交換先であれば、ポイントの還元率が高くなります。
- ・ビックポイント/ビックネットポイント
- ・ベルメゾン・ポイント
- ・ジョーシンポイント
- ・セシールスマイルポイント
- ・nanacoポイント
- ・dポイント
- ・Pontaポイント
- ・WAONポイント など
またAmazonやセブンイレブン、スターバックスといったパートナー店での支払いにJCBカード WおよびJCBカード W plus Lを利用した場合、最大で21倍のポイントが受け取れますよ。
なおJCBカード W plus Lは女性向けの特典が充実しているクレジットカードです。
女性疾病保険への加入や、美容・ファッション関係の優待や割引など、女性にとってはうれしい特典が付帯しています。
カードの券面もカラフルなものが選べますよ。
またJCBカード WおよびJCBカード W plus Lは、券面にクレジットカード番号が書かれていない「ナンバーレスカード」の発行にも対応しています。
インターネットで申し込んだ場合は最短5分で発行されるので、クレジットカードの発行を急いでいる方におすすめですよ。
おすすめ3 エポスカード
年会費(税込) | 無料 |
---|---|
Google Pay利用時に使用される決済方法 | |
ポイント還元率 | 0.5% |
ポイントの使い道 | ・マルイの店舗・通販でのショッピング代の割引 ・エポスVisaプリペイドカードに移行 ・ネットでの買い物、固定費の支払い分を割引 ・対象のオンラインショップの会計から割引 ・商品券やギフト券に交換 ・他社のマイルやポイントに移行 ・オリジナルグッズに交換 ・提携する支援団体に寄付 ・ポイント運用の資金に追加 ・年会費の支払い(プラチナカード限定) |
ポイント還元率アップの方法 | ・優待サイト「EPOSポイントUPサイト」の経由でポイントが最大30倍 ・「選べるポイントアップショップ」に登録で三つまでのショップがポイント3倍(ゴールド・プラチナのみ) ・「エポトクプラザ」の加盟店で条件を達成するとポイントがアップしたり、代金が割引されたりする |
国際ブランド | Visa |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険(利用付帯) |
エポスカードははファッションビルの「マルイ」で有名な丸井グループに属している株式会社エポスカードが発行する年会費が永年無料のクレジットカードです。
基本のポイント還元率は0.5%と低めですが、エポスカードが提供している優待サービスを利用すれば、ポイント獲得率を大幅にアップさせることも可能です。
例えばエポスカードの会員だけが利用できる「EPOSポイントUPサイト」を経由して、ネットショッピングをすれば、ポイント還元率を最大30倍まで大幅にアップさせることができます。
楽天市場やふるさとチョイス、無印良品、Yahoo!ショッピング、Qoo10などさまざまなジャンルのショップと提携しているので、効率よくポイントを獲得できるといえます。
また公共料金も5項目以上まとめてエポスカードで支払えば、年間で2,400ポイント相当を受け取ることが可能です。
エポスカードでは一定の条件を満たすとゴールドカードへアップグレードの招待(インビテーション)が届きます。
招待を受けると無料でゴールドカードにアップグレードでき、ポイント還元率が3倍に上がる、ポイントの有効期限が無期限になるなど、よりお得に利用できる特典が付与されますよ。
エポスカードはインターネットで申し込み、マルイ各店で手続きをすれば、最短即日で発行されます。
エポスカードはクレジットカードがすぐに欲しいけれど、手続きをオンラインで行うのは不安という方にもおすすめです。
おすすめ4 Delight JACCS CARD
「JACCSモール」を利用すると、最大12.0%のポイントが還元される
年会費(税込) | 無料 |
---|---|
Google Pay利用時に使用される決済方法 | QUICPay |
ポイント還元率 | 1.0% |
ポイントの使い道 | ・カード請求額の支払い(Jデポ経由) ・ANAマイルに交換 ・ポイント積立投資の原資に引き換える |
ポイント還元率アップの方法 | ・優待サイト「JACCSモール」の経由で最大12.0%の「Jデポ」ゲット ・リボ払いで基本ポイント還元率が1.5%にアップ |
国際ブランド | Mastercard |
付帯保険 | ・海外旅行傷害保険 ・国内旅行傷害保険 ・カード盗難保険 ・ネットあんしんサービス |
Delight JACCS CARD(ディライトジャックスカード)は株式会社ジャックスが発行しており、 年会費・入会費だけでなく、家族カードやETCカードの発行費用も無料のクレジットカードです。
基本のポイント還元率が1.0%と高めに設定されており、ポイントを貯めやすいカードといえます。
貯まったポイントは1,500ポイントごとに「Jデポ」1,500円分、もしくはANAマイル300マイルかポイント積立投資の原資として1,500円分と交換が可能です。
ネットショッピング以外でもカードショッピングの利用合計金額が2,000円ごとに20ポイントが付与され、リボ払いで利用した場合の還元率はさらに0.5%上乗せされますよ。
ポイントの有効期限は獲得月から2年間で、1,500ポイント単位で利用できます。
「JACCSモール」というJACCSカード会員専用のサイトを経由してネットショッピングをすると、通常よりポイントが多く付与されます。
JACCSモールを経由すると、楽天市場やショップジャパン、三越伊勢丹オンラインストア、じゃらんnetなどさまざまなジャンルの提携ショップで買い物した分のポイント還元率が最大12倍にアップします。
登録が不要な上、サイトを経由して買い物するだけでポイントが多くもらえるので効率的にポイントを貯めることができますよ。
おすすめ5 三井住友カード(NL)
年会費(税込) | 無料 |
---|---|
Google Pay利用時に使用される決済方法 | iD、Visaのタッチ決済 |
ポイント還元率 | 0.5% |
ポイントの使い道 | ・景品やギフトカードに交換 ・マイルに交換 ・他社ポイントに交換 |
ポイント還元率アップの方法 | 対象のコンビニ・飲食店の代金をGoogle Pay経由でVisaのタッチ決済またはMastercardコンタクトレスで支払うと、ポイント還元率が7.0%にアップ(カードでタッチ決済した場合は5%還元) |
国際ブランド | Visa、Mastercard |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険(最高2,000万円) 入会後に以下の保証プランに変更が可能 ・ゴルフ安心プラン ・弁護士安心プラン ・スマホ安心プラン ・個人賠償責任保険 ・交通事故限定入院保険 ・携帯品損害保険 |
三井住友カード(NL)はメガバンクである三井住友銀行のグループ会社が発行する年会費が永年無料のプロパーカードです。
三井住友カード(NL)のNLはナンバーレスカードの意味で、カードにクレジットカード番号や有効期限などの情報が印字されていません。
カード裏面の署名欄もないので、安全性の高いクレジットカードであるといえます。
なおカード情報はスマホに「Vpassアプリ」をダウンロードすれば簡単に確認できますよ。
三井住友カード(NL)の利用で貯まるのは「Vポイント」と呼ばれており、通常は200円の利用で1ポイント貯まるところ、セブンイレブン、ローソン、マクドナルドなどで利用すれば最大で7%還元されます。
Vポイントはプリペイドカードにチャージできる他、クレジットカードの支払いに充てられたり、銀行・証券サービスでは手数料の割引などに利用したりすることも可能です。
2024年4月22日からTポイントと統合されたので、使い道がさらに広がったといえますよ。
おすすめ6 セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード
年会費(税込) | 初年度無料 翌年度からは1,100円(税込)、ただし年1回以上のカード利用で翌年度も無料 |
---|---|
Google Pay利用時に使用される決済方法 | QUICPay |
ポイント還元率 | 0.5%(最大2%) |
ポイントの使い道 | ・Amazonギフトカードなどに交換 ・他社ポイントに交換 ・「セゾンポイントモール」を経由したネットショッピングはポイントが最大30倍 ・投資信託の運用や株式に交換 |
ポイント還元率アップの方法 | ・QUICPayを使って支払いをする ・セゾンポイントモールを経由して買い物する |
国際ブランド | American Express |
付帯保険 | オンライン・プロテクション |
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードは株式会社クレディセゾンが発行するクレジットカードです。
American Expressはハイブランドカードといわれており、年会費が高いケースがほとんどです。
しかしセゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードなら年間に1回以上カードを利用すれば、年会費が無料です。
Google Payで使用できるのはQUICPayだけですが、ポイント還元率が通常の4倍になるメリットがあります。
またネットショッピングではセゾンカード会員専用サイトのセゾンポイントモールを経由すれば、最大30倍のポイントが付与されますよ。
Amazonで買い物する場合、最大9倍のポイントを受け取ることができる上、200ポイントで1,000円分のAmazonギフトカードに交換できるので、Amazonをよく利用する方にぴったりのクレジットカードです。
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードには最短5分でオンライン発行できるデジタルカードがあり、すぐにQUICPayを使いたい方におすすめです。
後日ナンバーレスのカードも送られてくるので、通常のクレジットカードとして使用することも可能です。
おすすめ7 ライフカード
年会費(税込) | 初年度無料 翌年度からは1,100円(税込)、ただし年1回以上のカード利用で翌年度も無料 |
---|---|
Google Pay利用時に使用される決済方法 | QUICPay |
ポイント還元率 | 0.5%(最大2%) |
ポイントの使い道 | ・Amazonギフトカードなどに交換 ・他社ポイントに交換 ・「セゾンポイントモール」を経由したネットショッピングはポイントが最大30倍 ・投資信託の運用や株式に交換 |
ポイント還元率アップの方法 | ・QUICPayを使って支払いをする ・セゾンポイントモールを経由して買い物する |
国際ブランド | American Express |
付帯保険 | オンライン・プロテクション |
ライフカードはライフカード株式会社が発行する年会費がずっと無料のクレジットカードです。
家族カードやETCカードの発行手数料や年会費についても、年に1回以上利用していれば無料のまま使い続けることが可能です。
ライフカードの基本的なポイント還元率は0.1%と低めですが、入会後1年間はポイント1.5倍、毎年誕生月に利用した分は3倍のポイントを受け取れます。
さらにライフカードでは年間の利用金額に応じてステージ制のプログラムが適用されており、ステージに応じたステージポイントがもらえます。
他にも会員限定のショッピングモール「L-Mall」経由でネットショッピングした分のポイントが最大で25倍になりますよ。
ポイントの有効期限は基本的に2年間ですが、毎年繰り越し手続きを行うことで最大5年間まで延長することが可能です。
5.Google Payにクレジットカードを登録するメリット
このようにGoogle Payにクレジットカードを登録すべきか分からず、メリットを知りたいという方もいらっしゃるでしょう。
そこでこの章ではGoogle Payにクレジットカードを登録するメリットについて以下の三つを解説します。
【Google Payにクレジットカードを登録するメリット】
メリット1 支払いがスムーズにできる
Google Payにクレジットカードを登録すると、支払いがスムーズに行えます。
Google Payは非接触型の決済なので、スマホやスマートウォッチを店舗の決済端末にかざすだけで支払いが完了します。
財布からクレジットカードを出して、端末にスライドさせたり差し込んだりする必要はありません。
またGoogle Payはネットショッピングでも利用が可能です。
ECサイトやアプリで支払う際にGoogle Payを選ぶだけで登録しているクレジットカードから簡単に決済することができます。
クレジットカード情報を入力するためにカードを財布から取り出す手間がかからないので急いでいるときに助かりますよね。
メリット2 クレジットカード決済に非対応の店舗でも支払える
Google Payにクレジットカードを登録しておけば、クレジットカード決済に対応していないお店でも電子マネー決済に対応していれば支払うことができます。
QUICPayやiDによる支払いに対応しているカードであれば、対象店舗で利用可能ですよ。
タッチ決済やコンタクトレスはクレジットカード決済に対応する店舗でしか使えませんが、iD、QUICPayができるカードでれば、クレジットカード決済に対応していないお店でも対象店舗で支払えますよ。
メリット3 ポイントカードもまとめて管理できる
Google ウォレットにはポイントカードの登録も可能で、まとめて管理することができます。
お店ごとに扱うポイントが異なるため、ポイントカードの管理は大変ですよね。
財布から取り出す際に時間がかかる方もいらっしゃるかもしれません。
その点Google Payでは、支払いとポイントカードをスマホ1台にまとめられるのでとても便利だといえます。
Google ウォレットに登録できるポイントカードはバーコード付きのタイプに限られるので注意しましょう。
登録できるポイントカードの一例を以下にまとめました。
- ・dポイントカード
- ・Tカード
- ・楽天ポイントカード
- ・Pontaカード
- ・マツモトキヨシのカード
- ・ヨドバシカメラのカード
- ・ブックオフのカード
- ・ドン・キホーテのカード
- ・JALのカード
- ・ユニクロのカード など
6.Google Payにクレジットカードを登録する際の注意点
Google Payにクレジットカードを紐づける際、注意点がないのか気になる方もいらっしゃるでしょう。
本章ではGoogle Payにクレジットカードを登録する際に気を付けたい注意点、以下2点をお伝えします。
【Google Payにクレジットカードを登録する際の注意点】
注意点1 対応していないクレジットカードがある
Google Payでは使用できないクレジットカードもあるので注意が必要です。
手持ちのクレジットトカードがGoogle Payで利用できるかどうかは、公式サイトをご参照ください。
なお本記事でご紹介しているおすすめクレジットカード以外にも、以下のカードはGoogle Payに対応していますよ。
- ・セブンCSカードサービス
- ・UCSカード
- ・ゆめカード
- ・エムアイカード
- ・LINEPayカード
注意点2 クレジットカードによって使えるお店が異なる
Google Payで利用できる支払い方法はお店によって異なります。
そのため、Google Payに登録したカードが提携する決済方法に対応していない場合は利用できません。
登録するクレジットカードがiDのみに対応している場合はiDを扱うお店、QUICPayのみに対応している場合はQUICPayを扱うお店でしか利用できないということです。
7.Google Payにクレジットカードを登録する際によくある質問
このようにGoogle Payにクレジットカードを登録することに関してさまざまな疑問や不安がある方もいらっしゃるでしょう。
分からないことや不安が解消されないと、安心してGoogle Payを利用できませんよね。
そこで、この章ではGoogle Payにクレジットカードを登録する際によくある疑問についてご紹介します。
Q1 Google PayとGoogle ウォレットの違いは?
このようにGoogle PayとGoogle ウォレットの違いが分からないという方もいらっしゃるかもしれません。
Google PayとGoogle ウォレットはどちらもGoogleが提供しているサービスです。
Googleは2023年3月29日にAndroid端末向けのモバイル決済サービスであるGoogle Payを、デジタルウォレットプラットフォームであるGoogle ウォレットに順次切り替えることを発表しました。
つまりGoogle Payの機能をより使いやすくしたものがGoogle ウォレットということです。
Google Payのアプリで自動更新が許可されていれば、Google ウォレット に自動でアップデートされます。
Q2 Google Payのセキュリティーは安全なの?
便利だと分かっていても、情報漏えいや不正利用の事件も発生していることから、クレジットカードの登録をためらう方もいらっしゃるでしょう。
Google Payでは、登録したクレジットカード情報が端末内に保管されたり、支払い時に共有されたりすることはありません。
Googleで管理しているクレジットカード情報も世界最先端クラスのセキュリティーによって何重にも保護されています。
またGoogle Payにカードを登録する際に、ワンタイムパスワードによる本人認証を行っていたり、決済時にクレジットカード番号を暗号化していたりするので、安心して利用できますよ。
Q3 端末の電源が入っていなくても利用できる?
Google Payを使って支払おうと思ったら、端末の電池が切れていたり、何らかの事情で電源をオフにしていたりするケースもありますよね。
端末の電源が入っていない場合にGoogle Payを利用できるかどうかは決済方法によって異なります。
iDなど電子マネー決済を使って支払う場合は、電源が入っていなくても利用可能です。
ただし端末のバッテリーがない場合は利用できない可能性があるので、注意しましょう。
なおVisaなどのタッチ決済を使って支払う場合は、端末の画面ロックを解除する必要があるため電源が入っている状態でないと利用できません。
Q4 クレジットカードは2枚以上登録できる?
このようにGoogle Payに複数のクレジットカードを登録できるのか気になる方もいらっしゃるでしょう。
Google Payには最大で10枚までクレジットカードを登録することが可能です。
iDとQUICPayそれぞれで利用できるクレジットカードを1枚ずつ登録しておけば、どちらか一方に対応している店舗であっても安心ですね。
なおGoogle Payに複数のクレジットカードを登録した場合、支払いはメインカードに設定したカードで行われます。
一時的にメインカード以外のクレジットカードで支払いたい場合は、Google ウォレットを起動し、画面をスワイプして使用するカードを選択してから決済端末にかざしましょう。
選択を求められたら、使用するカードの種類にかかわらず「クレジット」を選択します。
なおメインカードの切り替えはGoogle ウォレットから設定できますよ。
Q5 登録したクレジットカードの情報は変更・削除できる?
Google Payに登録したクレジットカードの有効期限が切れたり、使わなくなったりした際のカードの変更・削除方法について気になっている方もいらっしゃるでしょう。
有効期限が切れて新しいカードに更新された場合は、Google Payに登録されている情報も自動的に更新されるので、手続きが不要です。
また紛失や破損、盗難などで新しいカードを発行した場合も、自動で更新される可能性があります。
なお登録したクレジットカードの情報を削除したい場合は、Google ウォレットを起動して削除したいクレジットカードをタップし、右上のその他のアイコンから「お支払い方法を削除」を選択しましょう。
8.まとめ
Google Payはクレジットカードや電子マネーなど複数の支払いをまとめて管理できるAndroid端末専用の非接触決済サービスです。
交通系電子マネーで公共交通機関の運賃や定期の支払いに使えたり、バーコード表示ができるポイントカードをまとめて管理したりすることもできます。
Google Payにクレジットカードを登録するには、Google ウォレットを起動して行いましょう。
クレジットカード情報を入力し、本人認証を行うだけで簡単に登録できますよ。
なおGoogle Payに登録できるクレジットカードは限られているため、注意しましょう。
本記事でご紹介している七つのクレジットカードは全てGoogle Payに対応しています。
カード名 | 券面 | 年会費 | ポイント 還元率 |
特徴 |
---|---|---|---|---|
楽天カード | 永年無料 | 1.0% | ・ポイントの使い道が豊富 ・加盟店で利用することでポイントが二重にゲットできる |
|
JCBカード W/ JCBカード W plus L |
永年無料 | 0.2%※交換先によっては還元率最大10.5% | ・パートナー店で最大21倍のポイントも貯まる ・JCB CARD W plus Lは女性にうれしい特典が満載 |
|
エポスカード | 無料 | 0.5% | ・ポイントの使い道が豊富 ・優待施設や特典が満載 |