マイルの仕組み・貯め方・使い方を解説!お得なクレジットカードも紹介

マイルを貯めたらお得に旅行に行けるって聞いたけど、本当?
飛行機に乗らなくても、マイルは貯まるのかな?

このように航空会社から発行されている「マイル」に興味があり、貯めたり使ったりしてみたいと考えている方は多くいらっしゃるでしょう。

しかし普段飛行機にあまり乗らない方にとっては、マイルについて難しいと感じるケースがあるかもしれません。

そこで本記事では、マイルの仕組みや基本的な貯め方、お得な使い方など、マイルに関する知識を徹底解説します。

併せてマイルが貯まるクレジットカードの選び方や、おすすめのクレジットカード10選もご紹介するので、ぜひご参考にしてくださいね。

お金のプロ
普段の生活で飛行機に乗らずにマイルを貯めたい方、マイルをお得に使いたい方は必見ですよ。

【マイルが貯まる!クレジットカードおすすめ4選】
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カード名 交換可能なマイル マイルへの還元率 年会費(税込) 国際ブランド
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード JAL、ANA 0.25~1.125% 33,000円
※初年度無料
AMEX
JCBカード WJCBカード W plus L JAL、ANA、デルタ航空 0.3% 無料 JCB
エポスカード JAL、ANA 0.25% 無料 Visa
イオンJMBカード(JMB WAON一体型) JAL 0.5% 無料 Visa、JCB、Mastercard
※2025年9月1日時点
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目次

1.マイルとは?基礎知識を解説

そもそもマイルってどういうものなんだろう?

マイルという言葉は知っていても、具体的なことはきちんと理解できていない方も多くいらっしゃるでしょう。

そこでこの章では、マイルの仕組みや種類について分かりやすく解説します。

お金のプロ
マイルをお得に活用するため、まずは基本を押さえましょう。

マイルとは?基礎知識を解説

1-1.マイルの仕組み

マイルとは航空会社が提供する「マイレージプログラム」のポイントのことで、一般的なポイントプログラムと同様に貯めたり使ったりすることができます。

またマイレージプログラムとは、利用する飛行距離や航空券のグレードによってマイルが貯まる仕組みを指します。

そのためマイルを利用するには、各航空会社のマイレージプログラムへの登録が必要です。

主なマイルの貯め方には「飛行機に乗る」「マイルが貯まるクレジットカードで買い物をする」などがあります。

貯めたマイルは「特典航空券」との交換の他、飛行機の座席のアップグレード、ポイントや電子マネーへの交換など、さまざまな用途で活用できますよ。

メモ
特典航空券とは、マイルと交換できる無料または割引価格の航空券のことです。
お金のプロ
マイルの貯め方や使い方について、詳しくは「2.マイルの基本的な貯め方」「5.メリットが豊富!マイルのお得な使い方」で解説します。

1-2.マイルの種類

航空会社がそれぞれに独自のマイレージプログラムを提供しているため、マイルには多くの種類があります

以下の表に、日本でよく利用されるマイレージプログラムの種類をまとめました。

【日本でよく利用されるマイレージプログラムの種類】
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航空会社名 マイレージプログラムの名称
全日本空輸株式会社(ANA) ANAマイレージクラブ(AMC)
日本航空株式会社(JAL) JALマイレージバンク(JMB)
デルタ航空 スカイマイルプログラム
ユナイテッド航空 ユナイテッド・マイレージプラスプログラム

国内の航空会社が提供する代表的なマイレージプログラムには、全日本空輸株式会社(ANA)が提供する「ANAマイレージクラブ」や、日本航空株式会社(JAL)が提供する「JALマイレージバンク」があります

ANAマイレージクラブやJALマイレージバンクは、日本国内において多種多様な方法でマイルを貯められるため、日本で生活している方に適していますよ。

一方で、「海外に拠点がある」「海外へ出張や旅行に行く機会が多い」方は、頻繁に利用する航空会社のマイレージプログラムを選択することで、効率良くマイルを貯めることができるでしょう。

なお航空会社が違っても「アライアンス(航空連合)」が同じであれば、マイレージプログラムの相互利用が可能です。

メモ
アライアンス(航空連合)とは、世界中の航空会社が相互に協力することを目的として結成された組織のことです。代表的なものに、JALが加盟している「ワンワールド」や、ANAが加盟している「スター アライアンス」などがあります。

例えばJALマイレージバンクに加入している方なら、ワンワールドに加盟している別の航空会社を利用することでもJALのマイルが加算されますよ。

マイルが貯められるのは、加入している航空会社のフライトだけじゃないんだね。

2.マイルの基本的な貯め方

できるだけたくさんマイルを貯めたいな。
飛行機に乗らなくてもマイルが貯まるって本当?

なるべく効率良く多くのマイルを貯めたいけど、具体的な方法が分からない方もいらっしゃるでしょう。

そこでこの章では、マイルの基本的な貯め方について解説します。

お金のプロ
基本を押さえて、マイルを上手に貯めましょう。

貯め方1 飛行機に乗る

マイルを貯める代表的な方法として、飛行機に乗ることが挙げられます。

飛行機に乗ることで貯まるマイルは「フライトマイル(搭乗マイル)」と呼ばれ、基本的に搭乗区間が長く、座席のグレードが高いほど多くのマイルが貯まる仕組みになっています。

出張や旅行で飛行機を頻繁に利用する方ほどマイルが貯まりやすいといえるでしょう。

フライトマイルは「搭乗区間の基本マイル×運賃種別や予約クラスごとの積算率」で算出されます。

例として、ANAで東京-大阪間のファーストクラス(プレミアムクラス)とエコノミークラスに搭乗した際のマイル数を比較してみましょう。

メモ
ファーストクラス(プレミアムクラス)とは、ANAが提供している国内線における最上位クラスの座席のことです。

ファーストクラス(プレミアムクラス)に搭乗した場合、区間基本マイルが280マイル、積算率が125~150%なので、350~420マイルが貯まります。

一方、同区間のエコノミークラスに搭乗した場合、積算率は50~100%なので、140~280マイルが貯まります。

なお座席のクラスが同じでも、割引運賃を利用した場合には積算率が下がるため注意しましょう。

お金のプロ
フライトマイルの計算方法や区間マイル、積算率については、各航空会社のホームページで確認できますよ。

貯め方2 クレジットカードを利用する

マイレージプログラムに対応したクレジットカードを使って買い物することでも、マイルを貯められます。

日常生活のなかでマイルを貯めることができるので、飛行機をあまり利用しない方におすすめの方法ですよ。

メモ
飛行機の利用ではなく、主に陸上の買い物でマイルを貯める人を「陸マイラー」と呼ぶことがあります。

なおマイルが貯まるクレジットカードには、利用金額に応じてマイルが直接付与されるタイプと、クレジットカード会社独自のポイントを貯めてからマイルに交換するタイプの2種類があります。

お金のプロ
3章でご自身に合ったマイルが貯まるクレジットカードの選び方を、4章でおすすめのクレジットカードをご紹介しているので、ぜひご参考にしてくださいね。

貯め方3 航空会社の提携サービスを利用する

マイルをしっかり貯めたいなら、航空会社の提携サービスを利用するのもおすすめです。

例えばANAやJALでは、航空会社が提携するホテルや旅館に宿泊してマイルを貯めることが可能です。

ANAやJALの提供するサイトから宿泊施設を予約する以外にも、ANAやJALのWebサイトを経由し、じゃらんや楽天トラベルといった提携サイトで予約などをしてマイルを貯めることができますよ。

また航空会社が運営するショッピングサイトでの買い物や、電気・ガスなどの利用、ふるさと納税など、身近なサービスを通じてマイルを貯めることも可能です。

飛行機やクレジットカードの利用以外にも、こんなにたくさんマイルを貯める方法があるんだ!

3.マイルを貯めたい方必見!クレジットカードの選び方

クレジットカードを利用してマイルを貯めたいな……。
マイルを効率良く貯めるには、どんな点に気を付けてクレジットカードを選べば良いんだろう?

日常生活のなかでマイルを貯めたいと思っても、どのような基準でクレジットカードを選べば良いか分からず、迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこでこの章では、マイルを貯めたい方向けにクレジットカードの選び方を詳しく解説します。

お金のプロ
選び方を確認した上で、4章「マイルが貯まる!おすすめのクレジットカード10選」でご紹介するクレジットカードからご自身に合った1枚を見つけてみてくださいね。

選び方1 マイルの種類

マイルが貯まるクレジットカードを選ぶ際、まずはどのマイルが貯められるのかを確認しましょう。

クレジットカードによって、貯められるマイルの種類は異なります

「ANAカード」「JAL CARD」のように、航空会社と提携しているクレジットカードであれば、どのマイルが貯まるのか一目瞭然ですよね。

しかしポイントをマイルに交換して貯めるタイプのクレジットカードの場合、一見するとどの航空会社のマイルが貯まるのか分かりにくいため、事前にしっかり確認しておくことが大切です。

例えば本記事でご紹介しているセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードはANAやJALのマイルに、JCBカード WJCBカード W plus LはANAやJAL、デルタ航空のマイルに交換できますよ。

お金のプロ
「どのマイルを貯めれば良いか分からない」「その時々で利用する航空会社が異なる」とお悩みの方は、普段の支払いでポイントが貯まりやすく、複数のマイルに交換できるクレジットカードを選んでおくのがおすすめですよ。

選び方2 マイルへの還元率

マイルへの「還元率」の高さも、マイルが貯まるクレジットカードを選ぶ上で重要です。

還元率とはクレジットカードの利用金額に応じて獲得できるマイルやポイントの割合のことを指します。

例えば1マイル100円相当の場合、還元率が0.5%のクレジットカードなら200円の支払いに対して1マイルが、還元率が1%のクレジットカードなら200円の支払いに対して2マイルが付与されます。

なおポイントからマイルへ交換するタイプのクレジットカードの場合、ポイントの還元率だけでなく、「ポイントからマイルへの交換レート」もチェックすることが大切です。

上記のタイプのクレジットカードにおけるマイルの還元率の計算方法は以下のとおりです。

ポイントをマイルへ交換する場合のマイル還元率の計算方法
  • マイルの還元率(%)=付与されるマイル数÷クレジットカードの支払金額×100

例えば、1,000円の支払いに対して1ポイントが貯まり、かつ1ポイントを3マイルに交換できるクレジットカードのマイルの還元率は0.3%になりますよ。

選び方3 年会費

マイルが貯まるクレジットカードを選ぶなら、年会費にも着目しましょう。

クレジットカードの年会費は、永年無料から数万円程度まで異なります。

できるだけコストをかけずにマイルを貯めたい方は、年会費が無料のクレジットカードがおすすめです。

メモ
本記事でご紹介しているクレジットカードのなかで年会費が無料のカードは、JCBカード WJCBカード W plus LエポスカードイオンJMBカード(JMB WAON一体型)楽天カードライフカードです。

ただしクレジットカードの年会費は、付帯する特典やサービスが充実しているほど高くなる傾向にあります。

年会費がかかるクレジットカードを選ぶ方は、付帯するサービスや特典とのバランスを考慮することが大切です。

例えば「頻繁に旅行に行くから旅行傷害保険の内容が充実しているものが良い」「空港のラウンジを利用できる特典があると便利」のように、年会費を支払ってでも受けたいサービス・特典かどうかをしっかり考えて選びましょう。

選び方4 マイルへの交換手数料

航空会社が発行していないクレジットカードの場合、ポイントからマイルへ交換する際に手数料がかかるケースがあります。

「いつの間にか手数料が差し引かれていた……」と後悔しないよう、事前にきちんと確認しておきましょう。

またクレジットカードによっては、1年間に交換できるマイルの上限が決められているケースもあります。

上限がいくらなのか、もし上限に達した場合にどのような対応になるのかをチェックしておくと良いでしょう。

なお本記事でご紹介しているセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードでは、マイルへの移行上限は15万マイルと定められており、有効期限内に15万マイルに達した場合には、翌年のサービス年会費が無料になりますよ。

マイルに交換する上限に達しても、別のサービスが用意されていれば安心だね。

4.マイルが貯まる!おすすめのクレジットカード10選

マイルが貯まるクレジットカードといっても、数が多くてどれが良いのか分からない……。
マイルが貯まるクレジットカードのおすすめを知りたいな。

このようにマイルが貯まるクレジットカードを利用したいものの、種類が多くて絞り切れないとお困りの方もいらっしゃるでしょう。

そこでこの章では、マイルが貯まるおすすめのクレジットカードを10枚厳選してご紹介します。

お金のプロ
以下にクレジットカード別の交換可能なマイルやマイルへの還元率をまとめた一覧表も載せているので、ぜひ比較する際のご参考にしてくださいね。

【マイルが貯まる!おすすめのクレジットカード10選】
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カード名 交換可能なマイル マイルへの還元率 年会費(税込) 国際ブランド
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード JAL、ANA 0.25~1.125% 33,000円
※初年度無料
AMEX
JCBカード WJCBカード W plus L JAL、ANA、デルタ航空 0.3% 無料 JCB
エポスカード JAL、ANA 0.25% 無料 Visa
イオンJMBカード(JMB WAON一体型) JAL 0.5% 無料 Visa、JCB、Mastercard
楽天カード JAL、ANA 0.5% 無料 Visa、JCB、Mastercard、AMEX
ライフカード ANA 0.25~0.5% 無料
※入会月から翌年の入会月末日までにカードの利用がない場合、カードサービス手数料1,650円がかかる
Visa、JCB、Mastercard
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード JAL、ANA 0.375~1.125% 11,000円
※初年度無料
AMEX
ANA JCB 一般カード ANA 0.5~1.0% 2,200円
※初年度無料
JCB
JAL CARD(普通カード) JAL 0.5~1.0% 2,200円
※AMEXの場合は6,600円。初年度無料
Visa、JCB、Mastercard、AMEX
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード JAL、ANAなど合計37種類 約0.7~1.0%
※3ポイント=1マイルで交換した場合
34,100円 AMEX
※2025年9月1日時点

おすすめ1 セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

メリット
JALのマイルへの還元率が最大1.125%
経費や税金の支払いでポイントを貯められる
ポイントに有効期限がない

デメリット
2年目から年会費がかかる

こんな人におすすめ!
JALのマイルを効率良く貯めたい
JALやANAのマイルを貯めたい方

【基本情報】
※横にスクロールできます
項目 内容
年会費(税込) 33,000円
※初年度無料
ポイント還元率 0.1~0.2%
マイルへの還元率 0.25~1.125%
交換可能なマイル JAL、ANA
国際ブランド AMEX
付帯保険 海外旅行傷害保険(傷害死亡・後遺障害の場合):最高1億円 ※利用付帯
国内旅行傷害保険(傷害死亡・後遺障害の場合):最高5,000万円 ※自動付帯
ショッピング安心保険:年間最高300万円
※2025年9月1日時点

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、ビジネスに役立つ機能を豊富に備えた、個人事業主・法人向けのクレジットカードです。

メモ
会社員の方も申し込み可能です。

経費や税金の支払いでポイントが貯まったり、レンタカーや宅配サービスなどを優待価格で利用できたりしますよ。

初年度の年会費は無料ですが、次の年度から3万3,000円(税込)がかかる点には注意しましょう。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、JALのマイルを貯めたい方に特におすすめです。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードに入会すると、オプションサービス「SAISON MILE CLUB(セゾンマイルクラブ)」に登録することが可能です。

SAISON MILE CLUBに登録すると、買い物の利用金額1,000円につきJALのマイルが10マイル自動的に貯まります

さらに有効期限がない永久不滅ポイントが2,000円につき1ポイント加算されるので、このポイントもJALのマイルに交換すれば、マイルへの還元率は最大で1.125%になりますよ。

ただしSAISON MILE CLUBの利用には年会費5,500円(税込)がかかる点に注意しましょう。

メモ
有効期限内に移行上限である15万マイルに達した場合は、翌年の年会費が無料になります。

なお永久不滅ポイントはANAのマイルにも交換できるため、ANAとJAL、両方のマイルを貯めたい方にも向いています。

おすすめ2 JCBカード W/JCBカード W Plus L

メリット
年会費がずっと無料
利用するお店によってポイント還元率がアップする
JAL、ANA、デルタ航空のマイルに交換できる

デメリット
入会できるのは18歳から39歳までの方

こんな人におすすめ!
JAL、ANA、デルタ航空のマイルを貯めたい方
クレジットカードにコストをかけたくない方
JCBのパートナー店をよく利用する方

【基本情報】
※横にスクロールできます
項目 内容
年会費(税込) 無料
※入会できるのは18歳から39歳までの方
ポイント還元率 1.0~10.5%
※還元率は交換商品により異なります
マイルへの還元率 0.3%
交換可能なマイル JAL、ANA、デルタ航空
国際ブランド JCB
付帯保険 海外旅行傷害保険(死亡・後遺障害の場合):最高2,000万円 ※利用付帯
ショッピングガード保険(海外):年間最高100万円(1事故につき自己負担額10,000円)
※2025年9月1日時点

JCBカード WJCBカード W plus Lの特長は、18歳から39歳までに入会すれば年会費がずっと無料になる点です。

クレジットカードの年会費を抑えながら、マイルを貯めたい方におすすめです。

JCBカード WJCBカード W plus Lでは、1カ月の利用合計金額1,000円につき、Oki Dokiポイントが2ポイント貯まります。

メモ
2026年1月からOki DokiポイントはJ-POINTに変わります。

さらにJCBのパートナー店で利用するとポイント還元率が最大10.5%になるのも魅力です。

例えば、スターバックスではポイント還元率が10.5%、セブン-イレブンやAmazonでは、2.0%です。

貯まったポイントは、JALやANA、デルタ航空のマイルに交換したり、楽天ポイントやdポイントなどに移行したりすることができますよ。

定期的に新規入会キャンペーンを行っているので、JCBカード WJCBカード W plus Lが気になる方は、ぜひチェックしてみましょう。

おすすめ3 エポスカード

メリット
貯まったポイントはJALやANAのマイルに交換できる
年会費がずっと無料
提携サイトを経由して買い物をするとポイント還元率がアップする

デメリット
マイルへの還元率が0.25%とやや低め

こんな人におすすめ!
JALやANAのマイルを貯めたい方
クレジットカードにコストをかけたくない方
マルイやモディをよく利用する方

【基本情報】
※横にスクロールできます
項目 内容
年会費(税込) 無料
ポイント還元率 0.5%
マイルへの還元率 0.25%
交換可能なマイル JAL、ANA
国際ブランド Visa
付帯保険 海外旅行傷害保険(傷害死亡・後遺障害の場合):最高3,000万円 ※利用付帯
※2025年9月1日時点

エポスカードは、マルイやモディといった商業施設を運営する、丸井グループが発行しているクレジットカードです。

年会費無料で作成することが可能です。

エポスカードでは200円の利用につき、エポスポイントが1ポイント貯まります。

さらにエポスのポイントUPサイトを経由して、いつもどおりネットショッピングをするだけでポイントが2~30倍になるのも魅力ですよ。

貯まったポイントは、JALやANAのマイルに交換できます

メモ
1,000エポスポイント=500マイルに交換できます。

ただしポイント還元率が0.5%で利用する場合、マイルへの還元率は0.25%とやや低い点には注意しましょう。

またマルイやモディの店舗、マルイのネット通販では、年に4回「マルコとマルオの7日間」を開催しています。

エポスカードの会員であれば、期間中何度でも10%オフで買い物ができるのもメリットの一つです。

エポスカードでは、WEBからの入会で2,000円相当のプレゼントがもらえる特典もありますよ(2025年9月1日時点)。

おすすめ4 イオンJMBカード(JMB WAON一体型)

メリット
JALのマイルが200円で1マイル貯まる
年会費が無料
イオングループで買い物をすると5%オフになる日がある

デメリット
旅行傷害保険が付いていない

こんな人におすすめ!
JALのマイルを貯めたい方
イオングループをよく利用する方

【基本情報】
※横にスクロールできます
項目 内容
年会費(税込) 無料
ポイント還元率 0.5%
マイルへの還元率 0.5%
交換可能なマイル JAL
国際ブランド Visa、JCB、Mastercard
付帯保険 ショッピングセーフティ保険:年間50万円まで
クレジットカード盗難保障
※2025年9月1日時点

イオンJMBカード(JMB WAON一体型)は、JALマイレージバンク(JMB)に電子マネーのWAONを搭載した「JMB WAON」と、クレジットカードの「イオンカード」が一つになったカードです。

年会費が無料なので、気軽に持つことができます。

イオンJMBカード(JMB WAON一体型)では、カードショッピングやWAONの支払いで200円につきJALのマイルが1マイル貯まります

貯まったマイルは、電子マネーのWAONに交換することも可能です。

また毎月20日と30日には、イオンやマックスバリュなどのイオングループで「お客さま感謝デー」が開催されます。

イオンJMBカード(JMB WAON一体型)買い物をすると代金が5%オフになるのもうれしいポイントですよ。

さらにイオンJMBカード(JMB WAON一体型)では、飛行機の搭乗がスムーズになる「JALタッチ&ゴーサービス」も利用できます

飛行機をよく利用する方や、チェックインの手間を省きたい方にもうってつけです。

ただし国内や海外の旅行傷害保険は付いていないので注意しましょう。

イオンJMBカード(JMB WAON一体型)ではWebからの申し込みかつ適用条件を達成すれば、最大5,000WAON POINTがもらえますよ(2025年9月1日時点)。

メモ
適用条件は、公式サイトをご確認ください。

おすすめ5 楽天カード

メリット
JALとANAのマイルに交換できる
毎月5と0が付く日に楽天市場で買い物をするとポイントが4倍になる

デメリット
公共料金や税金、保険料などの支払いではポイントの還元率が下がる

こんな人におすすめ!
JALやANAのマイルを貯めたい方
クレジットカードにコストをかけたくない方
楽天市場をよく利用する方

【基本情報】
※横にスクロールできます
項目 内容
年会費(税込) 無料
ポイント還元率 1.0%
マイルへの還元率 0.5%
交換可能なマイル JAL、ANA
国際ブランド Visa、JCB、Mastercard、AMEX
付帯保険 海外旅行傷害保険(傷害死亡・後遺障害の場合):最高2,000万円 ※利用付帯
カード盗難保険
※2025年9月1日時点

楽天カードは、楽天カード株式会社が発行している、年会費が無料のクレジットカードです。

ポイントの還元率は1.0%なので、普段の買い物でしっかりポイントを貯められるのが特長です。

さらに毎月5と0の付く日に楽天市場で買い物をすれば、通常の4倍のポイントが付与されるのも魅力ですよ。

メモ
参加にはエントリーが必要です。

ただし、公共料金や税金、保険料、携帯電話料金などの支払いについては、通常よりも還元率が低くなるので注意しましょう。

メモ
電気、ガス、水道などの公共料金や自動車税、固定資産税などの税金は0.2%、保険料や携帯電話料金は0.5%の還元率となります。

また貯まったポイントは、JALやANAのマイルに交換できます

メモ
2ポイント=1マイルに交換できます。

他にも、楽天市場や楽天トラベルなどのサービスで利用したり、月々のクレジットカードの支払いに充てたりすることも可能です。

おすすめ6 ライフカード

メリット
ANAのマイルに交換できる
年会費が無料
提携サイトを経由して買い物をするとポイント還元率がアップする

デメリット
旅行傷害保険が付いていない

こんな人におすすめ!
ANAのマイルを貯めたい方
クレジットカードにコストをかけたくない方

【基本情報】
※横にスクロールできます
項目 内容
年会費(税込) 無料
※入会月から翌年の入会月末日までにカードの利用がない場合、カードサービス手数料1,650円がかかる
ポイント還元率 0.1~0.2%
マイルへの還元率 0.25~0.5%
交換可能なマイル ANA
国際ブランド Visa、JCB、Mastercard
付帯保険 カード会員保障
※2025年9月1日時点

ライフカードは、ライフカード株式会社が発行するクレジットカードです。

カードサービス手数料1,650円(税込)がかかりますが、入会月から翌年の入会月末日までにカードを利用すれば無料になります。

ライフカードでは、1,000円の利用につきサンクスポイントが1ポイント貯まります。

メモ
入会後1年間は、新規入会キャンペーンとしてサンクスポイントが1.5倍で付与されます。

また年間利用金額に応じてポイントの倍率が変わるステージ制プログラムも用意されていて、最大2倍までポイントがアップしますよ。

さらにライフカード会員限定のショッピングモール「L-Mall」を経由して買い物をするだけで、ポイントが最大25倍になるのも特長の一つです。

貯まったポイントは1サンクスポイント=2.5マイル(ANAのマイル)に交換することが可能です。

マイルへの還元率は通常0.25%ですが、ステージ制プログラムの階位が上がったり、L-Mallを利用したりすると、還元率もアップしますよ。

ただしライフカードに付帯している保険はカード会員保障のみで、旅行傷害保険などは付いていません

旅行保険付きのクレジットカードを探している方は注意しましょう。

おすすめ7 セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード

メリット
JALやANAのマイルに交換できる
ポイントに有効期限がない
JALのマイルへの還元率は最大1.125%
海外で利用するとポイントが2倍になる

デメリット
翌年度から年会費が発生する
JALのマイルの還元率をアップさせるには別途年会費が必要

こんな人におすすめ!
JALやANAのマイルを貯めたい方
JALのマイルを効率良く貯めたい方
海外へよく行く方

【基本情報】
※横にスクロールできます
項目 内容
年会費(税込) 11,000円
※初年度無料
ポイント還元率 0.15~0.2%
マイルへの還元率 0.375~1.125%
交換可能なマイル JAL、ANA
国際ブランド AMEX
付帯保険 海外旅行傷害保険(傷害死亡・後遺傷害の場合):最高5,000万円 ※利用付帯
国内旅行傷害保険(傷害死亡・後遺傷害の場合):最高5,000万円 ※利用付帯
ショッピング安心保険:年間最高200万円
※2025年9月1日時点

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードは、株式会社クレディセゾンが発行するクレジットカードです。

年会費は初年度無料で、翌年度からは11,000円(税込)がかかります。

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードでは、永久不滅ポイントが貯まります。

通常は1,000円(税込)につき1ポイントですが、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード会員であれば1.5倍、さらに海外で利用した場合は2倍にアップします。

永久不滅ポイントには有効期限がないので、安心して貯め続けられるのも魅力です。

貯まったポイントは、JALやANAのマイルに交換が可能ですよ。

メモ
ANAの場合は、200ポイント=600マイル、JALの場合は200ポイント=500マイルに交換できます。

なおJALのマイルを効率的に貯めたい方には、SAISON MILE CLUBへの登録がおすすめです。

1,000円(税込)につき10マイルが貯まり、さらに2,000円ごとに1ポイントの永久不滅
ポイントも貯まります。

マイルへの還元率は最大1.125%にアップしますよ。

ただし、サービス年会費9,900円(税込)が必要になるので注意しましょう。

メモ
有効期間内に移行上限の15万マイルに達した場合は、翌年のサービス年会費が無料になります。また次年度更新まではマイル移行は停止し、永久不滅ポイントが1,000円につき1ポイント貯まります。

おすすめ8 ANA JCB 一般カード

メリット
年会費が2,200円(税込)と比較的リーズナブル
飛行機に乗るたびにマイルが貯まる
マイルへの還元率が最大1.0%

デメリット
マイルへの移行手続きの方法によっては手数料が発生する

こんな人におすすめ!
ANAのマイルを効率良く貯めたい方
飛行機に乗る機会が多い方

【基本情報】
※横にスクロールできます
項目 内容
年会費(税込) 2,200円
※初年度無料
ポイント還元率 0.1%
マイルへの還元率 0.5~1.0%
交換可能なマイル ANA
国際ブランド JCB
付帯保険 海外旅行傷害保険(傷害死亡・後遺障害の場合):最高1,000万円 ※自動付帯
国内航空傷害保険(傷害死亡・後遺障害の場合):最高1,000万円 ※自動付帯
ショッピングガード保険(海外):年間最高100万円
※2025年9月1日時点

ANA JCB 一般カードは、株式会社ジェーシービーが発行するクレジットカードです。

年会費は初年度無料で、2年目以降は2,200円(税込)が必要です。

しかし本記事でご紹介している年会費が必要なものと比較すると、比較的リーズナブルな設定になっていますよ。

またANA JCB 一般カードでは、入会や継続時にANAのマイルが1,000マイル付与され、さらに飛行機に搭乗するたびに10%分のボーナスマイルを受け取ることができます

メモ
ANAのボーナスマイルは、搭乗ごとに区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率で付与されます。

旅行や出張などで飛行機に乗る機会が多い方におすすめですよ。

また1,000円(税込)につきOki Dokiポイントが 1ポイント貯まります。

貯めたポイントは、毎月自動でマイルに移行する「マイル自動移行コース」と、好きなタイミングでマイルや商品に交換できる「マルチポイントコース」から選択することが可能です。

どちらのコースでも、1ポイント=5マイルに交換可能ですが、年間5,500円(税込)のマイル移行手数料を支払うと、1ポイント=10マイルに交換できるようになります。

マイルへの還元率が最大1.0%になり、ANAのマイルを効率良く貯められるのも魅力ですよ。

おすすめ9 JALカード(普通カード)

メリット
年会費が2,200円(税込)からと比較的リーズナブル
飛行機に乗るたびにボーナスマイルが付与される
有料サービスに加入するとマイルへの還元率がアップする

デメリット
マイルへの還元率をアップさせるには有料サービスに加入する必要がある

こんな人におすすめ!
JALのマイルを効率良く貯めたい方
飛行機に乗る機会が多い方

【基本情報】
※横にスクロールできます
項目 内容
年会費(税込) 2,200円
※AMEXの場合は6,600円。初年度無料
ポイント還元率
マイルへの還元率 0.5~1.0%
交換可能なマイル JAL
国際ブランド Visa、JCB、Mastercard、AMEX
付帯保険 【Visa、JCB、Mastercardの場合】
海外旅行傷害保険:傷害死亡の場合は1,000万円、後遺障害の場合は最高1,000万円 ※自動付帯
国内旅行傷害保険:傷害死亡の場合は1,000万円、後遺障害の場合は最高1,000万円 ※自動付帯

【AMEXの場合】
海外旅行傷害保険(傷害死亡・後遺障害の場合):最高3,000万円 ※自動付帯分1,000万円と利用付帯分2,000万円の合算
国内旅行傷害保険(傷害死亡・後遺障害の場合):最高3,000万円 ※自動付帯分1,000万円と利用付帯分2,000万円の合算

※2025年9月1日時点

JAL CARD(普通カード)は、株式会社ジャルカードが発行するクレジットカードです。

年会費は初年度無料で、2年目以降は2,200円(税込)がかかりますが、本記事でご紹介している年会費が必要なカードと比べると、比較的リーズナブルな設定といえます。

メモ
AMEXで作成する場合、年会費が6,600円かかります。

JAL CARD(普通カード)では、買い物や公共料金の支払いでJALのマイルを貯めることができ、200円につき1マイルが付与されます。

さらにJAL CARD(普通カード)の特約店で利用すると200円につき2マイルが貯まるのも魅力です。

メモ
JAL CARD(普通カード)の特約店には、イオンやファミリーマート、JALのグループ便などが挙げられます。

またマイルの付与率が通常の2倍にアップし、特約店であれば4倍になる「ショッピングマイル・プレミアム」が用意されています

加入するには年会費4,950円(税込)が必要ですが、日常的な利用で効率的にマイルを増やしたい方には、うってつけのサービスですよ。

JAL CARD(普通カード)では、JALのグループ便に搭乗するとボーナスマイルも付与されます

入会後初めての搭乗と毎年最初の搭乗で1,000マイルが、搭乗するたびにフライトマイルの10%分のマイルが受け取れますよ。

JAL CARD(普通カード)は、JALのマイルを効率良く貯めたい方や、飛行機に乗る機会が多い方におすすめです。

おすすめ10 Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード

メリット
Marriott Bonvoyの提携ホテルで利用するとポイント還元率がアップする
交換できるマイルの種類が多い
条件を達成すると提携先の無料宿泊特券がもらえる

デメリット
年会費がやや高め

こんな人におすすめ!
JALやANA以外のマイルとも交換したい方
Marriott Bonvoyの提携ホテルをよく利用する方

【基本情報】
※横にスクロールできます
項目 内容
年会費(税込) 34,100円
ポイント還元率 2.0~3.0%
マイルへの還元率 約0.7~1.0%
※3ポイント=1マイルで交換した場合
交換可能なマイル JAL、ANAなど合計37種類
国際ブランド AMEX
付帯保険 海外旅行傷害保険(傷害死亡・後遺障害の場合):最高3,000万円 ※利用付帯
国内旅行傷害保険(傷害死亡・後遺障害の場合):最高2,000万円 ※利用付帯
ショッピング・プロテクション(海外・国内):年間最高200万円
※2025年9月1日時点

Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カードは、アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッドが発行するクレジットカードです。

メモ
Marriott Bonvoyは、世界各地のホテルに宿泊できる会員プログラムです。

年会費は34,100円(税込)とやや高めですが、家族カードを1枚まで無料で発行することが可能ですよ。

またMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カードでは、通常100円につき2ポイント、海外や対象の航空会社での利用では、100円につき3ポイントが貯まります。

さらにMarriott Bonvoy提携ホテルでの利用なら、100円につき5ポイントが付与されます。

貯まったポイントは、JALやANAをはじめとする37種類のマイルに交換可能です。

メモ
基本的に3ポイント=1マイルで交換できます。

JALやANA以外のマイルに交換したい方にうってつけですね。

また1年間で合計250万円以上を利用し、翌年度以降も継続すると、無料宿泊券(1泊1室分)がもらえる特典も用意されています

旅行が好きな方には、大きなメリットといえるでしょう。

5.メリットが豊富!マイルのお得な使い方

マイルの使い方を詳しく教えてほしいな。
マイルにはお得な使い方がたくさんあるって聞いたけど、本当?

せっかくマイルを貯めるなら、使い方をきちんと把握してマイルのメリットをしっかり享受したいものですよね。

そこでこの章では、マイルのお得な使い方について詳しく解説します。

お金のプロ
お得な使い方を知れば、ますますマイルを貯めたくなるでしょう。

使い方1 特典航空券に交換する

貯めたマイルは、国内線や国際線の特典航空券に交換することが可能です。

特典航空券への交換に必要なマイル数は、飛行機に搭乗する時期や区間によって異なります

基本的に、長い距離のフライトや、お盆休み、年末年始など搭乗者数の多いシーズンは、必要なマイル数が多くなる傾向があります。

多くの場合、特典航空券との交換に必要なマイル数は航空会社の公式サイトで確認できるので事前にチェックしておきましょう。

お盆やお正月の帰省のときに特典航空券を使おうと思ったら、通常よりもたくさんマイルが必要なんだね。

使い方2 飛行機の座席をアップグレードする

エコノミークラスからビジネスクラス、ビジネスクラスからファーストクラスなど、マイルを使って飛行機の座席をアップグレードすることもできます

座席をアップグレードすると、広々とした座席で機内の時間を快適に過ごせるだけでなく、専用のカウンターでチェックインできたり、飛行機に乗り込む際に優先的に搭乗できたりするなど、さまざまなサービスが受けられるようになりますよ。

空の旅をランクアップさせたい方にぴったりの使い方といえるでしょう。

ただし航空会社によっては、マイルを使った座席のアップグレードは国際線のみが対象で、国内線では料金の支払いのみで受け付けているケースがあります。

また航空券の種別や飛行区間によってはアップグレードできないケースもあるので注意しましょう。

足を伸ばしてゆったりと座れたら、長時間のフライトでも心地良く過ごせそうだね。

使い方3 ポイントや電子マネーなどに交換する

ポイントや電子マネーなどに交換するのも、マイルのお得な使い方の一つです。

マイルは「ANA SKY コイン」「e JALポイント」など、それぞれの航空会社のコインやポイントに交換することができます

航空会社の場合は、1ポイントから航空券の購入やツアー代金の支払いなどに充てることが可能です。

マイルを特典航空券に交換する場合、指定のマイル数を保有していないと予約できませんが、航空会社の場合、航空券の代金の一部をポイントで支払うことができるため便利ですよ。

また、マイルは「楽天ポイント」「Vポイント」などの他社のポイントや、「Suica」「WAON」などの電子マネー、さらにはギフト券などとも交換することができます

普段の生活のなかで使いやすい他社のポイントや電子マネーなどに交換しておけば、飛行機に乗る機会の少ない方でも、マイルを無駄なく活用できるでしょう。

お金のプロ
マイルによって交換できるポイントや電子マネーの種類が異なるので、事前に確認しておきましょう。

使い方4 航空会社が運営する交換サイトなどで使う

航空会社が運営する交換サイトなどでマイルを使うのもおすすめです。

航空会社のなかには、マイルをさまざまな商品と交換できるサイトや、マイルを使って買い物できるサイトを提供しているところがあります。

交換サイトやショッピングサイトでは、グルメや雑貨、家電、トラベルグッズなど多彩な商品が取りそろえられていますよ。

お金のプロ
航空会社によっては、そこでしか購入できないオリジナルアイテムが販売されているケースもありますよ。
魅力的な商品がたくさんあって、サイトを眺めているだけでワクワクするね!

使い方5 提携する宿泊施設での支払いに使う

航空会社によっては、提携する宿泊施設での支払いにマイルを利用できる場合もあります。

例えばANAでは、1マイル1円相当として、提携している世界各国のホテルや国内のホテル、温泉旅館などでの支払いに充てることができますよ。

ただしマイルを宿泊費として使う方法は、航空会社によって異なります

マイルをそのまま宿泊費として決済できるケースもあれば、一旦航空会社のクーポンに変えてから宿泊費の支払いに充てるケースもあるので、事前に確認しておきましょう。

お金のプロ
飛行機に乗るだけでなく宿泊費にも使えて、旅全体をお得にしてくれるところも、マイルのメリットといえるでしょう。

6.知っておきたいマイルの注意点

マイルを貯めたり使ったりするとき、どんなことに気を付ければ良いんだろう?

このようにマイルをお得に活用する上で、注意点もきちんと把握しておきたいという方もいらっしゃるでしょう。

そこでこの章では、知っておきたいマイルの注意点について二つ解説します。

お金のプロ
後悔しないためにも、しっかり確認しておきましょう。

注意点1 航空会社によっては有効期限がある

航空会社によっては、マイルに有効期限があるケースがあります。

有効期限を過ぎると、せっかく貯めたマイルが失効してしまうため注意が必要です。

マイルの有効期限は航空会社ごとに異なり、例えばANAやJALの場合は約3年間とされています。

またデルタ航空やユナイテッド航空のように、マイルの有効期限のない航空会社もありますよ。

マイルの期限が迫っている場合は、他社ポイントや商品へ交換するなどして無駄のないように利用しましょう。

お金のプロ
キャンペーンなどで付与された「期間限定マイル」と呼ばれるマイルは、通常と有効期限が異なるため気を付けましょう。

注意点2 特典航空券の座席数には限りがある

マイルの注意点として、特典航空券の座席数に限りがある点も挙げられます。

座席に空きがない場合は、特典航空券との交換にマイルを利用できないため、飛行機を利用する予定が決まっているなら、早めに予約するのがおすすめですよ。

メモ
特典航空券の予約ができるタイミングは航空会社によって異なります。例えばANAの場合は搭乗日の355日前から、JALの場合は360日前から予約が可能です。

なおマイルを提携している他の航空会社の特典航空券に交換できるケースもあります

ご自身の加入しているマイレージプログラムの航空会社で特典航空券の利用ができない場合は、提携している航空会社の特典航空券を狙ってみるのも手ですよ。

マイルを特典航空券に交換するなら、早めに予定を立てておくのが良さそうだね。

7.まとめ

マイルとは、各航空会社が設けたマイレージプログラムで得られるポイントのことをいいます。

貯めたマイルは、特典航空券との交換や、飛行機の座席のアップグレード、ポイントや電子マネーへの交換など、幅広く活用することが可能です。

マイルは飛行機に乗って貯められる他、マイレージプログラムに提携するクレジットカードを利用して貯めることができます。

ただし貯められるマイルの種類や還元率はクレジットカードによってさまざまです。

本記事でご紹介しているクレジットカードのなかからご自身のライフスタイルに合ったものを選んで、お得にマイルを貯めましょう。

【マイルが貯まる!クレジットカードおすすめ4選】
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カード名 交換可能なマイル マイルへの還元率 年会費(税込) 国際ブランド
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード JAL、ANA 0.25~1.125% 33,000円
※初年度無料
AMEX
JCBカード WJCBカード W plus L JAL、ANA、デルタ航空 0.3% 無料 JCB
エポスカード JAL、ANA 0.25% 無料 Visa
イオンJMBカード(JMB WAON一体型) JAL 0.5% 無料 Visa、JCB、Mastercard
※2025年9月1日時点