【税理士厳選】会計ソフトおすすめ16選を徹底比較!確定申告にも

会計ソフトにもいろいろあるけれど、どれがおすすめなのかな?
どうやって自分に合う会計ソフトを選べば良いんだろう?

会計ソフトを利用すれば、日々の仕訳から決算書の作成まで会計にまつわる業務を効率化できます。

しかしいざ導入しようと思っても、どのソフトが自分に合っているのか分からないとお悩みの方もいらっしゃるでしょう。

特に確定申告や決算期に向けて利用を検討している場合であれば、自ら比較して決めるほどの時間はないということもあるかもしれませんね。

そこでこの記事では会計ソフト選びの比較ポイントや個人事業主向け、法人向けにおすすめの会計ソフトを紹介します。

なお会計ソフトには無料のものや低価格で使えるものもあります。

副業で確定申告が必要な方もコストを抑えて気軽に利用できますよ。

税理士
ご自身に合った会計ソフトを選び、会計業務を効率化しましょう。

会計ソフト 特長

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この記事の監修税理士
監修税理士の税理士法人チェスター代表 福留正明
税理士法人チェスター代表
福留 正明
税理士・公認会計士・行政書士・登録政治資金監査人・ファイナンシャルプランナー。富裕層の資産税コンサルティングに強みを持つ税理士法人チェスターの代表社員。 相続税申告実績は税理士業界でもトップクラスの年間1,700件以上(累計9,000件以上)を取り扱う。相続税申告サービスやオーダーメイドの生前対策、相続税還付業務等を行う。 資産税関連書籍の執筆や各種メディアから取材実績多数有り。
税理士法人チェスターは、グループ総勢200名以上の税理士事務所です
「税理士が教えるお金の知識」(以降、本メディア)では一部、メーカーやサービス提供事業者から広告出稿をいただいておりますが、コンテンツの内容については本メディア独自に制作しており、情報の掲載有無やコンテンツ内容の最終意思決定に事業者は関与しません。
目次

1.会計ソフト選びの比較ポイント

会計ソフトを導入したいけれど、種類が多すぎて決められない……。
自分にぴったりの会計ソフトをどういう基準で選べば良いんだろう?

このように悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

会計ソフトと一口にいっても導入の方法や料金プラン、使える機能などはそれぞれ異なります

そのためご自身の利用環境や事業の規模、目的などに合わせて選ぶことが重要です。

この章では会計ソフトを選ぶ上で比較したい重要なポイントを八つ解説します。

【会計ソフト選びの比較ポイント】
血圧計の計測結果
税理士
ご自身に合った会計ソフトを導入したいなら、これらのポイントを基準に選ぶのがおすすめですよ。

ポイント1 クラウド型かインストール型か

会計ソフトの導入形態はクラウド型とインストール型の2種類に大別できます。

以下の図はクラウド型とインストール型の仕組みを比較したものです。

【クラウド型/インストール型会計ソフトの仕組み】
クラウド型/インストール型会計ソフトの仕組み

クラウド型はオンラインで使用する会計ソフトです。

PCやスマホなどの端末にソフトをインストールする必要はなく、オンライン環境があれば複数の端末で利用できます。

一方でインストール型はその名のとおり、PCにインストールして使用する従来のタイプの会計ソフトです。

インストールした端末でしか利用できませんが、クラウド型より高度な機能を備えているものも多くあります。

またオフラインで利用できるためシステム障害が起こりにくく、セキュリティー性が高いという利点があります。

税理士
クラウド型とインストール型ではメリットとなる点が異なるため、ご自身の利用目的や環境に合わせて選びましょう。

以下の表に一般的なクラウド型とインストール型の会計ソフトの違いをまとめました。

【クラウド型/インストール型会計ソフトの比較】
クラウド型 ・インストール不要
・ネットやアプリ上で操作できる
・PC、スマホ、タブレットなど複数の端末で使用できる
・月々や年単位で支払いが発生する
・自動でアップデートされる
・WindowsでもMacでも利用可能
インストール型 ・端末にソフトをインストールする
・オフラインで使用可能
・一度購入すれば月々や年間の利用料はかからない
・アップデートは手動
・セキュリティー性が高い
・多機能なタイプも多い
・Windowsのみ対応のものが多い

「いつでもどこでも利用したい」「複数の端末で気軽に利用したい」「導入コストを抑えたい」という方にはクラウド型がおすすめです。

対して「セキュリティー性の高さを重視したい」「月々のランニングコストをかけたくない」「より高度な機能を利用したい」という方にはインストール型が適しています

メモ
この記事では中小企業・個人事業主向けの一般的な会計ソフトに絞って解説していますが、「ERP(統合基幹業務システム)」という主に大企業向けの会計業務の管理システムも存在します。ERPを使えば受発注、在庫管理、会計などの社内の情報を一つにまとめて管理できますが、導入には数十万〜数百万円程度の費用が必要です。

ポイント2 コストパフォーマンスは適切か

永年無料で導入できるものから有料のものまで、会計ソフトにはさまざまなタイプがあります。

ご自身が必要とする機能を備えた上で、コストの面でも適切なソフトを選びましょう

一般的に多機能なソフトほど導入コストが高くなる傾向にあります。

またクラウド型の方がインストール型よりも導入時の初期費用は抑えられるでしょう。

メモ
クラウド型の多くは月払いもしくは年払いであるため、買い切りのインストール型よりも導入時にかかる費用が安くなります。しかし常にランニングコストが発生するため、長期間使用する場合にはインストール型の方が安くなるケースもあります。

なお導入コストを抑えたいからといって、必要な機能を削ったり使い勝手の悪いソフトを選んだりするのは本末転倒なので注意が必要です。

まずはご自身の目的に合わせて必要な機能を過不足なく使用できるソフトを絞り込み、そのなかからコストパフォーマンスの良いものを選ぶのがおすすめですよ。

ポイント3 利用する申告方式に対応しているか

会計ソフトを利用して確定申告をしたいという方は、導入を検討している会計ソフトがご自身の申告方式に対応しているかを必ずチェックしておきましょう。

まず白色申告をするか青色申告をするかによって、最適なソフトは異なります。

メモ
確定申告の方法には白色申告と青色申告があり、必要な書類や税制上のメリットなどが異なります。白色申告には税制上のメリットがないものの、簡易簿記で帳簿を作成するため比較的簡単に手続きできます。一方、青色申告では最大65万円の節税が可能ですが、複式簿記を用いて帳簿を作成する必要があるなど手続きは複雑です。

フリーランスの個人事業主や副業で白色申告をする方であれば、基本的には以下のような無料〜月額1,000円程度で利用できるクラウド型会計ソフトで十分対応できるでしょう。

【白色申告におすすめのソフト】

一方で青色申告をする方であれば、青色申告に対応したソフトを選ぶ必要がありますよ。

税理士
青色申告に対応したソフトであれば、専門的な会計の知識がなくても複式帳簿を簡単に作成できますよ。

また確定申告書類を作成する機能があるか、電子申告が可能であるかという点も重要です。

以前は国税庁が指定した所定の用紙に自分で記入するか、「e-Tax」などを使わないと確定申告書類を作成できませんでした。

しかし現在では、会計ソフトで書類を作成してオンラインで申告することが可能です。

e-Taxとは
国税(所得税、贈与税、法人税、地方法人税、消費税など)の電子申告・納税ができるシステムです。インターネットを通じて、確定申告書などを電子データ形式で管轄の税務署に提出できます。

以下は個人事業主の青色申告におすすめの会計ソフトと申告方法についてまとめたものです。

【青色申告におすすめの会計ソフトと申告方法】
ソフト名 PCからの申告 スマホからの申告
やよいの青色申告オンライン
freee
マネーフォワード クラウド確定申告 △(e-Taxの利用が必須)
注意
電子申告にはマイナンバーカードと、マイナンバーカードを読み取るICカードリーダーもしくは対応機種のスマホが必要です。

ポイント4 個人事業主向けか法人向けか

個人事業主ならば個人事業主向けのソフト、法人ならば法人向けのソフトを選ぶことが重要です。

個人事業主か法人かで事業規模や発生する税金の種類、計上できる経費などは以下のように異なります。

【個人事業主と法人の比較】
※横にスクロールできます
税金 経費 赤字の繰り越し 会計/経理 決算期
個人事業主 所得税
個人住民税
消費税
個人事業税
事業にかかる費用は計上できるが、自分への給与や生命保険料は経費にできない 青色申告の場合は3年 個人の確定申告 12月31日が締め日 であり、翌年3月15日までに申告する
法人 法人税
法人住民税
法人事業税
消費税 など
事業にかかる費用だけでなく自分の給与や退職金も計上できる 10年 法人決算書・申告 法人の都合に合わせて決定できる
メモ
個人事業主に課せられる所得税の税率は5〜45%で所得額によって決まりますが、法人に課せられる法人税は所得800万円以下が15%、800万円超が23.20%と定められています。

ご自身が行う税申告の種類や事業形態などを考慮し、適切な会計ソフトを選びましょう。

税理士
株式会社ならば、freee弥生会計などの法人向けソフトがおすすめです。

ポイント5 利用する端末やOSに対応しているか

会計ソフトによって利用できる端末や対応するOSは異なるため、ご自身の利用環境に合うソフトを選ぶことが重要です。

複数の端末で操作したい方やPCだけでなくスマホ、タブレットなどの端末で使いたい方は、クラウド型の会計ソフトを使うのがおすすめです。

またインストール型の会計ソフトの多くはWindows専用であり、Mac対応のソフトは種類が限られています。

一方クラウド型はWindowsでもMacでもオンライン環境があれば使用できます

税理士
例えば業界シェアナンバーワンの弥生会計シリーズのインストール型はWindows専用ですが、クラウド型ならOSにかかわらず利用可能です。

なお決まった端末・環境でしか操作しない方やセキュリティーを重視したい方、買い切りのソフトが良い方ならインストール型を検討してみると良いでしょう。

メモ
Macにおすすめの会計ソフトはこちらの記事でまとめて解説しています。

ポイント6 操作性が良いか

会計ソフトは日々使用するものなので、操作性の良さも重要な比較ポイントだといえます。

せっかく会計業務を効率化するために導入しても、ご自身にとって使いにくい会計ソフトを選んでしまえばかえって効率が悪くなるケースもあるでしょう。

多くの会計ソフトでは無料のプランやお試し用の無料期間などが設けられており、購入する前に使い心地を確かめることができます。

どれを利用するか迷っている場合は、複数の会計ソフトを試してご自身に合ったものを見つけるのも一つの手ですよ。

税理士
表示画面の見やすさや操作感などを比較すると良いでしょう。

ポイント7 必要な機能がそろっているか

ご自身にとって必要な機能を明確にし、適切な会計ソフトを選べば業務を効率化できます

会計ソフトと一口にいっても、使える機能に幅があるため必ずご自身に合ったものを選びましょう。

個人事業主に向けた比較的シンプルなものから、複雑な会計業務や経営分析、経営診断に役立つ機能を兼ね備えたハイスペックなものまで、搭載されている機能はさまざまです。

また販売管理や経費精算など、他の業務で使用するソフトともデータが連携できたり、機能をカスタマイズできたりするソフトもありますよ。

特に今後、事業を拡大する可能性がある場合には、拡張できる機能についても考慮しておくと良いでしょう。

税理士
ハイスペックな会計ソフトが誰にとっても最適というわけではありません。ご自身の状況や目的に合わせて必要な機能を備えたソフトを選びましょう。

ポイント8 税理士とデータを共有できるか

顧問契約をしている税理士がいるなら、税理士事務所で使用している会計ソフトと同じブランドのソフトを選ぶのも一つの手です。

税理士と同じブランドの会計ソフトを利用すれば、データの共有が簡単にできます

また導入後に会計ソフトの操作方法や留意事項などを教えてもらえるケースもあるため、初めて会計ソフトを使う方にとってメリットが大きいといえるでしょう。

税理士
会計ソフトを導入する前に、担当の税理士に問い合わせておくとスムーズですよ。

2.【個人事業主向け】クラウド型会計ソフトおすすめ5選

確定申告に向けてクラウド型の会計ソフトの導入を考えているんだけど、個人事業主ならどのソフトを選ぶべきなんだろう?

端末や場所を選ばずに使用できる利便性の高さや、導入コストの低さなどからクラウド型会計ソフトは個人事業主向けだといえます。

クラウド型会計ソフトにはさまざまな種類・プランがあるため、ご自身の事業の規模や確定申告の方法などに合わせて適切なものを選ぶことが重要です。

ここでは個人事業主におすすめのクラウド型会計ソフトを五つ厳選してご紹介します。

【個人事業主向けクラウド型会計ソフト5選】
※横にスクロールできます
ブランド名 ソフト名 プラン 初年度価格 2年目以降 無料期間
freee freee会計 スターター 11,760円(税抜) 最大30日間無料
スタンダード 23,760円(税抜)
プレミアム 39,800円(税抜)
弥生会計 やよいの白色申告 オンライン フリープラン 0円 0円 次年度以降も無料
ベーシックプラン 0円 9,200円(税抜) 初年度無料
トータルプラン 8,400円(税抜) 16,800円(税抜)
やよいの青色申告オンライン セルフプラン 0円 8,800円(税抜) 初年度無料
ベーシックプラン 0円 13,800円(税抜) 初年度無料
トータルプラン 12,000円(税抜) 24,000円(税抜)
マネーフォワード クラウド確定申告 パーソナルミニ 10,800円(税抜) あり
パーソナル 15,360円(税抜)
パーソナルプラス 35,760円(税抜)
CASIO HANJO会計 1,078円/月(税込) 最大2カ月間無料
クラウド円簿 円簿会計 無料
円簿青色申告 無料

おすすめ1 freee

freee
メリット
スマホからの操作性が高い
銀行口座との連携により自動で仕訳ができる
インボイス制度、電子帳簿保存法の改正に対応
デメリット
価格がやや高い
こんな人におすすめ!
初めて確定申告を行う方
スマホで空き時間に会計業務を済ませたい方
ソフト名 プラン 価格 無料期間
freee スターター 11,760円(税抜) あり
スタンダード 23,760円(税抜)
プレミアム 39,800円(税抜)

freee会計クラウド会計ソフトシェアナンバーワンを誇るfreeeが提供するクラウド型会計ソフトです。

PCはもちろんスマホでも操作がしやすいのが特徴で、隙間時間に手軽に会計処理を済ませることができますよ。

freee会計アプリを利用すれば、レシートや領収書をスマホのカメラで撮影するだけで日付や金額が自動的に読み取られます

入力の手間が格段に少なくなり、効率良く収支の管理ができますよ。

また確定申告の際、「会社から給与を受け取りましたか?」といった簡単な質問に○か×で答えるだけで提出書類を作成できますよ。

なお銀行口座と連携すれば、自動で明細を取得して仕訳をしてくれるのも便利といえるでしょう。

また2023年にスタートした「インボイス制度」や取引の書類を電子データで保存する際の要件を定めた「電子帳簿保存法」の改正内容に対応しています。

インボイス制度とは
事業者の仕入税額控除に関する制度であり、正式名称を「適格請求書等保存方式」といいます。取引において売り手がインボイスと呼ばれる適格請求書を発行・保存し、それを買い手が保存することで仕入税額控除が適用されます。詳しくはこちらの記事で解説しています。

freee会計初めて確定申告を行うという方はもちろん、会計処理にかける手間や時間をできるだけ減らしたいという方におすすめですよ。

おすすめ2 やよいの白色申告 オンライン/青色申告 オンライン

メリット
白色申告オンラインはずっと無料で利用できる
25年連続売り上げ実績ナンバーワンの安心感*1
インボイス制度、電子帳簿保存法の改正に対応
デメリット
有料プランの料金が初年度と2年目以降で大きく異なる
こんな人におすすめ!
簿記の知識があまりない方
安心できる老舗サービスを利用したい方
ソフト名 プラン 初年度価格 2年目以降 無料期間
やよいの白色申告 オンライン フリープラン 0円 0円 次年度以降も無料
ベーシックプラン 0円 9,200円(税抜) 初年度無料
トータルプラン 8,400円(税抜) 16,800円(税抜)
やよいの青色申告オンライン セルフプラン 0円 8,800円(税抜) 初年度無料
ベーシックプラン 0円 13,800円(税抜) 初年度無料
トータルプラン 12,000円(税抜) 24,000円(税抜)

白色申告 オンライン青色申告 オンライン25年連続売り上げ実績1位を誇る「弥生会計シリーズ」の個人事業主向けクラウド型会計ソフトです。

白色申告 オンライン青色申告 オンラインにはそれぞれ3種類のプランがあり、白色申告オンラインフリープランなら全ての機能をずっと無料で利用できます

ソフトの使い方や確定申告などについてサポートしてほしいという方は、電話やメールでの操作サポートが付いたベーシックプラン、仕訳や確定申告について相談できるトータルプランを検討しましょう。

税理士
白色申告をする方が初めて会計ソフトを利用する場合、まずは無料のフリープランを利用し、必要に応じてサポートを追加するのも良いかもしれませんね。

青色申告をする方は、青色申告 オンラインを利用しましょう。

青色申告 オンラインのセルフプランであれば、初年度のみ全ての機能を無料で使うことができます

白色申告 オンラインと同様にベーシックプランでは操作に関する質問を、トータルプランでは加えて業務に関する相談が可能です。

なお白色申告 オンラインを利用している方が途中で青色申告に切り替えることになった場合、これまでのデータを青色申告 オンラインにスムーズに移行できるのも安心ですね。

また随時無料でバージョンが更新されており、インボイス制度や改正後の電子帳簿保存法にも対応しています。

初心者にも易しいシステム設計になっているため、会計ソフトを利用したことのない方や確定申告など会計の知識がほとんどない方にもおすすめですよ。

おすすめ3 マネーフォワード クラウド確定申告

マネーフォワード クラウド確定申告
メリット
スマホだけで確定申告書の作成・提出が可能
銀行口座や関連サービスとの連携が可能
インボイス制度、電子帳簿保存法の改正に対応
デメリット
簿記の知識がない方にはやや不向き
こんな人におすすめ!
ある程度の簿記の知識がある方
ソフト名 プラン 価格 無料期間
マネーフォワード クラウド確定申告 パーソナルミニ 10,800円(税抜) 最大30日間無料
パーソナル 15,360円(税抜)
パーソナルプラス 35,760円(税抜)

マネーフォワード クラウド確定申告は株式会社マネーフォワードが運営する確定申告用のクラウド型会計ソフトです。

銀行やクレジットカード、家計簿アプリ「マネーフォワード ME」と連携することで、明細からの自動仕訳や家計簿データを利用した収支の入力も簡単にできます

会計業務にかかる時間や手間を大幅に削減できますよ。

さらにキャッシュフローレポートなどの各種会計レポートを簡単に出力できるので、経営状態の把握にも役立つでしょう。

またマネーフォワード クラウド確定申告では確定申告書の作成も簡単にできます。

PCでの操作性はもちろん、スマホ向けアプリの使い勝手も良いので隙間時間に会計業務を進めたいという方にもぴったりです。

税理士
マイナンバーカードとICカード読み取り対応のスマホがあれば、確定申告書の作成から提出までスマホだけで完了しますよ。

ただし、ある程度の簿記の知識があることを前提に設計されているので、全くの初心者という方には少し難しく感じられるかもしれない点には注意してくださいね。

なおインボイス制度や電子帳簿保存法の改正にも対応していますよ。

おすすめ4 HANJO会計

メリット
飲食店向けに特化された機能
スマホだけで確定申告書の作成まで済ませられる
デメリット
飲食店以外には対応していない
こんな人におすすめ!
飲食店を経営する個人事業主の方
ソフト名 プラン 価格 無料期間
HANJO会計 1,078円/月(税込) 最大2カ月間無料

HANJO会計飲食店を営む個人事業主向けの会計ソフトです。

計算機などで有名なカシオ計算機の100%出資会社であるCXDネクストがシステムを開発しており、飲食店の経理に特化しています。

スマホでレシートを撮影するだけでデータを自動で読み取ってくれるため、帳簿付けやデータ入力の時間を短縮できます。

クレジットカードや銀行口座経由の取引も自動で仕訳してくれますよ。

スマホだけで確定申告が可能なので、会計業務のためだけにわざわざPCを使うのが面倒という方にもおすすめです。

また会計業務の効率化だけでなく、お店の経営が改善するためのヒントも提供してくれますよ。

月額制で利用でき、サポート体制も充実しているため、飲食店を営む方にとって非常にコストパフォーマンスの高いサービスだといえるでしょう。

おすすめ5 クラウド円簿

メリット
全ての機能を無料で使える
ログインにYahoo!IDを使用できる
弥生会計のデータを移行可能
デメリット
金融機関とのデータ連携による自動仕訳機能は搭載されていない
こんな人におすすめ!
完全無料で使える会計ソフトをお探しの方
ソフト名 価格 無料期間
円簿会計 無料
円簿青色申告 無料

クラウド円簿は円簿インターネットサービスが提供するクラウド型の会計ソフトです。

完全無料を前提として運営されていることが特徴で、インターネット環境さえあれば全ての機能を使用期間の制限なしで使い続けることができます

白色申告向けの「円簿会計」や、青色申告向けの「円簿青色申告」などのシリーズがあり、ご自身の目的に合わせて利用するソフトを選ぶことができますよ。

消費税法改正時のバージョンアップが無料なのもうれしいポイントですね。

導入する際にはユーザー登録をする必要がありますが、使い心地を体験できるデモページは登録なしで利用できますよ。

ログインにYahoo!IDを利用でき、セキュリティー対策がしっかりされているのも安心ですね。

なお弥生会計に入力した会計データを抽出し、クラウド円簿に移行することも可能です。

3.【個人事業主向け】インストール型会計ソフトおすすめ3選

買い切りで使えるインストール型の会計ソフトを導入したいなあ……。
個人事業主がインストール型の会計ソフトを使うなら、どのソフトがおすすめなの?

このようにインストール型の会計ソフトの導入をお考えの個人事業主の方もいらっしゃるでしょう。

個人事業主におすすめのインストール型の会計ソフトは、以下の三つです。

【個人事業主向けインストール型会計ソフト】
※横にスクロールできます
ブランド名 ソフト名 料金 無料期間 備考
弥生会計 やよいの青色申告 24+クラウド セルフプラン付き:14,000円(税抜)
ベーシックプラン付き:14,000円(税抜)
トータルプラン付き:26,000円(税抜)
30日間(無料体験版をダウンロード可能 ) 次期バージョンアップ製品無償提供
やるぞ!青色申告・確定申告 やるぞ!青色申告 【パッケージ版】
Windows:10,150円(税込)
Mac:10,459円(税込)

【ダウンロード版】
Windows:9,851円(税込)
Mac:10,259円(税込)

15カ月間の無料操作サポートあり
MJSかんたん!シリーズ MJSかんたん!青色申告 7,920円(税込) 30日間(無料体験版をダウンロード可能 3カ月間の無料サポートあり

おすすめ1 やよいの青色申告 24+クラウド

やよいの青色申告 24+クラウド
メリット
インターネットを介さずにソフトを使える
インボイス制度、電子帳簿保存法の改正に対応
デメリット
最新バージョンを使い続けるにはサポートプランの加入が必須
Windows以外のOSに対応していない
こんな人におすすめ!
やよいの青色申告をオフラインで使用したい方
ソフト名 料金 無料期間 備考
やよいの青色申告 23 セルフプラン付き:14,000円(税抜)
ベーシックプラン付き:14,000円(税抜)
トータルプラン付き:26,000円(税抜)
30日間(無料体験版をダウンロード可能) 次期バージョンアップ製品無償提供

やよいの青色申告 24+クラウド25年連続売上実績ナンバーワンを誇る弥生会計シリーズのインストール型会計ソフトです。

個人事業主向けに開発された、いわば弥生会計の定番ソフトであり、初めて青色申告をする方にもおすすめです。

公式サイトからソフトを購入する場合、「あんしん保守サポート」が付帯しており、セルフプラン付き・ベーシックプラン付き・トータルプラン付きの3種類から選択できます。

どのサポートプランを選んでも次期バージョンアップ製品と法令改正を反映したバージョンが無償で提供されるので、法改正があっても安心ですね。

インボイス制度や電子帳簿保存法の改正にも安心して対応できますよ。

注意
次年度以降もサポートプランを継続するには、セルフプラン8,800円/年、ベーシックプラン13,800円/年、トータルプラン24,000円/年がかかります。(※すべて税抜価格)

またあんしん保守サポートの加入者に限り、福利厚生サービス「クラブオフ」の対象となります。

国内2万軒以上のホテル・旅館の宿泊料が最大80%オフ、1,000カ所以上の遊園地・テーマパークが最大65%オフなど、国内外20万カ所以上の優待施設をお得に利用できますよ。

公式サイトから30日間無料の体験版がダウンロードできるので、ソフトの導入を検討している方は試してみると良いでしょう。

なおWindows以外のOSに対応していない点には注意しましょう。

メモ
MacなどWindows以外のOSで使いたい方はクラウド型(やよいの青色申告 オンライン)を利用しましょう。

おすすめ2 やるぞ!青色申告

やるぞ!青色申告
メリット
Windows版・Mac版が選べる
2ライセンス利用可能でデータ共有にも便利
最長15カ月の無料サポートあり
インボイス制度、電子帳簿保存法の改正に対応
デメリット
e-Taxと連携できるのはWindows版のみ
こんな人におすすめ!
充実したサポートプランに魅力を感じる方
税理士などとデータの共有が必要な方
ソフト名 料金 無料期間 備考
やるぞ!青色申告 【パッケージ版】
Windows:10,150円(税込)
Mac:10,460円(税込)

【ダウンロード版】
Windows:9,851円(税込)
Mac:10,259円(税込)

15カ月間の無料操作サポートあり

やるぞ!青色申告累計販売本数82万本以上、20年以上のロングセラーを達成しているインストール型会計ソフトです。

Windows版とMac版があり、ご自身の作業環境に合わせて選ぶことができますよ。

2ライセンスの利用が可能であるため、税理士とデータを共有する際にも便利です。

「節税申告フルサポートパック」と「フリーランス・個人事業主のかんたん節税申告パック」の二つの料金プランがあるためご自身に合ったものを選びましょう。

メモ
不動産所得のある方や専業・兼業農家の方、メールだけでなく電話やリモートでサポートを受けたい方には節税申告フルサポートがおすすめです。

操作画面は確定申告書類の縮小イメージになっていて、入力したい箇所をクリックするだけで良いため操作性も抜群ですよ。

なおe-Taxと連携できるのはWindows版のみなので、Macユーザーで電子申告を考えている方は注意が必要です。

なおインボイス制度に対応した消費税申告や区分管理が可能な上、電子帳簿保存法の改正にも完全対応しています。

おすすめ3 MJSかんたん!青色申告

メリット
比較的リーズナブルに利用できる
体験版のダウンロード&3カ月のサポートが無料
デメリット
対応しているOSはWindowsのみ
こんな人におすすめ!
Windowsユーザーでインストール型の会計ソフトを使いたい方
ソフト名 料金 無料期間 備考
MJSかんたん!青色申告 7,920円(税込) 30日間(無料体験版をダウンロード可能) 3カ月間の無料サポートあり

MJSかんたん!青色申告東証プライム上場企業のミロク情報サービスが提供する個人事業主向けのインストール型会計ソフトです。

青色申告はもちろん個人の不動産申告にも対応しており、電子申告にも対応しています。

銀行口座やクレジットカードと連携させれば、出入金の明細データを自動で取り込んでくれます。

出入金情報に勘定科目などを補足するだけで仕訳でき、取引のパターンを自動で学習してくれるので、使い続ければ入力作業の手間を短縮できますよ。

公式サイトで30日間利用できる体験版が提供されているので、ソフトの操作性や機能を試してみたい方はダウンロードしてみると良いでしょう。

4.【法人向け】クラウド型会計ソフトおすすめ3選

法人向けのクラウド型会計ソフトなら、どんなものがおすすめなのかな?
従業員も増えてきたし、どうせなら経営改善にも役立つ高機能なソフトを選びたいなあ……。

このようにクラウド型の会計ソフトを導入したいという事業者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ここからは法人向けのクラウド型会計ソフトをご紹介します。

【法人向けクラウド型会計ソフトおすすめ3選】
※横にスクロールできます
ブランド名 ソフト名 プラン 初年度価格 2年目以降 無料期間 備考
freee freee会計 ミニマム 23,760円/年(税抜) あり
ベーシック 47,760円/年(税抜) あり
プロフェッショナル 477,600円/年 あり
弥生会計 弥生会計 オンライン セルフプラン 0円 27,800円(税抜) 初年度無料 最大2カ月の無料サポートあり
ベーシックプラン 0円 37,600円(税抜) 初年度無料 通年サポート対応
マネーフォワード マネーフォワード クラウド会計 スモールビジネスプラン 35,760円(税抜) 1カ月無料
ビジネスプラン 59,760円(税抜) 1カ月無料

おすすめ1 freee会計

メリット
初心者に親切な設計
操作性が高くスマホでも使いやすい
インボイス制度、電子帳簿保存法の改正に対応
デメリット
価格がやや高い
こんな人におすすめ!
会計ソフトを初めて導入する法人
スマホで空き時間に会計業務を済ませたい方
ソフト名 プラン 料金 無料期間 備考
freee会計

ミニマム 23,760円/年(税抜) 30日間無料
ベーシック 47,760円/年(税抜) 30日間無料
プロフェッショナル 477,600円/年 30日間無料

freee会計は簿記や会計の知識がなくても利用しやすいように工夫された法人向けクラウド型会計ソフトです。

経理経験の豊富な担当者がいない小規模法人にとっても強い味方だといえるでしょう。

ミニマムプランなら年額23,760円から利用可能であり、比較的手頃な価格で導入できます。

なお最も人気のベーシックプランの利用料金はミニマムプランに比べ価格が上がりますが、電話サポートがついています。

また、あらかじめ設定した周期で請求書を自動作成してくれる機能や、従業員の経費精算に関する取引を自動で行ってくれる機能など、さまざまな機能が付帯しますよ。

毎日の経理業務を任せたいという方は、ベーシックプランの利用料に加え月額29,800円(税抜)を支払うことで経理担当者をレンタルすることができます

経験豊富な担当者に会計業務をこなしてもらうことができ、自社でスタッフを雇うよりも低コストで利用できるのは大きなメリットですよね。

なおfreee会計はインボイス制度や改正後の電子帳簿保存法に対応しています。

おすすめ2 弥生会計オンライン

メリット
初心者にも使いやすい設計
初年度0円から利用できる
インボイス制度、電子帳簿保存法の改正に対応
デメリット
出力できる帳簿の種類が限られている
こんな人におすすめ!
初めて会計ソフトを導入する方
実績のあるメーカーのソフトを利用したい方
※横にスクロールできます
ソフト名 プラン 初年度価格(税抜) 2年目以降(税抜) 無料期間 備考
弥生会計 オンライン セルフプラン 0円 27,800円 初年度無料 最大2カ月の無料サポートあり
ベーシックプラン 0円 37,600円 初年度無料 通年サポート対応

弥生会計オンライン25年連続売上ナンバーワンの実績を誇る「弥生会計シリーズ」の法人向けクラウド型会計ソフトです。

老舗のブランドが提供しているサービスなので、安心して利用できますよね。

簿記や会計の知識がなくても操作しやすいようにデザインが工夫されており、初心者にもおすすめです。

入力した会計情報を元にしたグラフレポートも確認できるので、経営改善に役立てる目的でも会計ソフトを使いたいという方にぴったりだといえるでしょう。

さらにインボイス制度や電子帳簿保存法の改正などに対応しており、適格請求書の発行や要件に沿った書類の保存なども行えます。

なお、セルフプラン、ベーシックプランのどちらも初年度無料で利用できますよ。

無料期間の終了後もセルフプランなら月々2,000円程度とお手頃な価格で利用できるので、コストパフォーマンスの良いサービスだといえるでしょう。

操作や会計業務についての質問をしたいという方は電話やメール、チャットでサポートを受けられるベーシックプランを選びましょう。

おすすめ3 マネーフォワード クラウド会計

マネーフォワード クラウド会計
メリット
リアルタイムで経営状況を把握できる
他のソフトと連携してさらに業務を効率化できる
インボイス制度、電子帳簿保存法の改正に対応
デメリット
価格がやや高い
こんな人におすすめ!
リアルタイムで経営状況を把握したい方
請求書の作成や経費・勤怠・給与の管理など他の業務の効率化を図りたい方
マネーフォワード クラウド会計 スモールビジネスプラン 35,760円(税抜) 1カ月無料
ビジネスプラン 59,760円(税抜) 1カ月無料

マネーフォワード クラウド会計は、クラウド型会計ソフト満足度ナンバーワンを誇る法人向けの会計ソフトです。

登録した仕訳の内容をAIが学習するので、ソフトを使えば使うほど自動仕訳の精度が向上しますよ。

またマネーフォワードでは会計ソフトの他にもバックオフィス業務に役立つソフトを提供しています。

請求書の作成や経費・勤怠・給与など他のサービスと連携させることで、業務を最大限に自動化できますよ。

税理士
請求書の作成や送受信を管理できる「クラウド請求書」、クレジットカードの明細やレシート入力を自動化できる「クラウド経費」などのサービスとの連携が可能です。

なおスモールビジネスプランでは年35,760円でクラウド請求書やクラウド会計の一部機能が、ビジネスプランでは年59,760円で全機能が利用できます。

法改正時には無料でアップデートが行われており、インボイス制度や電子帳簿保存法にも対応可能です。

5.【法人向け】インストール型会計ソフトおすすめ5選

従業員が増えてきたし、インストール型会計ソフトを導入しようかな。
情報管理を徹底したいから、インストール型の会計ソフトを購入したいなあ。

このようにインストール型の会計ソフトの利用をお考えの方もいらっしゃるでしょう。

従業員が数十人以上の法人や、経営改善に役立つ機能などが欲しいと考えている方であれば、インストール型の会計ソフトの導入を検討するのも一つの手です。

またオフラインで使用できるため、情報管理を徹底したいという方にもおすすめですよ。

ここでは法人向けのインストール型会計ソフトを紹介します。

【法人向けインストール型会計ソフト】
※横にスクロールできます
ブランド名 ソフト名 プラン 価格 無料期間
弥生会計 弥生会計 24+クラウド スタンダート セルフプラン付き 48,000円(税抜) 1年間
ベーシックプラン付き 48,000円(税抜)
トータルプラン付き 67,300円(税抜)
プロフェッショナル セルフプラン付き 50,800円(税抜)
ベーシックプラン付き 67,700円(税抜)
トータルプラン付き 95,600円(税抜)
勘定奉行 勘定奉行J11 初期登録費用20,000円(税抜)※初年度のみ
・年間利用料40,000円(税抜)
60日間
わくわく財務会計らんらん財務会計 わくわく財務会計 エコパッケージ 23,100円(税込) 30日間
ダウンロード販売 20,900円(税込)
らんらん財務会計 エコパッケージ 46,200円(税込) 30日間
ダウンロード販売 41,800円(税込)
会計王 会計王 44,000円(税込) 30日間
MJSかんたん!シリーズ MJSかんたん!法人会計 33,000円(税込) 30日間

おすすめ1 弥生会計 24+クラウド

弥生会計 24+クラウド
メリット
25年連続売り上げ実績ナンバーワンの実力
資金繰り、経営分析、予算管理のサポートもあり
インボイス制度、電子帳簿保存法に対応
デメリット
価格がやや高い
こんな人におすすめ!
初めて会計ソフトを導入する法人
資金繰りなど会計業務以外の管理もしたい法人
ソフト名 プラン 価格 無料期間
弥生会計 24+クラウド スタンダート セルフプラン付き 36,700円(税抜) 30日間
ベーシックプラン付き 49,600円(税抜)
トータルプラン付き 67,300円(税抜)
プロフェッショナル セルフプラン付き 50,800円(税抜)
ベーシックプラン付き 67,700円(税抜)
トータルプラン付き 95,600円(税抜)

弥生会計 24+クラウドは、25年間連続売り上げ実績ナンバーワンを誇る弥生会計のインストール型会計ソフトです。

機能によっていくつか種類がありますが、小規模法人にはスタンダードもしくはプロフェッショナルが適しています。

以下のように、どちらのソフトが合うかは状況によって異なります。

プラン名 こんな場合におすすめ
スタンダード ・従業員5人程度の法人
・はじめて会計ソフトを導入する法人
プロフェッショナル ・従業員10人以上の法人
・部門管理や経営分析など多機能な会計ソフトを利用したい法人

従業員5人程度の法人なら、まずはスタンダードを導入してみるのがおすすめです。

従業員10人以上の法人、部門管理や経営分析などに使える高度な機能を利用したいケースであれば、プロフェッショナルの方が向いているでしょう。

税理士
プロフェッショナルなら各種の資金繰りや経営分析、予算管理といった会社のお金にまつわる情報を手広く扱えますよ。

また各ソフトには「セルフプラン」「ベーシックプラン」「トータルプラン」のいずれかのサポートプランが付きます

利用の目的に合わせて選ぶのがおすすめですよ。

なお法改正やサービスの改善などがあるとプログラムが更新されるので、ダウンロードすることで最新の状態で製品を利用できます。

おすすめ2 わくわく財務会計/らんらん財務会計

わくわく財務会計/らんらん財務会計
メリット
インストール型会計ソフトのなかではかなり安価
インボイス制度、電子帳簿保存法の改正に対応
デメリット
Windowsでしか使えない
こんな人におすすめ!
経営状況を把握したい方(わくわく財務会計)
複数台のPCで利用したい方(らんらん財務会計)
ブランド名 ソフト名 プラン 価格 無料期間
わくわく財務会計らんらん財務会計 わくわく財務会計 エコパッケージ 23,100円(税込) 30日間
ダウンロード販売 20,900円(税込)
らんらん財務会計 エコパッケージ 46,200円(税込) 30日間
ダウンロード販売 41,800円(税込)

わくわく財務会計らんらん財務会計の特徴は、他メーカーの法人向けインストール型会計ソフトと比べて導入コストが抑えられている点にあります。

「価格が安いなら、機能が足りないんじゃない?」

と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、どちらのソフトにも売り上げ分析や財務諸表分析などさまざまな機能があり、経営状態を簡単に把握できますよ。

またらんらん会計なら5台までのPCにインストールが可能なので、会計業務をチームで分担している法人にはぴったりだといえます。

おすすめ3 勘定奉行

メリット
導入コストが比較的安価
小規模から大規模な法人まで対応可能
インボイス制度、電子帳簿保存法の改正に対応
デメリット
年間利用料がかかる
Windowsでしか使えない
こんな人におすすめ!
法改正対応のインストール型ソフトが欲しい方
ブランド名 ソフト名 プラン 価格 無料期間
勘定奉行 勘定奉行J11 ・初期登録費用20,000円(税抜)※初年度のみ
・年間利用料40,000円(税抜)
60日間

勘定奉行国内業務システム導入シェアナンバーワンの法人向け会計ソフトであり、シリーズ累計72万社の導入実績を誇ります。

会社の規模によっていくつか種類があり、小規模の法人であれば奉公J11シリーズがおすすめです。

導入後のサポートも充実しており、税制改正・法改正時にも最新プログラムを提供するなど対応してもらえますよ。

インストール型でありながら、常に最新の環境で利用できるのはうれしいポイントですね。

なお複雑な設定や操作をしなくても利用できるシンプルな設計になっているため、初めて会計ソフトを使う方でも直感的に操作できるでしょう。

おすすめ4 会計王

会計王
メリット
お客様満足度ナンバーワン
インボイス制度、電子帳簿保存法の改正に対応
デメリット
Windowsでしか使えない
バリューサポートの更新に郵送またはオンラインで手続きが必要
こんな人におすすめ!
手厚いサポートを受けたい方
ブランド名 ソフト名 プラン 価格 無料期間
会計王 会計王 44,000円(税込) 30日間

会計王個人事業主・中小企業向けのインストール型会計ソフトです。

標準的な勘定科目が業種別にセットされているため、すぐに仕訳の効率化を図ることができますよ。

また一般的な会計業務だけでなく、資金繰りの管理や経営分析などの機能が充実しているので経営の心強い味方となってくれるでしょう。

なお会計王の利用の際にはバリューサポートに加入するのがおすすめです。

バリューサポートに加入しておけば、制度改正があった場合に新製品を無料で提供してもらえますよ。

おすすめ5 MJSかんたん!法人会計

メリット
インストール型会計ソフトのなかでは比較的安価
デメリット
Windowsでしか使えない
こんな人におすすめ!
コストパフォーマンスを重視する方
ブランド名 ソフト名 プラン 価格 無料期間
MJSかんたん!シリーズ MJSかんたん!法人会計 33,000円(税込) 30日間

MJSかんたん!法人会計13比較的安価かつ法人の会計業務に必要な機能を押さえたインストール型会計ソフトです。

使いやすさを追求したデザインになっており、アシストメニューも充実しているため会計ソフトやPCを使い慣れていない方でも直感的に操作できます

入力支援機能があるため、パターン化した仕訳や頻繁に行う取引の入力を効率よくスピーディーにできますよ。

また支店や店舗ごとに部門を設定して仕訳を入力し、部門別の財務資料を作成できる「部門管理機能」や、勘定科目ごとの予算と実績を比較して運営の状況を確認できる「予算管理機能」なども搭載されています。

一般的な会計業務を効率化する機能はもちろん、経営分析に役立つ機能があるのはうれしい利点だといえますね。

6.会計ソフトの業界シェア

実際のところ、どの会計ソフトが多く選ばれているのかな?
せっかく導入するなら、みんなの評価が高いソフトを使いたいなあ。

このように市場で人気を集めている会計ソフトはどれなのか、業界シェアを知りたいという方も多くいらっしゃるでしょう。

多くの人に選ばれているソフトなら、それだけ大きなメリットがあると考えられますよね。

税理士
ここからは会計ソフトの業界シェアを「個人事業主向け」「法人向け」に分けて解説します。

6-1.個人事業主向け会計ソフトの業界シェア

個人事業主の会計ソフトの業界シェアはどうなっているのかな?
クラウド型とインストール型だと、どちらが多いの?

まずは会計ソフトを利用している個人事業主を対象にした統計データをみてみましょう。

以下は民間の調査会社であるMM総研が発表した「クラウド会計ソフトの利用状況調査(2022年4月末)」のデータを参照したものです。

【インストール型・クラウド型会計ソフトの業界シェア】
MM総研「クラウド会計ソフトの利用状況調査(2022年4月末)」をもとに執筆者作成

現在、会計ソフトを利用する個人事業主のうち、インストール型の利用率は58%、クラウド型の利用率は29.8%であり、インストール型のシェアはクラウド型の約2倍であることが分かります。

ただし、以下のようにクラウド型の会計ソフトの利用者数は年々増えており、2016年に比べて2022年の利用率は約3倍になっています。

【クラウド型会計ソフトの利用者の推移】
クラウド型会計ソフトの利用者の推移
MM総研「クラウド会計ソフトの利用状況調査(2022年4月末)」をもとに執筆者作成
クラウド型会計ソフトの人気が高まっているということですね。

インストール型と比較すると、クラウド型は導入コストが低く、インターネット環境さえあればさまざまなデバイスや場所で使えるといった利点があります。

そのため個人事業主の場合、複雑な会計処理が必要なければ、クラウド型の方が適しているケースが多いと考えられるでしょう。

なお個人事業主のクラウド型会計ソフトのシェアは、以下のとおりです。

【クラウド型会計ソフトのシェア(個人事業主)】
クラウド型会計ソフトのシェア(個人事業主)
MM総研「クラウド会計ソフトの利用状況調査(2022年4月末)」をもとに執筆者作成

弥生会計シリーズが約半数を占めており、続いてfreeeマネーフォワードという順になっています。

税理士
個人事業主の方は弥生会計シリーズfreeeマネーフォワードの三つのうちどれかを選ぶのがおすすめですよ。

6-2.法人向け会計ソフトの業界シェア

法人向けはどういった会計ソフトのシェアが多いのかな?

MM総研の調査によると、以下のグラフのように法人のうち会計ソフトを利用しているのは54.1%、うちインストール型は85%、クラウド型は14.5%ということが分かっています。

【会計ソフトを利用する法人割合とその内訳(法人)】
会計ソフトを利用する法人割合とその内訳(法人)
MM総研「クラウド会計ソフトの法人導入実態調査」をもとに執筆者作成

現在の法人全体のシェアを見るとクラウド型ではなくインストール型が主流といえますが、企業の規模によってどちらのタイプが適しているのかが異なります

中小規模の企業で、日々の会計業務や決算書の作成などの基本的な機能のみを使用する場合であれば、導入コストが安いクラウド型の方が適しているといえるでしょう。

以下に法人向けクラウド型会計ソフトのシェアをまとめました。

【クラウド型会計ソフトのシェア(法人)】
クラウド型会計ソフトのシェア(法人)
MM総研「クラウド会計ソフトの法人導入実態調査」をもとに執筆者作成
注意
現在「ClearWorks会計」というサービスは終了し、「スマイルワークス」というソフトの機能の一部になっています。

法人におけるクラウド型会計ソフトのシェアはfreeeがトップで32.3%、続いてマネーフォワードで19.2%、弥生会計シリーズが15.4%となっています。

順位は異なりますが、法人のクラウド型会計ソフトのシェアもfreee弥生会計シリーズマネーフォワードが半数以上を占めていることが分かりますね。

税理士
法人の場合もシェアが大きいfreee弥生会計シリーズマネーフォワードの三つのうちどれかを検討してみると良いでしょう。

7.まとめ

会計ソフトはインストールが不要でオンライン上で操作するクラウド型と、PCにインストールして使うインストール型の2種類に大別できます。

現在はインストール型のシェアが大きいものの、導入コストの低さや種類を問わず複数の端末・OSで利用できる利便性の高さなどからクラウド型のシェアが年々拡大しています

またクラウド型であれば常に最新版へのアップデートが行われ、追加で支払いをしなくても法改正に対応できるという利点もあります。

一方、経営分析などの機能を利用したい場合や大規模な法人で利用する場合には、高度な機能を備えたインストール型が適しているといえます。

ご自身や企業の状況、会計ソフトを導入する目的に合わせて、適切な会計ソフトを選びましょう。

税理士
どの会計ソフトにするか決められないという方は、以下の三つの大手ブランドのなかから選ぶのがおすすめですよ。

会計ソフト 特長

スマートフォンアプリの操作性が抜群!
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25年連続売り上げ1位!王道中の王道
簿記の知識がなくても取引入力から確定申告まで完結できる
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関連サービスとの連携が便利!
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