スタートアップが使える資金調達方法は?万一の際におすすめのサービス10選

スタートアップが使える資金調達の方法にはどんなものがあるのかな?
時間がないから、実績がなくても迅速に利用できる方法を知りたい……。

スタートアップとは革新的なアイディアをもとに短期間で急激な成長を目指す企業のことです。

スタートアップの経営者の方のなかには既存のビジネスモデルにとらわれずに事業を展開する分、資金調達に悩まされているという方もいらっしゃるでしょう。

結論からいえば、スタートアップが使える資金調達方法は主に六つあります。

それぞれにメリットとデメリットがあるため、状況に応じて適切な方法を選ぶことが重要です。

特に、非常に切迫した資金需要がある場合には、ビジネスローンやファクタリングが大きな助けになることがあります

ビジネスローンとファクタリングは比較的審査が易しく、スピーディーな資金調達が可能であるためです

スタートアップの経営は常にリスクと隣り合わせです。

いざという時、役に立ちますので、正しい知識を身に着けておくとよいでしょう。

税理士
この記事ではおすすめのビジネスローンとファクタリングのサービスをご紹介します。

この記事の監修税理士
監修税理士の税理士法人チェスター代表 福留正明
税理士法人チェスター代表
福留 正明
税理士・公認会計士・行政書士・登録政治資金監査人・ファイナンシャルプランナー。富裕層の資産税コンサルティングに強みを持つ税理士法人チェスターの代表社員。 相続税申告実績は税理士業界でもトップクラスの年間1,700件以上(累計9,000件以上)を取り扱う。相続税申告サービスやオーダーメイドの生前対策、相続税還付業務等を行う。 資産税関連書籍の執筆や各種メディアから取材実績多数有り。
税理士法人チェスターは、グループ総勢200名以上の税理士事務所です

1.スタートアップ資金調達の基礎知識

スタートアップとは革新性のあるアイディアをもとに短い期間で急激な成長を目指す企業を指します。

今では誰もが当たり前に利用しているGoogleやFacebookは、スタートアップとして創業した企業の代表例です。

「スタート」という単語から「創業して間もない企業」をイメージする方もいらっしゃるかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。

スタートアップの要件に起業してからの期間は含まれないことが多いようです。

既に確立されたビジネスモデルをベースに着実な成長を図る「スモールビジネス」とは対比して語られることの多いビジネスの形です。

メモ
スモールビジネスの代表例は飲食店や美容院などです。一方、スタートアップには技術系のビジネスが多く存在します。

スタートアップはしばしば「ベンチャー企業」と混同されますが、二つは異なる組織のあり方です。

スタートアップとベンチャー企業は「イノベーション」と「成長スピード」の2点が異なるとされています。

ベンチャー企業は一定の利益があらかじめ見込まれている事業を着実に成長させることを目的としています。

ベンチャー企業のなかにはスモールビジネスを手掛ける企業も含まれます。

一方、スタートアップでは新しいサービス・商品・事業を通して社会を変革することを目的とします

地道な成長を目指すベンチャー企業に対し、スタートアップは短期間での急速な成長を目標に掲げてビジネスを展開します。

スタートアップは既存のビジネスモデルにとらわれない分リスクが高いため、実績が重視される融資は受けにくい傾向にあります。

特に、スタートアップの四つの成長ステージのうち「シード」や「アーリー」の段階だと、金融機関からの融資の難易度が上がります。

メモ
スタートアップが成長する過程は「シード」「アーリー」「ミドル」「レイター」の四つの段階に分けられます。近年のスタートアップは、シード期から積極的に資金調達を行い、比較的大きな先行投資をするケースが増えています。
スタートアップではどんな資金調達方法が使えるの?
税理士
次の章で、スタートアップが使える資金調達方法をいくつかご紹介します。

2.スタートアップの6つの資金調達方法

スタートアップが利用できる資金調達方法は主に六つです。

ここからは、それぞれの資金調達方法の特徴やメリット・デメリットについて詳しくお伝えします。

資金調達の六つの方法

方法1 出資を受ける

スタートアップが利用できる資金調達方法の一つに「出資を受ける」というものがあります。

「エンジェル投資家」とよばれる投資家や「ベンチャーキャピタル」とよばれる投資会社がスタートアップに対して積極的に投資を行っています。

エンジェル投資家とベンチャーキャピタルには以下のような違いがあります。

【エンジェル投資家とベンチャーキャピタルの違い】
エンジェル投資家 ベンチャーキャピタル
出資者 個人 投資家に代わって出資を行う会社
傾向 最初の成長資金向け 事業の拡大資金向け
審査 なし あり
出資金額 500万~数千万円 1億~数億円

エンジェル投資家は個人の判断で投資を行っているため、金融機関のような厳密な審査はないことが多いでしょう。

その分ベンチャーキャピタルに比べて調達できる金額は少ない傾向にあります。

一方、ベンチャーキャピタルは複数の投資家から集めた資金を投資家に代わって出資する会社です。

出資したスタートアップが成功するかどうかは会社の経営に関わるため、審査や結果に関しては銀行などの金融機関と同様に厳しくなります。

エンジェル投資家やベンチャーキャピタルから出資を受ける最大のメリットは、返済義務がない点です。

ただし、早く利益を得るために上場を急かしたり、経営方針に口を挟もうとしたりするベンチャーキャピタルやエンジェル投資家も存在するので注意が必要です。

ベンチャーキャピタルやエンジェル投資家からの出資は返済義務がないというメリットはありますが、自由に意思決定できなくなる危険と隣り合わせであることを忘れないようにしましょう。

方法2 ビジネスローンを利用する

ビジネスローンとは、事業資金としての使い道に限り融資が受けられるサービスのことです。

事業の立ち上げ資金はもちろんのこと、従業員への給与支払い、設備投資など事業に関わる用途全般に使用することができます。

ビジネスローンは融資元によって「銀行系」と「ノンバンク系」に分けられます。

ノンバンク系のビジネスローンの融資元は消費者金融や信販・クレジットカード会社です。

銀行系のビジネスローンは金利が比較的低く、ノンバンク系のビジネスローンは入金スピードが早いというそれぞれの利点があります。

税理士
ビジネスローンのメリットは原則的に無担保・無保証人で申し込みができ、審査が易しいため迅速な資金調達が可能であることです。

方法3 ファクタリングを利用する

ファクタリングとは、一言でいえば売掛債権の買い取りサービスです。

売掛債権とは
提供した商品やサービスの対価のうち、未だ支払われていないものを請求する権利のことです。具体的には、未入金の請求書などが該当します。

入金期日前の売掛債権を持っていれば、誰でもファクタリングを利用することができます

でも、他の資金調達方法みたいに厳しい審査があるんじゃないの?
税理士
ファクタリングの場合、利用者の経営状態や信用情報はそれほど重視されません。

売掛金を回収できるかどうかは、利用者ではなく売掛先の支払い能力や信頼性にかかっているためです。

今回ご紹介する「買取型ファクタリング」には「二者間ファクタリング」と「三者間ファクタリング」の2種類があります。

メモ
ファクタリングには入金前の売掛債権を買い取ってもらえる「買取型ファクタリング」のほかに、入金日を過ぎても支払いがなかった場合に備える「保証型ファクタリング」などがあります。なお、一般的に「ファクタリング」という場合には買取型ファクタリングを指します。

二者間ファクタリングでは利用者とファクタリング業者の間でのみやり取りを行い、ファクタリングを利用したことを売掛先には知らせません。

【二者間ファクタリングの仕組み】

二者間ファクタリングのメリットはスピーディーな資金調達が可能である点、売掛先に知られずにファクタリングを実行できる点です。

ただし三者間ファクタリングと比べて手数料が割高である点がデメリットです。

一方、三者間ファクタリングは売掛先から売掛債権を売却する許可を得て行います

【三者間ファクタリングの仕組み】

売掛先から直接売掛金を回収できるため、ファクタリング業者にとっては三者間ファクタリングは債権の回収に失敗するリスクが低い方法です。

三者間ファクタリングのメリットは二者間ファクタリングよりも手数料が抑えられるという点です。

税理士
入金までのスピードを重視する場合は二者間ファクタリング、手数料を抑えたい場合は三者間ファクタリングがおすすめです。

方法4 クラウドファンディングを利用する

クラウドファンディングは近年注目を集める資金調達の方法です。

クラウドファンディングとは
オンラインで不特定多数の人々から支援を募る資金調達の方法です。支援者は見返り(リターン)として商品やサービスを受け取る場合もあります。

クラウドファンディングはリターンのあり方によって4種類に分けられます。

種類 リターン
寄付型 なし
投資型 利益が出たら配当を渡す
融資型 利子として一定のリターンを渡す
購入型 支援金額に応じた物品やサービスを渡す

このなかで最もメジャーなのが購入型クラウドファンディングです。

クラウドファンディングの大きなメリットは魅力的なプランと熱意さえあれば誰でも支援を募ることができる点です。

自分にぴったりの方法だ。さっそく使ってみよう。
税理士
しかし、クラウドファンディングにはデメリットもあります。

クラウドファンディングでは目標金額を確実に達成できるという保証はありません

達成できなければ、準備にかけたコストや時間、管理費が無駄になってしまいます。

またクラウドファンディング業者に手数料を支払う必要があるため、目標額を達成したとしても支援金を全額受け取ることができない点にも注意が必要です。

また、数カ月にわたって支援金を募るためスピーディーな資金調達には向きません

方法5 融資を受ける

金融機関からの融資も資金調達の方法として一般的です。

しかし、実績が乏しいスタートアップにとっては、金融機関から融資を受けるのは難易度の高い調達方法といえます

じゃあ、金融機関の融資は受けられないのかな?
税理士
スタートアップが利用し易い融資もありますよ。

【スタートアップが利用し易い融資制度】
  • ・日本政策金融公庫の新創業融資制度
  • ・地方自治体の制度融資
  • ・信用保証協会保証付き融資
  • ・民間銀行の融資(信用保証協会の保証なし)

日本政策金融公庫は政府が全額出資する政府系金融機関であり、民間の金融機関の補完的な役割を担っています。

新規事業者に向けた新創業融資制度を利用すれば、原則として無担保・無保証人、3%以下の低金利で借り入れをすることができます

ただし、審査が厳しく、審査に通ったとしても入金は1カ月以上先になることから急な資金調達には不向きです。

制度融資は都道府県や市町村などが独自に設けた融資制度です。

各地方自治体と金融機関、信用協会が連携して実施しており、中小企業者に向けて提供されています。

信用保証協会は中小企業者や小規模事業主が金融機関から事業資金の融資を受ける際に保証人となってくれる公的機関です。

万が一返済できなくなった場合に借入先の金融機関に対して弁済をするという役割があります。

資金調達のために民間銀行の融資制度を利用する方法もありますが、審査が厳しいため業績が安定していないスタートアップにとっては、難易度の高い調達方法でしょう。

税理士
スタートアップには日本政策金融公庫や都道府県や地方自治体の融資制度、信用保証協会補償付きの融資を利用するのがおすすめです。

方法6 補助金・助成金を利用する

国や地方自治体が提供する補助金・助成金も資金調達方法の一つです。

補助金・助成金のなかにはスタートアップのような新規事業を促進させ、起業家を応援するためのものもいくつかあります。

【スタートアップが利用できる補助金・助成金】
制度名 内容
地域中小企業応援ファンド
(スタート・アップ応援型)
地域に対する貢献性が高いと認められた場合に資金の助成が受けられる
小規模事業者持続化補助金 小規模事業者の販路の開拓、業務の効率化などの取り組みにかかる経費の一部を補助する
キャリアアップ助成金 契約社員・パートを正社員に転換する制度を導入し、実際に転換すると助成金が支給される

上記の補助金・助成金は返済の義務がない点が大きなメリットです。

しかし、当然ながら申し込んだ全員が補助金・助成金を利用できるわけではありません。

特に「小規模事業者持続化補助金」は審査が厳しいといわれています。

審査される内容を事前に確認して、しっかり対策を取るようにしましょう。

3.急いでいる場合はビジネスローンかファクタリングがおすすめ

スタートアップが利用できる資金調達方法はいろいろあるんだな。
すぐに現金を調達できる方法はどれだろう?

このようにお悩みの方もいらっしゃるかもしれませんね。

以下の表で六つの資金調達方法の「調達可能金額」「入金スピード」「審査の厳しさ」「注意点」の4点を比較してみましょう。

※横にスクロールできます。

資金調達方法 調達可能金額 入金スピード 審査の厳しさ 注意点
出資を受ける エンジェル投資家の場合:500万~数千万円
ベンチャーキャピタルの場合:1億~数億円
エンジェル投資家の場合:投資家により異なる
ベンチャーキャピタルの場合:1カ月以内
エンジェル投資家の場合:投資家により異なる
ベンチャーキャピタルの場合:厳しめ
経営方針に口出しをされるリスクがある
ビジネスローン 数十万円〜数百万円 最短即日 比較的易しい 金利は高め
ファクタリング 手元の売掛債権の金額に応じて決まる 最短即日(二者間ファクタリングの場合) 易しい 手数料がかかる
クラウド
ファンディング
目標金額による 数カ月 手数料がかかる
融資を受ける ※制度によって異なる 1カ月以上 厳しい 業績が安定してからでないと使えない制度もある
補助金・助成金
を利用する
※制度によって異なる 不明 制度によっては厳しい

このなかから、会社の状況に合った資金調達方法を選びましょう。

急いでいる場合、おすすめの資金調達方法はビジネスローンとファクタリングの二つです。

他の方法は早くとも入金まで1カ月はかかるのに対して、ビジネスローンとファクタリングなら最短即日で資金を手に入れることができるためです。

また、ビジネスローンの審査が比較的易しいというメリットや、ファクタリングの売掛先の信用力を重視するという性質によって、実績に乏しく審査に通りづらいスタートアップの弱点をカバーすることができます。

審査に落ちてしまった場合、他の資金調達の方法で申し込みからやり直しをしなければいけないため、迅速に資金調達をしたい場合は審査が易しい方法を選ぶのがおすすめです。

【ビジネスローンとファクタリングが時間がないスタートアップの資金調達におすすめの理由】
  • ・入金スピードに優れているため、急な資金難に対応可能
  • ・融資などに比べ審査が易しい
注意
1億~数億円ほどの大金の調達にはビジネスローンとファクタリングは不向きです。高額の資金調達が必要な場合には、しっかり準備をしてからベンチャーキャピタルの審査を受けるなど別の方法を検討するようにしましょう。あくまで、急な資金難に対応するための方法として認識しておくと良いでしょう。

4.スタートアップにおすすめのビジネスローン

ここからは、スタートアップにおすすめのビジネスローン5社をご紹介します。

ご紹介するビジネスローンの特徴をまとめたものが以下の表です。

※横にスクロールできます。

金融機関名 商品名 金利 融資可能額 融資までの期間 対面 対象地域
SMBCコンシューマーファイナンス(プロミス) 自営業カードローン 6.3%~17.8% 最大300万円 最短即日 不要 全国
PayPay銀行 ビジネスローン 2.8%~13.8% 最大500万円 (ビジネスアカウントを持っている場合)翌営業日 不要 全国
アイフルビジネスファイナンス 事業者向けビジネスローン 3.1%~18.0% 最大1,000万円 最短翌日 不要 全国
福岡銀行 フィンディ 2.0%~14.0% 100万~1,000万円 最短即日 不要 全国
オリックス・クレジット VIPローンカード BUSINESS 6.0%~17.8% 最大500万円 最短即日 不要 全国
税理士
いつまでにいくら必要なのかなど、ご自分の状況に合ったサービスを利用しましょう。

おすすめ1 SMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)

自営者カードローン
メリット
プライベートな資金にも利用可能
来店不要、Webで完結
必要書類が少ない
デメリット
借り入れ上限が300万円までとやや低額
こんな人におすすめ!
少額を迅速に調達したい方

プロミス」という名前を耳にしたことがある、見たことがあるという方は多くいらっしゃるでしょう。。

プロミスはSMBCコンシューマーファイナンスという三井住友銀行グループに属する会社の商品ブランドです。

プロミスが提供するビジネスローンは「自営者カードローン」という商品です。

有名なブランドのサービスのため、初めての利用でも安心ですよね。

自営者カードローンは限度額が300万円とやや少額ですが、最短で当日に調達でき、小回りのきく利用が可能です。

事業資金のみならず生活費としての利用も認められている点も特徴です。

おすすめ2 PayPay銀行

PayPay銀行
メリット
金利上限が13.8%と低め
Webで完結
事務手数料無料
デメリット
口座開設の必要がある
こんな人におすすめ!
ネット上で借り入れから返済までを完結させたい方
金利や手数料を抑えたい方

PayPay銀行が提供する「ビジネスローン」の特徴は、金利の上限が13.8%と低めに設定されている点です。

金利が高ければ高いほど返済の負担は増しますから、PayPay銀行の金利の低さはうれしいポイントですね。

PayPay銀行のビジネスローンの手続きは、全てオンライン上で完結するため来店の必要がありません。

最短で翌日に資金調達できますが、PayPay銀行にビジネスアカウントを持っている法人・事業者に限ります。

また契約にはPayPay銀行の口座を開設する必要があります。

ビジネスアカウントをお持ちでない場合は口座の開設と合わせて資金調達に最短でも5営業日かかるため、利用する予定のある方はあらかじめ口座を開設しておくと良いでしょう。

おすすめ3 アイフルビジネスファイナンス

アイフルビジネスファイナンス
メリット
最短翌日融資
上限が1,000万円とノンバンクのなかでは多額
来店不要
デメリット
大きなデメリットはなし
こんな人におすすめ!
ネットで早く資金調達をしたい方
多額の資金が必要だが銀行からの融資は受けられない方

カードローン「アイフル」の名前は多くの方が耳にしたことがあるでしょう。

同じアイフルグループに属する「アイフルビジネスファイナンス」は「事業者向けビジネスローン」という商品を提供しています。

アイフルビジネスファイナンスの事業者向けビジネスローンなら、申し込みから融資の実行まで来店の必要がなく、最短即日で融資を受けることができます

セブン銀行のATMからも借り入れが可能であり、身近なコンビニで利用できるという手軽さも魅力ですね。

借入金額の上限は1,000万円とビジネスローンのなかでは高額です。

銀行からの融資は受けられないが多額の資金が必要な方の心強い味方となってくれますよ。

おすすめ4 福岡銀行

メリット
最短即日融資
24時間受付来店不要
福岡銀行の口座がなくても申し込み可能
デメリット
創業資金としての借り入れは不可
こんな人におすすめ!
銀行の安心感と資金調達のスピードを求める方

福岡銀行は「フィンディ」というビジネスローンを提供しています。

「福岡銀行のサービスなら、福岡銀行の口座がないと使えないの?」

このような疑問をお持ちになる方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかし、フィンディは福岡銀行の口座をお持ちでない方でも利用できるビジネスローンです。

全国どこからでもオンラインで申し込みから融資の実行まで完結させることができますよ。

福岡銀行の口座をお持ちでない方が申し込みする場合、必要な書類は以下の2点です。

【フィンディの申し込みに必要な書類】
  • ・直近1期分の決算書
  • ・事業に必要な許認可証・発注書・納品書・請求書・業務委託契約書・賃貸契約書・売買契約書などの事業実態確認資料

ただし、創業資金としての借り入れはできない点に注意が必要です。

おすすめ5 オリックス・クレジット

オリックスクレジット
メリット
事業性資金だけでなくプライベートにも利用可
Webで契約が完結
必要書類が少ない
デメリット
大きなデメリットはなし
こんな人におすすめ!
事業資金だけでなく生計費などプライベートにも利用したい方

オリックス・クレジットが提供する「VIPローンカードBUSINESS」にはプライベートでも利用できるという特徴があります。

平日の14:30までに契約が完了した場合は当日の借り入れが可能です。

「事業資金は足りているが、生活費が苦しい……」

というお悩みを抱えている方におすすめのビジネスローンです。

5.スタートアップにおすすめのファクタリング

税理士
ここからは、スタートアップにおすすめのファクタリング業者をご紹介します。

以下はスタートアップに適した五つのファクタリングサービスとその特徴をまとめた表です。

※横にスクロールできます。

サービス名 調達可能金額 入金スピード 手数料 オンライン完結 二者間ファクタリング 三者間ファクタリング
TRY 10万~5,000万円 最短即日 5%~ × 記載なし
ベストファクター 10万~1,000万円 最短即日~3営業日程度 5%~ × ×
アクセルファクター 30万~1億円 最短即日 2~20% ×
OLTA 下限額・上限額の設定なし 最短即日 2~9% ×
anew 下限額・上限額の設定なし 最短即日 2~9% ×
即日で資金調達できるサービスや手数料が抑えられるサービスなど、それぞれの強みがあるんだな。
税理士
状況に応じて自分に合ったサービスを利用しましょう。

おすすめ1 TRY

TRY
メリット
最短即日入金!スピーディーな対応
24時間年中無休で問い合わせ受付
デメリット
対面での契約が必要
手数料の下限がやや高め
こんな人におすすめ!
柔軟な対応を期待する方

TRYは最短で即日の資金調達ができるファクタリング業者です。

申し込み方法はWebサイト、メール、電話、LINEの四つから選択することができます。

電話では24時間365日問い合わせを受け付けていますよ。

【TRYの電話申し込み】

調達可能金額は10万~5,000万円です。

売掛先にファクタリングの利用を知られずに済む二者間ファクタリングを相場よりも低い5%~の手数料で利用することができます。

ただし、TRYの契約の際はオフィスを訪問するか、スタッフに自社まで出張してもらう必要があります

TRYのオフィスは東京都台東区にあるので、地方にお住まいの方は時間的、金銭的なコストがかかることに注意しましょう。

おすすめ2 ベストファクター

メリット
取引先への通知を一切行わないことを明言
デメリット
対面での面談が必要
手数料の下限がやや高め
こんな人におすすめ!
取引先に知られずにファクタリングを利用したい方

ベストファクターは二者間ファクタリング専門のファクタリング業者です。

資金繰りが厳しいことを売掛先に知られたくない方におすすめです。

調達可能金額は30万~1億円で、二者間ファクタリングとしては低い手数料の5%~で利用することができます。

【ベストファクターの電話申し込み】

ただし、ベストファクターも対面での面談が必要である点に注意が必要です。

ベストファクターのオフィスは東京都新宿区にあり、お近くの方は即日で資金調達できる可能性があります。

反対に地方にお住まいの方はオフィスを訪れるにしても、スタッフに出張してもらうにしても時間とお金がかかります。

おすすめ3 アクセルファクター

メリット
入金までの対応がスピーディー
デメリット
少額利用だと手数料が割高
こんな人におすすめ!
急いで資金調達をしたい方

株式会社アクセルファクターは「原則即日入金」を掲げるファクタリング業者です。

公式サイトには利用者の半数以上が即日での資金調達を達成しているという実績が明記されています。

売掛債権の金額が100万円以下の場合、手数料は10%~、101万~500万円の場合は5%~、501万~1,000万円の場合は2%~と調達金額が上がるにつれて下がる仕組みになっています。

なお株式会社アクセルファクターは対面での契約のほか、郵送での契約にも対応しています。

おすすめ4 OLTA

メリット
24時間以内で審査完了、即日振り込み
取引額の下限設定無し
業界最大規模、大手企業とも多数提携
デメリット
大きなデメリットはなし
こんな人におすすめ!
ネット上から簡単に資金調達を済ませたい方

OLTAの強みはオンラインで手続きを完結させられることです。

地方にお住まいで、対面での面談が必要な都内のファクタリング業者を利用できないとお悩みの方にもうれしいですよね。

また、2者間ファクタリングであるにもかかわらず手数料は2~9%とかなり低い水準に抑えられています。

ファクタリング業者のなかでも規模が大きく、数々の名高い 企業と取引があるのもうれしい ポイントです。

サービス ・実績 ともに信頼のおける企業であるといえます。

おすすめ5 anew

メリット
24時間以内で審査完了、即日振り込み
ネットで1,000万円以上の調達が可能
新生銀行とOLTAが共同運営元で安心
デメリット
個人事業主は利用できない
こんな人におすすめ!
ネットではやく簡単に資金調達を済ませたい方
銀行が運営母体の安心感のあるファクタリングサービスを利用したい方

anewはOLTAと新生銀行が共同で運営するファクタリングサービスです。

新生銀行の豊富な資金力があるため、1,000万円以上の多額の資金調達が可能です。

ファクタリングの利用に不安があるという方でも、東証1部上場している新生銀行が提供するサービスなら安心して利用できますね。

手数料は銀行が提供するファクタリングサービスのなかでは業界最低水準の2~9%と一桁台におさまっています。

6.まとめ

スタートアップの特徴は「新しいアイディアによって短期間で急激な成長を目指す」という起業の手法です。

ハイリスクハイリターンなスタートアップを経営される方にとっては、資金調達に使える手段が限られることが悩みの種かもしれません。

スタートアップの資金調達方法には、出資を受ける、クラウドファンディングやビジネスローン、ファクタリングを利用する、融資や補助金・助成金の制度を利用するなどがあります

なかでも迅速に資金調達をしたい方におすすめなのがビジネスローンとファクタリングです。

ビジネスローンやファクタリングは、他の資金調達方法に比べて入金スピードに優れているため最短即日で資金を調達できます

また比較的審査が易しいため、審査に落ちてしまい他の方法でやり直すといったタイムロスの危険性を下げることができます。

スタートアップが急な資金難に陥ったとしても、この二つの方法なら窮地を救うことができるでしょう。

なおファクタリングは未入金の売掛債権があれば誰でも簡単に利用することができます。

税理士
手元に未入金の請求書がある方は金利が発生しないファクタリングを、まとまった資金を借り入れたい方はビジネスローンの利用を検討してみてくださいね。