このように楽天カードと三井住友カード(NL)のどちらのカードを発行すべきか、悩む方もいらっしゃるでしょう。
楽天カードと三井住友カード(NL)は、いずれも年会費無料で発行できる人気のクレジットカードです。
ただし、ポイント還元率やポイントの使い道、発行できる国際ブランドなどに違いがあるため、どちらがお得かはご自身の使い方によって変わります。
そこで本記事では、楽天カードと三井住友カード(NL)が向いている方の特徴をご紹介し、両カードの違いを10項目に分けて解説するので、ぜひご参考にしてください。
| カード名 | 券面 | 年会費 | 基本のポイント還元率 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 楽天カード |
永年無料 | 1.0% | ・毎月5と0のつく日に楽天市場を利用するとポイント4倍 ・条件を満たして楽天市場を利用すると還元率が最大18倍 |
|
| 三井住友カード(NL) | ![]() |
永年無料 | 0.5% | ・対象のコンビニや飲食店で、スマホのタッチ決済またはモバイルオーダーを利用すると、ポイント還元率最大8% ・使い方次第で最大20%還元 ・希望に応じて海外旅行傷害保険を他の保険に変更することが可能 |
1.楽天カードと三井住友カード(NL)のどっちがおすすめ?
楽天カードと三井住友カード(NL)のどちらかを発行しようと思っていて、自分におすすめのカードを知りたい方も多くいらっしゃるでしょう。
この章では、楽天カードと三井住友カード(NL)のそれぞれ向いている方の特徴をご紹介します。
1-1.楽天カードが向いている方の特徴
楽天カードが向いている方の特徴は、楽天グループのサービスをよく利用する人です。
楽天カードのポイント還元率は1.0%と、三井住友カード(NL)よりも高めに設定されています。
また楽天証券や楽天モバイルなど、楽天グループのサービスを利用していて、楽天市場で買い物をするとポイント還元率がアップするので、効率良くポイントを貯めることが可能です。
さらに楽天カードとの提携店も多いため、日常のさまざまなシーンでポイントを貯めやすく、使いやすい点も魅力といえますよ。
1-2.三井住友カードが向いている方の特徴
三井住友カード(NL)が向いている方の特徴は、コンビニや飲食店をよく利用する人です。
三井住友カード(NL)のポイント還元率は0.5%と、楽天カードと比べてやや低めですが、対象のコンビニや飲食店でスマートフォンのタッチ決済やモバイルオーダーを利用すると、最大8%のポイント還元を受けることができます。
例えば、セブン-イレブンやローソンなどのコンビニ、マクドナルドや吉野家、サイゼリヤといった飲食店を日常的に利用する方には、三井住友カード(NL)を持つメリットは大きいといえますよ。
2.楽天カードと三井住友カード(NL)を10項目で徹底比較
楽天カードと三井住友カード(NL)は、どちらも年会費無料で発行できる人気のクレジットカードですが、ポイント還元率や使いやすさなどに違いがあります。
どちらが自分に合っているのかを判断するには、それぞれの特徴をしっかり比較することが大切です。
そこで本章では、楽天カードと三井住友カード(NL)の違いを10項目に分けて解説します。
| カード名 | 年会費 | ポイント還元率 | ポイントの使い道 | 国際ブランド | スマホのタッチ決済 | 利用可能枠 | 付帯保険 | ETCカードの年会費(税込) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 楽天カード |
永年無料 | 1.0% | 楽天ポイント 1ポイント=1円 |
Visa、Mastercard、JCB、AMEX | Apple Pay、Google Pay、楽天ペイ | 最大100万円 | ・海外旅行傷害保険(傷害死亡・後遺障害の場合):最高2,000万円※利用付帯 ・カード盗難保険 |
550円 ※条件次第で無料 |
| 三井住友カード(NL) | 永年無料 | 0.5% | Vポイント 1ポイント=1円 |
Visa、Mastercard | Apple Pay、Google Pay、Samsung Pay、iD | 最大100万円 | ・海外旅行傷害保険(傷害死亡・後遺障害の場合):最高2,000万円※利用付帯 ・選べる無料保険(海外旅行傷害保険を他の保険に変更可能) ・カードの不正利用に対する保障制度 |
無料 ※前年度、一度も利用がない場合は、翌年度550円 |
比較1 年会費
楽天カードと三井住友カード(NL)の年会費はどちらも永年無料で利用できます。
一般的なクレジットカードのなかには、年間数十万円以上の利用が条件となるケースや、初年度のみ無料で翌年以降は年会費が発生するものもありますが、これら2枚にはそのような条件はありません。
年会費の面では、どちらを選んでも大きな差はないといえるでしょう。
初めてクレジットカードを作る方や、サブカードとして利用したい方にも適していますよ。
比較2 ポイント還元率
楽天カードと三井住友カード(NL)のポイント還元率は異なります。
楽天カードの基本のポイント還元率は1.0%で、100円(税込)につき1ポイントが貯まります。
また毎月5と0のつく日に楽天市場で楽天カードを利用するとポイントが4倍になる他、「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」により、条件を満たせば最大18倍まで還元率がアップします。
三井住友カード(NL)の基本のポイント還元率は0.5%で、200円(税込)につき1ポイントです。
対象のコンビニや飲食店で、VisaやMastercardのスマホのタッチ決済またはモバイルオーダーを利用すると、最大8%のポイント還元が受けられます。
対象店舗は、セブン-イレブンやローソン、ミニストップ、マクドナルド、吉野家、サイゼリヤなどが挙げられます。
さらに使い方次第で、最大20%のポイント還元を受けることも可能ですよ。
基本のポイント還元率は楽天カードの方が高く、さらに楽天グループのサービスをよく利用する方はポイントを貯めやすいといえます。
一方、コンビニや飲食店を日常的に利用する方は、三井住友カード(NL)の高還元率を活かせるでしょう。
比較3 ポイントの使い道
貯まったポイントの使い道も比較したい点です。
楽天カードでは、楽天ポイントが貯まり、提携先の店舗で1ポイント=1円として利用できます。
楽天市場や楽天トラベル、楽天モバイルなどの楽天グループの各種サービスの支払いに充てることが可能です。
また電子マネーの楽天Edyにチャージしたり、ANAやJALのマイルに交換したりすることもできますよ。
一方、三井住友カード(NL)では、Vポイントが貯まり、提携先の店舗で1ポイント=1円で利用することが可能です。
VポイントPayアプリにチャージすれば、海外のVisa加盟店でも利用できます。
またキッチン家電や美容家電などの景品、ANAのマイルやWAON POINTなどへの交換にも対応しています。
楽天カードは楽天グループのサービスでポイントを使いやすい点が強みであり、三井住友カード(NL)はポイントの交換先が幅広く、国内だけでなく海外まで柔軟に活用しやすい点が魅力といえるでしょう。
比較4 国際ブランド
楽天カードと三井住友カード(NL)で発行できる国際ブランドは異なります。
楽天カードではVisa、Mastercard、JCB、AMEXの4種類から選択可能です。
対して三井住友カード(NL)では、VisaまたはMastercardの2種類が選択できます。
どちらのカードも主要な国際ブランドに対応していますが、選択肢の多さでは楽天カードの方が優れています。
国際ブランドにこだわりがない場合は、三井住友カード(NL)でも十分に利用できるでしょう。
比較5 スマホのタッチ決済
楽天カードと三井住友カード(NL)は、いずれもスマホのタッチ決済に対応しています。
楽天カードでは、Apple PayやGoogle Payに対応しており、QUICPayとQUICPay+を通じた支払いが可能です。
Android端末の場合は、楽天ペイのアプリ上から設定・利用できる点も特長です。
一方、三井住友カード(NL)では、Apple PayとGoogle Payに加えてSamsung Payに対応しています。
またiDによる支払いにも対応しており、対応店舗でスムーズに決済することが可能です。
両カードともスマホのタッチ決済に対応している点は共通していますが、楽天カードはQUICPayとQUICPay+、三井住友カード(NL)はiDに対応している点が大きな違いといえます。
比較6 利用可能枠
楽天カードと三井住友カード(NL)の利用可能枠についても確認しておきましょう。
楽天カードの利用可能枠は最大100万円です。
三井住友カード(NL)も同様に最大100万円まで設定されていますが、夜間帯(19:31~翌8:59)に即時発行を申し込んだ場合は注意が必要です。
審査が完了するまでの間は、一時的に利用可能枠が5万円に制限されます。
両カードとも最終的な利用可能枠の上限は同じです。
ただし三井住友カード(NL)は発行方法によって一時的に利用可能枠が制限されるため、事前に把握しておくと安心ですよ。
比較7 付帯保険
楽天カードと三井住友カード(NL)の付帯保険も比較しておきましょう。
楽天カードと三井住友カード(NL)には、海外旅行傷害保険(利用付帯)が付帯しています。
補償内容の違いは以下のとおりです。
| 補償内容 | 楽天カード |
三井住友カード(NL) |
|---|---|---|
| 傷害死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 | 最高2,000万円 |
| 傷害治療費用 | 200万円 | 50万円 |
| 疾病治療費用 | 200万円 | 50万円 |
| 賠償責任 | 3,000万円 | 2,000万円 |
| 携行品損害 | – | 15万円(免責3,000円) |
| 救援者費用 | 200万円 | 100万円 |
両カードとも傷害死亡・後遺障害の補償額は最高2,000万円と大きな違いはありません。
しかし、傷害治療費用・疾病治療費用・賠償責任・救援者費用については、楽天カードの方が補償額は手厚く設定されています。
また楽天カードには、カードの紛失・盗難後に不正利用された場合、その被害額が補償される「カード盗難保険」が、三井住友カード(NL)には、不正利用があった場合にその損害が補償される「カードの不正利用に対する保障制度」が付いていますよ。
さらに三井住友カード(NL)では、海外旅行傷害保険の代わりに、スマホ安心プラン(動産総合保険)・弁護士安心プラン(弁護士保険)・ゴルフ安心プラン(ゴルファー保険)・日常生活安心プラン(個人賠償責任保険)・ケガ安心プラン(入院保険※交通事故限定)・持ち物安心プラン(携行品損害保険)の6種類の補償プランのなかからいずれか一つを選択することが可能です。
海外旅行中のけがや病気などに備えたい場合は楽天カード、ライフスタイルに合わせて保険内容を選びたい場合は三井住友カード(NL)がおすすめといえるでしょう。
比較8 ETCカードの年会費
楽天カードと三井住友カード(NL)のETCカードの年会費も比較したいポイントです。
楽天カードのETCカードの年会費は550円(税込)です。
しかし、楽天PointClubの会員ランクがダイヤモンドまたはプラチナの場合は、年会費が無料になります。
三井住友カード(NL)のETCカードは年会費無料で利用できますが、入会翌年度以降、前年度に一度もETCカードの利用がない場合は、550円(税込)の年会費が発生します。
楽天カードは条件を満たせば年会費が無料になることに対し、三井住友カード(NL)は利用状況によって年会費が発生する仕組みです。
楽天の会員ランクが高い方であれば楽天カード、ETCを頻繁に利用する方であれば三井住友カード(NL)が適しているといえるでしょう。
比較9 発行のスピード
楽天カードと三井住友カード(NL)の発行のスピードも確認しておきましょう。
楽天カードは申し込みの受け付けが完了してから、約1週間~10日前後でカードが届きます。
三井住友カード(NL)は、カード自体は約1週間で手元に届きますが、カードの到着を待たずにスマホでカード番号を即時発行することも可能です。
カードの到着までの期間に大きな差はありませんが、三井住友カード(NL)は即時発行に対応しているため、すぐに利用したい方にうってつけといえます。
比較10 デザイン
楽天カードと三井住友カード(NL)のデザインも比較したいポイントです。
楽天カードは、通常のシルバーやピンク、27色のカラーを選択できるマイカラーセレクションがあります。
他にも、楽天市場のマスコットキャラクターであるお買いものパンダやディズニー、アニメキャラクターなど、豊富なデザインから選択することが可能です。
ただし、国際ブランドによって選べるデザインは異なるため、事前に確認しておきましょう。
一方、三井住友カード(NL)は、券面にカード番号が印字されていないスタイリッシュなデザインが特長で、グリーン・オーロラ・シルバーの3種類から選ぶことが可能です。
また、ハローキティのデザインも選択できます。
デザインのバリエーションを重視する方は楽天カード、シンプルで洗練されたデザインを重視する方は三井住友カード(NL)が向いているでしょう。
3.楽天カードと三井住友カード(NL)の2枚持ちもおすすめ
楽天カードと三井住友カード(NL)のどちらを選ぶか迷う場合は、両方発行して使い分けるのもおすすめです。
2枚持ちの最大のメリットは、ポイントを効率良く貯められる点です。
例えば、楽天市場や楽天グループのサービスを利用する際は楽天カード、コンビニや飲食店での支払いには三井住友カード(NL)といったように使い分けることで、より高い還元率でポイントを貯めることができます。
また楽天カードの場合、電気・ガス・水道などの公共料金や、自動車税・住民税などの税金、国民年金保険料の支払いでは還元率が0.2%に下がります。
しかし、これらの支払いを三井住友カード(NL)にすると、0.5%のポイント還元を受けることが可能です。
2枚持ちにするとカード情報をそれぞれ管理する必要があり手間に感じる可能性や、ポイントが分散してしまい貯まりにくくなる可能性があります。
どちらのカードも年会費は無料なので金銭面のコストはかかりませんが、管理の手間などを踏まえて、2枚持ちがご自身に合っているかどうか検討しましょう。
4.一般カードよりゴールドカードが向いているケース
楽天カードと三井住友カード(NL)には、それぞれゴールドカードあります。
一般カードと比べて年会費は発生しますが、利用状況やサービスの活用次第では、よりお得に使えるケースがありますよ。
以下に、楽天ゴールドカードと三井住友カード ゴールド(NL)の基本情報をまとめました。
| カード名 | 年会費(税込) | 利用可能枠 | 付帯保険 | 特典 |
|---|---|---|---|---|
| 楽天ゴールドカード | 2,200円 | 最高200万円 | ・海外旅行傷害保険(傷害死亡・後遺障害の場合):最高2,000万円※利用付帯 ・カード盗難保険 |
・誕生日月に楽天市場、楽天ブックスの利用でポイント4倍 ・楽天ETCカードの年会費無料 ・国内空港ラウンジの利用が年2回無料 |
| 三井住友カード(NL) | 5,500円 ※年間100万円以上利用すると翌年以降、永年無料 |
最高200万円 | ・海外旅行傷害保険(傷害死亡・後遺障害の場合):最高2,000万円※利用付帯 ・国内旅行傷害保険(傷害死亡・後遺障害の場合):最高2,000万円※利用付帯 ・ショッピング補償(海外・国内):年間300万円(1事故につき自己負担額3,000円) |
・年間100万円の利用で10,000ポイントプレゼント ・国内の主要空港とハワイ ホノルルの空港内にあるラウンジを無料で利用可能 |
楽天ゴールドカードは年会費2,200円(税込)で利用できます。
国内空港ラウンジの利用が年2回無料になる他、楽天ETCカードの年会費が無料になる特典があります。
また、誕生月に楽天市場や楽天ブックスを利用するとポイントが4倍になるため、楽天サービスをよく利用する方にとってメリットの大きいカードです。
一方、三井住友カード ゴールド(NL)は年会費5,500円(税込)ですが、年間100万円(税込)利用するとカード加入月の11カ月後末を超えた月以降の年会費が永年無料になります。
そのため、日常的にカードを利用し、年間100万円以上の利用が見込める方であれば、実質的に年会費無料でゴールドカードを持つことが可能です。
また海外旅行傷害保険に加えて、国内旅行傷害保険やショッピング補償も付帯しており、補償面が充実している点も特長です。
さらに国内の主要空港やハワイ・ホノルルの空港ラウンジを無料で利用できるため、旅行の機会が多い方にとっては魅力的なサービスといえるでしょう。
5.まとめ
楽天カードと三井住友カード(NL)のどちらがお得かは、よく利用するサービスや支払いのシーンによって異なります。
楽天カードは、基本のポイント還元率が1.0%と高く、楽天市場をはじめとした楽天グループのサービスを利用することで、さらに高い還元率を受けられる点が特長です。
一方、三井住友カード(NL)は、基本のポイント還元率は0.5%ですが、対象のコンビニや飲食店などでスマホのタッチ決済を利用すると最大8%のポイント還元を受けられます。
どちらか1枚を選ぶのが難しい場合は、2枚持ちをして使い分けるのもおすすめです。
利用するシーンに応じてカードを使い分けることで、より効率良くポイントを貯めることができますよ。
また、年間の利用額が多い方、付帯保険や特典を重視する方は、ゴールドカードを選択肢に入れるのも一つの手です。
使い方次第で一般カード以上のメリットを得られる可能性がありますよ。
| カード名 | 券面 | 年会費 | 基本のポイント還元率 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 楽天カード |
永年無料 | 1.0% | ・毎月5と0のつく日に楽天市場を利用するとポイント4倍 ・条件を満たして楽天市場を利用すると還元率が最大18倍 |
|
| 三井住友カード(NL) | ![]() |
永年無料 | 0.5% | ・対象のコンビニや飲食店で、スマホのタッチ決済またはモバイルオーダーを利用すると、ポイント還元率最大8% ・使い方次第で最大20%還元 ・希望に応じて海外旅行傷害保険を他の保険に変更することが可能 |
