ファクタリングを利用して即日での資金調達を目指す際、どの業者を利用するかは重要なポイントです。
利用者と業者の間のやり取りのみで済む二者間ファクタリングに対応しており、オンラインで完結するファクタリング業者を利用することで、その日のうちに請求書を現金化できる可能性が高まります。
また、資金調達を急いでいるときでも不当に高い手数料を請求する業者には注意が必要です。
この記事では「二者間ファクタリング対応」と「オンライン完結」の二つの条件をなるべく満たしており、かつ手数料を相場よりも低めに設定しているおすすめのファクタリング業者を厳選してご紹介します。
サービス名 | 即日対応 | 特長 |
---|---|---|
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〇 |
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1.即日で資金調達可能なファクタリング業者の条件
ファクタリングとは一言でいえば「売掛債権の買い取りサービス」です。
また、本記事でご紹介するのは全て入金期日を迎える前の売掛債権を現金化する「買取型」のファクタリングサービスです。
ファクタリングを請け負うファクタリング業者によって対応しているファクタリングの種類や入金スピード、手数料などが異なります。
ファクタリング業者を上手に選んで利用すれば、手元にある請求書を申し込んだその日のうちに現金化できる可能性が高まるのです。
まずは即日で資金調達できるファクタリング業者が備えている条件を確認しましょう。
特徴1 二者間ファクタリングに対応
買取型ファクタリングは取引先に対して売掛債権の譲渡の通知を行わない「二者間ファクタリング」と、通知を行う「三者間ファクタリング」に分けられます。
【二者間ファクタリングの仕組み】

二者間ファクタリングでは文字通りサービスの利用者とファクタリング業者の間でのみやりとりをします。
このあと説明する三者間ファクタリングとは異なり、取引先(売掛先)に売掛債権の譲渡に関する承諾を得る必要がないためスピーディーな資金調達が可能です。
売掛債権の現金化を急ぐ場合には二者間ファクタリングに対応しているファクタリング業者を選択しましょう。
また、取引先(売掛先)に知られることなくファクタリングを利用できるという点も大きなメリットです。
ファクタリングを利用しているという事実を取引先(売掛先)に知られてしまうと「資金繰りがうまくいっていないのではないか」と思われ、関係の悪化につながる恐れがあるためです。
ただし、二者間ファクタリングは三者間ファクタリングに比べて手数料が高いというデメリットもあります。
【三者間ファクタリングの仕組み】

三者間ファクタリングでは売掛債権の譲渡について取引先(売掛先)に通知を行い、承諾を得る必要があります。
取引先(売掛先)とやりとりをする分、短時間での現金化には不向きです。
特徴2 オンライン完結
このようにお困りの方もいらっしゃるかもしれませんね。
確かに、事態が一刻を争う場合はファクタリング業者のオフィスに行くまでの時間やスタッフに自社へ出張してもらう時間も大きなロスとなってしまいます。
また、申し込みに必要な書類を郵送しなければいけない業者では即日の資金調達は難しいでしょう。
申し込みから契約までの手続きを全てオンラインで完結できる業者なら、上記の問題を解決することができます。
オンライン完結の業者の場合、もちろん審査や契約のために直接顔を合わせて面談する必要はありません。
書類の提出は公式サイトからのアップロードや、メールで送付するだけで済みます。
オンライン完結の業者を選択することで申し込んだその日に資金を調達できる可能性が大幅に高まるといえるでしょう。
2.即日資金調達可能なファクタリング業者10選
前章では即日で資金調達できる可能性が高いのは「二者間ファクタリングに対応しており、かつオンライン完結」のファクタリング業者であることを確認しました。
本記事でご紹介するファクタリング業者は全て二者間ファクタリングに対応しています。
また、オンライン完結の業者をご紹介した上で、後半ではお住まいの地域や相談のタイミングによっては即日での現金化が可能なファクタリング業者にも触れています。
「少額のファクタリングをしたい」「個人事業主が利用できる業者が良い」など各々のニーズに対応しているファクタリング業者を選ぶことも重要です。
以下の表は本記事で紹介する10社のファクタリング業者がオンライン完結かどうか、入金スピード、手数料、利用可能額、個人事業主が利用可能かどうかをまとめたものです。
【即日資金調達可能なファクタリング業者10社比較表】
業者名 | オンライン完結 | 入金スピード | 二者間ファクタリングの手数料 | 利用可能額 | 個人事業主 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
ペイトナーファクタリング | ○ | 最短10分 | 10% | 初回利用時は1万~15万円 | 〇 | 12時までに審査完了で即日振り込み |
アクセルファクター | ○ | 最短即日 | 100万円以下:10%~ 101万~500万円:5%~ 500万~1,000万円:2%~ |
下限なし・上限記載なし | 〇 | 「原則即日入金」を経営方針とする |
QuQuMo | ○ | 最短2時間 | 1~14.8% | 下限記載なし・上限なし | 〇 | 業界でもトップスピードの「最短2時間」 | トップ・マネジメント | ○ | 最短即日 | 3.5~12.5% | 30万~3億円 | 〇 | 現金をデリバリーしてくれるサービスも |
日本中小企業金融サポート機構 | ○ | 最短3時間 | 1.5%~10% | 記載なし | 〇 | 非営利団体によるファクタリングサービス |
OLTA | ○ | 最短即日 | 2〜9% | 下限・上限なし | 〇 | 業界最大規模で安心感がある |
anew | ○ | 最短即日 | 2〜9% | 下限・上限なし | × | OLTAと新生銀行の共同事業 |
FREENANCE | ○ | 最短即日 | 3〜10% | 1万円~ | 〇 | 専用口座を持っていない場合時間がかかる恐れも |
ベストファクター | × | 最短即日~3営業日程 | 2~20% | 10万~1,000万円 | 〇 | オフィスは東京都新宿区 |
TRY | × | 最短即日 | 5%~ | 10万~5,000万円 | 〇 | オフィスは東京都台東区 |
おすすめ1 ペイトナーファクタリング
ペイトナーファクタリング(旧:yup先払い)はフリーランス向けのオンライン完結型ファクタリングサービスです。
個人事業主と法人、どちらも問題なく利用できます。
審査のためにアップロードする書類は契約書のみ、手数料は一律10%という明快さがペイトナーファクタリングの強みです。
ただし、初回利用時は現金化できる請求書の金額が1万~15万円に限定されていることに注意が必要です。
上限額は利用を重ねるごとに引き上げられます。
入金まで最短10分と業界でもトップクラスの対応の早さも自慢です。
平日の12時までに審査が完了した場合に即日での振り込みが可能となるため、申し込みは早めに済ませましょう。
おすすめ2 アクセルファクター
「原則即日入金」を経営方針に掲げるアクセルファクターは資金調達を急ぐユーザーがぜひ知っておきたいサービスです。
実際に「取引の半数以上を即日完遂している」ことを公式サイトに明記しています。
手数料が売掛債権の額に応じて明示されている点も、信頼性の高さがうかがえるポイントです。
【アクセルファクターの手数料】
売掛債権額 | ファクタリング手数料 |
---|---|
~100万円 | 10%~ |
101万~500万円 | 5%~ |
501万~1,000万円 | 2%~ |
1,001万円以上 | 応相談 |
手数料は割高になってしまうものの、アクセルファクターでは取扱金額の下限を設けていません。
数万円、数千円のファクタリングを即日で行いたいとお考えの方におすすめのサービスです。
おすすめ3 QuQuMo
QuQuMoでは必要書類がそろっていれば最短2時間で請求書を現金化できます。
申し込みから入金まで2時間で完了するのは業界でも最速といえるでしょう。
また、必要書類も請求書と通帳の2点のみです。
利用手数料は1~14.8%とやや幅があるものの、上限が明示されているので不当に高い手数料を徴収される心配はありません。
また、弁護士ドットコム運営の電子契約サービス「クラウドサイン」を導入しており、セキュリティー体制も万全です。
おすすめ4 トップ・マネジメント
「銀行の営業時間が終わってしまったから、もう今日中の支払いには間に合わない……。」
このような状況で困っている方もいらっしゃるでしょう。
トップ・マネジメントなら銀行の営業時間を過ぎてしまった後に申し込んでもその日のうちに請求書を現金化できる可能性があります。
希望に応じてスタッフが現金をデリバリーしてくれるサービスを行っているためです。
最近では申し込みから入金まで全てオンラインで完結させることも可能になりました。
Zoomミーティングを利用したリモート面談が必須のため、担当者と直接話をすることができ、安心してファクタリングを利用できます。
おすすめ5 日本中小企業金融サポート機構
一般社団法人日本中小企業金融サポート機構の特徴は非営利団体が運営するサービスである点です。
一般社団法人は営利目的の活動は禁止されており、収益を上げても株主や社員に分配することができません。
そのため手数料が1.5%~という低い水準に抑えられているのです。
近年スマホで完結するファクタリングサービスの提供を開始しました。
もちろんパソコンからでも利用可能です。
以下の4点の必要書類をそろえることでより迅速な資金調達に近づきますよ。
- ・請求書・注文書などの債権に関する資料
- ・通帳3カ月分
- ・代表者の身分証明書
- ・既定の申込書
おすすめ6 PAYTODAY
PAYTODAYはオンライン完結型のAIファクタリングです。
審査も全てAIが行うため入金まで最短30分と非常に対応が迅速です。
手数料率が1~9.5%と低めに設定されているのもうれしいポイントですよね。
累計申し込み金額が10億円を突破しており、今注目のファクタリングサービスだといえるでしょう。
基本的には申し込みから入金まで全てオンライン上で済ませられますが、直接のやり取りを希望する場合は対面や電話での契約も可能です。
ただし、対面形式を希望する場合は出張費実費+事務手数料3万円が発生するので注意しましょう。
おすすめ7 OLTA
OLTAの二者間ファクタリングならお手持ちの請求書をその日のうちに現金化できる可能性があります。
手続きは全てオンラインで完結し、以下の書類をアップロードするだけで申し込みは完了となります。
- ・本人確認書類
- ・前年度の決算書類一式
- ・入出金明細
- ・売却予定の請求書
買取手数料が2~9%と一桁台に抑えられているところも見逃せません。
買取金額に下限がないため、少額の利用に対応しているのもうれしいポイントですね。
また、OLTAは二者間ファクタリングに対応しており、かつオンライン完結のファクタリング業者のなかで最大の規模を誇ります。
パートナー企業には三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、住信SBIネット銀行など数々の大手金融機関の名前がずらりと並びます。
さらに日本新聞、読売新聞、朝日新聞など複数のメディアで紹介されていることから信頼性も申し分ありません。
オンラインで即日の資金調達を目指す全ての方に安心しておすすめできるサービスであるといえるでしょう。
おすすめ8 anew
anew(アニュー)は2020年2月に新生銀行とOLTAが共同で運営を始めた法人向けのファクタリングサービスです。
基本的なサービス提供内容はOLTAと同様ですが、東証一部上場している金融機関である新生銀行が運営に携わっているため、
「ファクタリングを初めて利用するから不安……」
という方でも安心して申し込みができるのではないでしょうか。
法人であれば利用金額に制限がなく、手続きは全てネットで完結する上、最短で即日の入金も期待できます。
新生銀行の豊富な資金力という背景もあり、1,000万円以上の調達が可能なため、中小企業にとって心強い味方といえますね。
手数料も2〜9%と一桁台で、銀行が提供するファクタリングサービスのなかでは業界最低水準です。
安心して使えるファクタリングを探している法人の方におすすめのサービスですよ。
おすすめ9 FREENANCE
個人事業主・フリーランスに特化したサポートを提供しているFREENANCEの「即日払い」でもその日のうちにファクタリングが可能です。
厳密にはその日の17時までに即日払いが承認された場合は当日中に振り込まれます。
17時を過ぎてしまうと振り込みは翌営業日となってしまうため、早めの手続きを心がけましょう。
手数料は3~10%と良心的に設定されており、「フリーナンス口座」を使えば使うほど手数料が下がる仕組みです。
事前に専用口座の登録が済んでいない場合対応に時間がかかる恐れがあります。
既にフリーナンス口座を活用している方にとっては心強い味方となってくれるでしょう。
ここからご紹介する二つの業者はオンライン完結ではありませんが、場合によってはその日のうちに資金調達ができる可能性があります。
オンライン完結ではない業者の場合、「業者のオフィスがすぐ行ける場所にあるかどうか」が決め手となります。
各業者のオフィスの場所もあわせてご紹介しますので、利用を検討する際は参考にしてください。
おすすめ10 ベストファクター
ベストファクターは東京都新宿区にオフィスを構えるファクタリング業者です。
身分証・請求書・入出金の通帳を提出し、契約が完了してすぐに入金してもらえますよ。
契約時には面談が必要ですが、東京近郊にお住まいの方であればその日のうちに請求書を現金化できる可能性があります。
必要書類をアップロードして審査を済ませることで、迅速な資金調達が可能となります。
- ・本人確認書類
- ・入出金の通帳
- ・請求書・見積書・基本契約書
おすすめ11 TRY
TRYは東京都港区にオフィスがあるファクタリング業者です。
契約時には対面での面談が必要になってしまいますが、周辺の方であればその日のうちに請求書を現金化できる可能性があります。
最低利用金額は10万円から、最大5,000万円までの調達が可能です。
必要書類をあらかじめそろえておくことで、即日での資金調達により近づくことができますよ。
- ・請求書、発注が確認できる発注書か契約書
- ・売掛先の住所、連絡先
- ・3カ月分の銀行通帳
審査には売掛先の連絡先が必要ですが、もちろんファクタリングの利用について通知を行わない二者間ファクタリングにも対応していますよ。
3.即日資金調達の可能性を高めるコツ
迅速な資金調達を目指す場合、ファクタリング業者選びが鍵となることは既にお伝えしました。
せっかく即日で資金調達できる可能性のあるファクタリング業者を利用するのですから、準備を万端にして臨みたいところですよね。
ここからはファクタリング業者に相談する際に心がけるべき二つのポイントを解説します。
コツ1 早い時間に相談する
ほとんどのファクタリング業者では、現金は契約完了後に銀行口座に振り込まれます。
契約が完了した時点で銀行の営業時間が終わってしまっていた場合、その日のうちに現金を手にすることは難しくなってしまいます。
ファクタリング業者によっては即日での振り込みについて「12時までに契約が完了した場合」や「15時までに契約が完了した場合」などとタイムリミットを明記しているところもあります。
利用したいファクタリング業者に即日で振り込んでもらうには何時までに契約を完了すればいいのかを事前に調べておきましょう。
明記されていない場合も、可能な限り朝一番に相談をすることでその日のうちに請求書を現金化できる可能性が高まります。
コツ2 必要書類をそろえておく
ファクタリングの審査の際には書類の提出を求められます。
提出を求められてから慌てて書類をそろえたのではタイムロスになってしまいます。
即日での資金調達を目指す場合は、利用するファクタリング業者に提出する書類はあらかじめそろえてから申し込みをしましょう。
既にご紹介した二者間ファクタリング対応・オンライン完結の4サービスで必要になる書類は以下の通りです。
【ファクタリングの審査に必要な書類の例】
サービス名 | 必要書類 |
---|---|
ペイトナーファクタリング | ・請求書 |
アクセルファクター | ・身分証明書 ・(法人の場合のみ)法人登記簿謄本 ・印鑑登録証明書 ・決算内容確認書類 ・売掛金証明書類 ・通帳などの入金確認書類 など |
QuQuMo | ・本人確認書類 ・3カ月分の入出金明細 ・請求書 |
4.即日資金調達を目指す際の注意点
一見その日のうちに請求書を現金化できる可能性が高そうなファクタリング業者でも、気を付けなければ思わぬ落とし穴がある場合もあります。
ここからは、ファクタリング業者を選ぶ際に注意すべき二つのポイントを解説します。
注意点1 即日「入金」かどうかを確認
「最短即日」と書いてある業者を見たら、まずは即日「入金」なのかを確かめる必要があります。
業者によっては申し込んだその日に終わるのは「審査」までで、入金は翌営業日以降になってしまう場合でも「最短即日」と表記している場合があるためです。
必ず「申し込みから入金まで」にかかる時間を見て判断しなければ、思わぬ理由で資金調達に失敗してしまう恐れがあるのです。
本記事でご紹介したファクタリング業者は全て即日で「入金」の可能性がある業者なので、安心してご利用いただけます。
注意点2 手数料が適正かどうかを確認
資金難のためにファクタリングを利用するのですから、不当に高い手数料を取る業者を利用するのは避けたいところです。
ファクタリングの手数料の相場を知ることで、手数料が相場よりも高い業者を見抜くことができます。
即日で資金調達を目指す場合に使われる二者間ファクタリングの手数料は10~20%です。
本記事でご紹介したほとんどのファクタリング業者は相場よりも手数料を低めに設定しています。
5.まとめ
ファクタリングを利用して即日での資金調達を目指す方は「二者間ファクタリングに対応」かつ「オンライン完結」という二つの条件を満たすファクタリング業者を利用しましょう。
取引先に許可を得る必要のない二者間ファクタリングなら三者間ファクタリングよりも少ないやり取りでファクタリングの実行にたどり着けます。
また、手続きがオンラインで完結する業者を選べば全国どこからでもスピーディーに資金調達をすることが可能になりますよ。
「なるべく朝一番に申し込みをする」ことや「必要書類を事前にそろえておく」ことに気を付ければ即日で資金調達できる可能性はさらに高まります。
本記事でご紹介した業者は全て「申し込みから入金までが最短即日」と明記されており、手数料は相場よりも低めに設定されています。
どうしてもその日のうちに現金を手にしなければならない状況の方は、ぜひおすすめ業者一覧を参考にしてくださいね。