【個人事業主向け】キャッシュレス決済の導入におすすめの端末5選!

個人事業主がキャッシュレス決済を利用する場合、どのサービスを導入すれば良いんだろう?
個人事業主もキャッシュレス決済端末を導入するべきなのかな?

このようにキャッシュレス決済の導入を検討していたり、事業に合った端末の選び方が分からなかったりして悩んでいる個人事業主もいらっしゃるでしょう。

キャッシュレス決済とは現金を使わない決済方法のことであり、具体的にはクレジットカード決済や電子マネー決済、コード決済などを指します。

キャッシュレス決済の利用者数は増加傾向にあるため、キャッシュレス決済端末を導入すれば多くの顧客のニーズに応えることができ、集客の拡大が見込めます

そこでこの記事では、個人事業主がキャッシュレス決済を導入する際におすすめの端末5選をご紹介します。

お金のプロ
個人事業主がどのようなことに気をつけて、端末や決済方法を選んだら良いのかも併せて解説しますよ。

【個人事業主におすすめのキャッシュレス決済端末5選】
※横にスクロールできます
サービス名 端末の種類 初期・月額費用 決済手数料
マルチ決済端末 初期費用:無料(専用端末の代金は別)
月額費用:無料
3.25%

マルチ決済端末 初期費用:無料(iPadまたはiPhoneの準備が必要)
月額費用:無料
1.08~3.24%
マルチ決済端末 初期費用:無料
月額費用:お試しプランは13カ月目まで無料、14カ月目以降は3,300円/月のスタンダードプランに切り替わる
3.24%
(スタンダードプランの場合、2.70~3.24%)

マルチ決済端末 初期費用:無料(専用端末の代金は別。ただし条件達成で端末費用も無料になる)
月額費用:無料
1.98~3.24%
PayPay専用の端末 初期費用:無料
月額費用:無料(PayPayマイストアライトプランに加入した場合には契約の3カ月目以降1,980円/店舗)
1.98%
(加盟店舗全てでPayPayマイストアライトプランを利用した場合には1.60%)
「税理士が教えるお金の知識」(以降、本メディア)では一部、メーカーやサービス提供事業者から広告出稿をいただいておりますが、コンテンツの内容については本メディア独自に制作しており、情報の掲載有無やコンテンツ内容の最終意思決定に事業者は関与しません。

1.個人事業主もキャッシュレス決済を導入すべき?

個人事業主もキャッシュレス決済を導入した方が良いのかな?

結論からいってしまえば、個人事業主もキャッシュレス決済を導入するのがおすすめです。

政府がキャッシュレス化を推進している影響もあり、現在はクレジットカード決済や電子マネー決済などのキャッシュレス決済の需要が以前に比べ拡大しています。

メモ
主要各国のなかでも日本のキャッシュレス化が遅れているといわれています。そのため2019年(令和元年)6月21日に、国内のキャッシュレス決済比率を2025年までに4割程度、将来的には世界最高水準の80%を目指す「成長戦略フォローアップ」が閣議決定されました。

以下のグラフは経済産業省が調査した「キャッシュレスの支払額および決済比率の推移」を示したものです。

【キャッシュレスの支払額および決済比率の推移】
キャッシュレスの支払額および決済比率の推移
経済産業省サイト「2023年のキャッシュレス決済比率を算出しました」をもとに執筆者作成

2010年に13.2%だったキャッシュレス決済の比率は2023年には39.3%%まで上がっており、国内におけるキャッシュレス決済比率は年々上昇していることが分かります。

つまりキャッシュレス決済のニーズは年々高まっているということですね。
お金のプロ
そのとおりです。キャッシュレス決済を導入すれば、集客の拡大が期待できますよ。

メモ
キャッシュレス決済を導入する際、「IT導入補助金」「小規模事業者持続化補助金」「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」「業務改善助成金」などの補助金の対象となる可能性があります。補助金の額や利用条件はそれぞれ異なるので、事前に公式サイトなどで確認しておきましょう。

2.個人事業主におすすめのキャッシュレス決済端末5選

多くのキャッシュレス決済端末があるけど、個人事業主はどれを利用したら良いの?
個人事業主向けのキャッシュレス決済端末はあるのかな?

キャッシュレス決済端末には1台で多数の決済方法に対応できる「マルチ決済端末」と、PayPayなど特定の決済方法のみに対応する端末の2種類があります。

マルチ決済端末は顧客のニーズに幅広く応えたい場合や、複数の決済方法の管理を簡単に行いたい場合に向いています。

一方で、特定の決済方法のみに対応する端末は、導入・運用コストを抑えたい場合やキャッシュレス決済のニーズがあまりない場合に適していますよ。

お金のプロ
客層や経営スタイルに合わせて、マルチ決済端末と特定の決済方法に対応する端末のどちらかを選びましょう。

この章では個人事業主におすすめのキャッシュレス決済端末を五つ紹介します。

【おすすめのキャッシュレス決済端末5選の特徴】
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サービス名 端末の種類 対応する決済方法 初期・月額費用 決済手数料 入金サイクル
Square マルチ決済端末 Visa、Mastercard、American Express、JCB、Diners Club、Discover、iD、QUICPay、PayPay、Suica、PASMO、Kitaca、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん 初期費用:無料(専用端末の代金は別)
月額費用:無料
3.25% 登録口座が三井住友銀行・みずほ銀行の場合には決済日の翌営業日、他の銀行口座の場合には毎週木曜日0:00~翌週水曜日23:59の決済額が翌週金曜日に入金される
振込手数料:無料
Airペイ マルチ決済端末 Visa、Mastercard、American Express、JCB、Diners Club、Discover、UnionPay(銀聯)、iD、QUICPay、Kitaca、Suica、PASMO、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん(AirペイQRのアプリのダウンロードでAlipay+、WeChat Pay、UnionPay(銀聯) QRコード、COIN+、d払い、PayPay、au PAY、楽天ペイ、J-coin Pay、Smart Code™ 初期費用:無料(iPadまたはiPhoneの準備が必要)
月額費用:無料
1.08~3.24% 登録口座がみずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行の場合には月6回、他の金融機関の場合には月3回入金される
振込手数料:無料
stera pack
マルチ決済端末 Visa、Mastercard、American Express、JCB、Diners Club、Discover、UnionPay(銀聯)、iD、QUICPay、nanaco、楽天Edy、WAON、Kitaca、Suica、PASMO、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん、楽天ペイ、d払い、PayPay、メルペイ、au PAY、ゆうちょPay、Alipay+、WeChat Pay、UnionPay(銀聯) QRコード 初期費用:無料
月額費用:お試しプランは13カ月目まで無料、14カ月目以降は3,300円/月のスタンダードプランに切り替わる
3.24%(スタンダードプランの場合、2.70~3.24%) 月6回締め2営業日後払い、月2回締め2営業日後払い、月2回締め15日後払いのうちいずれかを選ぶ
振込手数料:登録口座が三井住友銀行の場合には無料、他の銀行の場合には220円(税込)
STORES 決済 マルチ決済端末 Visa、Mastercard、American Express、JCB、Diners Club、Discover、Kitaca、Suica、PASMO、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん、WeChat Pay、QUICPay 初期費用:無料(専用端末の代金は別。ただし条件達成で端末費用が無料になる)
月額費用:無料
1.98~3.24% 月末締め、翌月20日に入金される(20日が土日祝日の場合には翌営業日)
※好きなタイミングで振り込み依頼することも可能で、その場合には依頼から1〜2営業日で入金される(土日祝日の場合は明けの2営業日以内)
振込手数料:無料(振り込み依頼をした場合には売り上げの合計が10万円以上であれば無料、10万円未満であれば200円)
PayPay PayPay専用の端末 PayPay

初期費用:無料
月額費用:無料(PayPayマイストアライトプランに加入した場合には契約の3カ月目以降1,980円/店舗)
1.98%(加盟店店舗全てでPayPayマイストアライトプランを利用した場合には1.60%) 無料で月1回(月末締め、最短翌日入金)
早期振込サービス利用料0.38%+振込手数料の負担で、PayPay銀行であれば振り込み申請後の翌日入金も可能(その他の金融機関の場合には翌々営業日に入金)

おすすめ1 Square

メリット
銀行によっては翌営業日に売上金の入金が可能
初期・月額費用が無料
決済以外の便利な機能が豊富
デメリット
専用端末の購入代金がかかる
こんな人におすすめ!
多くの決済方法をまとめて導入したい方
決済機能以外にも業務に関する便利な機能を利用したい方
初期費用 無料(専用端末の代金は別)
月額利用料 無料
決済手数料 3.25%
入金サイクル 登録口座が三井住友銀行・みずほ銀行の場合には決済日の翌営業日、他の銀行口座の場合には毎週木曜日0:00~翌週水曜日23:59の決済額が翌週金曜日に入金される
振込手数料:無料
対応する決済方法 Visa、Mastercard、American Express、JCB、Diners Club、Discover、iD、QUICPay、PayPay、Suica、PASMO、Kitaca、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん

Squareは1台で複数のキャッシュレス決済に対応しているマルチ決済端末です。

導入の際には端末を別途購入する必要がありますが、初期・月額費用は0円です

対応している決済方法には、VisaやMastercardを含むクレジットカード決済、SuicaやICOCAなどの交通系ICカード決済、QRコード決済(PayPay)などがあります。

Squareで利用できる決済方法と、決済方法別の決済手数料は以下のとおりです。

【Squareの決済手数料】
決済方法 決済手数料
クレジットカード決済 Visa、Mastercard、American Express、Diners Club、Discover、JCB:3.25%
電子マネー決済 Suica、PASMO、Kitaca、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん、QUICPay:3.25%
iD:3.25%
コード決済 PayPay:3.25%

なお登録口座を三井住友銀行・みずほ銀行にしている場合、決済日の翌営業日に売上金が入金されます。

他の銀行口座を登録している場合でも、毎週木曜日0:00~翌週水曜日23:59の売上金が翌週の金曜日に入金されますよ。

どの銀行口座でも振込手数料が無料なのもうれしいポイントといえるでしょう。

Squareの決済端末には据え置き型やポータブル型などさまざまな種類があります。

メモ
決済端末の種類について、詳しくは4章 ポイント4で解説します。

それぞれ機能や価格が異なるので、事業に適した端末を選んで導入しましょう。

売り上げや在庫管理、レポート機能などを含む便利なPOSレジアプリを無料で利用できるので、活用するのもおすすめですよ。

おすすめ2 Airペイ

メリット
振込手数料はどの銀行口座でも0円
対応する決済方法の数が多い
デメリット
利用にはiPadまたはiPhoneが必要
QRコード決済に対応するにはAirペイQRアプリのダウンロードが必要
こんな人におすすめ!
コストを抑えたい方
iPadまたはiPhoneをお持ちの方
初期費用 無料
(iPadまたはiPhoneの準備が必要)
月額利用料 無料
決済手数料 1.08~3.24%
入金サイクル 登録口座がみずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行の場合には月6回、他の金融機関の場合には月3回入金される
振込手数料:無料
対応する決済方法 Visa、Mastercard、American Express、JCB、Diners Club、Discover、UnionPay(銀聯)、iD、QUICPay、Kitaca、Suica、PASMO、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん(AirペイQRのアプリのダウンロードでAlipay+、WeChat Pay、UnionPay(銀聯)QRコード、COIN+、d払い、PayPay、au PAY、楽天ペイ、J-coin Pay、Smart Code™にも対応可)

Airペイは数多くのキャッシュレス決済に対応している株式会社リクルート提供のマルチ決済端末です。

決済手数料が1.08~3.24%と比較的低いのが特長で、コストを抑えて運用できます。

ただしAirペイを利用するには、iPadまたはiPhoneが必要なので注意しましょう。

PayPayなどのQRコード決済を利用するには、関連サービス「Airペイ QR」に申し込み、iPadまたはiPhoneに専用アプリをダウンロードする必要があります。

Airペイアプリをダウンロードすると、クレジットカード・電子マネー決済の利用が可能になりますよ。

Airペイが対応している決済方法と、それぞれの決済手数料は以下のとおりです。

【Airペイの決済手数料】
決済方法 決済手数料
クレジットカード決済 Visa、Mastercard、American Express、JCB、Diners Club、Discover、Union Pay(銀聯):3.24%
電子マネー決済 Suica、PASMO、ICOCAなどの交通系電子マネー:3.24%
iD:3.24%
コード決済(Airペイ QR) COIN+:1.08%
Alipay+、WeChat Pay、UnionPay(銀聯) QRコード、d払い、PayPay、au PAY、楽天ペイ、J-Coin Pay、Smart Code™:3.24%

また売上金の振込手数料は、どの銀行口座であっても無料です。

登録口座がみずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行の場合には月6回、他の金融機関の場合には月3回と、頻繁に売上金が入金されるので資金繰りが厳しい方にもおすすめです。

運用コストを抑えたい方や、幅広い決済方法に対応したい方にも向いていますよ。

おすすめ3 stera pack

メリット
専用端末が多機能
初期費用や端末代金0円で導入可能
デメリット
プランによっては月額費用がかかる
こんな人におすすめ!
多くの決済方法をまとめて導入したい方
決済機能以外にも業務に関する便利な機能を利用したい方
初期費用 無料
月額利用料 お試しプランは13カ月目まで無料、14カ月目以降は3,300円/月のスタンダードプランに切り替わる
決済手数料 3.24%(スタンダードプランの場合、2.70~3.24%)
入金サイクル 月6回締め2営業日後払い、月2回締め2営業日後払い、月2回締め15日後払いのうちいずれかを選ぶ
振込手数料:登録口座が三井住友銀行の場合には無料、他の銀行の場合には220円(税込)
対応する決済方法 Visa、Mastercard、American Express、JCB、Diners Club、Discover、UnionPay(銀聯)、iD、QUICPay、nanaco、楽天Edy、WAON、Kitaca、Suica、PASMO、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん、楽天ペイ、d払い、PayPay、メルペイ、au PAY、ゆうちょPay、Alipay+、WeChat Pay、UnionPay(銀聯)QRコード

stera packはSMBC GMO PAYMENT株式会社提供のサブスクリプション型マルチ決済端末です。

初期費用と端末代金が一切かからないので、導入コストは0円です。

専用端末「stera terminal」は、30種類以上の決済方法に対応しているので、幅広いニーズに応えられますよ。

なおstera packは、「お試しプラン」と「スタンダードプラン」の二つの利用プランからどちらかを選んで運用します。

13カ月目までは月額利用料が無料のお試しプランを利用可能です。

スタンダードプランでは月額3,300円(税込)が発生する代わりに、VisaとMastercardの決済手数料が2.70%とお試しプランの3.24%より割安になります。

メモ
14カ月目以降は、月額3,300円(税込)のスタンダードプランに切り替わります。

stera packの決済手数料をプラン別・決済方法別に以下にまとめました。

【stera packの決済手数料】
決済方法 お試しプラン スタンダードプラン
クレジットカード決済 Visa、Mastercard:3.24%
JCB、Diners Club、American Express、Discover、Union Pay(銀聯):3.24%
Visa、Mastercard:2.70%
JCB、Diners Club、American Express、Discover、Union Pay(銀聯):3.24%
電子マネー決済 iD、楽天Edy、nanaco、WAON、Suica、PASMO、ICOCA、QUICPayなど:3.24% iD、楽天Edy、nanaco、WAON、Suica、PASMO、ICOCA、QUICPayなど:3.24%
コード決済 PayPay、楽天ペイ、d払い、auPAYなど:3.24% PayPay、楽天ペイ、d払い、auPAYなど:3.24%
メモ
年間の取扱高に応じてさらに手数料率が低くなる場合があります。

さらにstera pack専用端末には、業務に役立つアプリのダウンロードが可能です。

広告配信やクーポンの発行、売り上げ・在庫・勤怠管理など、多数のアプリから選んで利用できるので、決済機能だけでなく多機能な端末を使いたい個人事業主におすすめです。

おすすめ4 STORES 決済

メリット
初期・月額費用が無料
条件を達成すると端末代金も0円になる
交通系IC電子マネー決済の決済手数料が業界最安水準
デメリット
対応しているコード決済がWeChat Payのみと比較的少ない
こんな人におすすめ!
多くの決済方法をまとめて導入したい方
費用を抑えながらマルチ決済端末を導入したい方
初期費用 無料(専用端末の代金は別。ただし条件達成で端末費用も無料になる)
月額利用料 無料
決済手数料 1.98~3.24%
入金サイクル 月末締め、翌月20日に入金される(20日が土日祝日の場合には翌営業日)
※好きなタイミングで振り込み依頼することも可能で、その場合には依頼から1〜2営業日で入金される(土日祝日の場合は明けの2営業日以内)
振込手数料:無料(振り込み依頼をした場合には売り上げの合計が10万円以上であれば無料、10万円未満であれば200円)
対応する決済方法 Visa、Mastercard、American Express、JCB、Diners Club、Discover、Kitaca、Suica、PASMO、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん、WeChat Pay、QUICPay

STORES 決済はSTORES株式会社が提供しているマルチ決済端末です。

専用端末を購入する必要がありますが、初期・月額費用0円で始めることが可能です。

さらに申し込み完了後180日以内にSTORES 決済を利用し、売り上げの合計が10万円以上に達すると、決済端末の購入代金が0円になります。

条件を満たせば、かかる費用を決済手数料のみにできるので非常にお得な決済端末だといえます。

STORES 決済が対応している決済方法と、それぞれの決済手数料は以下のとおりです。

【STORES 決済の決済手数料】
決済方法 決済手数料
クレジットカード決済 Visa、Mastercard、American Express、JCB、Diners Club、Discover:3.24%
電子マネー決済 Kitaca、Suica、PASMO、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん:1.98%
QUICPay:3.24%
コード決済 WeChat Pay:3.24%

WeChat Payに対応しているので外国からの顧客が多いお店や、交通系ICカード決済の決済手数料が低いのでSuicaやPASMOなどのニーズが高いお店にもおすすめです。

なお売上金の入金は方法には「手動入金」と「自動入金」の2二つがあります。

最初は手動入金に設定されており、、STORES 決済のアプリかWeb管理画面で振り込みを依頼する必要があるので注意しましょう。

自動入金に設定した場合は、設定した月の翌月の20日に入金がスタートします。

自動入金であれば売上金の振込手数料が無料なのもうれしいポイントですね。

おすすめ5 PayPay

メリット
専用端末の必要がない
初期・月額費用無料で利用可能
決済手数料が1.98%と割安
デメリット
プランによっては月額費用がかかる
こんな人におすすめ!
気軽にキャッシュレス決済端末を導入したい方
人気の高い決済システムを導入したい方
初期費用 無料
月額利用料 無料(PayPayマイストアライトプランに加入した場合には契約の翌々月から月額利用料:1,980円/店舗)
決済手数料 1.98%(PayPayマイストアライトプランに加入した場合には1.60%)
入金サイクル 無料で月1回(月末締め、最短翌日入金)
早期振込サービス利用料0.38%+振込手数料の負担で、振り込み申請後の翌日入金も可能
対応する決済方法 PayPay

PayPayQRコード決済のなかでトップクラスのシェアを占めるコード決済端末です。

キャッシュレス決済サービス「PayPay」の利用者は6,000万人を突破(2023年10月4日時点)を突破しているので、専用の決済端末を導入すれば、多くの顧客のニーズに応えられますよ。

なおPayPayの決済方法にはお店が顧客のコードを読み取る「バーコード支払い」と、顧客がお店のQRコードを読み取る「スキャン支払い」の2通りあります。

スキャン支払いの場合には専用の決済端末がなく、審査通過後にPayPayから送付されるQRコードをレジ横に設置するだけで利用を開始できます。

スキャン支払いであれば、導入費用は一切かかりません

一方、バーコード支払いを利用する場合には専用端末が必要であり、別途端末の購入費用が発生するので注意しましょう。

PayPay決済手数料が1.98%(PayPayマイストアライトプランに加入した場合には1.60%)とマルチ決済端末よりも低いのでコストを抑えて運用したい方にもおすすめです。

「PayPay for Business」と呼ばれるPayPayの加盟店向け決済管理ツールを利用すれば、集客アップに役立つ分析レポート機能や取引データの管理機能などを活用できますよ。

3.個人事業主がキャッシュレス決済を導入するメリット

個人事業主がキャッシュレス決済を導入した場合、どんなメリットがあるのかな?

キャッシュレス決済の導入には少なからず手間やコストがかかるので、事前にメリットを知っておきたいという方もいらっしゃるでしょう。

個人事業主がキャッシュレス決済を取り入れた場合、以下のようなメリットがあります。

【個人事業主がキャッシュレス決済を導入するメリット】
個人事業主がキャッシュレス決済を導入するメリット
お金のプロ
ここからはそれぞれのメリットについて詳しく解説します。

メリット1 集客の拡大が期待できる

キャッシュレス決済端末を導入すると、キャッシュレス決済を利用したい顧客のニーズに応えられるので、集客の拡大が期待できます

手軽に支払いができたり、分割払いができたり、購入額に応じてポイントが還元されたりと、キャッシュレス決済はメリットの多い決済方法です。

そのため現金よりキャッシュレス決済を好む方も少なくありません。

また、顧客のなかにはキャッシュレス決済に対応しているかどうかで、お店を利用するかどうかを判断する方も存在します。

キャッシュレス決済に対応することで、多くの顧客の要望に応えることができ、結果として集客の拡大につながると考えられます。

お金のプロ
キャッシュレス決済を利用する方は年々増えているので、導入することで今後より多くの顧客を獲得できる可能性が高いといえます。

メリット2 会計・売り上げ管理を効率化できる

キャッシュレス決済を導入すると、会計時のやりとりや売り上げの管理を効率化できます

現金払いの場合、決済時のお金の受け渡しや収支の管理などに手間や時間がかかってしまいます。

しかしキャッシュレス決済では現金の受け渡しがないので、スムーズに会計が完了します。

また現金の管理を行わなくて良いので、精算業務にかかる時間も短縮できます。

さらにキャッシュレス決済端末によっては、売り上げのレポートや在庫の管理機能などが搭載されており、取引データを基に売り上げの管理を手作業よりも早く簡単に済ませられますよ。

お金のプロ
キャッシュレス決済の導入により、会計や売り上げの管理業務が効率化されると別の業務に使える時間が増えますよ。

メリット3 顧客の購買意欲が上がる

キャッシュレス決済を導入することで顧客の購買意欲が上がることが期待できます。

サービスや商品を購入したい顧客がいても現金の持ち合わせがない場合、現金払いしかできない店舗であれば購入につながりません。

しかしキャッシュレス決済に対応していれば、現金がなくても購入できるケースが考えられます。

利用するキャッシュレス決済によっては分割払いにも対応しているので、一括での支払いが難しいという顧客にも購入してもらえる可能性がありますよ。

分割払いであれば、高額な商品・サービスが購入できるという方も少なくありません。

またキャッシュレス決済のなかには購入額に応じてポイントが還元されるものがあり、ポイントを獲得できるという理由から、商品・サービスの購入に踏み切る方もいらっしゃるでしょう。

お金のプロ
キャッシュレス決済に対応すれば、顧客の購買意欲が向上するだけでなく、購買単価が上がる可能性も高いといえます。

4.個人事業主がキャッシュレス決済導入時に確認するポイント

個人事業主がキャッシュレス決済を導入するとき、どんな基準で端末を選べば良いの?
事業に合わないキャッシュレス決済を導入して後悔したくないなあ……。

お店に合ったキャッシュレス決済を導入するために、端末を選ぶ際のポイントを知りたいという方もいらっしゃるでしょう。

導入するキャッシュレス決済端末によって、対応する決済方法や入金サイクル、導入・運用にかかるコストなどがそれぞれ異なります

そのため客層や経営のスタイルを考慮し、よりニーズに合った決済端末を選ぶことが重要です。

お金のプロ
個人事業主の場合、以下の五つのポイントを確認してキャッシュレス決済端末を選ぶのがおすすめです。

【個人事業主がキャッシュレス決済導入時に確認するポイント】
個人事業主がキャッシュレス決済導入時に確認するポイント

ポイント1 対応する決済方法

端末ごとに対応している支払方法が異なるため、一つのキャッシュレス決済端末を導入すれば全ての決済方法を取り扱えるというわけではありません

個人事業主がキャッシュレス決済端末を選ぶときには、利用したい決済方法に対応しているかを必ず確認しましょう

お金のプロ
客層などを考慮してどの決済方法を利用するかを決め、導入する決済端末を選ぶことが重要ですよ。

なお利用したい決済方法が複数ある場合、1台で多数のキャッシュレス決済に対応できるマルチ決済端末の導入が便利です。

本記事で紹介している四つのマルチ決済端末が対応している決済方法は以下のとおりです。

【個人事業主におすすめのマルチ決済端末が対応している決済方法】
サービス名 対応する決済方法
Square Visa、Mastercard、American Express、JCB、Diners Club、Discover、iD、QUICPay、PayPay、Suica、PASMO、Kitaca、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん
Airペイ Visa、Mastercard、American Express、JCB、Diners Club、Discover、UnionPay(銀聯)、iD、QUICPay、Kitaca、Suica、PASMO、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん(AirペイQRのアプリのダウンロードでAlipay+、WeChat Pay、UnionPay(銀聯) QRコード、COIN+、d払い、PayPay、au PAY、楽天ペイ、J-coin Pay、Smart Code™にも対応可)
stera pack
Visa、Mastercard、American Express、JCB、Diners Club、Discover、UnionPay(銀聯)、iD、QUICPay、nanaco、楽天Edy、WAON、Kitaca、Suica、PASMO、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん、楽天ペイ、d払い、PayPay、メルペイ、au PAY、ゆうちょPay、Alipay+、WeChat Pay、UnionPay(銀聯) QRコード
STORES 決済 Visa、Mastercard、American Express、JCB、Diners Club、Discover、Kitaca、Suica、PASMO、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん、WeChat Pay、QUICKPay
いずれは多くのキャッシュレス決済に対応したいけど、まずはお客さんがよく利用するものを試したいなあ……。
お金のプロ
「人気のキャッシュレス決済だけを導入してみたい」「事業が拡大するまでは決済端末の運用コストを抑えたい」といった方には、PayPayの決済端末をおすすめします。

ポイント2 導入・運用にかかる費用

キャッシュレス決済端末の導入や運用にかかるコストについて、事前に確認しておきましょう。

キャッシュレス決済端末を利用する際には、以下のようなコストが発生するのが一般的です。

【キャッシュレス決済端末の導入・運用にかかる費用】
かかる費用 詳細
導入コスト ・初期費用
・端末の購入代金 など
運用コスト ・月額費用
・決済手数料
・振込手数料
・故障時の修理費用 など

本記事で紹介している五つのキャッシュレス決済端末の導入・運用にかかる費用は以下のとおりです。

【個人事業主におすすめのキャッシュレス決済端末の費用の比較表】
※横にスクロールできます
サービス名 初期・月額費用 決済手数料 振込手数料
Square 初期費用:無料(専用端末の代金は別)
月額費用:無料
3.25% 無料
Airペイ 初期費用:無料(iPadまたはiPhoneの準備が必要)
月額費用:無料
1.08~3.24% 無料
stera pack
初期費用:無料
月額費用:お試しプランは13カ月目まで無料、14カ月目以降は3,300円/月のスタンダードプランに切り替わる
3.24%
(スタンダードプランの場合、2.70~3.24%)
登録口座が三井住友銀行の場合には無料、他の銀行の場合には220円(税込)
STORES 決済 初期費用:無料(専用端末の代金は別。ただし条件達成で端末費用が無料になる)
月額費用:無料
1.98~3.24% 無料(振り込み依頼をした場合には売り上げの合計が10万円以上であれば無料、10万円未満であれば200円)
PayPay 初期費用:無料
月額費用:無料(PayPayマイストアライトプランに加入した場合には契約の3カ月目以降1,980円/店舗)
1.98%(加盟店店舗全てでPayPayマイストアライトプランを利用した場合には1.60%) 無料(早期振込サービスを利用する場合には、利用料0.38%+振込手数料を負担)

どのような費用がいくらかかるのかは、利用するサービスによって異なります

Squareの場合には、決済端末を購入する必要がありますが、初期・月額費用は一切かかりません。

またstera packの場合には定額で月々の利用料を支払う代わりに、初期費用や端末代金が0円です。

お金のプロ
導入・運用にかかる費用も考慮し、お店に合うサービスを選ぶと無理なく利用できますよ。

ポイント3 入金サイクル

個人事業主がキャッシュレス決済を導入するときには、入金サイクルも必ずチェックしておきましょう

キャッシュレス決済端末によって売上金が振り込まれるタイミングや頻度は異なります。

月3回など、数回に分けて売上金が入金される決済端末もあれば、月1回のペースで振り込まれるサービスもあります。

もし事業の規模が小さかったり、開業して間もなかったりして資金繰りが厳しい場合には、売上金が入金される頻度が多いキャッシュレス決済端末がおすすめです。

頻繁に入金されるサービスであれば、迅速に資金を手にできますよ。

一方で、売上金をまとめて受け取りたいという場合には、月1回で振り込まれるサービスが適しています

お金のプロ
売上金が入金されるタイミングや頻度が事業に合った端末を選べば、円滑に資金繰りができますよ。

ポイント4 据え置き型/ポータブル型

キャッシュレス決済端末には大きく分けて「据え置き型」と「ポータブル型」の二つのタイプがあります

据え置き型は有線で接続し、レジ横などに設置する端末のことであり、ポータブル型は持ち運びできる端末を指します。

なおそれぞれには、以下のようなメリット・デメリットがあります。

【据え置き型/ポータブル型キャッシュレス決済端末のメリット・デメリット】
メリット デメリット
据え置き型 ・有線LANによる安定した通信環境で利用可能
・盗難や紛失するリスクが比較的低い
・多機能なものも多い
・設置できるスペースが限られる
ポータブル型に比べ、端末の代金が割高な場合がある
ポータブル型 ・Wi-Fi・モバイルデータ通信などがある場所であればどこでも利用可能
・据え置き型に比べ、端末の代金が割安な傾向にある
・Wi-Fi・モバイルデータ通信環境が必要

安定した通信環境で利用したい方や、紛失・盗難などのリスクに備えたい方には据え置き型の端末が適しているといえます。

一方、キッチンカーやイベントでの販売など屋外や座席などに持ち運んで利用したい場合には、ポータブル型の端末がおすすめですよ。

お金のプロ
ご自身の事業のスタイルに適したタイプの端末を選びましょう。

ポイント5 連携できるOS・端末

キャッシュレス決済端末によってはPOSレジやプリンターなどと連携できます。

お店のシステムと決済端末を連携させる場合には互換性があるかを確認しましょう。

お金のプロ
キャッシュレス決済端末のなかには、タブレットやスマートフォンなどの端末と連携させて初めて利用できるサービスもあります。

例えばAirペイの場合、iPadまたはiPhoneで専用アプリをダウンロードする必要があり、Androidの端末などには対応していないので注意しましょう。

5.個人事業主がキャッシュレス決済を導入する際の注意点

個人事業主がキャッシュレス決済を導入するときに気を付けるべきことはあるのかな?

あらかじめ注意点を知っておけば、安心してキャッシュレス決済端末を導入できますよね。

個人事業主がキャッシュレス決済を導入する際には、以下の点に注意しましょう。

【個人事業主がキャッシュレス決済を導入する際の注意点】
個人事業主がキャッシュレス決済を導入する際の注意点
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キャッシュレス決済をスムーズに導入するために、事前に注意点を確認しておくことをおすすめします。

注意点1 審査がある

キャッシュレス決済を導入するためには、審査に通過する必要があることを押さえておきましょう。

審査では営業実態や業種、取引実績、扱う商品・サービスなど、さまざまな要素を基に利用の可否が判断されます。

また審査を行うにあたり、必要書類の提出が求められることも覚えておきましょう。

どのような書類が必要かはキャッシュレス決済端末によって異なるため、事前に公式サイトで必要書類を確認し、準備しておきましょう

本記事で紹介しているキャッシュレス決済端末の必要書類は以下のとおりです。

【個人事業主におすすめのキャッシュレス決済端末5選の必要書類】
サービス名 必要書類
Square ・開業届(開業届がない場合は、広告やメニュー表、各種ライセンス証明書など、提供サービスの内容が確認できる書類)
Airペイ ・本人確認書類(運転免許証、運転経歴証明書、健康保険証、パスポート、住民票、住民基本台帳カード、在留カード、特別永住者証明書のうちいずれか一つ)
・営業用の許可証/免許証
・店舗確認書類(写真や資料など)
stera pack
・運転免許証、運転経歴証明書、在留カード、特別永住者証明書、健康保険証のうちいずれか一つ
※一部の業種では追加で提出が必要な書類がある
STORES 決済 ・事業内容が分かる資料
※一部の業種では追加で提出が必要な書類がある
PayPay ・本人確認書類(運転免許証、在留カードおよび特別永住者証明書、個人番号カード、日本国パスポートおよび住所確認書類、各種健康保険証および住所確認書類のうちいずれか一つ)
・店舗外観画像および店舗内観画像
※一部の業種では追加で提出が必要な書類がある
メモ
マルチ決済端末の場合には、対応する決済方法ごとに加盟店審査が実施されることが一般的です。
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利用するサービスや業種ごとに異なる必要書類をきちんと準備しておくことで、スムーズに審査・手続きが進みますよ。

注意点2 通信環境を整える

キャッシュレス決済端末を利用するときにはインターネット回線を使用するため、通信環境を整えておく必要があります。

インターネットを利用していない場合には、事前にインターネット環境を用意しておく必要がありますよ。

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通信環境が整備されていなければ、キャッシュレス決済を使用できません。

注意点3 セキュリティーに配慮する

キャッシュレス決済端末の導入後には、セキュリティーに配慮するように心がけましょう。

決済端末を利用する際にはインターネット回線を使用するため、何らかの理由で不正アクセスされたり、ウイルスに感染したりして情報が漏えいする可能性はゼロではありません

決済端末では取引データや顧客の個人情報なども扱うので、情報が流出してしまうと多大な被害が発生する危険性があります。

以下のような工夫をして、決済端末を管理することが有効的です。

【キャッシュレス決済端末を扱う際に行うべきセキュリティーへの配慮】
  • ・安全性を確認できないサイトにアクセスしない
  • ・決済端末や連携させる端末を不用意に持ち出さない
  • ・連携させるシステム・端末のID・パスワードを複雑なものにする(定期的に更新する)
  • ・連携させるシステム・端末のアップデートを定期的に行う
  • ・セキュリティーに配慮するように従業員に呼びかけておく など
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セキュリティーに配慮し、情報の管理を厳重にしましょう。

6.まとめ

政府によってキャッシュレス化が推進されていることもあり、支払いの際にキャッシュレス決済を選ぶ人の数は以前よりも増加しています。

そのためキャッシュレス決済を導入することで顧客の幅広いニーズに応えることができ、購買意欲の向上も期待できます

集客の拡大や売り上げの向上につながるケースも少なくないため、法人・個人事業主を問わずキャッシュレス決済を導入するのがおすすめですよ。

なおキャッシュレス決済端末には、1台で複数の支払方法に対応するマルチ決済端末と、特定の決済方法のみに対応する端末の2種類があります。

「顧客のニーズに合った決済方法に幅広く対応したい」という方にはマルチ決済端末、「人気のキャッシュレス決済をとりあえず試したい」「コストをあまりかけられない」という方には特定の決済方法に対応する端末がおすすめです。

またキャッシュレス決済端末ごとに、対応する決済方法や費用、入金サイクルなどが異なるので、事業の経営スタイルや客層に合わせて選びましょう

お金のプロ
以下のキャッシュレス決済端末は高機能な上、手軽に導入できるので個人事業主におすすめですよ。

【個人事業主におすすめのキャッシュレス決済端末5選】
※横にスクロールできます
サービス名 端末の種類 初期・月額費用 決済手数料
マルチ決済端末 初期費用:無料(専用端末の代金は別)
月額費用:無料
3.25%

マルチ決済端末 初期費用:無料(iPadまたはiPhoneの準備が必要)
月額費用:無料
1.08~3.24%
マルチ決済端末 初期費用:無料
月額費用:お試しプランは13カ月目まで無料、14カ月目以降は3,300円/月のスタンダードプランに切り替わる
3.24%
(スタンダードプランの場合、2.70~3.24%)

マルチ決済端末 初期費用:無料(専用端末の代金は別。ただし条件達成で端末費用も無料になる)
月額費用:無料
1.98~3.24%
PayPay専用の端末 初期費用:無料
月額費用:無料(PayPayマイストアライトプランに加入した場合には契約の3カ月目以降1,980円/店舗)
1.98%
(加盟店舗全てでPayPayマイストアライトプランを利用した場合には1.60%)