【最新】請求書買取(ファクタリング)の優良10社を徹底比較!

請求書を買い取ってくれるサービスがあるって聞いたんだけど、どんな仕組みなんだろう?
取引先からの入金を待たずに請求書を現金化したい……。どの請求書買取サービスがおすすめ?

取引先への請求から入金まで時間がかかり、必要な資金が手元になくて困っているという方も多いのではないでしょうか。

資金調達の悩みを抱える中小企業や個人事業主におすすめなのが請求書買取サービス(ファクタリング)です。

請求書買取サービスでは、入金前の請求書(売掛債権)を専門の業者に売却する(譲渡する)ことで、取引先からの入金を待たずに現金を受け取ることができますよ。

最短で即日対応が可能なケースもあり、急に資金が必要になった場合にも柔軟に対応できるのが大きな魅力です。

ただし、サービスの内容や契約の条件は利用する業者によって異なり、手数料や入金スピードにも差があります。

「こんなはずではなかった……」と後悔しないように、請求書買取サービスの仕組みを理解してご自身の事業に合った業者を利用しましょう

お金のプロ
この記事では、請求書買取サービスの仕組みを分かりやすく解説し、安心して利用できる優良なファクタリング業者を10社ご紹介します。

【売掛金買取(ファクタリング)の優良業者3選】
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サービス名 入金のスピード 手数料 特徴
ペイトナー 最短即日 10% オンライン完結&手数料率が固定で安心!個人事業主の利用や、少額の売掛金買取におすすめ。
QuQuMo(ククモ) 最短2時間 1%~ 申し込みから入金までオンライン完結。入金スピードを重視する中小企業・フリーランスに最適。
ビートレーディング 最短50分:300万円未満
最短2時間:300万円以上
二者間:4~12%程度
三者間:2~9%程度
オンラインでも対面でも利用OK!買取可能な売掛金の額に制限なく柔軟な対応が魅力。
※2025年11月11日時点
「税理士が教えるお金の知識」(以降、本メディア)では一部、メーカーやサービス提供事業者から広告出稿をいただいておりますが、コンテンツの内容については本メディア独自に制作しており、情報の掲載有無やコンテンツ内容の最終意思決定に事業者は関与しません。
目次

1.請求書買取サービスとは

そもそも請求書買取サービスって、どういう仕組みなの?

請求書買取サービスは、取引先からの入金を待たずに請求書を現金化できる資金調達の方法で、ファクタリングとも呼ばれます

入金前の請求書(売掛債権)をファクタリング業者に買い取ってもらうことで、事業者はその代金を早期に受け取ることができますよ。

また銀行融資とは異なり、請求書買取は借り入れではないため負債が増えず、基本的には担保や保証人が不要なのも特長です。

また売掛先の信用力が審査の基準になるため、創業したばかりの事業者や、赤字決算をかかえる事業者でも利用できる可能性があります。

取引先からの入金までにタイムラグがあり、その間に仕入れや人件費の支払いが重なるなどして、一時的に手元の資金が不足することは珍しくありませんよね。

仕組みを理解して利用すれば、請求書買取サービスは資金繰りの強い味方になりますよ。

お金のプロ
次の章では、請求書買取サービスの流れを詳しくみていきましょう。

2.請求書買取サービスの種類と流れ

請求書の買取を依頼して、入金されるまでどんな流れなのかな?

請求書買取サービスには、「二者間ファクタリング」「三者間ファクタリング」の2種類があり、取引の仕組みや入金までのスピードが大きく異なります

「一刻も早く現金化したい」「手間をかけずに利用したい」「取引先には知られたくない」など、事業者によって求める条件はさまざまですよね。

それぞれの契約方式の特徴と流れを理解して、自社に合った方法を選ぶことが大切ですよ。

お金のプロ
ここからは、二者間ファクタリングと三者間ファクタリングの違いを具体的にみていきましょう。

2-1.二者間ファクタリング

二者間ファクタリングとは、請求書の発行者(サービス利用者)と請求書買取会社(ファクタリング業社)の二者だけで行う契約方式のことです。

売掛先(取引先)が取引に関与せず、通知をしたり承諾を得たりする必要もないので、売掛先に知られずに資金を調達したい方に向いています

以下の図に、二者間ファクタリングの流れをまとめました。

【二者間ファクタリングの流れ】

利用者が請求書をファクタリング業者に提出し、審査に通過した後、手数料などを差し引いた金額が入金されます。

最短で即日での入金が可能な業者もあるため、スピードを重視したい場合に最適ですよ。

ただし売掛先の承諾がない分、ファクタリング業者にとって売掛金が未回収になるリスクが高くなるといえます。

そのため、手数料は三者間ファクタリングよりもやや高めに設定される傾向にあります。

お金のプロ
できるだけ早く取引先に知られずに現金化したい方には、二者間ファクタリングが向いていますよ。

2-2.三者間ファクタリング

三者間ファクタリングとは、サービス利用者・ファクタリング業社・売掛先の三者で契約を行う契約方式のことです。

以下に三者間ファクタリングの流れをまとめました。

【三者間ファクタリングの流れ】

三者間ファクタリングでは、請求書の売却に取引先の承諾を得る必要があります

資金が足りない状況であることを取引先に確実に知られてしまう点と、資金化までに時間がかかる点には注意が必要です。

ただし取引先からファクタリング業者に請求書の支払いが直接行われるため、未回収になるリスクが低くなり、二者間ファクタリングよりも手数料が低くなる傾向にありますよ。

お金のプロ
三者間ファクタリングは「取引先に知られても良いから、コストを抑えて利用したい」という場合に適していますよ。

3.優良な請求書買取サービスおすすめ10選

請求書を買い取ってくれるサービスって、どこを選べば安心なの?
請求書買取の業者ってたくさんあるけど、信頼できるところを知りたいな。

このように請求書買取サービスを利用したいけれど、安心して利用できる業社が分からないとお悩みの方もいらっしゃるでしょう。

「手数料が思ったより高くついて手元に残る金額が少なくなった」「手続きに手間がかかってすぐに現金化できなかった」などと後悔することがないように、ご自身に合うところを選びたいものですよね。

現在ではオンライン完結や最短即日入金に対応するファクタリング業者も多数あり、手軽に請求書買取サービスを利用できます

一方で、ファクタリングをうたって借り入れをさせる悪徳な業者なども存在するため、急いでいても優良な業者を選ぶことが重要すよ。

そこで本章では、初心者でも安心して利用できる優良なファクタリング業者を10社厳選してご紹介します

お金のプロ
それぞれの業者の特徴を比較して、ご自身に合ったサービスを見つけてくださいね。

【優良な請求書買取サービスおすすめ10選】

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サービス名 入金のスピード 取引できる売掛債権の金額 契約方式 手数料 取引形態 オンライン完結 法人 個人事業主
ペイトナー 最短即日 1万~300万円
※初回利用時は30万円まで
二者間ファクタリング 10% オンライン
QuQuMo(ククモ) 最短2時間 上限なし
※下限記載なし
二者間ファクタリング 1%~ オンライン
ビートレーディング 最短50分:300万円未満
最短2時間:300万円以上
無制限(買い取り実績:1万~7億円) 二者間・三者間ファクタリング 二者間:4~12%程度
三者間:2~9%程度
オンライン・対面
ベストファクター 最短即日 30万~1億円
※売掛先の規模や継続的な取引年数などを考慮して1億円以上の債権を買い取ることも可能
二者間・三者間ファクタリング 2~20% 対面
日本中小企業金融サポート機構 最短3時間 無制限(買い取り実績:3万~2億円) 二者間・三者間ファクタリング 1.5%〜 オンライン・対面・郵送
PAYTODAY(ペイトゥデイ) 最短30分 10万円〜上限なし 二者間ファクタリング 1〜9.5% オンライン・対面
FREENANCE(フリーナンス) 最短5分 1万円~上限なし 二者間ファクタリング 3~10% オンライン
ジャパンマネジメント 最短即日 20万~5,000万円 二者間・三者間ファクタリング 二者間:10~20%
三者間:3~10%
※売掛金の種類、売掛先の規模、財務状況などに応じて算出
対面
labol(ラボル) 最短30分 1万円〜 二者間ファクタリング 10% オンライン
TRY<(トライ)/th>

最短即日 10万~5,000万円
※5,000万円以上も相談可
二者間ファクタリング 3%~ オンライン、対面
※2025年11月11日時点

おすすめ1 ペイトナー

メリット
オンライン完結で最短即日が可能
手数料が一律10%固定で、調達金額を事前に把握しやすい
必要書類が3点で少なめ

デメリット
初回の利用上限が30万円に制限されている
支払期日70日以内の請求書のみが対象
手数料が一律10%のため、取引内容によっては割高になる場合もある

こんな人におすすめ!
小口の売掛債権をすぐに現金化したい個人事業主・フリーランス
来社や面談なしで、オンラインで手続きを済ませたい方
申し込み前に手数料を把握したい方

※横にスクロールできます
項目 内容
入金のスピード 最短即日
取引できる売掛債権の金額 1万~150万円
※初回利用時は30万円まで
契約方式 二者間ファクタリング
手数料 10%
取引形態 オンライン
オンライン完結
法人の利用
個人事業主の利用
必要書類 ・請求書
・本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど顔写真付きのもの)
・口座の入出金明細(直近3カ月分)
営業時間 平日10:00〜19:00
運営会社 ペイトナー株式会社
所在地 東京都港区虎ノ門5丁目9番1号 麻布台ヒルズ ガーデンプラザB 5F
※2025年11月11日時点

ペイトナーは、売掛金を最短即日で現金化できるオンライン完結型の請求書買取サービスです。

申し込みに必要な書類は、請求書・本人確認書類・口座明細の3点のみと少なく、2回目以降は請求書だけでの申し込みができます

全ての手続きがWeb上で完結し、面談なども不要なので気軽に利用したい方におすすめですよ。

手数料率は一律10%で、他のサービスと比べて割高になる可能性もありますが、手元に残る金額を事前に把握できる点は安心といえます。

初回利用時の上限は30万円ですが、2回目以降は最大300万円まで対応してもらえますよ。

ただし買取できるのは、支払期日70日以内の請求書なので注意しましょう。

ペイトナーは全国の個人事業主・中小企業にとって、シンプルかつ安全に利用できるサービスといえるでしょう。

おすすめ2 QuQuMo(ククモ)

メリット
オンライン完結型で、申し込みから最短2時間での入金に対応
必要書類は請求書・入出金明細・本人確認書類の3点のみ
売掛債権の金額に下限・上限がなく、小口から大口まで柔軟に対応

デメリット
手数料の上限が非公開のため、条件によっては高くなる場合がある
三者間ファクタリングには非対応

こんな人におすすめ!
スピーディーに資金を確保したい方
完全オンラインで面談が不要のサービスを利用したい方

※横にスクロールできます
項目 内容
入金のスピード 最短2時間
取引できる売掛債権の金額 上限なし
※下限記載なし
契約方式 二者間ファクタリング
手数料 1%~
取引形態 オンライン
オンライン完結
法人の利用
個人事業主の利用
必要書類 ・本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)
・入出金明細(保有する全銀行口座の直近3カ月分)
・請求書(個人事業主の場合、開業届または青色・白色の確定申告書一式と健康保険証の提出が必要)
営業時間 平日9:00〜19:00
運営会社 株式会社アクティブサポート
所在地 東京都豊島区南池袋2-13-10 南池袋山本ビル3階
※2025年11月11日時点

QuQuMo(ククモ)は、請求書を最短2時間で現金化できる完全オンライン型のファクタリングサービスです。

必要書類は「請求書」「入出金明細」「本人確認書類」の3点だけと少なく、申し込みから入金まで全てスマートフォンやPCで完結します。

来店や面談の手間がなく、取引先に知られず資金を確保できるのが大きな魅力です。

手数料は1%〜と業界でも下限が低く、小口から大口の取引まで柔軟に対応しています。

また法人だけでなく、個人事業主の利用も可能ですよ。

一方で、条件によっては手数料が上がる可能性もあるため、都度見積もりが必要な点に注意しましょう。

QuQuMo(ククモ)は、「売り上げはあるのに現金が足りない」「入金を待っていられない」とお悩みの方にとって、スピーディーで安心な資金調達手段といえるでしょう。

おすすめ3 ビートレーディング

メリット
300万円未満なら最短50分、300万円以上でも最短2時間で入金可能
必要書類は請求書・入出金明細のみ
対面・オンラインどちらの契約も可能
二者間・三者間のファクタリングに対応

デメリット
審査内容や条件によっては手数料が最大12%程度になる
申込時間帯や審査状況によっては翌営業日の振込になる可能性がある

こんな人におすすめ!
請求書をすぐに現金化して資金繰りを安定させたい中小企業・個人事業主
手続きの方法をオンライン・対面から選びたい方
小口、大口の債権を売却したい方

※横にスクロールできます
項目 内容
入金のスピード 最短50分:300万円未満
最短2時間:300万円以上
取引できる売掛債権の金額 無制限(買い取り実績:1万~7億円)
契約方式 二者間ファクタリング、三者間ファクタリング
手数料 二者間:4~12%程度
三者間:2~9%程度
取引形態 オンライン、対面
オンライン完結
法人の利用
個人事業主の利用
必要書類 ・入出金明細(直近2カ月分)
・売掛金に関する書類(請求書または請求内容が分かる書類やデータ)
営業時間 平日9:30〜18:00
運営会社 株式会社ビートレーディング
所在地 東京オフィス:東京都港区芝大門1丁目2-18 野依ビル3階・4階
仙台オフィス:宮城県仙台市青葉区本町1丁目12-7 三共仙台ビル3階
名古屋オフィス:愛知県名古屋市中区栄2丁目4-1 広小路栄ビルディング5階
大阪オフィス:大阪府大阪市北区堂山町1-5 三共梅田ビル9階
福岡オフィス:福岡県福岡市博多区博多駅東1丁目1-33 はかた近代ビル8階
※2025年11月11日時点

ビートレーディングは、実績の豊富さと柔軟な対応が魅力のファクタリング会社です。

累計取引社数は8万社、累計買取額は1,670億円に達しています(2025年9月時点)。

必要書類は請求書・銀行の出入金明細のみで、請求書の金額が300万円未満なら最短50分、300万円以上では最短2時間での入金が可能です。

ただし申込時間帯や審査状況によって、振り込みが翌営業日になる可能性があるため、急ぐ場合にはできるだけ早めに申し込むようにしましょう。

二者間・三者間どちらの方式にも対応しており、取引先への通知有無やコスト面を考慮して選べます。

また全国5拠点(東京・仙台・名古屋・大阪・福岡)を展開し、オンライン・対面(来社・訪問)どちらの契約形態にも対応していますよ。

手数料は二者間で4〜12%程度、三者間で2〜9%程度と明示されており、透明性の高い取引ができるのも魅力といえるでしょう。

現金化の早さ・実績・柔軟性を兼ね備えたビートレーディングは、すぐに資金を確保したい企業や個人事業主におすすめです。

おすすめ4 ベストファクター

メリット
手数料は2%〜で、条件によっては低コストでの現金化が可能
最短即日での入金に対応
審査通過率が92.25%と高く、柔軟な対応が期待できる
二者間・三者間のファクタリングに対応

デメリット
手数料2%は下限であり、条件によっては最大20%まで上がる
契約は対面での対応が基本で、完全オンライン完結は不可
30万円未満の債権は対象外

こんな人におすすめ!
対面での取引をしたい方
柔軟な審査を希望する方
30万円未満の請求書の買取を申し込む方

※横にスクロールできます
項目 内容
入金のスピード 最短即日
取引できる売掛債権の金額 30万~1億円
※売掛先の規模や継続的な取引年数などを考慮して1億円以上の債権を買い取ることも可能
契約方式 二者間ファクタリング、三者間ファクタリング
手数料 2~20%
取引形態 対面
オンライン完結
法人の利用
個人事業主の利用
必要書類 ・本人確認書類(免許証やパスポートなど)
・入出金の通帳(Web通帳も可能)
・取引先との契約関連書類(請求書、見積書、基本契約書)
営業時間 平日10:00〜19:00
運営会社 株式会社アレシア
所在地 東京オフィス:東京都新宿区西新宿1-6-1 新宿エルタワー24階
大阪オフィス:大阪府大阪市中央区北久宝寺町3-6-1 本町南ガーデンシティ7階
福岡オフィス:福岡県福岡市中央区天神1-9-17 福岡天神フコク生命ビル15階
※2025年11月11日時点

ベストファクターは、法人・個人事業主のどちらも利用が可能で、審査通過率が92.25%と柔軟な対応が魅力のファクタリング会社です。

オンラインのみでの手続きは不可で、対面での取引が必須ですが、担当者が出張するため全国どこからでも利用できます。

また、最短即日での入金も可能です。

手数料は2〜20%の範囲で変動し、条件次第では低コストでの現金化ができます

二者間ファクタリング・三者間ファクタリングの両方に対応しているので、状況に合わせ契約形態を選択できます。

またノンリコース(償還請求権なし)契約を採用しており、万一、取引先が倒産しても返済義務は発生しません。

30万円未満の小口の債権は対象外ですが、赤字決算や税金滞納中の事業者でも申し込みが可能ですよ。

対面で担当者と直接交渉するのが安心という方や、実績が豊富で審査に通りやすいサービスを探している方におすすめです。

おすすめ5 日本中小企業金融サポート機構

メリット
非営利の一般社団法人が運営している
手数料は1.5%〜と業界でも低めの水準で、コストを抑えながら資金化が可能
15時までに契約完了すれば当日中に入金が可能
オンライン・対面・郵送の手続きに対応

デメリット
手数料が変動するため、必ずしも下限で利用できるわけではない
書類の不備や時間帯によっては、当日入金に間に合わない場合もある
銀行系ファクタリングと比べると、規模面ではやや小さい

こんな人におすすめ!
すぐに現金を確保したい方
非営利団体が運営する、信頼できるサービスを利用したい方
小口から高額債権まで、柔軟に対応してくれる業者を探している方

※横にスクロールできます
項目 内容
入金のスピード 最短3時間
取引できる売掛債権の金額 無制限(買い取り実績:3万~2億円)
契約方式 二者間ファクタリング、三者間ファクタリング
手数料 1.5%〜
取引形態 オンライン、対面、郵送
オンライン完結
法人の利用
個人事業主の利用
必要書類 ・口座の入出金履歴(直近3カ月分)
・売掛金に関する書類(請求書や契約書など)
・代表者の身分証明書
営業時間 平日9:30〜18:00
運営会社 一般社団法人 日本中小企業金融サポート機構
所在地 東京都港区芝大門1-2-18-2F
※商業登記上の本店所在地:東京都中央区銀座6丁目6番1号
※2025年11月11日時点

日本中小企業金融サポート機構は、非営利の一般社団法人が提供する請求書買取サービスです。

営利目的ではないため、強引な営業をされたり、高額な手数料を請求されたりする心配がない点が魅力です。

審査にかかる時間は最短30分と早く、15時までの契約完了で最短3時間の即日入金にも対応していますよ。

「支払いが迫っているが手元に現金がない」といった場面でもスピーディーに資金を確保できます。

手数料は1.5%〜と低水準に抑えられていますが、条件に応じて変動する点には留意しておきましょう。

契約はオンライン・対面・郵送のいずれも可能で、全国どこからでも申し込みが可能です。

また法人・個人事業主・フリーランスまで幅広く利用でき、赤字決算や融資が難しい方にも柔軟に対応していますよ。

信頼性と現金化のスピード、低コストの全てを重視する方にとって安心して頼れるサービスといえます。

おすすめ6 PAYTODAY(ペイトゥデイ)

メリット
オンライン完結で、最短30分での入金が可能
手数料1〜9.5%のみでコストが明確
法人・個人事業主・フリーランスのいずれも対象
支払期日が最長90日後の請求書でも取引可能

デメリット
審査状況や混雑により入金までの時間が変動することがある
対面を希望する場合、出張費実費+事務手数料3万円が発生

こんな人におすすめ!
急いで資金を確保したい中小企業・個人事業主・フリーランスの方
オンラインまたは対面で取引したい方
手数料を抑えて安全にファクタリングを利用したい方

※横にスクロールできます
項目 内容
入金のスピード 最短30分
取引できる売掛債権の金額 10万円〜上限なし
契約方式 二者間ファクタリング
手数料 1〜9.5%
取引形態 オンライン、対面
オンライン完結
法人の利用
個人事業主の利用
必要書類 【法人の場合】
・買い取りを希望する請求書
・代表者の本人確認書類(運転免許証やパスポートなど顔写真付きのもの)
・直近の決算書一式(必須ではない)
・全ての法人名義口座の直近6カ月分以上の入出金明細(必須ではない)

【個人事業主の場合】
・買い取りを希望する請求書
・本人確認書類(運転免許証やパスポートなど顔写真付きのもの)
・直近の確定申告書B一式(必須ではない)
・全ての事業用個人名義口座の直近6カ月分以上の入出金明細(必須ではない)

営業時間 平日10:00〜17:00
運営会社 Dual Life Partners株式会社
所在地 東京都港区南青山2-2-6 ラセーナ南青山7F
※2025年11月11日時点

PAYTODAY(ペイトゥデイ)は、AIを活用したスピーディーな審査で最短30分・即日入金を実現する請求書買取サービスです。

手数料は1〜9.5%と明示されていて追加費用はなく、コストを事前に把握できるので安心ですよ。

また支払期日が最大90日後の請求書も扱っていて、法人・個人事業主・フリーランスを問わず利用できます。

さらに、ノンリコース(償還請求権なし)を採用しており、取引先が倒産しても返済義務が発生しない点も安心です。

対面またはオンラインでの対応が可能で、時間や場所を問わず、スムーズに資金を確保できますよ。

ただし対面を希望する場合、出張費の実費に加えて事務手数料3万円が発生する点は注意しましょう。

気軽に低手数料で利用したい方にとって、PAYTODAY(ペイトゥデイ)はおすすめですよ。

おすすめ7 FREENANCE(フリーナンス)

メリット
オンライン完結で最短即日で入金まで完了
専用口座と連携することで手数料を低く抑えられる可能性がある
登録するだけで損害賠償保険が自動付帯する

デメリット
審査状況によっては入金が翌営業日以降になる場合がある
電話での問い合わせには対応していない

こんな人におすすめ!
資金調達を急ぐ企業・フリーランス・個人事業主
トラブル時の補償も重視したい方
手数料を抑えて利用したい方

※横にスクロールできます
項目 内容
入金のスピード 最短5分
取引できる売掛債権の金額 1万円~上限なし
契約方式 二者間ファクタリング
手数料 3~10%
取引形態 オンライン
オンライン完結
法人の利用
個人事業主の利用
必要書類 ・住所が記載された写真付きの公的身分証(運転免許証やマイナンバーカードなど)
・売掛先に提出済みの請求書
営業時間 記載なし
※電話での問い合わせは不可
運営会社 フリー株式会社
所在地 東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー21階
※2025年11月11日時点

FREENANCE(フリーナンス)は、フリーランスや個人事業主にも利用しやすいオンライン完結型の請求書買取サービスです。

請求書をアップロードするだけで、最短5分で入金まで完了するので、資金繰りに悩む事業者におすすめですよ。

手数料は3〜10%と明確で、専用のFREENANCE口座(GMOあおぞらネット銀行)を連携すれば、さらに低く抑えられます

口座連携によって信頼スコアが向上し、審査の優遇も受けられる仕組みがありますよ。

さらに登録するだけで、損害賠償保険「フリーナンスあんしん補償Basic」が自動付帯し、業務中のトラブルを最大5,000万円まで補償しますよ。

なお審査や手続きの状況によっては、入金が翌営業日以降になる可能性がある点と、電話での問い合わせができない点には注意しましょう。

FREENANCE(フリーナンス)は、入金待ちによる資金不足を急いで解消したいフリーランス・個人事業主におすすめです。

おすすめ8 ジャパンマネジメント

ジャパンマネジメント
メリット
最短即日での資金調達が可能
全国対応で対面での契約・相談が可能
二者間・三者間のファクタリングに対応
医療・介護報酬などの債権にも対応

デメリット
来社または訪問での契約が必須
20万円未満の小口の取引には向かない

こんな人におすすめ!
医療・介護報酬など専門性の高い債権を確実に資金化したい方
オンラインではなく直接担当者と話して手続きを進めたい方

※横にスクロールできます
項目 内容
入金のスピード 最短即日
取引できる売掛債権の金額 20万~5,000万円
契約方式 二者間ファクタリング、三者間ファクタリング
手数料 二者間:10~20%
三者間:3~10%
※売掛金の種類、売掛先の規模、財務状況などに応じて算出される
取引形態 対面
オンライン完結
法人の利用
個人事業主の利用
必要書類 記載なし
営業時間 9:00〜19:00
※日曜、祝日は除く
運営会社 株式会社ラインオフィスサービス
所在地 東京オフィス:東京都文京区本郷3-37-8 本郷春木町ビル
福岡オフィス:福岡県福岡市中央区赤坂1丁目14-22 センチュリー赤坂門ビル8F
※2025年11月11日時点

ジャパンマネジメントは、全国の企業や個人事業主を対象に、対面・出張でのファクタリングサービスを提供する信頼性の高い企業です。

担当者が直接訪問し、書類確認や条件交渉をその場で行うため、契約内容をしっかり確認しながら安心して取引を進められます

二者間・三者間のファクタリングに対応しており、売掛先や取引条件に応じた最適な方法で現金化が可能です。

取扱金額は20万〜5,000万円と幅広く、特に中規模〜大口の資金ニーズに強みを持っています。

また医療報酬・介護報酬など専門性の高い債権にも対応し、業種ごとの特性を理解した上で柔軟にサポートしてくれますよ。

最短即日での入金も可能で、急いで資金が必要な場合に強い味方になりますよ。

ただし対面での契約が必要な点と、20万円未満の小口の取引に対応していない点には注意しましょう。

オンライン完結ではなく、担当者と対面で信頼関係を築きながら契約を進めたい方におすすめのファクタリングサービスです。

おすすめ9 labol(ラボル)

メリット
オンライン完結で、24時間365日申し込みが可能
最短30分での入金に対応
審査が柔軟で、法人・個人事業主・フリーランスいずれも利用対象

デメリット
審査・入金の対応が可能なのは営業時間内のみ
手数料は一律10%の固定制で、高くつくケースもある

こんな人におすすめ!
少額の請求書を今すぐ現金化したい個人事業主・フリーランス
オンラインで完結するサービスを利用したい方

※横にスクロールできます
項目 内容
入金のスピード 最短30分
取引できる売掛債権の金額 1万円〜
契約方式 二者間ファクタリング
手数料 10%
取引形態 オンライン
オンライン完結
法人の利用
個人事業主の利用
必要書類 ・本人確認書類
・請求書
・取引の証拠が分かる資料(入出金履歴や売掛先担当者とのメールなど)
営業時間 24時間365日入金に対応
※審査は24時間対応ではない
運営会社 株式会社ラボル
所在地 東京都渋谷区道玄坂1-20-8 寿パークビル7F
※2025年11月11日時点

labol(ラボル)は、審査が柔軟で手軽に利用できる完全オンライン型のファクタリングサービスです。

24時間365日、申し込みを受け付けていて、最短30分での入金に対応しています。

急な支払いにもスピーディーに対応可能ですよ。

手数料は一律10%と分かりやすく、複雑な条件の交渉や、振込手数料などで追加にかかる費用はありません

利用の下限額が1万円で、小口の取引を中心としているので、事業規模の大きくない法人や個人事業主におすすめです。

柔軟な対応が期待できるサービスですが、審査や入金の対応は営業時間に限られるため、状況によっては振り込みが翌営業日になる点には注意しましょう。

独自の審査基準を設けており、他社で断られたり、独立した直後だったりする場合でも利用できる可能性がありますよ。

おすすめ10 TRY(トライ)

TRY(トライ)
メリット
24時間365日電話相談を受け付けている
手続きをオンラインで完結できる
デメリット
手数料の上限が明記されていない
こんな人におすすめ!
経営に関するコンサルティングサービス、マッチングサービスを受けたい方
個人事業主の方
※横にスクロールできます
項目 内容
入金のスピード 最短即日
取引できる売掛債権の金額 10万~5,000万円
※5,000万円以上も相談可能
契約方式 二者間ファクタリング
手数料 3%~
取引形態 オンライン、対面
オンライン完結
法人の利用
個人事業主の利用
必要書類 【オンライン契約の場合】
・請求書
・通帳の写し
・顔写真付きの身分証明書

【対面契約の場合】
・請求書または発注が確認できる発注書や契約書
・売掛先の住所と連絡先
・銀行通帳(3カ月分)

営業時間 平日9:00〜18:00
運営会社 株式会社SKO
所在地 東京都台東区東上野2-21-1-4F ケーワイビル
※2025年11月11日時点

TRY(トライ)は最短即日で売掛債権を現金化できるファクタリングサービスです。

オンラインの取引だけでなく、対面での手続きにも対応しています。

対面の場合、出張での取引の他、東京都台東区にあるオフィスに直接訪問することも可能です。

なおオンラインと対面とで必要書類が異なるため、よく確認しておきましょう。

対応可能な売掛債権の金額が10万~5,000万円と広いことも魅力といえます。

手数料は3%~ですが、上限が記載されていないため、条件によっては高くつく可能性がある点には注意してくださいね。

また個人事業主の申し込みを積極的に受け付けているため、比較的柔軟な対応が期待できるでしょう。

4.優良な請求書買取サービスを選ぶ7つのポイント

請求書買取を依頼したいんだけど、どうやって信頼できる業者を見分ければいいの?

請求書買取サービスは、資金繰りに悩む事業者にとって心強い手段ですが、全ての買取業者が同じ条件で運営されているわけではありません。

取り扱っている契約の方式や手数料、手続きのスピードなどは業者によって異なります。

また、なかには手数料が相場より高い業者やファクタリングを装って貸し付けを行う悪徳な業者も存在します

「取引形態」「手数料」「入金スピード」「対応範囲」などのポイントを総合的に確認することが大切です。

この章では、優良な請求書買取サービスを選ぶための七つのチェックポイントを、初めて利用する方にも分かりやすく解説します。

お金のプロ
安全に利用するためには、安さや早さだけを基準に選ばないことが重要です。まずは信頼できる業者を見極め、そのなかから条件に合ったところを選びましょう。

ポイント1 希望する取引形態に対応しているか

請求書買取サービスを選ぶときは、希望する取引形態に対応している業者かどうかを確認することが重要です。

取引形態には二者間ファクタリングと三者間ファクタリングがあり、業者によってはどちらか一方にしか対応していない場合があります。

二者間ファクタリングは、売掛先の承諾を得ずに利用できるため、資金化までのスピードが速く、最短即日の入金も可能です。

一方、三者間ファクタリングは売掛先の承諾を得る必要があり、資金化までに時間がかかる傾向がありますが、二者間ファクタリングより手数料が低いというメリットがあります。

お金のプロ
「スピードを優先する」「コストを抑える」など、自社の状況や目的に合わせて契約方式を決め、対応する業者を選びましょう。

ポイント2 手数料は相場の範囲内か

請求書買取サービスを選ぶ際は、手数料が相場の範囲内かどうかを確認することが大切です。

業者によっても異なりますが、一般的な手数料の相場は二者間ファクタリングで8〜18%前後、三者間ファクタリングで2〜9%前後とされています。

手数料が相場よりも極端に高い業者はもちろんですが、不自然に低い場合にも注意が必要ですよ。

またコストがかからないように見えても、手数料以外に「振込手数料」「事務手数料」などの別の名目で追加費用が発生するケースもあります。

最終的に手元に残る金額がいくらになるか、契約前に必ず見積りを出すことをおすすめします。

お金のプロ
安さだけに飛びつかず、相場と比較して妥当かどうかを見極めるのが、失敗しないコツですよ。

ポイント3 入金までの期間はどれくらいか

請求書買取サービスを選ぶときは、申し込みから入金までにかかる期間を確認しておくことが重要です。

請求書買取の申し込みから入金までのスピードは業者や契約方式によって大きく異なります。

二者間ファクタリングの場合、最短即日での入金が可能な業者も多くあります

一方で、三者間ファクタリングは売掛先の承諾手続きが必要となるため、入金までに数日〜1週間程度かかることが一般的です。

ただし二者間ファクタリングで最短即日での入金が可能な業者でも、必要書類に不備があったり審査に時間がかかったりする場合には入金までに時間がかかるケースがあります。

「最短即日」という表記だけをうのみにせず、都度確認することが大切ですよ。

資金が必要な時期を明確にし、入金スケジュールを逆算して計画的に申し込むと安心ですよ。

お金のプロ
いつ入金されるかを把握しておくことで、資金繰りの不安をぐっと減らせますよ。

ポイント4 手続きは簡単にできるか

請求書買取サービスを利用する際は、手続きの方法や提出書類についても確認しておきましょう

請求書買取の手続きの方法には「オンライン」「対面」「郵送」の3種類があり、業者によって対応しているものが異なります。

オンラインで手続きが完結するサービスの場合、場所を選ばず、短時間で進められるのが最大の利点です。

書類をアップロードするだけで完結できる業者も多く、来店や郵送の手間を省けるため、手軽に利用できますよ。

対面での契約する場合、利用者がオフィスに出向くか、スタッフが来訪するなどして、直接相談しながら進めることができます。

条件交渉や書類確認をその場で行えるため、初めての方でも安心して利用できますよ。

郵送での契約は、紙の書類でやりとりしたい方に向いていますが、手続きに時間がかかる点に注意が必要です。

また提出書類の内容や数も業者によって異なるため、チェックしておくことをおすすめします。

どの方法を利用するとしても、少ない書類で申し込める業者であれば準備をスムーズに進められるでしょう。

お金のプロ
手続きの方法や提出書類について事前に確認し、できるだけ負担がかからない業者を選べば、申し込み後の手間を減らせますよ。

ポイント5 売掛金の買取額に制限はあるか

取引可能な請求書の金額に下限や上限を設けている業者もあるため、事前に確認しておきましょう。

もし気に入った業者を見つけても、利用の条件を満たしていない場合には申し込みができなかったり、審査に落ちたりするリスクがあるため注意してくださいね。

お金のプロ
小口の請求書を売却する場合は、「少額対応」「個人事業主向け」などの明記がある業者を選ぶとスムーズに利用できますよ。

ポイント6 個人事業主やフリーランスに対応しているか

個人事業主やフリーランスの方の場合、利用の対象かどうか必ず確認しておきましょう。

多くのファクタリング業者では、審査の際に請求書の発行先である売掛先の信用力を重視しています。

そのため、利用者が法人でなくても取引先の信用力が高いと判断されれば、利用できるケースも少なくありません

一方で、法人のみを取引の対象としている業者も存在し、個人事業主やフリーランスは申し込み自体ができないこともあるため注意しましょう。

お金のプロ
個人事業主の方は「法人限定」の表記を見落として申し込むと、準備の時間が無駄になることがあります。あらかじめ条件を必ず確認してくださいね。

ポイント7 実績や信頼性はあるか

利用する業者の実績や信頼性を確認することも欠かせません

営業年数が長く、取引実績が多い業者であれば、安定した運営体制があり、しっかりしたサポートも期待できます

公式サイトで「設立年」「累計取引件数」などを確認しておくと良いでしょう。

また、悪徳な業者を避けるために、代表者情報や会社所在地が公開されているかどうかを確認することも重要です。

会社情報が不明確な業者や所在地が曖昧な業者は、トラブル防止の観点から避けるのが賢明ですよ。

さらに、実際に利用した人の口コミや評判を参考にするのも有効です。

ただしSNSや匿名サイトの投稿には偏りがある場合もあるため、一次情報や公式サイトなどで情報を得てから判断しましょう。

お金のプロ
資金調達を急いでいるときこそ、安心して利用できる業者かどうかを必ず見極めてくださいね。

5.請求書買取サービスを利用するメリット

請求書買取サービスを実際に利用すると、どんなメリットがあるんだろう?

請求書買取サービスには、融資とは異なる魅力がいくつもあります

本章では、請求書買取サービスを利用する主なメリットを五つご紹介しますよ。

お金のプロ
請求書買取サービスを利用するかどうかお悩みの方は、ぜひ参考にしてくださいね。

メリット1 売掛金を早期に現金化できる

請求書買取サービスを利用する最大のメリットは、売掛金を早期に現金化できる点です。

通常、売掛金は取引先の支払期日まで入金されませんが、請求書買取サービスを利用すれば、期日前
に資金を受け取ることができます。

ファクタリング業者によっては最短で即日入金に対応している場合もあり、急な支払いにも柔軟に対応できます

お金のプロ
本来の入金日を待たずに資金を確保できるため、資金繰りの改善にもつながるでしょう。

メリット2 自社の業績が悪くても審査に通りやすい

自社の業績が悪くても審査に通りやすい点も、請求書買取サービスの大きなメリットです。

銀行融資では利用者自身の財務状況や信用情報が重視されますが、請求書買取サービスでは売掛先の信用力が重視されます。

そのため、利用者の事業で赤字が続いていたり、税金を滞納していたりしていても、売掛先が安定した企業であれば審査に通りやすいといえます。

一方で、個人間での請求書の場合には、利用のハードルが高くなるといえるでしょう。

お金のプロ
融資に比べて審査が柔軟な点はメリットですが、取引先の信用力によっては利用が難しくなる可能性があります。

メリット3 信用情報に影響しない

請求書買取サービスを利用しても、信用情報に影響することはありません

銀行融資を受けると借入金として負債に計上され、借入金の額が多いと融資を受けるときなどに審査で評価が下がることがあります。

一方、請求書買取は売掛金を売却して資金を得る取引なので、信用情報に記録されません

お金のプロ
将来的に融資を受ける予定がある場合にも、影響を残さずに利用できますよ。

メリット4 売掛先が倒産しても代金を支払う必要がない

一般的な請求書買取サービスでは、「償還請求権」がないノンリコース契約を採用しているので、売掛金が未回収になってもサービスの利用者が代金を支払う必要はありません。

償還請求権(リコース)とは
債務者が支払い不能となった場合に、元の債権者に買い戻しを請求できる権利のことです。この権利がない契約を「ノンリコース契約」といいます。

ただし、償還請求権ありの契約(リコース契約)を採用している業者もあるため、利用前に必ずノンリコースであることを確認してくださいね。

お金のプロ
貸し倒れのリスクを回避して、確実に資金を確保したい場合にも有効ですよ。

メリット5 個人事業主やフリーランスでも利用しやすい

請求書買取サービスは、個人事業主やフリーランスでも利用しやすい点が魅力です。

利用者本人の信用力よりも売掛先の信用力が審査で重視されるため、融資を受けにくい方でも利用できるケースがあります。

ただし、一部のファクタリング業者では個人事業主の利用を受け付けていない場合もあるため注意が必要です。

「個人事業主対応」「フリーランス可」などの記載があるか確認しておきましょう。

お金のプロ
「法人でないから対象外かも……」と思わずに、利用条件をチェックしてみてください。個人の利用や少額の取引に対応している業者はありますよ。

6.請求書買取サービスを利用するデメリット

請求書買取サービスって便利そうだけど、デメリットもあるのかな?

請求書買取サービスを利用する際に、手数料や契約条件、業者の信頼性などを十分に理解しておかないと、損をしたり思わぬトラブルにつながったりするリスクがあります。

そこで本章では、請求書買取サービスを利用する際に知っておきたい五つのデメリットを分かりやすく解説します。

お金のプロ
請求書買取サービスは資金繰りの強い味方です。デメリットを理解しておけば、安心して活用できますよ。

デメリット1 手数料がかかる

請求書買取サービスを利用する際には、手数料がかかる点に注意が必要です。

お金のプロ
請求書買取サービスでは、売却した請求書の金額から手数料が差し引かれ、残りの金額が利用者に入金されます。売掛金の満額を受け取れるわけではありません。

なお手数料の相場は、二者間ファクタリングで8〜18%程度、三者間ファクタリングで2〜9%程度です。

また日本政策金融公庫などの融資金利は年1〜3%程度とされているため、請求書買取サービスは融資に比べてコストがかかる点もデメリットといえます。

デメリット2 売掛金の金額を超える資金調達はできない

請求書買取サービスでは、請求書の金額を超える資金調達はできません。

請求書の額面から手数料を差し引いた金額が支払われるため、銀行融資のように与信枠の範囲内で任意の金額を調達することはできません。

お金のプロ
売掛金の金額以上の資金を確保したい場合は、他の資金調達方法との併用を検討すると良いでしょう。

デメリット3 取引形態によっては売掛先の承諾が必要

三者間ファクタリングを利用する場合には、売掛先の承諾を得る必要があります

取引先に知られることで「資金繰りが厳しいのでは」と思われるリスクがあったり、手続きに時間がかかる可能性があったりする点には注意しましょう。

お金のプロ
売掛先に知られずに利用したい場合や資金調達を急ぐ場合には、売掛先への通知が不要な二者間ファクタリングを利用すると良いでしょう。

デメリット4 債権譲渡登記を求められるケースがある

請求書買取サービスを利用する際、「債権譲渡登記」を求められるケースがあります。

債権譲渡登記とは
金銭債権の譲渡を第三者に対して証明するための登記制度のことです。

債権譲渡登記により、同じ債権が複数の相手に譲渡されるのを防ぎ、法的な証拠を残すことができますが、登記費用がかかる点や登記情報が法務局で公開される点に注意が必要です。

また債権譲渡登記した場合には、二者間ファクタリングを行ったとしても、売掛先に請求書買取サービスを利用したことを知られるリスクがあります。

なお債権譲渡登記は法人のみが対象であり、個人事業主やフリーランスは利用できません。

デメリット5 悪徳な業者ではないかを見極める必要がある

悪徳業者を見極める必要がある点も、請求書買取サービスのデメリットの一つです。

悪徳業者と契約してしまうと、高額な手数料を請求されたり、法外な契約条件を押しつけられたりする恐れがあります。

なかには請求書買取を装い、実際には無許可の貸し付けを行う「偽装ファクタリング」など、違法な業者も存在するため注意が必要です。

お金のプロ
特に相場から大きく外れた手数料を提示する業者や、「審査なし」をうたう業者、公式サイトで会社情報や所在地が不明確な業者は絶対に避けましょう。

7.まとめ

請求書買取サービスとは、取引先からの入金を待たずに売掛金を売却し、早期に現金を確保できる資金調達の方法のことです。

一般に「ファクタリング」と呼ばれ、銀行融資のような借り入れではないため、負債として計上されず、審査も比較的柔軟なのが特徴です。

手数料や入金スピード、登記の有無などの条件は、契約方式や利用するファクタリング業者によって異なります。

ご自身の事業の状況や取引先との関係性に合ったファクタリング業者を選ぶことが重要です。

なお請求書買取サービスは基本的に安全ですが、違法な貸し付けを行う悪徳業者も存在するため、優良なサービスを見極めて利用することが大切です。

どのサービスを利用すれば良いか分からない場合は、本記事でご紹介している信頼できる業者のなかから、ご自身の条件に合うところを選んでくださいね。

お金のプロ
「今すぐ資金が必要」というときこそ、信頼性を重視して選ぶことが大切ですよ。

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