「終活」という言葉は知っていても、詳しい内容や始めるタイミングなどは聞いたことがないという方も多いのではないでしょうか。
今後の人生を自分らしく豊かに過ごすために終活は欠かせないものだといえます。
健康なうちに終活を行っておけば本人はもちろん、家族や周りの人も安心して生活を送ることができるので、情報収集をして自分なりに準備を進めておくことがおすすめです。
そこで本記事では終活とは何かという基礎知識や、終活で行う作業などを詳しく紹介していきます。
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1.終活とは
終活という言葉を聞いたことがあっても、実際どのようなことを行うのか分からないという方もいらっしゃるでしょう。
終活とは、今後の人生を自分らしく幸せに過ごすために人生の最期に向けて準備することをいいます。
具体的には、老後に向けた資金の準備や身の回りの整理、エンディングノートや遺言書の作成、葬儀やお墓の準備をすることなどが挙げられます。
人生の最期に向けた準備というとネガティブな印象を持つ方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかし終活は本人や家族、周りの人が充実した生活を送るために重要な活動だといえるのです。
1-1.終活の目的
終活を行う目的には、以下の二つが挙げられます。
目的1 これからの人生を自分らしく幸せに過ごすため
目的の一つ目には自分自身の人生を自分らしくより充実したものにするためということが挙げられます。
人生の後半に向けてきちんと準備をしておけば、将来に対する不安や心配もなくなり前向きに毎日を過ごすことができます。
人生の最期を計画することは、これまでの人生を振り返ったり、自分の意思を確認したりしながら自分を見つめ直す機会にもなるといえますよね。
不要な所有物やサービスの整理を行えば気持ちも切り替わり、より快適な生活を送ることができるでしょう。
目的2 残された家族や周りの人に負担をかけないため
もう一つの目的は家族や周りの人に大きな負担をかけないようにするためです。
家族や身近な人が亡くなったときに行わなければならない手続きは、以下のように多数あります。
- ・葬儀の手配
- ・健康保険や介護保険などの資格喪失届の提出
- ・世帯主の変更
- ・年金受給の停止の手続き
- ・公共料金などの支払いの停止の手続き
- ・遺言書の検認の申請
- ・相続税の申告、納税
- ・所得税の確定申告、納税
- ・自動車や不動産などの名義変更手続き
1-2.終活を始めるタイミング
終活を始めるタイミングは厳密に決まっているわけではありませんが、60~70代で終活を始める場合が一般的です。
会社を定年退職し、時間に余裕が生まれた頃に今後の人生や過ごし方について考える方が多いのではないでしょうか。
多くの場合、60~70代で始めるとされていますが、心身ともに健康で余裕のあるうちに準備をしておくことをおすすめします。
年齢を重ね思いどおりに行動できなくなってしまうと、終活を行うことが難しくなる可能性があるのです。
できるだけ早めに始めておけば安心ですよね。
また「ずっと住みたかった場所へ移住したい」「年に一度は旅行に行きたい」といった理想のセカンドライフについて余裕を持って考えることもできますよ。
このように迷っている方もいらっしゃるかもしれませんね。
- ・自分や家族、周りの人の健康が不安になったとき
- ・家族の結婚や出産などで新しい家族が増えたとき
- ・周りの人の死に接したとき
2.終活で行うべき6つのこと
このように思っている方も多いのではないでしょうか。
終活で行うべき準備には、主に以下の六つが挙げられます。
この章では終活で行っておくべき六つの準備を、順を追って紹介していきます。
STEP1 老後の準備
まずは老後や人生の最期の生活に向けて必要な準備を行いましょう。
老後には体力が落ちて介護が必要になったり、場合によっては認知症になったりする可能性もあります。
そのため介護や医療に備えた資金や保険の準備などを含めた老後の支出を確認し、計画を立てる必要があります。
他にも変化するライフスタイルを考慮し、使わなくなるものの支出は差し引きながら、どれくらいの資金が必要なのか把握しましょう。
趣味や旅行を計画している方や、子どもがいる場合にはイベントごとにかかる支出なども見積もっておくと良いですね。
また老後に受け取ることのできる年金の見込み額も確認しておきましょう。
基本的にこれまでの加入状況や納付した期間などによって受け取れる年金の金額は異なります。
公的年金には国民全員に加入義務のある「国民年金」、会社員や公務員が加入している「厚生年金」の二つがあり、加入していた年金制度の年金を受給することができます。
以下は国民年金の受給額の計算方法です。
国民年金の受給額 | 年度ごとの国民年金の満額×保険料納付月数÷480 |
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国民年金の満額は物価や賃金の変動に応じて毎年改定されるため注意が必要です。
仮にその年の満額が78万900円で、一度も免除を受けず20歳から60歳までの480カ月支払っていた場合、月に受け取ることができるのは65,075円です。
一方、厚生年金の受給額は加入していた際の報酬額や加入期間などによって異なります。
計算方法は以下のとおりです。
厚生年金の受給額 | 平均標準報酬額×5.481÷1,000×被保険者期間の月数 |
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会社員や公務員などの厚生年金に加入していた方は、国民年金に厚生年金を上乗せした受給額を受け取ることができます。
STEP2 生前整理
続いて残された家族や周りの人が困らないよう、生前整理をしましょう。
生前整理は主に財産に関する整理と身の回りのものの整理の2種類に分けられます。
まずは「財産目録」を作成して財産の整理を行います。
財産目録は以下のように内容をできるだけ詳しく記載し、その財産を特定できるようにすることが重要です。
【財産目録に記載する内容の例】
資産、負債 | 具体的な内容 |
---|---|
現金 | 金額、所在など |
預貯金 | 金融機関名、口座番号など |
不動産 | 所在地、種類、面積、所有者など |
有価証券 | 銘柄、数量、単価、取扱金融機関など |
保険 | 種類、掛け金、契約者、被保険者、受取人など |
各種ローン | 債権者、負債額など |
クレジットカード、キャッシング | 債権者、負債額など |
知人や友人からの借り入れ | 債権者、負債額など |
なお財産目録には法的な定めがなく、書式は自由とされており、パソコンなどで作成することができます。
使っていない銀行口座や必要のない保険などが見つかった場合には、解約をして必要なものだけにまとめておくと良いですね。
資産や負債の整理が終わったら、身の回りにあるものも整理しておきましょう。
基本的には必要なものと不必要なものに仕分けします。
通常の部屋の片づけとは異なり、長期間使用していないものなどは思い切って処分し、所有しているものの数を減らすことがポイントです。
捨てるのがもったいないものやまだ使えるものは、リサイクルショップやフリマアプリで売りに出したり他の人に譲ったりするといった方法で整理するのも一つの手です。
STEP3 エンディングノートの作成
続いて自分に関する情報や意向をまとめたエンディングノートを作成しましょう。
エンディングノートは別名「終活ノート」と呼ばれ、人生の最期、病気やケガで身動きがとれなくなった場合、認知症になって生活が難しくなった場合などに役立ちます。
主に以下のような内容をまとめておくことをおすすめします。
記載する項目 | 主な内容 |
---|---|
基本情報 | ・生年月日 ・血液型 ・家族構成、交友関係 ・学歴、職歴 ・マイナンバー情報 ・性格、信念 ・趣味、特技 |
健康について | ・通院している病院 ・服用している薬 ・病名 ・担当医 ・アレルギー |
老後の介護や医療について | ・希望する介護施設 ・希望する治療方法 ・延命治療の希望の有無 |
資産や負債について | ・預貯金 ・不動産 ・有価証券 ・保険 ・各種ローン ・知人や友人からの借り入れ |
葬儀やお墓について | ・葬儀の生前予約の有無 ・希望する葬儀の方法 ・お墓の有無 ・希望する納骨方法 ・希望するお墓 ・遺影に使う写真 ・宗教 |
保険や年金について | ・公的年金 ・個人年金、企業年金 ・各種保険の加入状況 |
ペットについて | ・名前 ・性格 ・普段の食べ物 ・通院している動物病院 ・引き取り先 |
遺言書について | ・遺言書の有無 ・保管場所 |
自分の気持ちや意向 | ・家族や周りの人へのメッセージ ・自分史 ・思い出の写真 |
エンディングノートは家族や身近な人に重要な情報を伝えられるだけでなく、自分の人生を振り返るきっかけにもなるでしょう。
今後の生活をより良くするためのヒントを見つけられる機会であるともいえます。
法的な効力はないので手軽に内容を書き換えることはできますが、重要かつ個人的な情報を記載するので、必ず信頼できる人にのみ所在を知らせるようにしましょう。
なお自分の意思や希望、健康状態、経済状況などは年を重ねるにつれ変化する可能性があるため、定期的にエンディングノートを確認し修正すると良いでしょう。
STEP4 遺言書の作成
終活の一環として相続についての考えをまとめ、遺言書を作成しておきましょう。
遺言書がない場合、相続人同士で遺産分割の方法を決定する遺産分割協議を行わなければならず、時間がかかってしまったりトラブルが起きやすくなったりします。
遺言書を作成しておけば、基本的には被相続人の希望に基づき遺産が分割されるので安心だといえます。
遺言書には「自筆証書遺言」「公正証書遺言」「秘密証書遺言」の3種類があります。
それぞれ以下のように特徴が異なるため、ご自身に合ったものを選んで作成しましょう。
※横にスクロールできます
遺言書の種類 | 作成方法 | 注意点 |
---|---|---|
自筆証書遺言 | 本人が全て手書きで作成、捺印する | ・法律で定められた記載方法でない場合、法的効力が無効となる ・法務局か自宅のどちらかで保管することができるが、自宅で保管した場合、開封時に家庭裁判所での検認が必要 |
公正証書遺言 | 公証役場で公証人と二人以上の証人の前で遺言の内容を口述し、公証人に作成してもらう | ・二人以上の証人が遺言書作成時に立ち会って確認し、捺印する必要がある ・作成費用がかかる |
秘密証書遺言 | 本人が遺言書を作成し、その存在を公証役場で公証人と二人以上の証人に確認してもらう | ・遺言書には本人の捺印、封筒に本人と公証人、証人の捺印が必要 ・作成費用がかかる ・開封時に家庭裁判所での検認が必要 |
自筆証書遺言を自宅保管する場合や秘密証書遺言の場合、内容が法的に認められるものであるか公に確認されていません。
そのため相続人は自宅保管していた自筆証書遺言や秘密証書遺言を開封する際、家庭裁判所で内容を調査し、法的効力があると認めてもらう必要があります。
遺言書の内容に法律で定められた形式と一つでも異なる部分があったり、改ざんされている箇所があったりすると、遺言書は無効となってしまいます。
確実に遺言を残したい場合や相続人に負担をかけたくない場合には、公正証書遺言の作成をおすすめします。
公正証書遺言であれば、事前に遺言書の内容が公証役場で確認されるので、開封時に家庭裁判所で調査してもらう必要がありません。
あるいは作成した自筆証書遺言を法務局で保管した場合にも、家庭裁判所での検認が不要となります。
STEP5 葬儀の準備
続いて悔いなくご自身が希望するお葬式を挙げるために、葬儀社や葬儀プラン、形式などを事前に決めておきましょう。
亡くなってから家族や周りの人が葬儀の手配をする場合、慌ただしい状況のなか行わなければならないため、希望する葬儀ができなかったり必要以上に葬儀費用がかかったりする可能性があります。
事前に準備しておけば、家族や周りの人に負担をかけてしまう心配もないので安心できるでしょう。
また事前予約をした場合、代金が大幅に割引される葬儀社が多いため、金銭的な負担も軽減できます。
なお葬儀を準備する際には何より信頼できる葬儀社に依頼することが重要です。
具体的にはスタッフの対応が丁寧で、見積もりやセット料金などを細かく説明してくれる葬儀社を選ぶことをおすすめします。
普段、葬儀を予約する機会は滅多にないため、葬儀社が提示する見積もり額と請求される金額に差があるのかどうか判断が難しい場合があります。
葬儀についての詳細なプランや解約できるのかどうかについてなど、気になることは必ず確認しておきましょう。
STEP6 お墓の準備
次にご自身の希望のお墓の種類や場所などを考え、お墓の準備をしておきましょう。
早いうちから準備しておけば「誰かと一緒のお墓に入りたい」「思い出の場所で眠りたい」「家族の近くに建てたい」など、ご自身の希望を後世へ残すことができます。
またお墓は「祭祀財産」と呼ばれる財産の一つであり、相続税がかからないため生前に購入しておくことで大幅に節税ができます。
お墓の購入資金として現金などを残しても、相続税の課税対象になるため十分な金額を相続できない可能性があるので注意が必要です。
独身の方や継承者がいない方の場合には「永代供養」付きのお墓を準備しておけば、寺院や霊園の管理者に供養してもらうことができるので安心だといえます。
お墓や供養の方法には、以下のようにさまざまな種類があります。
※横にスクロールできます
お墓・供養の方法 | 特徴 |
---|---|
家墓・一般墓 | 家族や親族が共同で入るお墓です。納める遺骨数に制限はなく、継承者が供養します。 |
両家墓 | 二つの家族が共同で入るお墓です。一人娘が嫁ぎ、お墓の管理をする人がいない方などに選ばれます。継承者が供養します。 |
永代供養墓 | 寺院や霊園の管理者が永代供養を行うお墓です。継承者がいない場合に選ばれることが一般的で、管理料が不要な場合が多い傾向にあります。他の人と共同で入る合同墓、夫婦二人のみで入る夫婦墓、一人のみで入る個人墓などがあります。 |
納骨堂 | 室内に納骨する形式のお墓で、アクセスしやすい立地にある場合が一般的です。継承者が供養することも可能ですが、継承者がいない場合にも永代供養墓などに合祀できるところも多くあります。 |
樹木葬墓地 | 墓石を建てるのではなく、木や花などを墓標とするお墓です。寺院や霊園の管理者が管理します。 |
散骨 | お墓を設けず、海や山などに遺骨をまいて供養する方法です。 |
ご自身の希望を考慮して決定することが重要ですが、お墓は後世も受け継がれていくものなので、継承者や身近な人の意見を鑑みながら慎重に選ぶようにしましょう。
3.お墓探しにおすすめのサービス3選
一般的にお墓を購入する機会は多くないため、このように悩んでいる方も多いかもしれませんね。
お墓を準備する際には以下の手順で行います。
- STEP1 お墓のイメージを決定
- STEP2 墓地の決定
- STEP3 墓石の決定
まずはご自身や家族に適したお墓をイメージします。
継承者や家族と一緒に入りたい方は一般墓、継承者がいても家族にお墓の管理の手間をかけたくないという方や継承者のいない方などは永代供養墓、残された家族のためにアクセスしやすい場所が良いという方は納骨堂というように考えてみると良いでしょう。
イメージが決まったら、お墓を建てる墓地を探します。
墓地がある寺院や霊園を探す際には立地や値段を見ることも重要ですが、管理者の対応や管理状況などを参考に決定することも重要です。
墓地が決まったら、墓石を選びましょう。
墓石は通常、ご自身で石材店を探して購入しますが、墓地によっては石材店が決まっている場合や指定の石材店で購入すると値段が割安になるケースもあります。
お墓を購入することは滅多にないため、一人で探すのは大変な作業ですよね。
お墓は価格が決して安いものではない上、後世に残り続けるものなので慎重に選ぶことが重要です。
同じお墓の種類でも業者によっては何十万円と価格に差が生じたり、施設管理が徹底されていない墓地だったりするケースもあります。
そのため墓地や墓石を選ぶ際には、複数の寺院や霊園、石材店などを比較して決定することをおすすめします。
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4.終活を行う際のポイント
終活を行う機会はあまりないため、このような疑問や不安を抱いている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
主には以下の二つのポイントに注意して終活を進めると良いでしょう。
- ポイント1 家族や周りの人と話す
- ポイント2 デジタル終活を行う
ポイント1 家族や周りの人と話す
終活は一人で行わず、家族や周りの人と相談しながら進めることが重要です。
終活の内容によっては自分以外の意見を考慮しなければなりません。
特にお墓や葬儀の問題は周りの人の気持ちに寄り添って考えるべき項目だといえます。
家族や身近な人が供養しやすい場所に墓地を購入したり、バックアップがしっかりしている葬儀社に依頼したりすれば、残される人も安心できるでしょう。
他にも「老後の資金の準備はできているのかな……」「終末期医療はどのような形を望んでいるんだろう?」などのように周りの人が不安や疑問を抱いている可能性もあります。
そういった心配をかけないためにもできる限り終活について話しあっておくことをおすすめします。
周りの人と一緒に終活を進めれば、一人で行う場合よりも心強いでしょう。
なおエンディングノートや遺言書は存在を周りの人に伝えなければ発見されない可能性もあるため、必ず信頼できる人に伝えておきましょう。
ポイント2 デジタル終活を行う
終活の際には「デジタル終活」を必ず行うようにしましょう。
デジタル終活とは、パソコンやスマホなどの電子端末にあるデータやインターネットで利用していたサービスなどにある「デジタル遺品」を死後にどう取り扱うかについて考えることをいいます。
インターネットにあるデータを残したままにしておくと、さまざまなリスクが発生します。
本人のみがネット上のデータや契約したサービスの存在、ログインID、パスワードなどを知っている場合が多いため、半永久的にデータが残ってしまったり解約できなくなったりする可能性があるのです。
例えばサブスクリプションサービスに加入していたり、有料アプリの会員登録をしていたりした場合、本人が亡くなっていても解約できずに継続して利用代金が引き落とされることも考えられます。
またネット銀行やネット証券などの口座を持っている場合、その資産が見落とされる危険性があります。
特に証券取引などは知らないうちにマイナスの資産となる可能性があるため注意が必要です。
今あるデータは一度整理して、必要のないサービスやアカウントなどがあれば削除しておきましょう。
データの整理が終わったら、電子端末にアクセスする方法、各サイトやアプリのログインID、パスワードなどをエンディングノートにまとめておくことをおすすめします。
5.まとめ
終活は自分らしく充実した生活を送ることができるよう、人生の最期に向けて準備をすることをいいます。
万一病気になってしまった場合や人生の最期を迎える際に後悔のないよう終活を行っておけば、将来に対する不安も減りポジティブに日々を過ごすことができるでしょう。
終活を始める人は60~70代が多いとされていますが、ご自身が健康で余裕を持って準備できるうちに行っておくことをおすすめします。
具体的にはエンディングノートの作成、老後の資金の準備、遺言書の作成、生前整理、葬儀の準備、お墓の準備などを行いましょう。
なかでも葬儀やお墓は事前に予約・購入しておくことで、精神的にはもちろん、金銭的にも大幅に負担が軽減されます。
また葬儀やお墓の手配は分からないことも多く時間もかかるため、準備されていないと残された人に大きな負担をかけてしまいます。
特にお墓に関しては後世も残り続ける大事なものなので、家族や周りの人のためにも事前に準備しておくことをおすすめします。
葬儀社やお墓を探す際には、詳しい情報がまとまっているポータルサイトや複数の業者の査定が一括で確認できるサイトを利用すれば、安心して効率的に適したお墓や葬儀社を見つけることができますよ。
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