Apple Pay対応クレジットカード8枚を厳選!登録方法も解説

Apple Payに対応しているクレジットカードを知りたいな。
Apple Payにクレジットカードを登録するにはどうしたら良いんだろう?

Apple Payとは、iPhoneやApple WatchなどのApple製のデバイスで利用できる非接触型の決済サービスです。

Apple製のデバイスをお使いの方であれば、聞いたことがあるのではないでしょうか。

Apple Payにクレジットカードを登録すると、プラスチックのカードを提示せずに決済できたり、セキュリティー面で安心できたりとさまざまなメリットがありますよ。

ただし、クレジットカードのなかにはApple Payに登録できないものもあるため、事前に確認しておく必要があります。

そこでこの記事では、Apple Pay対応のおすすめクレジットカード8選をご紹介します。

またApple Payとクレジットカードをひも付けるメリット・デメリット、登録方法も分かりやすく解説しますよ。

お金のプロ
Apple Payにクレジットカードを登録したい方は、ぜひ参考にしてくださいね。

【Apple Pay対応のクレジットカードおすすめ3選】
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カード名 券面 年会費 ポイント還元率 特徴
PayPayカード
永年無料 最大1.5%(ゴールドカードの場合は最大2.0%)*1 ・PayPayに直接チャージができる唯一のクレジットカード
楽天カード
永年無料 1.0% ・ポイントの使い道が豊富
・加盟店で利用することでポイントが二重にゲットできる
JCBカード W
JCBカード W plus L
永年無料 0.2%(交換先によっては還元率最大10.5%) ・使い方次第で1ポイントあたり5円で利用できる
・JCB CARD W plus Lは女性にうれしい特典が満載
*1 PayPayアプリへの登録および独自のポイントアップシステム「PayPayステップ」の条件を達成した場合
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目次

1.Apple Payとは?

そもそもApple Payってどんなサービスなの?

このようにApple Payの名前は聞いたことがあっても、具体的なサービスの内容は知らないという方もいらっしゃるでしょう。

Apple Payとは、iPhoneやApple WatchなどのApple製のデバイスで利用できる「非接触型(コンタクトレス)の決済サービス」のことです。

非接触型の決済サービスとは
ICチップが搭載されているカードや、NFC(近距離無線通信技術)に対応したスマートフォンなどを店頭の端末にかざすだけで決済が行えるサービスです。端末に差し込むタイプのカードや現金での支払いとは違い、端末やスタッフと接触せずに決済できます。なお非接触型のことを「コンタクトレス」と呼ぶ場合もあります。

会計時に財布から現金やカードを出さなくて良いので、決済がスムーズに行えます。

またApple PayはiD、QUICPay、nanaco、WAONといった電子マネーや、Suica、PASMO、ICOCAなどの交通系ICカード、Visa、Mastercard、JCB、American Expressのタッチ決済に対応しているお店やサービスで利用することができます。

SuicaやPASMO、ICOCAにも対応しているということは、改札でスマホをかざすだけで電車に乗れるってことだね。

多くの決済サービスに対応しているので、Apple Payがあればコンビニや飲食店、スーパーやドラッグストアなど、さまざまな場所で手軽にキャッシュレス決済を利用できますよ。

なおクレジットカードをApple Payに登録しておけば、財布からカードを取り出す手間もかからず、カード番号などを盗み見される心配もありません

もちろん通常どおりクレジットカードのポイントを貯めることもできます。

ただし、全てのクレジットカードがApple Payに対応しているわけではないので注意が必要です。

お金のプロ
Apple Payに対応するおすすめのクレジットカードを2章でご紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

2.Apple Pay対応のクレジットカードおすすめ8選

どんなクレジットカードがApple Payに登録できるんだろう?
Apple Payにおすすめのクレジットカードはあるのかな?

これからApple Payを利用しようと思っており、合わせてクレジットカードの申し込みを検討している方もいらっしゃるでしょう。

しかし、全てのクレジットカードがApple Payに対応しているわけではありません

そこでこの章ではApple Payに対応しているクレジットカードのなかから、特におすすめのカードを八つ厳選してご紹介します。

【Apple Pay対応のクレジットカードおすすめ8選】
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カード名 ポイント還元率 Apple Pay利用時に使用される電子マネー 特徴
PayPayカード 最大1.5%(ゴールドカードの場合は最大2.0%)*1 QUICPay、Visa、JCBのタッチ決済、Mastercardコンタクトレス ・カード番号の記載がなく安全性が高い
・Yahoo!ショッピング・LOHACOの利用でポイント最大5.0%還元(※PayPayポイントの付与にはYahoo! JAPAN IDとLINEアカウントの連携が必要)
楽天カード 1.0% QUICPay ・楽天市場での買い物でポイントが2倍になる
・貯まったポイントの使い道が豊富
JCBカード WJCBカード W plus L 0.2%(交換先によっては還元率最大10.5%) QUICPay、JCBコンタクトレス ・Apple Payの利用で利用金額の20%がキャッシュバックされるキャンペーンあり(2023年9月30日まで)
・入会可能年齢が18~39歳
エポスカード 0.5% QUICPay、Visaのタッチ決済 ・貯まったポイントの使い道が豊富
・普段使いすることでゴールドカードに無料で移行できる招待が受けられる
Delight JACCS CARD 1.0% QUICPay、Visaのタッチ決済、Mastercardコンタクトレス、JCBコンタクトレス ・「JACCSモール」の利用でポイントがお得に貯まる
・付帯保険が充実している
イオンカード(WAON一体型) 0.5% iD、WAON ・イオン系列店での利用時にはポイント還元率が2倍になる
・WAONでもApple Payに登録できる
リクルートカード 1.2% QUICPay、JCBコンタクトレス ・基本還元率が1.2%と非常に高い
・JCBであれば無料でETCカードが発行できる
三井住友カード(NL) 0.5% iD、Visaのタッチ決済、Mastercardコンタクトレス ・Apple Payの利用で対象のコンビニや飲食店でのポイント還元率が大幅にアップする
・メガバンク系列の会社が発行しているので高い信頼性と安全性がある
*1 PayPayアプリへの登録および独自のポイントアップシステム「PayPayステップ」の条件を達成した場合
お金のプロ
Apple Pay対応のクレジットカードを探している方はぜひ参考にしてください。

おすすめ1 PayPayカード

PayPaycard
メリット
カード番号の記載がなく安全性が高い
年会費が永年無料
デメリット
Apple Payに登録する際にはアプリやサイトから事前にカード情報を確認する必要がある
保険が付帯していない
こんな人におすすめ!
PayPayや関連サービスを利用する方
年会費(税込 無料
Apple Pay利用時に使用される電子マネー QUICPay、Visa、JCBのタッチ決済、Mastercardコンタクトレス
ポイント還元率 最大1.5%(ゴールドカードの場合は最大2.0%)*1
ポイントの使い道 ・PayPay加盟店やネットサービスでの支払い
・ポイント運用の資金に追加
ポイント還元率アップの方法 ・Yahoo!ショッピング・LOHACOの利用でポイント最大5.0%還元(PayPayポイントの付与にはYahoo! JAPAN IDとLINEアカウントの連携が必要)
国際ブランド Visa、Mastercard、JCB
付帯保険 なし

PayPayカードはPayPayカード株式会社が発行するクレジットカードです。

キャッシュレス決済システム「PayPay」と連携して利用できる他、Apple Payにも登録が可能です。

年会費や入会費は一切かからず、ポイント還元率が最大1.5%(ゴールドカードの場合は最大2.0%)*1と高い点が魅力です。

さらにインターネット通販サイトであるYahoo!ショッピングやLOHACOで利用すると、最大5.0%のPayPayポイントが還元されるのもうれしいポイントですよ。

ただしポイントの付与にはYahoo! JAPAN IDとLINEアカウントの連携が必須なので注意しましょう。

PayPayカードは券面にカード番号やセキュリティーコードなどが記載されていない「ナンバーレス」のクレジットカードです。

ナンバーレスのカードは情報を盗み見される心配がないので、安全性が高いという点も魅力ですね。

メモ
ナンバーレスのクレジットカードをApple Payに登録する場合には、iPhoneなどのカメラでスキャンしてカード情報を反映させることができないため、手入力で行います。PayPayカードをApple Payに登録する際には、事前にPayPayカードの公式アプリやサイトにログインして、「名前」「カード番号」「有効期限」「セキュリティーコード」を控えておきましょう。
Apple Payでもポイントが貯まるし、PayPayをよく利用するからPayPayカードを使ってみよう。

*1 PayPayアプリへの登録および独自のポイントアップシステム「PayPayステップ」の条件を達成した場合

おすすめ2 楽天カード

メリット
SPUのカウント対象サービス
加盟店で利用するとポイントを二重にゲットできる
ポイントの使い道が豊富
デメリット
ポイントを二重にゲットするためにはカードまたはアプリの画面を提示する必要がある
American ExpressブランドのカードはApple Payに登録不可
こんな人におすすめ!
楽天グループのサービスをよく利用している方
年会費(税込) 無料
Apple Pay利用時に使用される電子マネー QUICPay
ポイント還元率 1.0%
ポイントの使い道 ・クレジットカードの請求額の支払いに充当
・楽天グループのサービスでの支払い
・楽天ポイント加盟店での支払い
・楽天ふるさと納税の支払い
・ギフトカードに交換
・楽天証券でポイント運用 など
ポイント還元率アップの方法 SPUで楽天グループのサービスを利用するごとにポイント還元率アップ
国際ブランド Visa、Mastercard、JCB、American Express
※American ExpressではApple Payを利用できません
付帯保険 ・海外旅行傷害保険
・カード盗難保険

CMなどでおなじみの楽天カードは、楽天カード株式会社が発行するクレジットカードです。

年会費が無料であるにもかかわらずポイント還元率が1.0%と高く、ポイントが貯まりやすいのが特徴です。

さらに楽天カードは「SPU」のカウント対象のサービスでもあります。

SPUとは
スーパーポイントアップの略で、楽天グループの対象サービスを利用するごとに楽天市場でのポイント還元率がアップしていく仕組みのことです。楽天トラベルを利用すると+1倍、楽天モバイル契約者は最大+3倍といったように、ポイント還元率が加算されていき、最大16倍にまで上げることができます。なおSPUにはエントリーなどの手続きは必要なく、楽天グループのサービスを利用すると自動で適用されます。

楽天市場での買い物の際に楽天カードで決済すると、ポイント還元率を2倍にアップさせることができますよ。

楽天カードにはポイントカードとしての機能も付帯しており、楽天ポイントに加盟している店舗で利用すれば、楽天カードの利用分と提示分のポイントを二重にゲットすることが可能です。

ただし提示分のポイントをもらうためには、楽天カードの裏面または楽天カードアプリ内にあるバーコードを利用店舗でスキャンしてもらう必要があります。

Apple Payで決済する前に楽天カード、もしくは楽天カードアプリの画面を提示しないとポイントを二重にゲットすることができないので注意してくださいね。

なお楽天カードではVisa、Mastercard、JCB、American Expressの四つのなかからお好きな「国際ブランド」が選べます。

国際ブランドとは
日本だけではなく海外でもクレジットカードが利用できるように、国際的な決済システムを提供する企業またはそのサービスのことです。代表的なものにはVisa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、銀聯(ぎんれん)カード、Discover Cardなどがあります。

ただしApple Payに登録できるのはVisa、Mastercard、JCBの三つであり、American Expressを選んだ場合はApple Payに登録できないので注意しましょう。

お金のプロ
Apple Payの利用を検討している方は、楽天カード申込時にAmerican Express以外の国際ブランドを選んでくださいね。

おすすめ3 JCBカード W/JCBカード W plus L

メリット
優待サイトや優待店の利用でポイント還元率が最大21倍
Apple Payの利用で20%キャッシュバック(2023年9月30日まで)
デメリット
入会可能年齢が18~39歳と限定されている(利用は40歳以降も可能)
ポイントの使い方によってはポイント還元率が低くなる
こんな人におすすめ!
Amazonをはじめとするパートナー店を利用する方
18~39歳の方
年会費(税込) 無料
Apple Pay利用時に使用される電子マネー QUICPay、JCBコンタクトレス
ポイント還元率 0.2%(交換先によっては還元率最大10.5%)
ポイントの使い道 ・商品に交換
・商品券やオンラインギフト券に交換
・Amazonやスターバックスで利用
・クレジットカードの請求額の支払いに充当
・他社のポイントに交換
ポイント還元率アップの方法 ・優待サイト「Oki Doki ランド」の経由でポイントが最大20倍
・優待店の利用で最大21倍のポイントゲット
国際ブランド JCB
付帯保険 ・海外旅行傷害保険(最高2,000万円)
・海外ショッピングガード保険(最高100万円)

JCBカード WおよびJCBカード W plus Lは国内唯一の国際ブランドであるJCBが発行するプロパーカードです。

プロパーカードとは
国際ブランドやクレジットカード会社が独自で発行しているクレジットカードのことです。一方でプロパーカードを発行する会社と提携を結び、独自の特典やサービスを付帯したものを「提携カード」といいます。一般的にプロパーカードは提携カードよりもステータス性が高いといわれています。

入会対象は18~39歳に限定されていますが、利用は40歳以降も可能です。

ポイント還元率は0.2%と低めですが、JCBカード WJCBカード W plus Lの利用で貯まるOki Dokiポイントは1ポイント当たり最大5円の価値があるので、実質的なポイント還元率は1.0%です。

以下が1ポイント当たり5円相当になる交換先の一覧です。

【1ポイント=5円相当の交換先一覧】
  • ・nanacoポイント
  • ・ビックポイント、ビックネットポイント
  • ・セシールスマイルポイント

またJCBカード所有者だけが利用できる「Oki Doki ランド」という優待サイトを経由して買い物をすることでポイント還元率が最大20倍にアップします。

また以下のような提携サービスやパートナー店での利用時にも最大で21倍のポイントが付与されますよ。

【提携しているサービスやパートナー店とポイント倍率の例】
提携サービス名 ポイント倍率
スターバックス ・スターバックスカードへのオンライン入金・オートチャージ・・・・・・11倍
・ギフトカードの購入・・・・・・21倍
Amazon 4倍
セブン‐イレブン、ローソン、ミニストップ、デイリーヤマザキ 3倍
ビックカメラ、ジョーシン、コジマ 2倍
お金のプロ
他にもさまざまな提携サービスがあるので気になる方はこちらをチェックしてくださいね。

さらにJCBカード WJCBカード W plus Lでは、2023年9月30日までの期間限定でApple Payの利用金額のうち20%がキャッシュバック(最大3,000円)されるキャンペーンを開催中です。

非常にお得なキャンペーンなので、これを機にJCBカード W またはJCBカード W plus Lを申し込むと良いでしょう。

なおJCBカード W plus Lは女性向けの特典が充実しているクレジットカードです。

女性疾病保険に加入できたり、美容やファッションの優待や割引特典が受けられたりと女性にうれしい特典が付帯しています。

年会費やポイント還元率など基本的な内容はJCBカード W と同じなので、女性の方はJCBカード W plus Lを申し込むのをおすすめします。

おすすめ4 エポスカード

メリット
ポイントの使い道が豊富
使い方次第で無料でゴールドカードへ移行できる
デメリット
基本還元率が0.5%とやや低め
こんな人におすすめ!
ポイントを有効活用したい方
優待サービスや保険が充実しているカードを利用したい方
年会費(税込) 無料
Apple Pay利用時に使用される電子マネー QUICPay、Visaのタッチ決済
ポイント還元率 0.5%
ポイントの使い道 ・マルイの店舗・通販でのショッピング代の割引
・エポスVisaプリペイドカードに移行
・ネットでの買い物、固定費の支払い分を割引
・対象のオンラインショップの会計から割引
・商品券やギフト券に交換
・他社のマイルやポイントに移行
・オリジナルグッズに交換
・提携する支援団体に寄付
・ポイント運用の資金に追加
・年会費の支払い(プラチナカード限定)
ポイント還元率アップの方法 ・優待サイト「EPOSポイントUPサイト」の経由でポイントが最大30倍
・「選べるポイントアップショップ」に登録で三つまでのショップがポイント3倍(ゴールド・プラチナのみ)
・「エポトクプラザ」の加盟店で条件を達成するとポイントがアップしたり、代金が割引されたりする
国際ブランド Visa
付帯保険 海外旅行傷害保険(利用付帯)

エポスカードはファッションビルの「マルイ」で有名な丸井グループに属している株式会社エポスカードが発行する年会費がずっと無料のクレジットカードです。

基本還元率は0.5%と低めですが、エポスカード提供している優待サービスを利用することでポイント還元率をアップさせることができます

例えば「EPOSポイントUPサイト」というエポスカード会員が利用できるサイトを経由してネットショッピングをすることで、ポイント還元率を最大30倍にまで大幅アップさせることができます。

他にも「エポトクプラザ」に掲載されているお店やサービスを利用する際に、エポスカードで料金を支払うことでポイント還元率がアップしたり、利用代金が割引になったりしますよ。

エポトクプラザとは
エポスカードの優待サイトのことです。エポトクプラザに掲載されている店舗やサービスを利用すると、ポイント還元率がアップしたり、利用料金が割引になったりします。なお特典の内容や付与される条件は店舗やサービスによって異なるため、事前にエポトクプラザ公式サイトでチェックしておきましょう。
使い方次第で多くのポイントが還元されるんだね。

また携帯電話料金やガス代、電気代といった固定費の支払いでもポイントが貯まるので、エポスカードは生活費の支払いに向いているクレジットカードといえます。

さらにエポスカード利用で貯めたポイントはさまざまな用途で活用できます

ネットショッピングの支払いに利用したり、ギフト券に交換したりする一般的な使い方の他に、アニメやゲーム、野球チームなどさまざまなジャンルとコラボしたオリジナルグッズとの交換や、ポイント投資などの使い方もできます。

特におすすめなのは「エポスVisaプリペイドカード」にチャージする方法です。

エポスVisaプリペイドカードでは、200円利用するごとに1円がキャッシュバックされます。

つまり、貯まったポイントをチャージした後もポイントをゲットすることができるのです。

またエポスカードでは一定の条件をクリアするとゴールドカードへの招待(インビテーション)が届きます

招待を受けると無料でゴールドカードにアップグレードでき、ポイント還元率が上がる他、ポイントの有効期限が無期限になる、空港ラウンジが無料で利用できるなどのお得な特典も付帯されます。

メモ
ステータス性の高いゴールドカードを持つ場合、通常は年会費が発生します。エポスカードでは招待を受けずにゴールドカード会員になった場合、毎年5,000円の年会費が発生します。なおインビテーションが届く条件は公表されていませんが、ゴールドカードまでの道のりはエポスアプリで確認できます。
お金のプロ
Apple Payに登録してさまざまな支払いをエポスカードで決済すれば、ゴールドカードへの招待が届きやすくなるでしょう。

おすすめ5 Delight JACCS CARD

メリット
優待サイト「JACCSモール」経由で「Jデポ」がお得に貯まる
カードに付帯する保険が充実している
デメリット
ポイントを利用するには1,500ポイントが必要
こんな人におすすめ!
クレジットカードをコンスタントに使える方
年会費(税込) 無料
Apple Pay利用時に使用される電子マネー QUICPay、Visaのタッチ決済、Mastercardコンタクトレス、JCBコンタクトレス
ポイント還元率 1.0%
ポイントの使い道 ・カード請求額の支払い(Jデポ経由)
・ANAマイルに交換
・ポイント積立投資の原資に引き換える
ポイント還元率アップの方法 ・優待サイト「JACCSモール」の経由で最大12.0%の「Jデポ」ゲット
・リボ払いで基本ポイント還元率が1.5%にアップ
国際ブランド Mastercard
付帯保険 ・海外旅行傷害保険
・国内旅行傷害保険
・カード盗難保険
・ネットあんしんサービス

Delight JACCS CARD(ディライトジャックスカード)は、株式会社ジャックスが発行する年会費や入会費が一切かからないクレジットカードです。

家族カードやETCカードも無料で発行できますよ。

また基本還元率が1.0%と高めに設定されているので、比較的ポイントを貯めやすいカードといえます。

貯まったポイントは「Jデポ」を経由することでカード請求額を支払ったり、ANAマイルに交換したり、ポイント積立投資の原資に引き換えたりすることができます。

Jデポとは
ジャックスデポジットの略で、カード利用代金からJデポ分が自動で差し引かれる値引きシステムのことです。貯まったポイントをJデポに交換すると、カードを利用した際にJデポ分を差し引いた金額が請求されます。なお請求された順に差し引かれるため、Jデポを利用する対象を選ぶことはできません。

ポイントの有効期限は獲得月から2年間であり、どの使い道でも1,500ポイント単位で利用が可能です。

普段あまりクレジットカード決済をしない方は利用可能なポイントが貯まらず失効してしまう恐れがあるため、Delight JACCS CARDクレジットカードをコンスタントに使える方に向いているといえるでしょう。

Delight JACCS CARDのポイント還元率は1.0%だから、1,500ポイントを貯めるには15万円利用しないといけないのか……。
お金のプロ
基本は1.0%ですが、ポイント還元率をアップさせる方法はいくつかありますよ。

ジャックスカード会員だけが利用できる「JACCSモール」というサイトを経由して買い物をすることで、最大12%のJデポがゲットできます

貯まったポイントをカード請求額の支払いで利用したい方は必見ですね。

JACCSモールには楽天市場やニッセンオンラインなどの通販サイトの他、さとふるやふるなびなどのふるさと納税サイト、JTBやじゃらんnetなどの旅行・宿泊の予約サイトなど、多種多様なサービスが掲載されていますよ。

他にも「リボ払い」を利用することで基本ポイント還元率を1.5%にアップさせる方法もあります。

リボ払いとは
リボルビング払いの略で、月々の返済金額を一定にできる支払い方法です。いくら使っても毎月決まった金額しか請求されませんが、月々の支払額を低く設定したり大金を使ったりすると、返済期間が延びるのでその分手数料も膨れ上がっていきます。利用する際には十分に検討するようにしましょう。

またDelight JACCS CARDには国内外の旅行傷害保険の他、カード盗難保険や「ネットあんしんサービス」など、さまざまな保険が付帯しています

ネットあんしんサービスとは
株式会社ジャックスが提供しているサービスで、インターネットで不正利用され、身に覚えがない請求が届いた際に、90日間までさかのぼって損害を補償してくれます。

付帯保険が充実している点も大きなメリットといえますね。

おすすめ6 イオンカード(WAON一体型)

メリット
イオン系列店のポイント還元率が2倍
WAONでもApple Payに登録が可能
デメリット
イオン系列店を利用しない方にはメリットが少ない
こんな人におすすめ!
イオン系列店をよく利用する方
WAONユーザーの方
年会費(税込) 無料
Apple Pay利用時に使用される電子マネー iD、WAON
ポイント還元率 0.5%
ポイントの使い道 ・WAON POINT加盟店での支払い
・商品やギフト券などと交換
ポイント還元率アップの方法 ・イオングループの店舗での支払いで2倍
・イオンカードポイントモール経由でのネットショッピングで還元率アップ
国際ブランド Visa、Mastercard、JCB
※カードの種類によっては一部の国際ブランドが選べない場合がある
付帯保険 ・ショッピングセーフティー保険(年間50万円まで)
・クレジットカード盗難補償 など
※カードの種類によって異なる

イオンカードはイオンフィナンシャルサービス株式会社が発行する年会費無料のクレジットカードです。

一般的なクレジットカードであるイオンカード(WAON一体型)の他、キャッシュカード・クレジットカード・電子マネー(WAON)の三つの機能が備わっているイオンカードセレクトや、イオンシネマの映画料金が割引になるTGC CARDなど、さまざまな種類のカードを展開しています。

TGC CARDのイオンシネマ特典については、以下の点を確認しておきましょう。

注意
・沖縄・鹿児島・宮崎・山陰・奈良などご利用できない地域がございます。イオン商業施設内の他社映画館は対象外です。
・イオンシネマ/シアタス以外の映画館および、「割引対象外」表示がある特別興行などではご利用いただけません。
・2023年10月1日(日)までに「特別鑑賞シネマチケット」 1,000円(税込)を12枚以上購入されているカード会員さまは、次回登録日まで同単価のチケットは追加購入いただけません。(例)2月1日に初回登録した場合、翌年2月1日に年間購入枚数の累積がリセットされます。
・対象カード会員さまが「暮らしのマネーサイト」専用販売サイトにて、イオンシネマで利用可能なシネマチケット(前売券)を優待料金で購入いただける特典です。劇場での直接購入は一般料金からの「イオンカード割引き」が適用されますのでご注意ください。
・「暮らしのマネーサイト」ログインには、イオンスクエアメンバーIDのご登録(無料)が必要となります。
・利用対象興行の3D/4D/IMAXなどの特殊スクリーンやアップグレードシートなどの特別席は、座席指定時に追加料金でご利用いただけます。
・シネマチケットの購入は「本人認証(3Dセキュア)」登録済みのイオンカードセレクト(ミニオンズ)、イオンカード(ミニオンズ)、TGC CARDのクレジット払いに限らせていただきます。
・本特典はイオンエンターテイメント(株)が提供いたします。販売画面の記載事項も合わせてご確認ください。
・転売・換金目的の利用が発覚した場合、本特典の利用を停止する場合がございます。
・本特典の内容が変更になる場合や予告なく終了となる場合がございます。

カードの種類によって付帯する特典や保険、国際ブランドなどが異なるので、ご自身の希望に合ったものを選びましょう。

また電子マネーのWAONに対応しているイオンカード(WAON一体型)であれば、Apple PayにクレジットカードではなくWAONを登録することも可能です。

イオンカード(WAON一体型)の還元率は0.5%と高くはありませんが、イオン系列の店舗を利用する際には2倍のポイントが付与されます

毎月20日と30日に実施される「お客さま感謝デー」では、利用代金から5%の割引をされるなどの特典がありますよ。

またイオンカードセレクトであれば、WAONをオートチャージした際にポイントが貯まります

WAON利用時のポイントと合わせて二重にポイントをゲットできるので、イオンカードセレクトはWAONユーザーに特におすすめです。

お金のプロ
イオンカード(WAON一体型)はイオン系列店をよく利用する方や、WAONユーザーに向いていますよ。

おすすめ7 リクルートカード

メリット
ポイント還元率が1.2%と年会費無料のカードのなかでは高い
電子マネーのチャージ分にもポイントが付与される
デメリット
ETCカード発行時に手数料が発生する(Visa、Mastercard)
こんな人におすすめ!
dポイントやPontaポイントを利用する方
ホットペッパービューティー、ホットペッパーグルメ、じゃらんnetなどのサービスを利用する方
年会費(税込) 無料
Apple Pay利用時に使用される電子マネー QUICPay、JCBコンタクトレス
ポイント還元率 1.2%
ポイントの使い道 ・リクルート運営、参画サービスでの支払いに利用
・Pontaポイントやdポイントに交換
ポイント還元率アップの方法 リクルート系列のサービス利用時にポイント還元率がアップ
国際ブランド Visa、Mastercard、JCB
付帯保険 ・ショッピング保険
・海外旅行傷害保険
・国内の旅行傷害保険

リクルートカードは株式会社リクルートが提供するクレジットカードです。

Visa、Mastercardは三菱UFJニコス株式会社が発行し、JCBは株式会社ジェーシービーが発行しています。

ポイントの基本還元率が1.2%と高く、年会費無料のカードのなかではトップクラスだといえます。

Apple Payに登録しておけばさまざまなサービスで高い還元が受けられるのでお得ですよ。

リクルートカードでは月間利用金額の合計に対してポイントが付与されます

端数を切り捨てられる心配がないのはうれしいポイントですよね。

さらに、ホットペッパーグルメやポンパレモール、じゃらんなどのリクルート系列のサービス利用時には通常よりもお得にポイントをゲットできますよ。

メモ
ホットペッパーグルメではネット予約・来店で人数×50ポイントが付与され、ポンパレモールでのショッピングでは還元率4.2%以上、じゃらんnetでの宿泊予約では還元率3.2%にアップします。

またリクルートカード一部の公共料金や携帯電話などの支払いでもポイントが還元されるので、生活費の支払いに利用すると効率良くポイントが貯められるでしょう。

お金のプロ
リクルートカードはポイント還元率を重視している方に向いていますね。

なおリクルートカードではETCカード発行時に1,100円(税込)の手数料が発生しますが、国際ブランドをJCBにすると手数料が免除されます。

ETCカードが必要な方はJCBがおすすめですよ。

おすすめ8 三井住友カード(NL)

メリット
年会費無料でプロパーカードが使える
Apple Payからの利用で対象のコンビニや飲食店でのポイント還元率が7.0%に大幅アップする
デメリット
基本のポイント還元率が0.5%とやや低め
こんな人におすすめ!
安全性を重視している方
セブン‐イレブン、ローソン、マクドナルドなどを利用する方
年会費(税込) 無料
Apple Pay利用時に使用される電子マネー iD、Visaのタッチ決済、Mastercardコンタクトレス
ポイント還元率 0.5%
ポイントの使い道 ・景品やギフトカードに交換
・マイルに交換
・他社ポイントに交換
ポイント還元率アップの方法 対象のコンビニ・飲食店の代金をApple Pay経由でVisaのタッチ決済またはMastercardコンタクトレスで支払うと、ポイント還元率が7.0%にアップ
国際ブランド Visa、Mastercard
付帯保険 海外旅行傷害保険

三井住友カード(NL)は、日本を代表する「メガバンク」である三井住友銀行のグループ会社が発行する年会費がずっと無料のプロパーカードです。

メガバンクとは
特に資金が多く、収益規模も大きい銀行および銀行グループのことです。倒産するリスクが低く、また多くの支店を持っているため使い勝手が良い点がメリットとして挙げられます。なお日本では三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行が三大メガバンクと呼ばれています。

「NL」はナンバーレスの略であり、三井住友カード(NL)の券面にはカード番号や有効期限、セキュリティーコードなどが印字されていません。

決済時などにカード情報を盗み見されるリスクがないため、安心して利用できますよ。

メモ
カード番号や有効期限は三井住友カード会員向けのサービス「Vpass(PC用)」または「Vpassアプリ(スマホ用)」で確認できます。

三井住友カード(NL)は企業としての信頼と、プロパーカードのステータス、ナンバーレスカードだからこそのセキュリティーの高さなどから、非常に安心して利用できるクレジットカードといえますね。

通常時のポイント還元率は0.5%とやや低めですが、セブン‐イレブン、ローソン、マクドナルドなどでの利用時には5.0%にアップします。

さらに、支払時にApple Pay経由でVisaのタッチ決済またはMastercardコンタクトレスを利用すると2.0%が上乗せされ、合計7.0%にまで大幅アップします。

注意
iDでの決済はポイントアップの対象ではありません。ポイント還元率は通常どおり0.5%なので注意しましょう。
お金のプロ
普段からセブン‐イレブンやローソン、マクドナルドなどを利用している方はぜひ持っておきたいカードですね。

3.Apple Payにクレジットカードを登録するメリット

Apple Payにクレジットカードを登録するメリットってなんだろう?

このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

Apple Payにクレジットカードを登録すると、以下のようなメリットが得られます。

【Apple Payにクレジットカードを登録するメリット】
お金のプロ
それぞれ詳しく解説していきますよ。

メリット1 スマホをかざすだけでカード決済ができる

クレジットカードをApple Payに登録すると、会計時にスマホをかざすだけでカード決済ができます。

財布からクレジットカードを取り出したり、端末に差し込んだりする手間がないので会計がスムーズですよ。

またApple PayはSuicaやPASMO、ICOCAといった交通系ICカードにも対応しています。

Apple Payにクレジットカードを登録しておけば、その場で交通系ICカードのチャージができるので、残金が足りずに改札で足止めされるという心配がありませんよ。

メリット2 アプリやネットショッピングなどでも使える

Apple Payは店頭や交通機関以外に、アプリやネットショッピングなどでも利用できます

アプリ内やサイト上などに、Apple Payマークが記載されているサービスであれば、Apple Payで代金を支払うことができますよ。

Appleの公式オンラインショップの他、アゴダやじゃらんnetといった宿泊予約サイト、Uber Eats(ウーバーイーツ)やWolt(ウォルト)などのフードデリバリーに、マクドナルドやモスバーガーといったファストフード店でのオンライン決済でも利用できます。

支払い方法も簡単で、決済画面でApple Payを選択するとFace IDまたはTouch IDの認証を求められるので、案内に従って認証を行うだけで完了します。

カード番号やセキュリティーコードを入力する必要がないので、スムーズに買い物ができますよ。

決済時にカード情報を入力しなくて良いのはうれしいな。

メリット3 セキュリティー面も安心できる

Apple Payで簡単に決済ができるみたいだけど、セキュリティー面は大丈夫なの?

このような不安をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

Apple Payは手軽に使えるだけでなく、セキュリティー面でも安心できます。

Apple Payでは決済時、デバイス固有の番号と独自の取引コードを使用します。

そのため決済時に使用したクレジットカードの番号は、デバイス上はもちろんAppleのサーバーにも一切残りません

店舗側も同様に、カード番号を共有することなく取引が完了するので、大事な情報が外部に漏れるリスクもありません。

また個人を特定できるような決済情報も保存されないため、プライバシー面でも安心です。

万一iPhoneを紛失したり、盗難に遭ったりした場合でもPCなどから遠隔でクレジットカードの利用を停止したり削除したりすることができますよ。

お金のプロ
手軽さだけではなく、セキュリティー面でも安心できるのは大きなメリットですよね。

メリット4 クレジットカードのポイント還元を受けられる

Apple Payによる支払いであっても、クレジットカードのポイント還元は通常どおり受けられます

Apple Payが使用できるお店やサービスは非常に多く、端末をかざすだけで支払いができます。

普段は少額の支払いではカード決済をしないという方でも、Apple Payでなら電子マネーのような感覚で気軽に支払えるのではないでしょうか。

少額でもこまめにカード決済をすることで、少しずつポイントが貯まっていきますよ。

なおApple Payでの支払いであっても、還元率アップの得点など、クレジットカード独自の特典をゲットすることができますよ。

例えばイオンカード(WAON一体型)にはイオン系列店を利用した際にポイント還元率が2倍にアップする特典がありますが、Apple Payによる支払いであってもこの特典は適用されます。

クレジットカードの特典が通常どおりもらえるなら、プラスチックのカードで決済するよりApple Pay経由で決済した方がスムーズに支払えて便利そうだね。

4.Apple Payにクレジットカードを登録して使う際の注意点

Apple Payにクレジットカードを登録して利用する際、デメリットはないのかな?

Apple Payにクレジットカードをひも付けて使うときに、気を付けることがあるのなら利用前に確認しておきたいものですよね。

この章ではApple Payにクレジットカードを登録して使う際に知っておくべき注意点を四つご紹介します。

【Apple Payにクレジットカードを登録して使う際の注意点】
お金のプロ
Apple Payの注意点をきちんと把握しておき、後悔しないようにしましょう。

注意点1 Apple Pay対応のクレジットカードしか登録できない

クレジットカードを登録することで支払いがスムーズになるApple Payですが、全てのクレジットカードを登録できるわけではありません

基本的にはiD、QUICPay、Suica、PASMO、ICOCA、nanaco、WAON、タッチ決済に対応しているカードであれば登録が可能ですが、例外もあるため要注意です。

お金のプロ
事前にApple Pay公式サイトで登録可能なクレジットカードを調べておきましょう。

またApple Payの利用時に使用される電子マネーはクレジットカードによって異なるという点にも注意が必要です。

例えばPayPayカードではQUICPayが使用されますが、イオンカード(WAON一体型)ではiDもしくはWAONが使用されます。

iDはiD対応のサービスでしか利用できませんし、QUICPayも同様にQUICPayに対応するサービスでしか利用できません。

ご自身が普段から利用しているお店やサービスで、どの電子マネーが使えるのか事前にチェックしておき、対応するクレジットカードを申し込むことをおすすめします。

以下は本記事でご紹介したクレジットカードから、Apple Pay利用時に使用される電子マネーをまとめた表です。

【Apple Pay利用時に使用される電子マネー】
カード名 使用される電子マネー
PayPayカード QUICPay、Visaのタッチ決済、Mastercardコンタクトレス、JCBコンタクトレス
楽天カード QUICPay
JCBカード WJCBカード W plus L QUICPay、JCBコンタクトレス
エポスカード QUICPay、Visaのタッチ決済
Delight JACCS CARD QUICPay、Visaのタッチ決済、Mastercardコンタクトレス、JCBコンタクトレス
イオンカード(WAON一体型) iD、WAON
リクルートカード QUICPay、JCBコンタクトレス
三井住友カード(NL) iD、Visaのタッチ決済、Mastercardコンタクトレス
メモ
Visaのタッチ決済、Mastercardコンタクトレス、JCBコンタクトレスは、それぞれ国際ブランドにVisa、Mastercard、JCBを選ぶことで使用できます。
お金のプロ
利便性を重視するなら複数の電子マネーに対応しているクレジットカードを選ぶと良いでしょう。

注意点2 全てのApple製デバイスで利用できるわけではない

Apple製デバイスのなかにはApple Payが利用できないものもあります

Apple Payは登録時や利用時など、あらゆる場面でFace IDやTouch IDといった生体認証を行います。

そのため、Face IDやTouch IDに対応していないデバイスではApple Payを利用できないのです。

お金のプロ
iPhoneであれば6以降、iPadであれば第5世代以降、Apple WatchであればSeries1以降がApple Payに対応しています。

注意
iPhone 5sもTouch IDに対応していますが、Apple Payは利用できません。

Apple製デバイスであれば無条件でApple Payが使えるわけではないので注意しましょう。

注意点3 13歳未満は利用できない

年齢制限があり、13歳未満はApple Payにクレジットカードを登録できません

Suicaやnanacoといったプリペイド方式(現金をチャージして使えるタイプ)のものであれば13歳未満でも利用できますが、クレジットカードは利用できないので注意しましょう。

なお年齢確認はApple IDでiCloudにサインインをする際に実施されるため、家族が代理で登録するということもできません

注意点4 システム障害/通信障害が原因で登録できないケースがある

Appleやカード会社側でシステム障害があったり、通信障害などで電波状況が悪かったりする場合は、Apple Payにクレジットカードが登録できないケースがあります。

システム障害の場合はシステムが復旧してから再度登録し、通信障害がある場合は電波状況が安定している場所で登録するようにしましょう。

お金のプロ
電車内や車内などの移動中は電波状況が悪くなる可能性があるので、できるだけ一定の場所で登録するのをおすすめします。

5.Apple Payとクレジットカードをひも付ける手順

Apple Payとクレジットカードをひも付ける方法を知りたいな。

Apple Payを使いたいと思っても、クレジットカードとのひも付け方が分からないとなかなか利用には踏み切れませんよね。

この章ではApple Payとクレジットカードをひも付ける四つの手順を分かりやすくご紹介します。

【Apple Payとクレジットカードをひも付ける手順】
お金のプロ
Apple PayはiPadやApple Watchなどでも利用できますが、本記事ではiPhoneとひも付ける方法を解説しますよ。

STEP1 「ウォレット」アプリを開く

まずはiPhone内にある「ウォレット」アプリを起動しましょう。

ウォレットアプリはiPhoneの標準アプリなので、通常はダウンロードの必要がありません。

見つからない場合は、他のアプリに埋もれて隠れてたり、非表示になっていたり、機能制限がかけられていたりするケースが考えられるので、以下の方法で見つけましょう。

【状況別ウォレットアプリの見つけ方】
状況 解決方法
他のアプリに埋もれて隠れている ①ホーム画面の中央に指を置き、下方向にスワイプ
②iPhone内の検索画面が出てくるので「ウォレット」と入力
③出てきたウォレットアプリのアイコンをタップ
非表示にしている Apple Storeから再ダウンロード
機能制限がかけられている ①設定アプリを開き、スクリーンタイム→コンテンツとプライバシーの制限→許可されたAppの順番にタップ
②ウォレットのスイッチをオン(緑色)にする

STEP2 追加ボタンをタップする

ウォレットアプリを起動できたら、画面右上にある「+」(追加ボタン)をタップします。

画面が切り替わり、ウォレットに追加したいカードの種類を問われるので「クレジットカードなど」をタップしましょう。

その後、個人情報の管理方法についての案内が表示されるので、問題がなければ「続ける」をタップします。

STEP3 クレジットカードを追加する

カメラが起動するので、ひも付けたいクレジットカードのカード番号や有効期限などの情報が記載されている面をカメラに写します

お金のプロ
カメラで写せば自動でカード情報が読み取られるので、入力する手間がかかりませんよ。

注意
PayPayカード三井住友カード(NL)といったナンバーレスタイプのクレジットカードの場合はカメラでカード情報の読み取りができません。画面下部にある「カード情報を手動で入力」をタップして手入力しましょう。

カード情報の読み取り後、セキュリティーコードの入力を求められます。

なお、セキュリティーコードはカメラで読み取ることができないので手入力が必須です。

セキュリティーコードを入力し終えると利用規約が表示されるので、一通り読んだら「同意」をタップしましょう。

STEP4 登録完了

利用規約に同意すると、クレジットカードの発行元が顧客情報を確認します。

この際に発行元によっては、補足情報の提示を求められたり、専用アプリのダウンロードを求められたりする場合があります。

発行元にApple Payでのクレジットカードの使用が承認されたら、Apple Payが利用できますよ。

お金のプロ
クレジットカードを複数枚登録したい場合も、同様の手順で行いましょう。

メモ
クレジットカードを複数枚登録した場合、最初に登録したクレジットカードがメインカードに設定されます。Apple Payの支払時には自動でメインカードが利用されるので、他のカードを使いたい場合は事前にウォレットアプリを開いて選択しなおしておきましょう。なお、メインカードは設定アプリ内にある「ウォレットとApple Pay」からいつでも変更が可能です。

6.まとめ

Apple Payは、iPhoneやApple WatchなどのApple製のデバイスで利用できる非接触型の決済サービスです。

クレジットカードとひも付けておけば、会計時にスマホをかざすだけでカード決済ができるので、会計をスムーズに済ませたい方やプラスチックのカードを持ち歩きたくない方などに向いています。

またクレジットカードを提示せずに買い物ができるので、カード情報を盗み見されるリスクを軽減できるという点もメリットといえるでしょう。

Apple Pay経由での支払いであっても、通常どおりクレジットカードのポイント還元を受けることができるため、ポイントを貯めている方にもおすすめです。

Apple Payにクレジットカードを追加する際は、デバイス内にある「ウォレット」というアプリを利用して簡単に登録できますよ。

なお全てのクレジットカードがApple Payに対応しているわけではありません

Apple Payでの利用を目的としているなら、必ず対応しているカードを選びましょう

お金のプロ
本記事でご紹介している八つのクレジットカードは全てApple Payに対応しています。なお迷ってしまった方は、以下の3枚から選ぶのがおすすめですよ。

【Apple Pay対応のクレジットカードおすすめ3選】
※横にスクロールできます
カード名 券面 年会費 ポイント還元率 特徴
PayPayカード
永年無料 最大1.5%(ゴールドカードの場合は最大2.0%)*1 ・PayPayに直接チャージができる唯一のクレジットカード
楽天カード
永年無料 1.0% ・ポイントの使い道が豊富
・加盟店で利用することでポイントが二重にゲットできる
JCBカード W
JCBカード W plus L
永年無料 0.2%(交換先によっては還元率最大10.5%) ・使い方次第で1ポイントあたり5円で利用できる
・JCB CARD W plus Lは女性にうれしい特典が満載
*1 PayPayアプリへの登録および独自のポイントアップシステム「PayPayステップ」の条件を達成した場合