実際に株を買いたいなあと思ってはいるものの、
「一体何から始めたらいいのか分からない……」
「口座開設まではしたけど、実際どうやって株を買えばいいのか正直分からない……」
という人もいるのではないでしょうか?
この記事では口座開設から株を買うまでの具体的な流れ、そして株価やチャート、ポートフォリオの見方まで、初級者から中級者の方に必要な知識を徹底解説いたします!
- ・松井証券:1日の約定金額が50万円以下なら手数料が無料でお得!
- ・SBI証券:初級者~上級者も愛用!手数料格安で国内株式個人取引シェアNo.1
- ・楽天証券:楽天ポイントが貯まる・使える!手数料もお得で楽天ユーザーにはぴったり
- ・SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券):取引額にかかわらず最安値基準の手数料!今なら新規口座開設で2か月手数料0円
- ・DMM株:10万円以下の取引手数料が業界最低基準!少額取引から始めたいならおすすめ
1.株の買い方の流れが分かる!全4ステップ
「株を買うためには、実際何から始めたらいいの?」
という風に株を購入する全体の流れが気になっている方も多いでしょう。
株を購入するために必要な作業は、大きく分けると「証券口座の開設」「証券口座へ資金を入金」「買う株の銘柄を検討」「実際に株を購入」の4ステップです。
「すでに口座を開設していて銘柄の検討方法から知りたい!」という方は、こちらからお読みください。
2.【ステップ1】証券口座の開設
株式投資を始めるには証券口座の開設が必要となります。
初めて株を買う人の多くが最初につまずくポイントではないでしょうか。
2-1.口座を開設する証券会社を選ぶ
まずはどの証券会社で口座開設をするか決めましょう。
基本的にはネット証券会社がおすすめですが、大きな規模の投資を考えている場合は総合証券会社の口座を持っているとプロのアドバイスを受けられて安心です。
それではネット証券会社と総合証券会社では何が違うのか、それぞれの特徴を確認していきましょう。
※表は左右にスクロールできます。
実店舗 | 口座開設方法 | 取引手数料 | 取引金額 | 投資への アドバイス |
|
---|---|---|---|---|---|
ネット証券会社 | なし | オンライン | 比較的安め | 少額からでも 可能 |
なし |
総合証券会社 | 有り | オンライン 店舗で直接申込 |
比較的高め | 比較的高額 | 有り |
ネット証券会社と総合証券会社の最も大きな違いは「取引手数料」です。
数十万円~数百万円など、比較的小規模な投資金額であれば取引手数料がお手頃なネット証券会社の口座がおすすめです。
ネット証券のSBI証券と総合証券の野村証券では手数料に大きな差があることが分かりますね。
- ・松井証券:1日の約定金額が50万円以下なら手数料が無料でお得!
- ・SBI証券:初級者~上級者も愛用!手数料格安で国内株式個人取引シェアNo.1
- ・楽天証券:楽天ポイントが貯まる・使える!手数料もお得で楽天ユーザーにはぴったり
- ・SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券):取引額にかかわらず最安値基準の手数料!今なら新規口座開設で2か月手数料0円
- ・DMM株:10万円以下の取引手数料が業界最低基準!少額取引から始めたいならおすすめ
2-2.開設する口座の種類を決める
株で得られた利益に課せられる税金をどのように納めるかによって、証券口座は3つの種類に分類されています。
-
・一般口座……自分で税金を計算して確定申告しなければならない口座。
・特定口座(源泉徴収なし)……証券会社が1年の取引の損益を計算してくれる口座。確定申告や納税は自分でしなければならない。
・特定口座(源泉徴収あり)……証券会社が1年の損益を計算してくれる上、税金を源泉徴収しておさめてくれる口座。
株をはじめ、投資で得られた利益にかかる税金の計算は複雑な仕組みとなっています。
しかし、源泉徴収ありの特定口座を利用すれば税に関する面倒な手続きを証券会社が代わりにやってくれるのです。
例えば東京都港区では、株式投資を行っている場合の住民税の申告方法について専用のページが用意されています。
多くの自治体では郵送で申告できますが、自治体によって対応方法が異なる可能性があるため、詳しくはお住まいの自治体のホームページを確認してみましょう。
2-3.必要書類を準備して開設申し込み
証券会社と証券口座の種類まで決まったら、あとは必要な書類を準備して開設の申し込みをするだけです。
例えば先ほどもご紹介したSBI証券だと、マイナンバーカードを持っている人はマイナンバーカード1点、持っていない人は通知カードと本人確認書類の2点で口座開設が可能です。
また、ネット証券会社も総合証券会社もオンライン上で口座開設の申し込みをすることが可能なため、必要書類は撮影してアップロードするだけでOKです。
一般的な銀行口座の開設とは異なり、証券会社の口座開設はオンライン上で完結させることができるのが嬉しいポイントですね。
申し込みを終え、証券会社の審査が完了すると口座開設のお知らせが届きます。
3.【ステップ2】証券口座へ資金を入金
証券口座が開設できたら株式投資に使う資金を準備して口座へ入金しましょう。
3-1.投資資金を準備
まずは株式投資に利用する資金を準備しましょう。
銘柄や購入する数によって株式投資に必要な金額は大きく異なります。
5万~10万円程度あればさまざまな銘柄を選ぶことができるので、株を初めて購入する方は無理のない範囲で始めましょう。
3-2.WEBや銀行から投資資金を振り込み
資金を用意できたら証券口座に入金しましょう。
入金方法の詳細は証券会社によって異なりますが、多くの会社で「ネットバンキング」「通常の銀行振り込み」は利用できます。
特に日頃ネットバンキングを利用している方なら、ちょっとした空き時間に入金することができて便利ですよね。
例えば、ネット証券会社大手のSBI証券は以下の主要金融機関から無料でネット振り込みすることができます。
4.【ステップ3】最重要!どの銘柄を買うか検討
株を買うまでの最も重要なステップは、「どの銘柄を買うか」という検討段階です。
率直にお伝えすると、株式投資に「どの銘柄をいつ買うべきだ!」という正解はありません。
しかし、「株価」「チャート」「ポートフォリオ」の見方が理解できれば銘柄を選定する際の大きな検討材料になるでしょう。
これからは、株を購入する前に必見の3つのポイントについて丁寧に解説していきます。
4-1.購入前に必見!①株価
購入銘柄を検討する際、最初に注目するべきなのが株価です。
株価はYahoo!ファイナンスなどの株価情報を公開しているサイトや、開設した証券会社のホームページから確認することができます。
例えばSBI証券の場合、PCから見た場合のマイページは以下のようになっています。
上部と左側にある「検索」欄に企業名を入力するだけで、気になる銘柄の株価を簡単に知ることができます。
例えば、「楽天」を検索したとすると以下の画面が表示されます。
※上記画像は2020年4月1日時点での終値です。
左上に「現在値」と記載されいてるのがいわゆる「株価」です。
一般的に株は100株単位で取引されます。
「株価」は1株当たりの値段を指しているため、「株価」を100倍した値段が購入に必要な最低金額ということになります。
まずは株価の値をチェックして自己資金の範囲内で買える銘柄かどうかを確認しましょう。
その他、株価に関連する用語の意味を下にまとめています。
-
・始値……その日初めて取引された時点での株価
・高値……その日最も株価が高くなった時点の値
・安値……その日最も株価が安くなった時点の値
・前日終値……前日最後に取引された時点での株価
・出来高……その日売買された株数の合計
・売買代金……その日売買された取引の合計代金
4-2.購入前に必見!②チャート
購入銘柄を検討する際、株価の次に調べるべきなのがチャートです。
株価は1日単位の終値を知っておけばいいというものではありません。
株価の動向をチャートで視覚的に確認し、短期的・長期的な値動きを把握することは非常に重要です。
さきほどの楽天を例にとって、チャートの見方を具体的にご説明していきましょう。
右側に表示されているグラフが「チャート」です。
ただし、これは簡易的な仕様となっているため、「詳細チャートへ」をクリックしてさらに細かく銘柄の動向を確認してみましょう。
まず、最も重要な指標である、青い箱と赤い箱で示された上部のグラフについてご説明しましょう。
4-2-1.ローソク足の基本的な見方
このグラフは「ローソク足」といって、チャートにおいて最も基本的なスタイルです。
ローソク足では株価の値上がりや値下がりの詳細を分かりやすく図示することができるため、値動きの詳細がどうなっているかを把握する目的で最も使われる形式です。
その日の始値より終値が高ければ赤い箱、終値が低ければ青い箱で示されます。
つまり、一目で株価が上がったか下がったか分かるようになっているんですね。
また、瞬間的に最も高くなったり安くなったりした一時的な価である「高値」と「安値」は線で表示されます。
一方、その期間の取引が始まったり終わったりしたときに決定した値である「始値」と「終値」は箱で示されています。
ローソクを集計する期間が1日単位であれば「日足」、1週間単位であれば「週足」、1ヶ月単位であれば「月足」などと呼ばれます。
まずは「日足」で1日単位の値動きを把握できるようになりましょう。
しかし、ローソク足だけでは株価の大きな流れを一目で捉えることには難しいと言えるでしょう。
4-2-2.単純移動平均線の読み方
単純移動平均線とは、一定期間の終値の平均を算出して繋いだグラフのことです。
単純移動平均線をローソク足に重ねてみると、「①現在の株価が一定期間の平均値と比べて高いのか低いのか」、「②株価の流れ(上昇・下落)はどうなっているのか」をシンプルに把握することが可能です。
先ほどの「楽天」のローソク足に単純移動平均線を実際に重ねてみましょう。
イメージしやすいよう、単純移動平均線が計算される過程を簡単にご説明しましょう。
-
・2020年3月5日の位置には3月1日~5日間の終値の平均値が記されます。
・3月6日の位置には、3月2日~6日の5日間の平均値が同様にマークされます。
・3月7日以降も同様に過去5日間の平均値が計算されていきます。
それらの点を繋いで出来たものが5日単位の単純移動平均線です。
つまり、高値や安値にとらわれることなく、終値の平均値の推移を視覚的にチェックできるのが単純移動平均線のメリットなのです。
先ほどの楽天の例をもう一度確認してみましょう。
25日単位や50日単位の移動平均線に比べて、5日単位の移動平均線は3月下旬に大きく落ち込んでいることが分かります。
これは、5日単位の移動平均線の方が短期的な株価の値動きに敏感に反応することができるからです。
一方、25日単位や50日単位の移動平均線を重ねることで、目先の動きに囚われず長期的な値動きとも比較することが可能です。
例えばこの図ではローソク足が移動平均線よりも下に位置していますが、これは全体的にこの銘柄が売られている傾向にあることを示しています。
したがって、売りの傾向が強まると株価は下落する可能性があると言われています。
また、それぞれの移動平均線を比較すると、短期的には3月以降値上がりと値下がり幅が大きくなっていますが、長期的にはゆるやかな下落傾向にあることが分かります。
したがって、ローソク足と移動平均線は、現在の株価で銘柄を購入するべきなのかどうかを判断する材料として活用しましょう。
4-3.購入前に必見!③ポートフォリオ
これまでは特定の銘柄について、株価の動きを把握する方法をご説明してきました。
しかし、複数の銘柄の値動きを比較した上で「どの銘柄を買うか」決めるためには、ポートフォリオを活用することが重要です。
ポートフォリオを作成するとそれぞれの銘柄の値動きを一目で比較することができるので、非常に便利です。
ポートフォリオは保有している証券口座のマイページや、Yahoo!ファイナンスなどの株式情報を公開しているサイトで作成できます。
例えばYahoo!ファイナンスでは、以下のように複数銘柄の簡易チャートと株価を同時に比較することができます。
※2020年4月1日終値時点での作成例。
なぜなら、異なる業界の銘柄を比べて業界の動きを確認したり、同一業界の異なる銘柄の値動きに差があるかチェックしたりすることができるからです。
「どの銘柄を、いつ、どれだけ買えばよいのか」という問いに正解はありません。
5.【ステップ4】実際に株を購入
買う銘柄が決まったら、いよいよ実際に株を購入してみましょう。
「株を買う方法っていくつかあるみたいだし、ちょっと不安……」
という風に、気になる銘柄があっても尻込みしている方もいらっしゃるでしょう。
ここからは、初級者でも失敗しないか株の購入方法をご説明します。
5-1.基本的には現物取引で購入
株の買い方には「現物取引」と「信用取引」の2種類があります。
初めて株を買う方や、堅実に投資をしたい方は基本的に「現物取引」で株を購入するようにしましょう。
簡単に言うと、信用取引はいわば借金をして株式投資をする方法です。
基本的には現物取引で実績のある上級者が行うものなので、自信のない方は無理をせず現物取引から始めるのが得策と言えます。
例えばSBI証券では、以下のように表示されます。
右上にある「現物買」というボタンをクリックすると、次の画面に進みます。
5-2.指値注文か成行注文かを決定
実際に株を現物取引で購入するとなったら、注文方法を「指値」にするか「成行」にするか決める必要があります。
-
・指値注文……「この企業の株を◯◯円以下で買いたい」と値段を指定し、その値段になったら株を購入する方法
・成行注文……「この企業の株を×株買いたい」と株数のみを指定し、取引が成立する値段で株を購入する方法
成行注文はすぐに取引を成立させたい人には向いていますが、予想外の高値で成立してしまうリスクがあります。
したがって、基本的には指値注文がおすすめです。
実際に指値注文で楽天の株を買おうとすると、SBI証券の場合は以下のページに移ります。
-
(1)株数を指定する(基本は100株単位)
(2)「指値」をチェックし、希望の値段を入力
(3)期間を選択する(希望価格で取引成立するまで待てる期間)
真ん中の列にある「気配値」とは、買いたい人と売りたい人がそれぞれに希望している価格(=指値)です。
左側の「売気配株数」はそれぞれの気配値で売られるのを待っている株の数、右側の「買気配株数」も同じくそれぞれの気配値で買われるのを待っている株の数を表しています。
つまり、株は必ずしも希望価格で取引できるとは限らないのです。
だからこそ、大損しないためにも指値注文で自分の希望価格を設定することが重要になります。
購入後はポートフォリオなどで保有銘柄の値動きを確認し、売買益を狙えそうなタイミングで売りに出しましょう。
6.実際にさわってみよう!口座開設だけなら無料
「難しそうな用語やグラフばっかりで株を買うのってやっぱり難しそう……」
と不安を感じている方も多いのではないでしょうか?
お金の動くことですし、初めてのチャレンジであれば不安になってしまいますよね。
この記事では株の買い方をステップ別にご紹介してきましたが、説明を読んでいるだけではイメージしづらい部分もありますよね。
ネット証券会社なら、多くの場合無料で簡単に口座を作ることが可能です。
口座を作ったからといって強引な営業をされたり、信用情報に傷がついたりすることもありません。
まずは口座開設をしてみて、気になる銘柄の値動きを調べてみるだけでも面白いですよ。
複数の口座を作ってみて、その中から自分が使いやすい口座を選んで株を運用するというのも一つの手でしょう。
6-1.無料でカンタン口座開設!上級者にも選ばれるおすすめネット証券会社5選
そこで、ここからは株取引の上級者にも愛用されているおすすめのネット証券会社5社をご紹介します。
6-1-1.松井証券
松井証券は創業100年を超える老舗の証券会社で、少額投資の手数料が安いことで投資家の間でよく知られています。
-
・1日の約定金額が50万円以下であれば取引手数料が無料
・取引ツールやアプリの機能が豊富で使いやすい
・サポート体制が万全
・ギフト券プレゼントなどのキャンペーンが多い
取引金額 | 手数料(税抜) |
---|---|
50万円まで | 無料 |
100万円まで | 1,100円 |
200万円まで | 2,200円 |
※200万円以上は100万増えるごとに1,100円加算
松井証券のメリットは、なんといっても1日の約定金額が50万円以下であれば取引手数料が無料になることでしょう。
手数料は株式の売買をする上で避けられない出費ですが、松井証券ならコストを押さえて取引をすることができます。
1日に50万円以上の大きな金額をやり取りしない方には特におすすめの証券口座ですよ。
6-1-2.SBI証券
SBI証券は国内株式個人取引シェアNo.1です。。
-
・10万円までの取引手数料90円という格安設定
・取り扱い銘柄が豊富
・株主優待株も探しやすい
・Tポイントが貯まる、使える
特に初めて株を買う方にとっては、10万円までの取引手数料が90円という安価に設定されていることが嬉しいポイントですね。
【取引金額別・手数料の一覧】
取引金額 | 手数料(税抜) |
---|---|
5万円まで | 50円 |
10万円まで | 90円 |
20万円まで | 105円 |
50万円まで | 150円 |
100万円まで | 487円 |
150万円まで | 582円 |
3,000万円まで | 921円 |
3,000万円超 | 973円 |
※1回の取引ごとに手数料がかかるスタンダードプランの場合。
6-1-3.楽天証券…楽天ポイントで手数料が払える!楽天ユーザーにはおすすめ
各種の楽天系列のサービスを利用している方なら、楽天ポイントが使える楽天証券は必見です。
-
・楽天ポイントが貯まる・使える
・楽天他サービスと連携したポイントキャンペーン多数
・10万円までの取引手数料99円というお手頃な設定
・初心者向けの投資ガイド、セミナーが充実
楽天証券なら、普段のお買い物や旅行で貯まった楽天ポイントを株式購入や手数料の決済に利用することができます。
少額取引での取引手数料が安価に設定されているのも安心です。
【取引金額別・手数料の一覧】
約定代金 | 手数料 |
---|---|
5万円まで | 55円 |
10万円まで | 99円 |
20万円まで | 115円 |
50万円まで | 275円 |
100万円まで | 535円 |
150万円まで | 640円 |
3,000万円まで | 1,013円 |
3,000万円超 | 1,070円 |
※手数料超割コースの場合。
6-1-4.SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)
SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)は、少額取引でも高額取引でも手数料が格安に設定されているところが大きな強みです。
- ・少額取引でも高額取引でも最安値基準の手数料
・新規口座開設後、約2ヵ月間取引手数料が無料
・信用取引の手数料も完全無料
・無料の取引ツールが充実!初心者でも安心
SBIネオトレード証券なら、5万円以下の取引であれば手数料は50円しかかかりません。
高額取引の場合でも、他社と比較して最安値基準の手数料設定となっています。
また、期間限定でSBIネオトレード証券では、新規口座開設後の約2か月間(40営業日)取引手数料が無料になるキャンペーンも実施されています。
【取引金額別・手数料の一覧】
取引金額 | 手数料(税抜) |
---|---|
5万円以下 | 50円 |
10万円以下 | 80円 |
20万円以下 | 97円 |
50万円以下 | 180円 |
100万円以下 | 340円 |
150万円以下 | 440円 |
300万円以下 | 600円 |
300万円超 | 800円 |
※一律(つどつど)プランの場合
6-1-5.DMM株
DMM株はネット証券会社の中でもトップクラスの手数料の低さが魅力です。
-
・10万円以下の取引手数料が88円と業界最低基準
・口座開設後1カ月は取引手数料無料
・米国株も手数料0円で取引可能
・無料で利用できる取引ツールが充実
DMM株はSBI証券や楽天証券以上に手数料が低く設定されています。
また、取り扱い数はまだ決して多くはないものの、米国株も手数料0円で始めることができるのが魅力的です。
【取引金額別・手数料の一覧】
約定代金 | 手数料 |
---|---|
~5万円以下 | 50円 (税込55円) |
~10万円以下 | 80円 (税込88円) |
~20万円以下 | 97円 (税込106円) |
~50万円以下 | 180円 (税込198円) |
~100万円以下 | 340円 (税込374円) |
~150万円以下 | 400円 (税込440円) |
~300万円以下 | 600円 (税込660円) |
300万円超 | 800円 (税込880円) |
いきなり大金を注ぎ込んでデイトレーダー並みの運用を目指す必要はありません。
7.「今更聞けない……」株購入に関するよくある疑問
実際に株を買う前に解決しておきたい疑問をお持ちの方も多いでしょう。
こちらでは、今更人には聞きづらい株についてのよくある疑問を解決します!
- 疑問1 日経平均株価とTOPIXって何?
- 疑問2 IPO株ってどうやって買うの?
- 疑問3 海外株の買い方って国内株と同じ?
- 疑問4 企業の実力はどうやって判断するの?
疑問1 日経平均株価とTOPIXって何?
ニュースなどでよく目にする「日経平均株価」と「TOPIX」は株式投資をする上では重要な指標ですが、それぞれの違いをご存じでしょうか?
まず、「日経平均株価」とは日本を代表する225社の株価の平均値のことです。
単純な平均値ではなく、特別な計算方法が用いられています。
しかし、トヨタやNTT、ファーストリテイリングといった日本の代表的な企業の株価の動向が把握できる数値であることが分かっていれば問題ないでしょう。
また、「TOPIX」とは東証株価指数の略称で、東証一部上場企業すべてを対象にした指標です。
日経平均株価では1、2企業の値動きに大きな影響を受けますが、TOPIXは対象範囲が上場銘柄全てなので、全体の傾向を把握するのに向いています。
疑問2 IPO株ってどうやって買うの?
企業が初めて市場に公開する「IPO株」を買う場合も、難しい作業は必要ありません。
IPO株を購入するためには、大きく「申し込み」「抽選」「購入の意思決定」という3つの流れがあります。
例えばSBI証券の場合、「国内株式」の中に「IPO・PO」という項目が用意されています。
このページに飛ぶと現在申し込みを募集中のIPO株の一覧を見ることが出来ます。
その中から、自分が投資したいと思うIPO株を選んで抽選に申し込んでみましょう。
疑問3 海外株の買い方って国内株と同じ?
海外株を購入する場合も、国内株の購入方法と大きく異なることはありません。
リスク分散のため、国内株だけでなく海外株に挑戦したいという方もいらっしゃるでしょう。
海外株の買い方も基本的には国内株と同様、銘柄の動向を確認した上で「指値注文」や「成行注文」といった方法で株を購入します。
証券会社によって、どの国の銘柄をどれだけ扱っているかなど、取り扱い数は変わります。
海外株に強い代表的なネット証券会社は「マネックス証券」です。
ただし、マネックス証券は少額で取引した場合の手数料が他の証券会社に比較するとやや割高です。
取引手数料がお手頃で少額から始めやすい証券会社としては「SBI証券」「楽天証券」がおすすめと言えるでしょう。
疑問4 企業の実力はどうやって判断するの?
「株価やチャート以外に企業の実力を判断するものはないの?」
と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
ここからは少し応用編になりますが、投資家が企業の実績や現状を判断する際に用いる代表的な指標をご紹介します。
先ほど例に用いた「楽天」の例でご説明しましょう。
実は、株価の詳細画面の右下に「投資指標」という項目がありました。
左側に記載されている「予想PER」と「予想PBR」が企業の実力を判断する際に有効な指標となります。
一般的にPERは15倍~20倍程度の数値となり、それより高ければ投資家にとって割高な株、低ければ割安な株と言われています。
PERは株価と発行株式数を基準にした指標ですが、PBRは株価と企業の資産を基準にした指標です。
例えばPBRが1倍であれば株価と企業の資産価値が同じであると解釈することができます。
PBRが1倍未満であれば投資家にとって割安な銘柄だと言うことができるでしょう。
8.まとめ
株の買い方を「口座の開設」「資金の入金」「銘柄の検討」「実際の購入」という4ステップに分けて解説してきました。
特に重要なのはどの銘柄を購入するか比較・検討する段階です。
銘柄を検討する際は「株価」「チャート」「ポートフォリオ」をきちんと確認・活用して後悔しない株取引ができるようにしましょう。
また、購入銘柄が暴落するなどの万が一のことが起きてしまった場合でも困らないよう、初心者の方は10万円程度の少額から株を始めるのがおすすめです。
まずは5~10万円程度で取引した場合の手数料がお得なネット証券会社で口座を作ってみましょう。
- ・松井証券:1日の約定金額が50万円以下なら手数料が無料でお得!
- ・SBI証券:初級者~上級者も愛用!手数料格安で国内株式個人取引シェアNo.1
- ・楽天証券:楽天ポイントが貯まる・使える!手数料もお得で楽天ユーザーにはぴったり
- ・SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券):取引額にかかわらず最安値基準の手数料!今なら新規口座開設で2か月手数料0円
- ・DMM株:10万円以下の取引手数料が業界最低基準!少額取引から始めたいならおすすめ