PayPayカードを作るべき理由とは?他のカードとの違いを解説!

PayPayカードってどんな特徴があるクレジットカードなんだろう?
コード決済のPayPayと連携させるとお得って聞いたけど……作った方が良いのかな?

このようにPayPayカード(ペイペイカード)について気になっている方は多くいらっしゃるでしょう。

PayPayカードは年会費が永年無料で、最大1.5%(ゴールドカードの場合は最大2.0%)*1の高還元率を誇るお得なクレジットカードです。

ポイント特典が豊富で、セキュリティー対策もしっかりされています。

カードを利用するたびにPayPayポイントが貯まり、コストも一切かからないので非常に魅力的なカードといえるでしょう。

本記事ではPayPayカードの特徴や他のカードとの違いなどを徹底的に解説していきます。

【PayPayカードの特徴】
年会費 永年無料
ポイント基本還元率 最大1.5%(ゴールドカードの場合は最大2.0%)*1
申し込み資格 ・満18歳以上(高校生不可)
・本人や配偶者に安定的な収入がある
・国内在住
・SMS認証可能な携帯電話を持っている
*1 PayPayアプリへの登録および独自のポイントアップシステム「PayPayステップ」の条件を達成した場合
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1.PayPayカードの特徴

PayPayカードにはどんな機能があるのかな?

このようにPayPayカードの基本的な機能や特徴を知りたいという方もいらっしゃるでしょう。

お金のプロ
PayPayカードの特徴は以下のとおりです。

PayPaycard

年会費 永年無料
ポイントの基本還元率 最大1.5%(ゴールドカードの場合は最大2.0%)*1
貯まるポイント PayPayポイント
(1ポイント=1円)
貯めたポイントの利用方法 ・PayPay加盟店での支払い
・PayPayに加盟しているネットサービスでの支払い
・PayPay証券でのポイント運用
国際ブランド Visa
Mastercard
JCB
追加カード 家族カード
ETCカード
締め日 毎月末日
引き落とし日 毎月27日(27日が土・日・祝日の場合は翌営業日)
申し込み資格 ・満18歳以上(高校生不可)
・本人または配偶者に安定して継続的な収入がある
・国内在住
・SMS認証のできる携帯電話を持っている

PayPayカードは数あるクレジットカードのなかでもポイントの還元率が高く、年会費が一切かからないのが特徴です。

キャッシュレス決済アプリとして有名な「PayPay」と連携させることが可能で、PayPayで使えるPayPayポイントが貯まる仕組みになっています。

PayPayとは
現金ではなく、スマートフォンのアプリ内にチャージした電子マネーで支払いをするサービスです。PayPayの加盟店で利用できます。

ポイントは利用金額200円(税込)ごとに付与されます。

またPayPayカードは複数の関連サービスがあり、関連サービスを活用すると最大5.0%のポイントを獲得することも可能です。

お金のプロ
次の章ではPayPayカードの強みを他のクレジットカードと比較しながらご紹介していきますよ。

*1 PayPayアプリへの登録および独自のポイントアップシステム「PayPayステップ」の条件を達成した場合

2.PayPayカードを作るべき6つの理由

PayPayカードって他のクレジットカードよりお得なのかな?
コード決済のPayPayを利用しているんだけど、PayPayカードも作った方が良いの?

このように気になっている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

PayPayカードは他のカードに比べポイントが貯まりやすく、便利な機能が多数搭載されているクレジットカードです。

PayPayの関連サービスを上手に活用すれば、よりお得に利用できるでしょう。

クレジットカードを作るか迷っている方にはもちろん、特にPayPayの関連サービスを利用している方にもおすすめしたいカードといえます。

そこでこの章ではPayPayカードを作るべき理由を具体的にお伝えしていきます。

お金のプロ
以下の六つの理由について詳しく説明していきますよ。

【PayPayカードを作るべき6つの理由】

理由1 年会費永年無料

PayPayカードを作るべき理由としてまず挙げられるのはクレジットカードの年会費が永年無料であるということです。

一般的にクレジットカードを利用する際には年会費を支払う場合があります。

発行会社やクレジットカードの種類、グレードによっても異なりますが、クレジットカードの付帯サービスや機能が充実しているほど年会費は高くなる傾向にあります。

しかしPayPayカードは機能が充実していて特典が多いカードであるにもかかわらず、年会費が永年無料です。

コストをかけずにポイントを貯めたり付帯サービスを利用したりできるので、非常にお得で魅力的なカードといえるでしょう。

理由2 還元率が最大1.5%と高い

PayPayカードをおすすめする理由として、ポイントの還元率が最大1.5%(ゴールドカードの場合は最大2.0%)*1と高い点も挙げられます。

年会費無料のクレジットカードのポイントの基本還元率は0.5%である場合が多いので、1.0%を超えるカードは多くありません。

その点PayPayカードはコストをかけず、最大1.5%(ゴールドカードの場合は最大2.0%)*1のポイントが還元されるので大変お得です。

還元率が0.5%のカードを利用した場合よりも最大で3倍のポイントが貯まるので、大きな差があるといえますね。

PayPayカードご利用金額200円(税込)ごとにPayPayポイントを受け取ることができます

またショッピングサイトであるYahoo!ショッピングやLOHACOの利用で最大5.0%のPayPayポイントをもらうことができますよ。

ただしYahoo! JAPAN IDとLINEアカウントの連携した場合に限り、PayPayポイントが付与されるので注意しましょう。

お金のプロ
普段の買い物時に活用すればお得にポイントが貯まりますよ。

*1 PayPayアプリへの登録および独自のポイントアップシステム「PayPayステップ」の条件を達成した場合

理由3 PayPayとの連携利用でお得

キャッシュレス決済アプリであるPayPayと連携させることにより、便利かつお得にポイントが貯められる点も魅力の一つです。

PayPayアプリを介してPayPayカードを使用し、一定の条件を満たすとポイントの付与率が上がる「PayPayステップ」という制度が設けられています

PayPayステップの各条件は以下のとおりです。

【達成すると付与率が上がるPayPayステップの各条件】
※横にスクロールできます
達成条件 加算されるポイントの付与
対象の支払い方法で毎月200円以上の支払いを30回
かつ10万円以上決済する
PayPay決済利用時
+0.5%
公式サイトをもとに執筆者作成

条件を満たすことで、ポイントが加算されます。

お金のプロ
PayPayと紐づけておけば最大の還元率のポイントがもらえる上、カード自体を持ち歩く必要もないので便利ですよ。

理由4 スマホ決済やタッチ決済に対応

カード自体のタッチ決済が可能な点や、複数のスマホ決済と連携できる点も魅力といえるでしょう。

PayPayカードで利用できるタッチ決済とスマホ決済は以下のとおりです。

【PayPayカードで利用可能なタッチ決済、スマホ決済】
タッチ決済 ・Visaのタッチ決済
・Mastercardコンタクトレス
・JCBのタッチ決済(JCBコンタクトレス)
スマホ決済 PayPay・Apple Pay
・QUICPay
・QUICPay+

タッチ決済とは支払い時に本クレジットカードを専用の機器にかざすだけで、決済が完了するサービスです。

タッチ決済に非対応なカードの場合、サインや暗証番号の入力が必要で時間がかかることがあります。

その点PayPayカードはタッチ決済に対応しているのでスピーディーな決済が可能といえるでしょう。

そしてスマホ決済は、スマートフォンにあるアプリを使って支払いをする決済サービスです。

事前にスマホ決済アプリにクレジットカードを登録しておけば、カード自体を持ち歩かなくてもスマートフォンで支払いができるので便利だといえます。

なおPayPayカードの場合、PayPayのアプリと紐づけることで最大還元率のポイントをもらえるので、一石二鳥といえますね。

お金のプロ
どちらもその決済システムに対応している店舗であれば、利用することができますよ。

理由5 券面に番号の記載がなく安心

券面にクレジットカード番号が表記されていない点もPayPayカードをおすすめする理由の一つです。

クレジットカードには券面にクレジットカード番号や有効期限、セキュリティーコードが記載されている場合が多くあります。

しかし券面に情報が記載されていると、カードを利用する際に他の人に見られる可能性があるのです。

ネットショッピングなどのサービスは、クレジットカード情報を入力するだけで支払いができてしまう場合があるので、情報が知られることは危険だといえるでしょう。

PayPayカードはクレジットカード番号や有効期限、セキュリティーコードが記載されていない「ナンバーレスカード」の一つなので、安心して利用できます

メモ
クレジットカード番号や有効期限などの情報は全て、PayPayカードの公式サイトにある会員専用ページで確認することができます。

理由6 申し込み&審査が最短7分

申し込みが最短5分で、審査が最短2分で完了し、すぐに利用を開始できる点もPayPayカードの特長の一つです。

なお申し込みの際に銀行口座の登録を済ませておくと、審査通過後、すぐにクレジットカード番号や有効期限を確認できますよ。

お金のプロ
PayPayカードは迅速にクレジットカードを作りたい方にうってつけですね。

3.PayPayカードの注意点

PayPayカードを作るにあたって注意点はないのかな?

気をつけるべき点も把握した上でPayPayカードを利用したいという方もいらっしゃるでしょう。

PayPayカードを作成・利用する際には主に以下の注意点を押さえておくことをおすすめします。

【PayPayカードの注意点】
お金のプロ
この章ではPayPayカードを作成・利用する際の注意点を詳しく紹介します。

注意点1 申し込みはスマートフォンからのみ

PayPayカードを発行してもらう際にはスマートフォンからのみ、申し込みが可能である点に注意しましょう。

パソコンでPayPayカードの公式ページにアクセスした場合、スマートフォン専用の読み取りQRコードが表示されます。

そのQRコードをスマートフォンでスキャンすれば、申し込み手続きをするサイトに移動できます。

なおPayPayアプリをインストールしている方は、アプリ内でもPayPayカードを申し込むことができますよ。

注意点2 ETCカードは年会費がかかる

追加カードであるETCカードを発行してもらった場合に年会費が発生する点も押さえておきましょう。

PayPayカード会員は追加カードとしてETCカードの発行を申し込むことができます

発行手数料などはかかりませんが、毎年550円(税込)の年会費を支払う必要があります。

お金のプロ
なお年会費は基本的に発行した月の翌月(初年度のみ入会月の翌々月)に引き落とされます。

4.PayPayカードを作成する手順

PayPayカードってどうやって発行の手続きをするのかな?

このように発行する手順が気になっている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

PayPayカードは以下の順序で作成していきます。

【PayPayカードを作成する手順】
PayPayカードを作成する手順
【PayPayカードを作成する手順】
お金のプロ
本章ではPayPayカードを作る流れについて詳しく紹介していきますよ。

STEP1 申し込み

まずはスマートフォンを使用し、PayPayカードの専用ページで申し込みをします。

なお申し込みの際には先にYahoo! JAPAN IDを作成します。

既にYahoo! JAPAN IDを持っている方はログインし、氏名や生年月日、職業などの必要な情報を入力していきましょう。

希望のカードブランド、デザインなども選んだら、引き落とし用の銀行口座を登録します。

メモ
PayPayカードの発行は24時間いつでも申し込み可能ですが、21時30分から翌日の10時までの申し込みである場合には翌日の12時以降に審査が行われます。
お金のプロ
申し込みの手続きは最短7分で終わります。

STEP2 審査

申し込みが終わったら、PayPayカードを利用できるかどうかの審査が行われます。

審査は最短2分という驚異のスピードで完了しますよ。

審査を通過すればすぐにクレジットカード情報を確認することができます。

お金のプロ
申し込みから審査が完了するまでの時間は最短7分です。

STEP3 クレジットカード発行

審査に通過するとPayPayカードが発行されます。

発行されるPayPayカードPayPayアプリ上に表示される「バーチャルカード」とプラスチック製のクレジットカードの2種類があります

バーチャルカードとは
物理的にあるカードとは異なり、オンラインでカード情報が発行され、その情報を支払い時に利用して決済するサービスです。

PayPayカードのバーチャルカードは最短7分で発行され、インターネットショッピングサイトなどですぐに利用することができます

なおバーチャルカードはアプリ上での発行となるので、PayPayアプリをインストールしておきましょう。

プラスチック製のクレジットカードも申し込みから約1週間で手元に届きます。

5.PayPayカードについてよくある疑問

PayPayカードとYahoo!カードって何が違うんだろう?
PayPayカードでVポイントは貯められるの?

PayPayカードについてこのような疑問を抱いている方もいらっしゃるかもしれません。

そこでこの章ではPayPayカードの疑問について詳しく解説していきます。

疑問1 Yahoo!カードとの違いは?

2022年4月にYahoo!カードがPayPayカードに切り替わったことで、どういった点が変わったのか気になっている方もいらっしゃるでしょう。

そこでPayPayカードとYahoo!カードの異なる点を以下にまとめました。

【PayPayカードとYahoo!カードの異なる点】
PayPayカード Yahoo!カード
貯まるポイント PayPayポイント Tポイント(現在はVポイントに変更)
マイル還元率 マイルの交換不可 0.5%~
タッチ決済 対応 非対応
スマホ決済 PayPay・Apple Pay
・QUICPay
・QUICPay+
・QUICPay
カード情報 アプリで確認 カードの券面で確認
発行期間 約1週間
バーチャルカードは最短7分(申込5分、審査2分)
最短1週間

PayPayカードに切り替わったことにより、タッチ決済が可能になったり連携できるスマホ決済が増えたりと、より便利に利用できるようになっています

またPayPayカード券面にカード情報の記載がないので、セキュリティーが強化されたといえるでしょう

最短7分でバーチャルカードを発行できるようになった点も魅力ですね。

疑問2 Vポイント(旧Tポイント)は貯められる?

Yahoo!カードで貯まるポイントが「Tポイント(現在はVポイントに変更)」であったため、PayPayカードでも、Vポイント(旧Tポイント)を利用できると思っている方もいらっしゃるでしょう。

Vポイント(旧Tポイント)とは
CCCMKホールディングス株式会社が提供するサービスの共通ポイントで、加盟店での支払い時などに利用することができます。
お金のプロ
しかしPayPayカードではVポイント(旧Tポイント)の利用ができないので注意しましょう。

これまでYahoo!カードで貯めたTポイント(現在はVポイントに変更)を続けて利用するためには「モバイルVカード(旧名称:モバイルTカード)」の登録手続きを行う必要があります。

PayPayのアプリ内でモバイルVカード(旧名称:モバイルTカード)を登録すれば、Vポイント(旧Tポイント)を利用することができますよ。

お金のプロ
せっかく貯めたTポイント(現在はVポイントに変更)が失効しないよう、手続きをしましょう。

6.まとめ

PayPayカード年会費が永年無料で、ポイントの還元率が最大1.5%(ゴールドカードの場合は最大2.0%)*1と高いお得なクレジットカードです。

キャッシュレス決済サービスとして有名なPayPayとの連携利用でお得かつ、便利に利用できるのが特長です。

PayPayの関連サービスでは、条件を満たすとポイントの付与率が上がるPayPayステップという制度を活用すれば最大還元率のポイントを獲得できますよ。

またPayPayカードPayPay以外にもApple PayやQUICPay+などのスマホ決済にも対応しており、タッチ決済をすることもできます。

他にもPayPayカードの券面にはカード情報が記載されておらず、アプリで管理ができるのでセキュリティーが強化されているのも魅力といえますね。

家族カードやETCカードなどの追加カードを登録することも可能ですが、ETCカードは年会費がかかるので注意しましょう。

PayPayカードコストをかけずにポイントをお得に貯めたい方や、便利で安全なサービスを利用したい方、PayPayの関連サービスをよく利用する方に特におすすめのカードです。

お金のプロ
PayPayカードは24時間いつでもスマートフォンで申し込みができますよ。

【PayPayカードの特徴】
年会費 永年無料
ポイント還元率 最大1.5%(ゴールドカードの場合は最大2.0%)*1
申し込み資格 ・満18歳以上(高校生不可)
・本人や配偶者に安定的な収入がある
・国内在住
・SMS認証可能な携帯電話を持っている
*1 PayPayアプリへの登録および独自のポイントアップシステム「PayPayステップ」の条件を達成した場合